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これは経費で落ちません!  経理部の森若さん 青木祐子
2016年08月03日 (水) 15:05 | 編集

これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)
2016/5/20
青木 祐子 (著)

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これは経費で落ちません!  
経理部の森若さん 

青木祐子

森若沙名子、27歳、彼氏なし。入社以来、経理一筋。きっちりとした労働と、適正な給料。過剰なものも足りないものもない、完璧な生活をおくっている、はずだった。最近、そんな気配のなかった同期に恋人ができて、少し迷いが生じている。ある日、営業部のエース・山田太陽が持ちこんだ領収書には「4800円、たこ焼き代」。経理からは社内の人間模様が見えてくる?
---------------------------

森若沙名子、27歳バージンは、”イーブン”  つまり、数字上バランスのとれた状態をこよなく愛している。満足な状態だけれど、このままだと寂しい…そんなことを考えはじめたOLの日常の一コマを描く。
風呂ソムリエ 天天コーポレーション入浴剤開発室」関連作。
とはいえ、舞台は同じ会社ながらも、物語に関連性はないので、単品で楽しめる話。
ヒロインはサバサバした性格で、経理という特殊な仕事の側面から人の生活の裏を知ってしまうことも多々あるのだが、その辺りをうまく彼女なりに処理していく過程が、大人の女性らしさを感じさせて大変楽しい話。
だが、前の巻以上に恋愛色は薄く、人を疑うことを知らない太陽との今後の展開を期待したいが…。

あらすじ
週末の楽しみはレンタル映画と天天コーポレーションの入浴剤、パラダイス。
それから土曜の夕方、帰りがけに買うお寿司。
ここに住み始めたのは去年の秋からだが、思っていた以上に快適である。
わたしの生活は完璧である、と沙名子は思う。これ以上ないくらい。
ひっかかりはなにもない。足りないものも過剰なものもない。きっちりと働いて責任を果たし、働いた分の給料を適正にもらい、自分のために使う。
会社にも、他人にも。与えた以上のものは求めず、求められた以上のものは与えない。
沙名子は、イーブンという言葉が好きである。フェアという言葉よりもわかりやすい。入っていくものと出て行くものが同じであること。差し引きゼロ。
だが、乾き始めたマニキュアが少し崩れて、やや不機嫌になったところに、思わぬメールが。

山田太陽です! こんにちわ!
 --略--  
来週頭に処理してもらえませんか? 今月分として。

なんなんだ?
なんで太陽がアドレス知ってるんだ?


冒頭の経緯。テーマパークのチケット代の領収書を処理してほしいという、営業の仕事は、どこまでもグレー。
パラカフェの立ち上げの必要経費だという長広舌の太陽をさえぎって、だが、判断するのは自分ではなく営業か経理部長である。だが、太陽と同じ営業の希梨花が沙名子をお茶に誘い、太陽26歳と曽根崎メリー36歳との交際疑惑を耳打ちされ…

第1話 これは経費で落ちません!
第2話 ミスしたら謝れ! いや謝ってくださいね?
第3話 あなたはぼくの太陽です!
第4話 今送ったメール間違いだから。見ずに消せ!
エピローグ 〜代理の真夕ちゃん〜

小話仕立ての4話収録。
沙名子の感の鋭さと、”求められたぶんしか働かないし、与えない”という信条”イーブン”が竹を割ったような話でかっこよかった。正義感を振りかざすでもなく、自分の考えを押し付けるでもない、口の固い彼女がかっこいい。なのに、ちょっと自分を卑下しており、だからこそ、対象的な人の善しか見ない太陽が気になるのだろうね。鈍くて間の悪い太陽に笑った。
太陽との恋愛未満な状態から今後は進展があるのか?27歳バージンの恋の行方がとても気になるのだが、続編があるとしたら、天天コーポレーションの他の社員になるのかもしれないと予想。

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風呂ソムリエ 天天コーポレーション入浴剤開発室 青木祐子
2015年06月09日 (火) 16:14 | 編集

