本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
白いページ キャロル・モーティマー
2016年10月26日 (水) 12:48 | 編集

白いページ (ハーレクイン・セレクト)2016/4/26
白いページ (ハーレクイン・ロマンス (R326))1984/6
キャロル モーティマー (著)

---楽天---




白いページ 

キャロル・モーティマー

一流のモデルとして活躍中のベルベットは二十二歳の若さですでに未亡人だった。結婚後わずか半年で事故死した夫アンソニーの忘れ形見であるトニーが、今は彼女の生きがいだ。息子への愛と夫の思い出に生きようとするベルベットだが 実は、ショックにより、彼女の記憶からはそれに先立つ11ヶ月間が完全にぬぐい去られていた。苦しんだ末、ようやく空白の過去に慣れかけてきた彼女の前に 突然、かつて彼女の恋人だったと主張する見も知らぬ男ジェラードが現れる。(R326)
-----------------
copyright 1982
Forgotten Lover

キャロル初期作品の記憶喪失ロマ。
なんだかいろいろとスッキリしない、もやっとした話で、わたしの好みではなかったが大御所ということで一読するのもいいかもしれない。

あらすじ
モデルのベルベットは、撮影を終え、ポールから大会社のオーナーからの夕食の招待について念を押されたあと、エレベーターの方へ足を運ぼうとしたところで、男性に声をかけられた。
なんて素敵な男性だろう!
しかも彼はベルベットを知っているような様子なのだ。彼女のほうは全く覚えがないというのに。

「なぜ僕を知らないふりをするんだ?」

「知らないからよ。私をひっかけるつもりなら、ずいぶん古い手ね」

だが、大切な会食の客を見てベルベットは青ざめた。
ロビーで彼女を引き止めた男ではないか!
ジェラードは苦々しげに言った。

「だが僕は覚えている……はっきりと」


冒頭の経緯。「僕たちは恋人同士だったんだ」しかも始めての男性だったとジェラードに教えられ、ベルベットは混乱する。彼には娘ビッキがおり、怪我をしたビッキを助けたことで、彼と話すきっかけをもつことに。
ベルベットには息子トニーがいること、事故前後の記憶がないこと…
だが彼の反応はあからさまな拒絶だった。

というわけで、彼女を愛しているにもかかわらず、思い出してくれないヒロインに苦々しい思いをぶつけるヒーローと、戸惑うヒロインという構図です。
ジェラードには当時妻がいて、愛し合っている二人は結ばれることができなかったことなどが、あとから判明するのだが、その辺りの空白をヒロイン本人がスッキリ思い出すわけではないので、もやっとするのだ。
悪くないんだけどね、もやっと。

キャロル モーティマー 読了一覧

ロマンス 読了一覧



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 ★参考になったらぽちっと★
運命からの招待 キャロル モーティマー
2016年10月05日 (水) 12:32 | 編集

運命からの招待 (ハーレクイン文庫)2016/8/24
運命からの招待 (ハーレクイン・ロマンス)

1990/8
キャロル モーティマー (著), 永幡 みちこ (翻訳)

--楽天---




運命からの招待

キャロル モーティマー

「なぜ、おとなしく彼の言いなりになっているんだ?」イヴがその声に振り向くと、見知らぬハンサムな男が立っていた。彼はどうやら、婚約者のポールがイヴをほったらかしにして、パーティの出席者たちとビジネスの話に夢中になっているさまを、こっそり観察していたらしい。イヴは腹を立てたが、その男の名前がアダムだと知りびっくりした。アダムとイヴですって!まるで運命のいたずらみたいだわ。アダムは“ユニコーン”という名の伝説的存在の画家を探しに、このパーティにやってきたという。イヴは再び驚愕した。その謎の画家の正体をよく知っていたからだ。なぜならば…。(R-768)
----------------------
copyright 1989
Elusive as the Unicorn

10年目くらいのこなれた時期の作品。
不躾で強引で…。だけど、そんな男性と出会ってしまったことで、結婚というものに夢を見ていてイヴは現実と向き合うことこに。
憧れの恋が実を結び結婚を間近に控えているイブは、自分を押し殺すように唯々諾々としたがおうとする。そんな彼女の姿に、周囲はヤキモキで、余計なおせっかいにヒロインはイライラというお話。

あらすじ
よりによって、私をからかい蔑んだ男がアダムという名とは!
パーティーでポールがイヴを放置していることをからかってきた男は、画商でイヴの親友ソフィの話からパーティーに現れるという伝説の画家の”ユニコーン”を探しているというのだ。
ソフィの魂胆はわかっていた。ソフィはこの冬の彼女の画廊での催し物について、ポールが難色を示したのが気にさわったのだ。だから、この男性  ”伝説の人”に会いたいというアダムをパーティーに連れてきて、ちょっと意地悪をしようと思ったのだろう。たとえ、その”伝説の人”が会うのをいやがっていたとしても……正体を秘密にしておきたいと願っていたとしても……。

