本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
皇子殿下は画策中につき!  甲斐田紫乃
2014年05月05日 (月) 12:01 | 編集
皇子殿下は画策中につき! (ビーズログ文庫)
(2013/12/14)
甲斐田紫乃

皇子殿下は画策中につき! (ビーズログ文庫)

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皇子殿下は画策中につき!  

甲斐田紫乃

偽ダイヤ事件を通し、腹の中真っ黒皇子・ヴィルベルトに少しだけ優しさを感じた胃痛持ちの苦労性姫・グリゼルダ。ある日彼が「姉が私の名を騙った詐欺にあった」と言ってきた!その詐欺の名目は…グリゼルダとの手切れ金!?何やら試されているような気もしつつ、捜査への協力を頼まれ(=脅され)帝国へ。そこでとある人物が浮かび上がるが―!?胃がキリキリの駆け引き、続編登場!
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一巻は腹黒皇子と胃弱姫との攻防という雰囲気で面白かったのだが、ぐっとくるものがなかったナ。ヴィルベルトにからかわれて、可愛らしい苦労性グリゼルダとの雰囲気は好きなのだが、二人の恋愛は薄い。
壮大な国家間の陰謀が絡むであろう今後を匂わせつつ、ギャグ絵の似合うであろう、こじんまりとした事件簿。
胃弱姫にもどれだけプレッシャーがかかるのか、期待していたのだが、あんまり困ってないナ。元気じゃないカ(感想が黒くなった)

あらすじ
『ヴィルベルトへ。貸した金を返せ、一億マルカだ。  Uより』

ミトラス帝国は北の大国イガルクに抗するため、グリゼルダの弟が治めるエルヴェティア王国との同盟が不可欠。隣接する領地を治める皇帝候補の公爵ヴィルベルトは、突然グリゼルダを訪問し、厄介な問題を持ち込んだ。
彼の姉・ウルリケがヴィルベルトの名を騙った詐欺にあったが、姉は理解できない。姉との間の緩衝剤になってもらい、事件を調べるのを手伝って欲しいと脅迫する頼む。

「それでは王女殿下、今回の一件、お手伝い願えますか?」

念を押すように言うと、彼は無言で、さらに口の端を吊りあげる。
グリゼルダの痛みは、ついに極致に達した。

「あ、あだだだだだ!」


冒頭経緯。前半、姉との出会い。犯人に出てきてもらう罠をはると、彼は画策する。
公爵の『宿敵』皇帝候補のエリオールは、赤子のような笑みを浮かべた儚げな印象の男。執事のフロリアンは主を心酔しているが…

というわけで、後半は、エリオールを含めての事件の顛末
プレッシャーな鬼ロマは大好きなのだが、まったく方向性の違うヒロインの色気のない胃痛に、トホホ。
ビーズログ文庫なので、かなり会話が多いのは覚悟しているのだが、惚け者を装うエリオールの会話文が空回りしてしまって、残念感が漂う。もったいない。
ヴィルベルトも老獪だが、カッコいいと感じるよりも微妙。
つまり、どの男も、ボケキャラ…大丈夫か?
胃弱姫には幸せになて欲しいのだが、続刊あるのだろうか?

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王女殿下は心配性につき!  甲斐田紫乃
2013年11月21日 (木) 15:03 | 編集
王女殿下は心配性につき! (ビーズログ文庫)
(2013/08/12)
甲斐田紫乃

王女殿下は心配性につき! (ビーズログ文庫)

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王女殿下は心配性につき!/甲斐田紫乃


王女殿下は心配性につき!  

甲斐田紫乃

今日もしくしく痛む胃を押さえ、国のためにあくせく働く王女殿下―そんなグリゼルダのもとに、隣の大国・ミトラス帝国の次期皇帝候補でもあるラドラー公ヴィルベルトから、緊急の手紙(という名の脅迫状)が!そこで告げられたのは、グリゼルダが管理する鉱山のダイヤがニセモノだったということ。捕食者の笑みを浮かべるヴィルベルトとの、胃がキリキリの駆け引きがはじまり―!?
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ダイアモンドの産出国の弱小国エルヴェティアの王女・グリゼルダ。彼女の国の自治を認める隣の大国・ミトラス帝国の次期皇帝候補ラドラー公ヴィルベルトは、彼女の国と隣接する公領の主であり、今回の胃痛の原因。
突然の呼び出しに、胃痛を抱えながら向う彼女は、取引のダイアモンドが偽物だと告げられ、真相を究明するというお話。
心配性で、胃痛持ちの姫君というなんともいえない不憫さの漂う設定のお話だが、いつもの癖のある笑いが今回はかなり控えめで、話としてはシリアスな正統派国政ものだった。
小国としてどう立ち振る舞うか、必至に考えを廻らせる案外キモの座ったお嬢様の行動は、応援したくなる。
ラブ展開は今回は見られず、隣国として、文字通り身を削る関係が今後どうなるのか、気になる。