風呂ソムリエ 天天コーポレーション入浴剤開発室 (集英社オレンジ文庫)
青木祐子 (著),

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風呂ソムリエ 
天天コーポレーション入浴剤開発室 

青木祐子

天天コーポレーション研究所の受付嬢、砂川ゆいみは風呂が大好き。銭湯で失恋の痛手を癒しているときに、入浴剤開発員の鏡美月と知り合ったことから、モニターに抜擢される。美月は営業部の円城格馬とともに、バスタオルと水着に身を包み、今日も理想の風呂を目指して研究に励む。ゆいみ、美月、格馬ははたして理想のお湯を作れるのか!?本邦初!?OL風呂小説!
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少女ノベルとは一味違った雰囲気の、大人乙女が楽しめる作品。
失恋したばかりのお風呂大好き受付OLと、堅物理系女子&御曹司、三人の出会いで、入浴剤開発という湯煙りでの試行錯誤が始まる。
文章量も多くないので、さくっと読みやすく、お風呂でさっぱりというテーマどおり、甘酸っぱいトキメキと不思議な女の友情の爽やかなお話だった。
表紙裏のあらすじから、砂川ゆいみがヒロインだと誤解しがちだが、鏡美月&円城格馬のずれたカップルを楽しむのがポイント。
砂川ゆいみは狂言回し的な役だと念頭にいれておくと読みやすい。

あらすじ
ゆいみは、都心を離れ一人暮らしをはじめ、派遣社員として天天コーポレーションの受付をしている。休日ごとにスーパー銭湯『藍の湯』に通い、満足していた。とはいえ、ときどき、これでいいのか、と思ってしまうことがないこともない……。
「今日は苺の湯かあ。ここんとこ、果物ばやりだな」
『藍の湯』名物、変わり湯である。
昨日飲んだばかりの身で、つぶつぶ入りの苺の湯はあまり気が乗らない。
「今日はパスしておくか……」
ゆいみはもう一度つぶやいて、頭に巻いたピンクのタオルを巻きなおす。
そのとき、前から声がかかった。

「なんで入らないの?」

怒ったような女性の声である。
全裸で、仁王立ちのままゆいみに問いかけてきた女性は、天天コーポレーション入浴剤開発室の社員・美月だった。高慢な態度にゆいみは気を悪くしたものの、翌日、唐突に受付に現れた美月は、ゆいみを入浴剤開発室に連れ込んだ。

「……言われたのよ。受付にいる女の子を見ろって。わたしに足りないのはああいう、かわいい女の子の部分なんだって」

「はい……あの、誰が」

「格馬」


冒頭の経緯。営業企画課長、円城格馬。天天コーポレーションの御曹司。モデルみたいに綺麗な男と、いちめんのお風呂。
円城格馬は、美月の開発室に顔を出し一方的な意見を言う男だが、美月とは同等の口をきき、喧嘩をする関係。
入社三年目の開発員と、本社の課長がくだけている姿が不思議でならないゆいみだが、2人には過去に湯けむりでの出会いがあったのだ。
一方、ゆいみは失恋したばかり。ゆいみは一生懸命入浴剤の開発に取り組んでいる美月なりの姿を見るうちに、美月という女性の人柄を理解しはじめ…

二章では、主人公を鏡美月に変えて始まる。なので、ヒロインに感情移入しにくく、主人公に関して、若干混乱する。
だが、美月から次第に円城格馬の、照れ屋で残念だけどいい男っぷりが見えてきて楽しくなる。
「わたしのどこが好きなの?」に対する答え…ぬぉぉ、なんてことを言うんだ!残念!と、クスっと突っ込みを入れなが
楽しもう!

