本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
少年ユヅルの優雅で怠惰な王国  響野夏菜
2015年03月23日 (月) 14:43 | 編集
少年ユヅルの優雅で怠惰な王国 (ビーズログ文庫)
(2014/10/14)
響野 夏菜

少年ユヅルの優雅で怠惰な王国 (ビーズログ文庫)

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少年ユヅルの優雅で怠惰な王国

響野 夏菜

姉弟二人きりで暮らすジュリはひたすら働いていた。それもこれも天使のような弟・ユヅルの願いを叶えるため、彼の王国を守ることこそが姉の幸福なのだ。今日も仕事を探し隣の酒場へ行けば、傭兵のハルトと予告状が届いた屋敷を警備することに。不可思議な連続窃盗事件らしく、頭を悩ませるジュリにユヅルは微笑んで一言―「ジュリって馬鹿なの?」天使か悪魔か、少年の華麗なる日常譚!
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コミカルでドタバタした安楽椅子探偵ものです。
贅沢な弟のために、一生懸命働くジュリ。剣士でもある彼女は、隣の『傭兵酒場』で仕事を貰い、それを弟に相談。馬鹿にされながらも事件解決への糸口をつかむというお話。
純然たる推理ものという堅苦しいものではなく、後半は謎の教団やら、黒髪の不思議な少年など、ファンタジーのような要素もあり。
ラブはなんとなくあるようで無い、薄口。
隣の食堂で働く傭兵ハルトにジュリはほのかに想いを寄せがらも、鈍感な彼女によって好意は親切に変換。ハルトも彼女を慕うが、弟ユヅルによって邪魔されるという少々不憫な構図があるが、その辺りがメインではない。
あくまで、弟。生意気なショッタものがお好きな方にオススメ。

あらすじ
「うわああああ〜〜。どうしようううう!」
突如叫んだジュリは、頭を抱えてしゃがみこんだ。どう考えても大赤字だ。
港町マトの下町に住むジュリは、弟と二人『お助け屋』という便利屋を亡くなった両親から引き継いだ。だたし最近、依頼人はサッパリ……。閑古鳥が鳴いている。
ジュリは、かわいらしい、けれど予想外に不機嫌な声に迎えられた。

「ジュリって馬鹿なの?出かけるなら、ぼくの身の回りは快適にしておく約束は?」

そう言われて、ジュリは気づいた。
彼女が出かけた時刻には陽射しで暖かだった部屋はすっかり冷えきって、表情も見分けられないほどだ。

「ごめんごめん、ごめんねっ」

6つ下の弟・ユヅルの要求した商品や年会費の支払いに困り、食費を削る事態を伝えると、ユヅルはまっとうな指摘をした。

「馬車馬のように働きなよ、ジュリ。もちろん、家のこともぼくの世話も完璧にね」


冒頭の経緯。
第一話 残酷な子守唄
『傭兵酒場』へ仕事をもらいに行くと、宝石屋のカイマンが”予告付きの盗難”にあっているという。この一月で4件の被害。関係者全員が、指定時刻に、後ろから一撃を受けて昏倒しているらしく…
犯人の狙いはなんなのか?悩むジュリに、ユヅルは「足りないのは、情報以外のなにか」だと言うが…

第二話 死後の楽園
  
第三話 永遠の少年
  
 
冒頭だけで、10回くらい蹴飛ばしたい気分にさせられる。とはいえ、話は悪くない。姉を心配しつつ事件に知恵を貸してしまうユヅルの気持ちがなんとなく透けて見えて楽しい。
ただ、私としては、弟の依存に唯々諾々と従う、過保護馬鹿なヒロインである姉ジュリがなんとなく好きになれず、辛かった。感情移入しにくいから余計に。
ユヅルの絵は可愛らしさに辛辣さがあって満足のだが、ジュリの絵も24歳傭兵ハルトの絵も、幼く見えてちょっと残念。
絵に文句を言ってもしかたないのだが、響野さんの作品は好きなだけに、好みの絵じゃないのがちょっとナ。
個人的な偏った感想でスマヌ。

響野 夏菜 読了一覧

B's LOG文庫 読了一覧
神抱く凪の姫 誓いの刻です、キレ神様 響野夏菜
2014年06月22日 (日) 17:19 | 編集
神抱く凪の姫 ~誓いの刻です、キレ神様~ (ビーズログ文庫)
(2014/02/15)
響野夏菜