あらすじ
「し、鎮まれ……鎮まれ、私の胃……!」

ミトラス帝国の公爵からの突然の呼び出しに、修道騎士サイモン・モルフォントと、その弟アンドレアを同行した王女殿下グリゼルダ。ダイアの原産国であるという収益以外、特に収入の無い小国であり、最近はダイアを大量に産出している南の国・アアンシーに市場を奪われてしまう対策を講じなければならない。そのうえ、今回の急な呼び出し。グリゼルダは胃痛に耐えていた。
腰まで届く長い黒髪の貴公子には、大国の皇子としての気高さや威厳と共に、深い慈しみすら感じられた。
しかし、彼の子供じみた振る舞いは、油断を誘うため。それを見抜けないものが、彼を単に「一風変わった」名君と評するのだ。そう思うと、胃がピリピリ痛みだした。
単刀直入に、偽物のダイアをつかまされた話をし、可急的すみやかに下手人を捕らえるべきだと助言する。

「さもないと、あなたは大切なものを喪うことになるかもしれない」


姫様を見守る修道騎士サイモンと、もう少ししつけの必要な弟アンドレアとの掛け合いは可愛い。そんな忠実な二人に囲まれる苦労性のグリゼルダ。
そこに、公爵自身が現れ、ヴィルとして捜査を見守ると言い出した。しかし、捕らえた商人のダラマンが殺され…
公爵の狙いは何か…? 彼は技術提供を求めてきたが…

北の南下政策やら、ダイアの売買価格に関するカルテルやら、彼らの駆け引きの内容は若干小難しいが、話は難しくないので、頑張って彼女の胃痛を理解してくれたまえ。
鬼な彼と、胃痛をかかえながらも胆の据わった彼女との駆け引きは読みごたえありでした。
モルデカイ、おかっぱだ。おかっぱ萌えな私としては、彼の冷静で非情で高飛車な態度はポイント高い。
で、『胃痛警報』の続刊待ってます。


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兎月恋絵巻 悪縁は円満な刻にやってくる 甲斐田 紫乃
2013年06月21日 (金) 17:34 | 編集
兎月恋絵巻 -悪縁は円満な刻にやってくる- (ビーズログ文庫)
(2013/01/15)
甲斐田 紫乃

兎月恋絵巻 -悪縁は円満な刻にやってくる- (ビーズログ文庫)

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兎月恋絵巻 
悪縁は円満な刻にやってくる 

甲斐田 紫乃

様々な困難を乗り越えた清子と稀國は、誤解も解けて両想いに。縁結びの神様・伝月も「最高の良縁」である二人を結んだことで、力を取り戻した―が。ある日、「おヌシらの縁を切りに来た」と、伝月そっくりの縁切りの神様・断月が現れた!!しかも「この縁は“死"に繋がる」と不気味な忠告まで…!もちろん“縁切り"は拒否した清子だが、それ以来、稀國が屋敷を訪れなくなって―。
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前巻のスピンオフ。2巻までのお話。
コミカルな縁結びの神様・伝月によって、両思いになった清子と稀國。はずかしげもない歌にどぎまぎし、嬉しく思いながらも、返歌ができない清子。そんなぎこちない関係の二人の前に現れたのは、“縁切り"の神様・断月。
しかし、彼は敵ではないらしいが、二人の縁の先には死が待ち受けていると言い出した…
春霞の君、再び。
在原稀国は、もともと極端な性格だと思ったが、なるほどの巻。前巻ほどの勢いとはいかないが、両思いの二人のやりとりは、恥ずかしいくらい痒くて楽しかった。

あらすじ
弓を射る『黄昏の君』を稀國だと知った清子。
凛々しい姿にほれぼれし、彼からの歌に柱に頭をぶつける日々。
伝月のおせっかいで、彼女の邸にかたたがえに来た稀國。
甘い雰囲気の二人の前に突然現れたのは、鋏を持った伝月そっくりの男
“縁切り"の神様・断月
悪い恋人、病気、様々な悪縁を切るという断月は、いずれ二人の仲は悪縁に転じてしまうと、二人に鋏を向ける。
苦しむ前に切ってやろうと言い、救いたいだけなのだと言う。