読み切りとして悪くはないが、理想の湯を作るための企画が通っただけで、美月の求める理想の湯と、格馬が大切にする美月との思い出の湯とは食い違っていたあたり、理想の湯は遠そうで、続刊があるのなら今後の開発風景も読みたいかなぁ…。
このまますっきりさっぱりと終わってもいい気もするけれど…

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八番街の探偵貴族 はじまりは、舞踏会。 青木 祐子
2014年06月24日 (火) 18:04 | 編集
八番街の探偵貴族 はじまりは、舞踏会。 (コバルト文庫)
(2014/05/01)
青木 祐子

八番街の探偵貴族 はじまりは、舞踏会。 (コバルト文庫)

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八番街の探偵貴族
はじまりは、舞踏会。 

青木 祐子

「助手求む。内勤・外勤・特殊業務あり。髪は茶色、目は黒が望ましい。クレセント私設事務所所長L・C」。19世紀、ロンドン。とある事情で求職中だった少女マイアは、新聞に載っていた求人広告に応募した。奇妙な理由で採用されたマイアだったが、そこはレヴィン・クレセントと名乗る、黒髪碧眼の美青年貴族が経営する謎めいた探偵事務所で…?ヴィクトリアン・ミステリー!
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『読み切りで二話入ってます。ヴィクトリア朝末期、勤労少女、探偵事務所、変わりものの美青年貴族、といろいろ詰め込んでみました。強気な女の子はけっこうひさしぶりです。(後書きから抜粋)
ベリーカルテットの事件簿』は同時間軸の姉妹作品。ベリーカルテットが正当派の犯人探しの話なら、探偵貴族は裏から仕掛ける仕置き人的な方向のお話。仕置き人に例えても、ちみたちは知らないか?爆)
とはいえ、一言だけ知り合いだと言葉で紹介しているのみで、とくに関連はないようです。

17歳にして男に裏切られ恋も仕事も失ったマイア。どこか達観した彼女を、骨格がいいと気に入った雇い主は、謎の多い黒髪の貴公子然とした男。
探偵レヴィンとの出会いと、マイアが仕事を理解しはじめるまでです。
布石の多い一巻で、続刊次第ながら、面白かった。
一冊目ということで、続刊を楽しみにしております。

あらすじ
とにかくなんでもしなければならない、とマイアは思っていた。
幸せになるためには。
16歳からの一年半客室メイドとしてブランストン家で働いていたマイアは、その家の息子アランと淡い恋をした。しかし、彼からもらった指輪をめぐり、紹介状もなく辞めることになってしまい、手持ちの金も尽きかけ必至だった。
週に5ポンドという給料はもちろん住み込み可というところにひきつけられた。
”特殊業務”という求人広告の言葉の意味はあとて知ることになる…
  とにかく。

「骨を見せてみろ」と男が言った。
面接の待合室に現れた不躾な男は頭蓋骨にこだわり、おまけに、自分が妙だということを知っているらしい。
瞳の色は夏の空のような、うすい蒼。白い肌と、うっすら赤い唇。高い鼻梁が女のように美しい男である
まるで貴族みたい、マイアは思った。


冒頭の出会いと経緯。
●第一話 はじまりは舞踏会
メイドとして憧れもあった舞踏会にある女性のふりをして行くことに。
奇妙な特殊業務は成功すれば報酬が増えるという。
10年思い続けた病気だったエリノアに返事をよこさなくなった恋人ジャンに対して、美しくなったエリノア・バークレイを見せつけて欲しいという依頼。
従僕のヘイルに淑女としての振る舞いを教えられ、マイアとはウォートン家のパーティーに乗り込んだ。
エリノリアに代わってジャンと会い、彼にエリノリアと、その父親について思い出させること。
そして、語らせる。
これが、わたしの仕事。

「いい顔になってきたな、マイア。いい骨格だ。ぼくと仕事をするときには、骨に注目しなくてはならない」


●第二話 はじまりは舞踏会
「仕事の依頼人からの手紙を開封し、依頼人と会い、レヴィン様に代わって内容と方針を判断されるのも仕事のうちでございます」と言われ、ヘイルは珍しく、にっこりほほえんだ。
個人的な手紙を手渡されると、それはアランからの手紙だった。同封されていたのは、指輪。
そして、初めての依頼を開封すると偶然にも、辞めることになったブランストン家に関する依頼。
濡れ衣を着せられ辞めることになった恋人を助けて欲しいという女の子からのものだった…