神抱く凪の姫 ~誓いの刻です、キレ神様~ (ビーズログ文庫)

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神抱く凪の姫 
誓いの刻です、キレ神様 

響野夏菜

“神凪姫”の沙綾は、いつも通り渚に嵐嶺の封印を解いてもらおうとするも失敗!?大事な白光天の首飾りも砕けてしまった。落ち込む渚だったが、その後なぜか力が増し僧の役目に戻ることに。一方せつない気持ちの沙綾の元にヤファルがやってくる。彼の機転でキレ神様は無事再復活!しかし、様子がおかしい。嵐嶺はどうやら仇敵の存在を感じているようで…?封じ愛・和風絵巻、完結!
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響野さんの作品は、諸事情から見切りをつけるとぶっつりと終わるという恐ろしい傾向がある。もっと続くのを期待したとはいえ、とりあえず完結したのは嬉しい。
白光天の首飾が砕けて、渚が暴走をはじめるラスト巻です。
キレ神様の宿敵との対決の展開は予想はしていたとおりで、まとまっていて話は面白かった。とはいえ、渚を分析するような、かなり回りくどい言い回しが多く、展開が遅くて少々つらかった。
肝心の沙綾とキレ神様の恋愛に関して、期待したような甘い展開はなく、神と“神凪姫”との禁断的なロマンスの切なさを求めてしまったために、私の期待とおおきくハズレてしまった。

あらすじ
大掛かりな結界や読経はいらない。嵐嶺の解放するには、渚が沙綾の肩をたたけばいいのだ。こんなふうに。

トン

……ところが。
いくら待っても嵐嶺は現れなかった。そして、沙綾が渚にあずけた首飾りが砕けて床に転がった   


突然力を発揮しはじめた渚は、見習い僧から二階級特進して活躍しはじめる。誇らしげに正義を振りかざす彼に、沙綾の言葉は届かず…
ラスト巻なので、あらすじは少なめ。
渚の中にいる九曜との対決の展開です。
ヤファル好きだった。お目々ぐるぐるの沙綾も可愛い。P70
絵が可愛いところもあって結構気に入っていたのに、もう少し書いて欲しかったナ。
次回作楽しみにしています。

PS、響野様。携帯ゲームは捨ててください。

響野 夏菜 読了一覧

B's LOG文庫 読了一覧
神抱く凪の姫 耐えてください、キレ神様 響野夏菜
2014年01月22日 (水) 13:42 | 編集
神抱く凪の姫 ~耐えてください、キレ神様~ (ビーズログ文庫)
(2013/09/14)
響野夏菜

神抱く凪の姫 ~耐えてください、キレ神様~ (ビーズログ文庫)

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神抱く凪の姫 
耐えてください、キレ神様 

響野夏菜

“神凪姫”の沙綾と黒牙神・嵐嶺。封じ・封じられの関係の二人はなぜか解け癖のついた封印のおかげで、月に一度の逢瀬を楽しむように。そこに銀髪の青年が乱入し、嵐嶺へ発砲!ヤファルと名乗る彼は悪魔を追い八洲国に来たらしいのだが、嵐嶺も祓うと宣言!腹黒帝公認で何度も邪魔をされ…沙綾はしょんぼり、キレ神様はマジギレ寸前!?封じ愛・和風絵巻、愛と忍耐が試される第二弾!!
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黒牙神・嵐嶺を身体に封じる“神凪姫”の沙綾。
月に一度の逢瀬の邪魔をするのは、新キャラの神父風の男。
悪魔を追って、外つ国から来たヤファルにからまれながら、呪われた二の姫を助けるが、呪いをかけていたのは…というお話。

まったりしながらも鋭いボケをかます沙綾と、短気なキレ神様・嵐嶺との掛け合いのテンポに乗れると楽しい。
嵐嶺との関係は淡くいい雰囲気だが、ラブは期待できず。多少なりとも話に区切りがるかと思いきや、事件解決までのドタバタで終わる。
ビーズログ文庫らしいノリのギャグ連発と、ヤンキーのような当て字の造語は、人によって感想が違うだろうな…微妙だ。

あらすじ
月に一度、三日間のみの逢瀬。そこに現れたのは外つ国の男。冷ややかで、かつ憎しみのこもった目を嵐嶺に向けるとやおら隠し持っているものを引き抜いた。
銀色の  からくり?
轟音が三度響き、筒状の先端から力の塊が嵐嶺へ向って奇跡を描いた!