「断る。いくらあなたが神で、運命が見えていたとしても……俺と寝の子の君との縁を切られるなど、到底認められない」

青海波を舞う彼を見に行った清子だが、星影の宮が親しげに御簾の向こうから明るく声をかけてきた。手をとって信用してみてくれという…
しかし、手をとったとたん引き寄せられ、もがこうとした直前、稀國に見られてしまった…
優しい光を宿していた双眸には、ぎらぎらした敵意が満ちている。
宮として兄弟の二人は仲が悪いようだ。だからと言って何を言えばいいのだろう…
彼は、抱きすくめた。清子を離すまいとする強さで…。
痛がった彼女から、身を引きはがした彼は、消えて行く。
彼女の伸ばした手は、温かい手に握られることもなく、冷たい空気を掻いた。


という前半の展開。春霞の君にそそのかされて、清子にちょっかいをかけた星影の宮。しかし、物の怪に取り憑かれている宮を助けることになる…
伝月もお手上げの、稀國の行方は?

春霞の君の妄執との戦いと、稀國の過去への怯えです。
もう少し、彼の人物像が見えるような、過去のエピソードも交えてくれると良かったナとは思った。
話を広げすぎないでまとめようとした所で、ちょっとこじんまりした雰囲気になってしまったが、二人の熱々っぷりで、フォロー。
おまけのSSありです。
現代の神社で、うだうだ言う伝月と、携帯ゲームしている断月とアロハシャツにコンビニの袋を下げた孤独丸に笑った。

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兎月恋絵巻 良縁は余計な刻にやってくる 甲斐田紫乃
2012年12月14日 (金) 16:58 | 編集
兎月恋絵巻 -良縁は余計な刻にやってくる- (ビーズログ文庫)
(2012/09/15)
甲斐田紫乃

兎月恋絵巻 -良縁は余計な刻にやってくる- (ビーズログ文庫)

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兎月恋絵巻  
良縁は余計な刻にやってくる 

甲斐田紫乃

道明寺家の娘・清子は、無愛想で皮肉屋な美青年・在原稀国が大の苦手!そんな彼女の前に“縁”を操るという胡散くさい神様・伝月が現れた!と思ったら、イキナリ清子の「縁結ばれ」を発動!あげくに「最良の伴侶は、在原稀国じゃな」―って冗談でしょ!?だが“縁”は動き始め、行く先々には必ず稀国の姿が!!こうなったら、自力で“縁”を絶ち切ってやる!と、息巻く清子だが!?
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あハハ、面白かった。くだらない。
だが、そのくだらない発想は素敵だ
直球な感想でまとめてみました。妄想日記を読まれて恥ずかしくて悶死、柱に頭をぶつけるヒロインに感情移入は難しいですが、アハハハそりゃ、社会的に恥ずかしいノゥと、伝月と一緒に俯瞰で眺め いじくるのが楽しい平安物 怪ロマンスものです。ストリーにひねりがあったりという訳ではありませんが、分かりやすくテンポよく乙女の壺を突いた話。
でも、縁は切っ掛けにすぎない。決めるのは自分だという教訓もあったりして、伝月侮れんナ
憧れの『黄昏の君』を主人公に作った物語を読まれてしまった清子。不意に現れてはバカにしていく美青年・在原稀国に怒りまくりの彼女と、妙な縁結びの神様 伝月のおせっかいが楽しい話。
おとぼけな彼のオチにクスッと楽しい気分にさせてくれまス。彼のキャラは今ひとつ見えてこなかった一巻ですが、続刊もありで、楽しみにしておりまス
孤独丸のすばらしいネガティブっぷりと、高圧的な伝月の有無を言わせない会話に笑う。

あらすじ
あれは3年前の秋。父の主催する宴で自作の物語の巻物を読まれてしまった道明寺家の娘・清子。美しい公達の在原稀国に会うたびに、馬鹿にされ続け、引きこもり、今はゴロゴロと『寝子の姫』と渾名まである。
今日も、賀茂の祭りの見物には行かなかった。在原稀国の言葉を思い出しては、吠える彼女。
なのに、何故 在原稀国が現れるのか…