  しかし、未練を本気で吹っ切るには、いい機会じゃないか。マイア」


雇い主であり貴族のレヴィン・クレセントだが、彼は自分のことは話さない、皮肉の多い冷淡な一面もある男。従僕のヘイルも筋肉質で朴訥とした男。
こういう、仕掛けのある話は粗筋をガシガシ紹介してしまうと面白くなくなるので難しいナ。依頼の顛末は読んでのお楽しみで。
謎の多い探偵事務所を何故彼が始めたのか、彼は何者なのか、そしてマイアがメイドを始める前のことや、アランから返された指輪に関しては、続刊へ持ち越し。
主人公達に疑問は多いものの、彼らの仕掛ける”特殊業務”に、期待。

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ベリーカルテットの事件簿 薔薇と毒薬とチョコレート 青木 祐子
2014年04月17日 (木) 14:40 | 編集
ベリーカルテットの事件簿 薔薇と毒薬とチョコレート (コバルト文庫)
(2013/11/30)
青木 祐子

ベリーカルテットの事件簿 薔薇と毒薬とチョコレート (コバルト文庫)

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ベリーカルテットの事件簿
薔薇と毒薬とチョコレート 

青木 祐子

19世紀・イギリス。有名執事の娘シャロンは、新人メイドとして貴族のお屋敷に勤めることになった。勤め先は、カルヴァート家の別邸―ベリーカルテット。ところがシャロンが屋敷に到着すると、滞在していた女性が遺書をのこして亡くなっていた!?カルヴァート家次男で美貌の作家・ロイと、新人メイド・シャロンの推理が冴え渡る!謎が謎を呼ぶヴィクトリアン・メイド・ミステリー!
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優秀な執事の父に鍛えられた、16歳の新人メイドのシャロン。彼女が紹介されたの勤め先の屋敷に、到着した早々、屋敷で殺人事件が…

新シリーズかと、ワクワクしましたが、どうやらこの作品は、読み切りにされてしまった
やはり、姫願望のコバルト乙女には、主人を世界の中心に据えてのメイドの心得を語られても、共感しにくいということだろうか…
探偵話ではあるが、謎解き要素は薄い。シャロンの洞察力のすごさや、ヴィクトリアンな雰囲気は楽しく、メイドと主人、どこか心の欠けた貴族の令嬢メイベルなどの人間関係は、面白かった。
トキメキ要素はなく、この話だけだと少々物足りない。
ロイがどんな作家になるのか楽しみにしていただけに、続刊がなくて残念だ。

あらすじ
わたしの名前は、シャノン・シュレディングス。
父の座右の銘はこうだ。
完璧な人間であるまえに、完璧な使用人であれ。
この言葉は、わたしには、こう言い換えることができる。完璧な女の子である前に、完璧なメイドであれ。

■□■
その日、わたしが革の旅行かばんを手に持って、カルヴァート家の小さな別邸  ベリーカルテットまで歩いていくと、門のかたわらで庭師が剪定をしているのが見えた。
わたしはかすかに、眉をひそめた。
ベリーはこの屋敷の象徴だ。とくに、あの門のまわりのブラックベリーは、めったにない大きな実をつけるというのに、もったいないことをするものだ。


冒頭から抜粋。一人称の私視点で語られます。カルヴァートカンパニーとして財力のある貴族の長男デイヴィッドと、困窮している貴族の令嬢メイベルの結婚を目前に控えた屋敷に到着したシャロン。
ところが、メイベルの友人である令嬢ノエルが部屋から出てこない。メイベル付きのメイド・アガッットはデイヴィッド様が到着するまで、ドアを開けるのを待つべきだとその場を仕切るが、次男ロイが屋敷に帰り、自分の書斎が客に使われていることに腹を立て、ドアを開けさせたことで、ノエルの死体が発見される。
シャロンは、瞬時にノエルの現場を脳裏にやきつけ、ノエルは自殺ではないと確信するが…