嵐嶺は無傷でそこにいた。
「ご無事ですか」
「ふん。誰に聞いているんだ痴れ者め。我は神だそ」
「もちろんわたしのダメ神様ですけれど、開いた口がふさがらないふいうちでしたから」
「おい。おまえ、いまさらっと暴言吐きやがっただろう?」
「まぁ地獄耳」ー以下割愛ー

ヤファルと名乗る青年は、悪魔を追ってこの国に来たと言う。
沙綾の力を魔女の所業だというヤファル。
『マジよ?本気(マジ)の所業とはいかなる意味か?』


冒頭の出会いと経緯と、ノリつっこみの雰囲気。
前半は、ワイワイ掛け合いしながらの展開。デートは楽しそうだ。中盤、二の姫の黒い霧を祓ったが、ヤファルが沙綾と嵐嶺の前に運び込まれた。悪魔の残滓を使った余波を受けたヤファル。彼の追う悪魔<愛死す>とは?

帝も兄・空也も沙綾ラブすぎだ。さらにヤファルも加わって、キレ神は今後もキレそうだな。そんな風に続刊期待させて、面白いシリーズになりそうなのに、ぶっつり切ってしまう響野夏菜様の思い切りの良さは、読者泣かせ。
次巻で完結。

響野 夏菜 読了一覧

B's LOG文庫 読了一覧
神抱く凪の姫  キレ神様、お目覚めにございます 響野夏菜
2013年10月02日 (水) 13:58 | 編集
神抱く凪の姫 ~キレ神様、お目覚めにございます~ (ビーズログ文庫)
(2013/05/15)
響野夏菜

神抱く凪の姫 ~キレ神様、お目覚めにございます~ (ビーズログ文庫)

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神抱く凪の姫  
キレ神様、お目覚めにございます 

響野夏菜

あまたの神が住まう八洲国。“神凪姫”の沙綾は、禍つ神をその身に抱き、微睡らせる役目ゆえにツライ・ダルい・身体が重いの毎日。しかし封印が解け、黒牙神・嵐嶺が復活!高笑いする嵐嶺…の前で、身体が軽い自分に大喜びの沙綾。青筋を浮かべる神に、すいません、登場からもう一度どうぞ―って本当に出直すんですか!?人間くさいキレ神様とのんびり姫巫女の、封じ愛・和風絵巻登場。
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黒牙神を封じているために、産まれてから日々ツライ・ダルい・身体が重いの毎日を送る“神凪姫”の沙綾。
キレ神様は、封印が解けると沙綾の命を奪うと豪語するが、身体が軽いことに大喜びの沙綾は、空気がよめない…?

響野夏菜さんの本だと、楽しみにしていたのですが、どうもノレなかったナ。キャラの勢いについていけなかった。とぼけた会話でするりと躱して、飄々としているようで、鋭い指摘をする沙綾のキャラは面白かったのだが、もう一歩キュンな部分が欲しかった。

あらすじ
「ははははは!我が身の不運を嘆くがよい!そこの小娘。まずお前を血祭りにあげてやる。」

「軽いです!身体が、軽い軽い軽い!やりました!きゃっほー!」

なによりも京人が恐れた、黒牙神・嵐嶺がよみがえったが、禍つ神をその身に抱き、辛い日々を送ってきた“神凪姫”の沙綾は、封印が解け気分爽快。
せめて今日だけ、と命ごいをした。身体の軽い喜びで長々と喋る沙綾に、キレる神。
“神凪姫”であるために叶わない日常生活のささやかな憧れを書き留めた<夢の書>を嵐嶺に見られてしまった。
無念かと、高笑いする嵐嶺を前に、腹の虫が鳴る。
苦手な薄粥…、せめて菓子…

「そうねぇ、いま、『死ね!』などと言われても、黒牙神様が気に入るようなやりとりをできる自信はないかもしれないわね」

と、のらりくらりと躱す沙綾。三百年前、嵐嶺に何があったのか?本当に彼は従兄帝を呪ったのか?
妹を守ろうと必至な兄の空也。見習い層で沙綾の従者の渚、なぜ嵐嶺は彼女の命をとらないのか?