「祭りに行かずに、まっているのだな?」

「黄昏の君を。そうだろ  清子姫」

(ああああもう、また思い出させないでよ!!あんなの昔の、ちょっとした過ちだっていうのにぃい!!)
わざわざ家に皮肉をいいに来たわけ? 怒りの発作を起こすか彼女の目の前に傷ついた兎が不意に現れた。怪我を手当したその夜、神様だと言う伝月が善行の報いに縁結びをしてあげると現れた。良縁の相手は在原稀国!嫌がる彼女の原因を、神力で探る伝月
耐えられない!死ぬ!頭が恥辱で爆発すると言う彼女

「安心せい。まあ万一これをばら撒かれたりしたら、あれじゃ…ある意味死ぬがな。社会的な意味で」

夕べのことは夢かと思った清子だったが、伝月は因幡と名乗り、侍女になって現れた…
黄昏の君となら縁結びを了解した清子
衰えたとはいえ『縁結びの神』は切っ掛けを与えることはできるという伝月の力を見せつけられた…

後半は、右大臣の姫『春霞の君』から屋敷への招待と、ばったり会う在原稀国。帰りがけに物の怪に襲われる清子と、彼女を助けた黄昏の君…?
縁結びをすることで力を取り戻すという伝月。都を跋扈する謎の妖怪を操る人物とは?です。
在原稀国に助けられたりで、ちょっとトキメいてみたり、なのに 突然さよならを言う爽やか青年にキュンとくる設計。
オイオイ、在原稀国ボケ過ぎだろう!と突っ込みながら、純真な彼に惚れる。そのまま、純真っぷりを続けてくれ。
全員、思いつきと思い込みの激しいキャラで、それぞれ暴走で楽しい。
くだらない会話文が多いが、たまにいいことを言う伝月がグっと締めてくれて、『春霞の君』の醜悪さでストーリーが軽くならずにすんでいた。
続刊は、伝月に似た縁切りの神様の登場!?
ってことで、大変楽しみにしておりまス。

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兎月恋絵巻 -悪縁は円満な刻にやってくる- (ビーズログ文庫)
(2013/01/15)
甲斐田 紫乃

兎月恋絵巻 -悪縁は円満な刻にやってくる- (ビーズログ文庫)
大魔王は笑わない!! おやすみなさい、騎士サマ 甲斐田紫乃
2012年07月12日 (木) 16:44 | 編集
大魔王は笑わない!! ~おやすみなさい、騎士サマ~ (ビーズログ文庫)大魔王は笑わない!! ~おやすみなさい、騎士サマ~ (ビーズログ文庫)
(2012/04/14)
甲斐田紫乃

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大魔王は笑わない!! 
おやすみなさい、騎士サマ 

甲斐田紫乃

お互いを意識しはじめたベルナ(弱気な魔王)とバスティアン王子(強気な聖女)。気持ちを打ち明けられずギクシャクする2人をよそに、先日の事件の黒幕「赤仮面」がベルナを覚醒させ、魔王を再臨させようと動き出した。必死の抵抗も虚しく、彼女はとうとう覚醒してしまい―!?“おとぎ話”に隠された、伝説の魔王と聖女の本当の物語が明かされる―。魔王ファンタジー、最終巻。
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ラスト巻です。
聖女と騎士の過去の因縁が明らかになりすっきりとまとまるラストです。彼女の兄『鉄拳伯爵』ヴァンサンと手下のボケ突っ込みと、恨みを糧に復讐を狙うフランシスとの戦いで、新たな敵に二人で協力して立ち向かうことで見えてくる展開。
え、最後なの?と、ちょっと気に入りかけていただけに残念。おころが、ラスト巻なのに、新キャラお兄ちゃんが現れたり、ラストの敵がいまひとつぐっと来なかったりで、気持ち的にとても惜しいラストでした。
会話の多い文と相性が悪い自分としては、作者の嫌な癖が全開に感じて少々辛かった。

あらすじ
兄ヴァンサンが帰って来た。魔王手下の面々と一触即発な状態から一転、王子から呼び出し状が届いた…
いそいそと嬉しそうに出かけていく彼女の後をつける、兄とネメシロ。

「…お前がそういう、魔王失格な奴だということは、もう知っている。だから、こそ」

突然、暴徒化した民衆が王宮に押し入ってきた。混乱を極める城内。ネメシロは偽物の憎悪を埋め込まれ操られているという。心あたりのある気配…
『白竜の顎門』の組織を作ったフランシスの憎悪だった…
魔王の覚醒したベルナは、ケシの怪物の罠に取り込まれてしまった…