というわけで、事件ものはダラダラ粗筋を披露できないので、ここまで。
一作きりの小説家ロイのファンであるシャロン。優秀な彼女といえど、未読な小説を目の前に、つい時間を忘れてしまった彼女に、ニマニマ。メイドの心得は、共感は難しいが、未読を読みたい気持ちは分かる。
デレるロイも、良かった。
ちょっぴり理解しあった、シャロンと、ロイ。
ああ、二人の今後の展開に期待しているのだが、続刊は?

青木祐子 読了一覧

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当然シリーズになるのだろうと思っているのだが、まだ出ないとモンモンとしていたら、まったく違う探偵シリーズ…ギャフン。
八番街の探偵貴族 はじまりは、舞踏会。 (コバルト文庫)(2014/5/1)



ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 王子とワルツと懐中時計  青木 祐子
2013年08月06日 (火) 09:52 | 編集
ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 王子とワルツと懐中時計 (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
(2013/05/01)
青木 祐子

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王子とワルツと懐中時計

結婚して一年が経った今でも、シャーロックとクリスは、満ち足りた甘い日々を過ごしていた。そんな時、女王主催の宮廷舞踏会デビューを控えるクリスの予行演習として、ある舞踏会に出席することになるが…『二年目の舞踏会』。クリスと結婚して、たとえ廃嫡されても、シャーロックへの忠誠心は変わらない。従僕アントニーの葛藤を描いた『彼の懐中時計2』を含む、オール書きおろしの四編収録。
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書き下ろし作品
作品の掲載順と、時間は前後しますが、本編を読んでいる人には問題ないでしょう。
本編を読んでいない人が読むのは、さすがに無理があるのでおすすめできません。
本編終了から一年経ちましたが、どのキャラも色あせることなく、彼らの幸せや、当時の苦悩などを読めるのは嬉しい。
特に前の二作品には力が入っていて、『二年目の舞踏会』はページ数も108ページまであるので、短編といえども読みごたえありです。
もちろん、あきさんの漫画4ページあります。
エド女装姿美しス。

あらすじ
●二年目の舞踏会
クリスは、顧客である鉄道会社の娘パトリシアに舞踏会に招待される。シャーロックも、宮廷舞踏会を前に予行になると乗り気。だが、クリスを見る回りの男を心配してしまう彼なのだ。
パトリシアも、恋を見つけようと必至。いつもの気さくな相談相手ライは結婚相手としては眼中にないという彼女。クリスのところで知り合った技師カークをパートーナーに選んだことで、ライと喧嘩をしてしまって…

シャーリー相変わらず心、狭ッ!
痒過ぎる掛け合いに、ゴフッと、紅茶噴き出すこと請け合い。

●彼の懐中時計2
 シャーリーとクリスがアメリカに渡った当時のアントニオの行動です。廃嫡されるシャーリーと、ハクニール公爵家の行く末に苦悩する彼。
公爵家を継ぐとされるレナードの放蕩ぶりを、当主であるアレスに報告するか否か、テンパってしまったアントニーの日頃の温厚な彼からは予想もつかなかった行動に、ちょっと惚れ直した。

●青い弾丸の騎士
 前の短編の中の一つ『灰と青のマズルカ』の続編。
ジャレッドとアレスの関係と彼の素姓が明らかに!?
王子だったかぁ。でも、アイリスとの関係は進展なしでした。アイリスの変化をもっと読みたかったな。
ラストでのあきさんの突っ込み漫画にも笑った

●おにいさまと秘密の写真
 リル視点で描かれるエド再び女装での楽しい写真撮影会のSS
全員集合の挿絵欲しかった。

あきさんの愛の詰まったおまけ漫画、パメラの赤ちゃん可愛かった。そしてシャーリーの想像に笑った。
また短編出してヨと、言ってみるテスト。

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上海恋茶館 ジンジャー・ティーは熱くまろやかに 青木 祐子
2013年02月26日 (火) 17:01 | 編集
上海恋茶館 ジンジャー・ティーは熱くまろやかに (上海恋茶館シリーズ) (コバルト文庫)
(2012/11/30)
青木 祐子