というわけで中盤は、復活が未完な嵐嶺と、善行を施し彼の力を削ごうと頑張る沙綾。嵐嶺を封じた九曜と、「九曜を祟り殺すのが我のよすがだ」と言う嵐嶺…
彼を浄化するということは、存在そのものを消すことになってしまうことを帝に指摘される。
浄化をしろという嵐嶺に、沙綾の決断は?
のラストへの展開でス。

大きな対決の場面で、肩すかし的な話だったので、かなり拍子抜けしてしまい、その後のラストのふたりの関係も、今ひとつ物足りなかったのだが、続刊に期待したい。
ところで、響野夏菜さんは、気分がのらないからか、編集が諸事情で止めるからか、いつも続刊があるようで出なかったりするので、今回は続きますようにッ!
なりすましの呪言師の行方や、首飾りのことなど、続刊へ

わたしも、毎日ダル重〜

響野 夏菜 読了一覧

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2013/09/14 ¥ 609
姫さま、恋愛禁止です!  旦那さまと呪いのウサ耳 響野夏菜
2012年01月30日 (月) 15:07 | 編集
姫さま、恋愛禁止です! -旦那さまと呪いのウサ耳- (ビーズログ文庫)姫さま、恋愛禁止です! -旦那さまと呪いのウサ耳- (ビーズログ文庫)
(2011/11/15)
響野夏菜

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姫さま、恋愛禁止です!  
旦那さまと呪いのウサ耳 

響野夏菜

いちゃいちゃを禁止された“ワケあり”夫婦のアリーとリオハルト。ある日、お目付役のラディムの目を盗み二人だけの甘い時間を過ごしていると、不思議な仮面(ウサ耳つき)を発見。悪ふざけでつけてみたリオハルトだったが…と、取れないッ。なんとそれは死を招く呪いの仮面だった。しかも、しゃべりだした仮面はかなり柄が悪い。どうやらその『声』には秘密がありそうで?超ラブコメ第2弾。
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今回も笑わせてもらいました。
呪いの仮面を後ろ前に被ったために、ウサ耳になってしまったリオハルト様に萌え(P115の絵よネ!見たら赤面ネ!)。その仮面を被ると心の声がだだ漏れで、彼の悶々とした苦悩に、吹クッ
死ぬまで6ヶ月!リオハルトの兄、ロディウスの登場!で緊迫感あり胸キュンありなのに、このユルい感じが楽しかった。
仮面が外れるまでのドタバタを楽しむ話です。
最初とラストの問答の落ちで上手くすとんと落ちた当たり、二人には当てられながらも、気分はスッキリでした。

あらすじ
イチャイチャと楽しそうな二人(甘さにあてられる毒者 読者)
面白半分で被った狗の仮面が取れなくなった!後頭部にかぶったのだから、トラガリに髪の毛を刈ってしまえ!との案が出たとたんに、仮面は恐ろしい声で叫んだ!
仮面の声を一時的に封じたラディム。
しかし、仮面の手がかりに、『死の顎』というアリーの宣託と同じ言葉が浮上、そして、前に仮面を付けた船員は半年で死んだ…
仮面を外す手がかりは、東方会所に居る人物が握っているらしいが、クレールの国内に行かなければならず、リオハルトの兄、ロディウスを通さなければならなくなった…
しかし、ロディウスはのらりくらりと、躱し、こちらを伺う…
リオハルトの過去を知る、令嬢フローリアの登場に気持ちの乱れるアリー、彼を過去に愛した人物とは?
声を封印をした反動で…

リオハルト様、野蛮人に変身でス
しんぼうたまらんっておしゃってまス
脳内ダダ漏れは、可哀想すぎで、不憫ながらも、笑ってしまった。
しかし、今回の一番の不憫な人は、ラディム、剥かれちゃったネ…ップ
彼の相思相愛だと思っていた人物の名前が上がり、今後の展開にも一枚かんでくるのかと、ワクワク<黒ッ
まだ見ぬもう一人の兄も含めて、きな臭い雰囲気に続刊気になりながらも、面倒くさいから早く結ばれちゃえよ!と、イチャイチャにあてられた毒者 読者の嫉妬含みの声漏れ。