「ベルナデット…今度は私が助けてやる。必ずだ  待ってろよ!!」

後半、魔王の過去とベルナの葛藤、敵との戦いでス
ラストなのだし、もっと二人に焦点を当ててほしかった。ベルナの気持ちの葛藤は書き込んでいましたが、彼のほうがここまできたのだし、もっと書き込めと思う。P93のバスティアン王子に笑った。赤面しすぎダ。可愛い。
敵のヴェルムトは残念キャラ。赤仮面とジャンの設定とか、無駄に混乱で終わったのは惜しい。
ネメシロのツンデレは好きでしたよ。カロリーヌの迷い道的恋の行方は賛否両論でしょうが、アルベールとの仲の発展を願ってます。
てんやわんやな世界でしたが、楽しかった。

一番気になったのは、兄の手紙の”ドキがムネムネ”は今時どうなの?許せる?って部分。私が妹なら許せない。(すごくどうでもいい部分)

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大魔王は笑わない!! 信じてください、聖女サマ 甲斐田紫乃
2012年02月13日 (月) 13:19 | 編集
大魔王は笑わない!! -信じてください、聖女サマ- (ビーズログ文庫)大魔王は笑わない!! -信じてください、聖女サマ- (ビーズログ文庫)
(2011/12/15)
甲斐田紫乃

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大魔王は笑わない!! 
信じてください、聖女サマ 

甲斐田紫乃

伝説の大魔王の生まれ変わりである呪殺令嬢・ベルナ。彼女は、聖女の転生体であるバスティアン殿下に、『悪さ』をしないよう監視される日々。そこへ、最後の四天王・ギンレーが到着。しかし彼は、「魔王に従う気はない」と言い出し…!?一方、市中では怪しげな事件が発生。すると殿下は、犯人をベルナ達だと決めつけて―!?本気で滅ぼされる日も近い!?魔王ファンタジー第2弾。

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ドタバタ楽しいながらも、魔王と聖女の運命に翻弄される二人が結ばれることはあるのかと、過去の因縁が気になりながら、三白眼の睨みが怖い令嬢の窮地がクスッと楽しいシリーズ。
今回は、配下のギンレーが現れ、前回のような悲しいことにならないように、必死の彼女。アマトルを失ったことに自分の責任を感じる彼女。
そして、バスティアン殿下への、『殺意』にドキドキの毎日のベルナ。配下のネメシロに嘲けられても、王子にドキドキしてしまう彼女は可愛いのだが、可哀想に、バスティアン殿下の気持ちは魔王=悪への監視と、からかって楽しいという、恋とは遠い状態で不憫。
だが、ラストに変化が…

あらすじ
 最後の四天王・ギンレーは、彼女に素直に従う気はなく、『納得』させてみろと言うが、どうしたら良いか悩むベルナ
 バスティアンと、兄アルベールとの仲を取り持ったことから、魔王を内に眠らせている彼女へ、危機感を感じながらも、魔王が起きないなら問題はないのかと、次第にベルナへの信頼を感じ始めていた矢先、博物館に飾る『ウェヌスの涙』が何者かに盗まれた。聖女の光の手が効いたことから、バスティアンはベルナの配下の仕業ではないかと疑いをかける…

「一瞬でも、お前に気を許した私が  馬鹿だった」

犯人を自分たちで捕まえなければならなくなったベルナ…
彼女はジャンという少年に出会い、不信な倉庫の情報を手に入れたが、彼は捕まってしまった…
そして、現れた赤い仮面の男とは…?
『ウェヌスの涙』の行方は…
カロリーヌの命が狙われ…

彼女の『殺意』が『』だと気がついてしまって、残念。その単語、君の辞書にあったのネ…かなり、残念。
ギンレーの草食田舎なまりキャラの、斜め下からのP57の絵が田舎ヤンキー、私の心の中で、人参ヤンキーと密かに呼んで、気に入っている。
それにしても、彼女の配下は、ますます小悪党っぽくて、ネメシロの傲慢な物言いは大好きながらも、笑ってしまウ。
中盤、キャラのノリで押せ押せな場面もありですが、テンンポよく、締めるところは締めてシリアスさもありで、彼女の魔王様への変身は毎回楽しみです。
逆に、聖女の転生であるバスティアン殿下が、過去の記憶を復活させたら、女々しくなるのかと、その辺りは今後どうなるのか、それはかなり、イヤかモ…涙

甲斐田紫乃 読了一覧
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