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上海恋茶館
ジンジャー・ティーは熱くまろやかに 

青木 祐子

楠木龍之介に恋したリリアは、茶館で紅茶を淹れながら、想いを馳せる日々を過ごしていた。一方、龍之介はリリアのストレートな愛情表現にとまどいながらも、強く惹かれていく自分を感じていた。その頃、斉城という日本人が、リリアの保護者フェイに近づいてきた。斉城は上海で一旗あげようと、ミルドレッド商会に取り入ろうとしていた。油断のならない気配を醸し出す斉城の真の目的とは!?―。
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ええッ!!?
ここで閉館って何故!?革命も二人の行く末も全部これからじゃナイデスカ〜〜!
史実もろとも混ぜこんだ気合いの入ったヒストリカルロマンスになって欲しかったナァ。ものすごくがっかり。
コバルトの最近の傾向は、ビッグタイトルの終了とともに、腰を据えて読みたいと思わせる作品がなく、上辺だけのギャグ路線に走っているのがなんとなくなぁ〜。
それはそれで、最初はいいが、やっぱり食い込んで読める作品が欲しい。コバルトの編集のちょん切りは、毎度酷だナ。閉館を決めたのは作者?編集?行き詰まっていたみたいだけど、3巻ならそれはそれで、もっと上手く書いただろうに…謎。
父の死の真相、彼の日本と彼女のイギリスの関係、革命やらモロモロ、主人公二人の成長もこれからじゃないですかあァ〜〜。楽しみにしていたのに…ぶぅぶぅ。

あらすじ
『飛天翔』という寺を買い取った日本人。ルパートを信用してはいなが、フェイは買い取った人物に興味を持ち訪ねる。ルパートは英国人の租界で立ち回りながら、租界が嫌いらしい。彼の目的をいぶかしみながら、紹介された人物は、斉城実秋。斉城に当初なりすました両角、フェイと同じような護衛の女 菊花 。
リリアンに会いたいという斉城…

龍乃介は、率直に愛を表現するリリアに惹かれながらも、戸惑っていた。イギリス人である彼女の名誉と、龍乃介の日本での家…
まだちゃんとつきあってもいないのに、リリアの虫除けと慰め役、兼、体のいいボディーガードとして、グラハムから許しを貰う状態に不服を口に出すわけにもいかない。
龍乃介の友人鯉太郎は、租界でふらふらしている龍乃介に納得がいかない。斉城商会を紹介しようとする鯉太郎。明は龍乃介の後をつける男達の財布を抜き取り、考え込んでいるところを捕らえられてしまった…
斉城の身辺を探ろうとするフェイ…。囚われた明…。
龍乃介は、リリアとのつながりに利用されているのだと、斉城を警戒するが…
『飛天翔』を半年前に買おうとしていた父ミルドレッドの行動を知っていたリリア。彼女はある決断と覚悟を決める…


彼女がお茶を入れながら、彼女の周りで人が動くという構図は、割と気に入っていたのに、やっとポヤヤンとした世間知らず的な娘の裏の顔をみせてくれた彼女の本質や成長が楽しみに感じたのに、これで終わりって、理解不能。納得できなイィ〜〜
言葉を口に出さないズルサと言うよりは、上辺だけの言葉を出したくない彼の気持ちは、ウブなコバルト乙女に嫌われ要素ありだが、私的には好きだ。そんな二人の距離をもっと見守りたかった。
世情にままならない想いを抱く主人公二人。そんな俗世に翻弄されるのは、物語の中だけにしてほしかった〜。世知辛スギル!
いったん閉館って、新装開店はナシ?
ンアァ〜〜!!!転がるくらい、悔!

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