ぬぁ〜〜、続刊なかった〜〜!嘆っ

-----忘備録-----
フローリア クレール令嬢
妹 レナータ
ガンルゥ老師 東方会所

響野 夏菜 読了一覧

B's LOG文庫 読了一覧
姫さま、恋愛禁止です! 花婿はお馬の王子  響野 夏菜
2011年08月31日 (水) 15:56 | 編集
姫さま、恋愛禁止です! -花婿はお馬の王子- (B\'s-LOG文庫)姫さま、恋愛禁止です! -花婿はお馬の王子- (B\'s-LOG文庫)
(2011/07/15)
響野 夏菜

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姫さま、恋愛禁止です! 花婿はお馬の王子 

響野 夏菜

「好きな人と結ばれると死ぬ」という託宣を受けた王女アリーと、呪いで首から上が馬になった隣国の王子リオハルト。「愛のない結婚」をするはずだったワケありの二人は、出会った瞬間、恋に落ちてしまった!!死ぬのは怖い。だけど一緒になりたいと覚悟したアリー。結婚式を終え、あとは運命の時を待つだけ…と思っていたら、なぜかリオハルトの呪いは解け、アリーも無事!?もしかして「結ばれる」の意味って“アレ"のこと!?にやにや必至!いちゃいちゃ禁止夫婦が贈る、超ラブコメ登場。
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お笑い系は得意ですナ
さすがです。
読み始め10ページで笑いすぎて、腹筋痛くなりました。
章が変るたびの、タイトルにも、吹き出しました。
呪いの掛かった、お馬の王子。
P26の下手な馬王子の絵で、笑い死にそうになった。
女神の娘の恋歌』は暗い話だったので、反動でしょうか?
声で惚れるって、アリだよネ。その気持ち解る♡

馬の呪いは早々に解けてくれます。よかった、下手な馬の絵のままだったら、こっちが呪われると思ったヨ。
しかし、王女アリーは「好きな人と結ばれると死ぬ」という宣託を受けたままなので、イチャイチャ禁止の新婚カップルの出来上がりです。
この二人のイチャイチャの仕方が半端なく、”手の爪を撫でるのは、キスの代わりの『秘密のしぐさ』”だの、思わず赤面もののイチャツキと、血管切れそうになって止めに入るラディムが楽しすぎます。
少し、S入った王子リオハルトの言葉攻めと、いちいち顔が真っ赤になるアリーに、二ヤ転げ回ってください。

「ずっと、こんなふうにいられたらいいね。…死が二人を別つまで」

結ばれたら死ぬ運命にあるアリー
幸せな午後、突然、毒に倒れる…
姉のような侍女のレヴィーナが、毒を盛った犯人として塔に幽閉されるが、何もできない自分にいらだち、一人抜け出そうとする。しかし、ラディムはそんな彼女を止め、お説教をしてもらおうと、リオハルトのもとを訪ねるが、いつもとは、違ったリオハルトで…

「全部の塔に上ってみて、ここがいちばん絶景だったから」
金色に波打つ小麦の穂…何気ないトゥループの風景をそんな風に愛しそうに語る彼。
ほにゃらら王子かと思いきや、意外な一面をかいま見せるリオハルト。彼の故郷や、育ち方はアリーとはかけ離れていた…

彼女を手放せないまでに愛してしまったリオハルトの震える声が、ただの色ボケ王子ではなく良い男に見せてくれました。
ラディム、当初僧侶の彼は品行方正だと思っていたのですが、どんどん変なキャラになってくれます。最後はかなり口調が砕けて、性格が破綻していて、いいキャラです。
どいつも、毒舌全開で、鳥籠の王女だけでなくこちらでも、毒舌戦争が繰り広げられそうで、楽しみです。

-------忘備録------
アリー(アールトフィエンナ) トゥループ王女
王子リオハルト アリーの夫 クレール国第四王子

ラディム   僧侶 教育係 じい
レヴィーナ  前侍女 ラール商会の若奥様
セーケル   リオハルト側近
ロディウス  クレール国第三王子 リオハルト兄

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