「ポールと私は幸せになりますわ」

「彼が君にそう言ったのか?」


冒頭の経緯。アダムの言葉に苛立ちを隠せないイヴだが、ポールの身勝手な一面も考えずにはいられない。イヴの親友であり恩人である画商のソフィとポールの不仲はイヴをいつも悩ませている。
ソフィの招待をポールはキャンセルし、イヴは落胆したうえに、パーテイーでは再びアダムと再開し…

後半は、アダムの所有欲っぷりに負けじと争う往生際の悪いポールとの修羅場の展開。ヒロインの視点で読むと泥沼だナ。
心代わりしているにもかかわらず、意固地なヒロインが自分を欺くように認めようとしないために、少々じれったい。
彼女の絵が好きで作家を探していた理由づけなどが結局曖昧なままで、画家であることのこだわりが途中から放置されてしまったのが、ちょっと残念かな。
自分の好みとはちょっと違うが、成長するヒロイン像は悪くない。まあまあのロマ。

キャロル モーティマー 読了一覧

海外ロマンス 読了一覧



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 ★参考になったらぽちっと★
不埒な貴族と籠の小鳥 キャロル・モーティマー
2015年09月30日 (水) 17:23 | 編集

不埒な貴族と籠の小鳥 (MIRA文庫)
2015/3/11
キャロル モーティマー (著),,

---楽天---




不埒な貴族と籠の小鳥 

キャロル・モーティマー

公爵未亡人のジュヌヴィエーヴは、社交界にデビューしたばかりの少女のように胸をときめかせて舞踏会を楽しんでいた。18歳のとき、老公爵に売られるように結婚して以来、おぞましい生活を強いられてきたが、その夫が亡くなりようやく自由になれたのだ。紳士から慣れない賞讃を浴び、彼女が舞い上がっていると、ふいに冷ややかな声に制された。数多くの浮き名を流し、社交界の堕天使と呼ばれるベネディクト卿。彼はその紳士がジュヌヴィエーヴの目を盗んで薬を盛ろうとしていたことを暴露すると、辛辣に彼女の不注意を非難した。(MIRA文庫 CM02-02)
-----------------
copyright 2013
Some like to shock

三人の公爵未亡人のヒストリカルロマです。
悪魔公爵と一輪のすみれ
愛は永遠に -ウエディング・ストーリー- 2015に掲載の「放蕩伯爵と白い真珠」に続く、ラスト巻。
とはいえ、ストーリーに関連性はないので単品で読める作品です。
で…楽しめるといいたいところだが、まったく楽しくなかった。
このシリーズ全体が、大雑把。
堕天使”ルシファー”と呼ばれるベネディクト卿は、国家のためのスパイという設定だが、まったく用をなさない設定で、ホットなシーンを売りにしたいのかといえば、それもイマイチ。
ハズレ感半端ない。

あらすじ
ジュヌヴィエーヴは不幸な結婚をし、夫とその息子に虐げられてきた。夫の死によって、それまでの生活を一変させ、愛人を作りたいと願う彼女の前に現れたのは、堕天使”ルシファー”と呼ばれるベネディクト卿。
不慣れな社交で、薬を盛られる寸前に助けられた。彼女に対し辛辣な態度をとる彼をからかいながら、二人はダンスを共にした。

「そんなに悪いことなの……楽しみや冒険を求めるのは?」


冒頭の経緯。愛人を求める彼女を奔放な女だと思っていたベネディクトだが、ジュヌヴィエーヴは快活ながらもどこか繊細で、彼女を守らなければという気にさせられる。
彼女が、夫に虐げられ、義兄によって今も傷めつけられていると知るや義憤にかられる彼という構図。

でも、面白くなりそうな話なのに、盛り上がりどころがなく、辛い。
もともとキャロル・モーティマーはそんなに好きでもないし、追いかけるのやめようかな。

キャロル モーティマー 読了一覧

ロマンス 読了一覧
少女でも淑女でもなく キャロル モーティマー
2015年05月16日 (土) 22:27 | 編集

少女でも淑女でもなく (ハーレクイン・ロマンス)2015/3/27
キャロル モーティマー
----楽天------




少女でも淑女でもなく 

キャロル モーティマー

ジェイク・マシューズ! 彼がテレビで人気のあの書評家?ジュリエットは皮肉な巡り合わせが信じられなかった。親友の家のディナーパーティで彼を紹介されたとたん、ジュリエットの胸には抑えきれない怒りが込みあげてきた。ペンネームを使って密かに書きあげ、自信をもって上梓した作品を、彼に“ロマンチックな駄作”と酷評されたばかりなのだから。ジェイクはジュリエットが作家だとは夢にも思わず、ひと目で彼女に興味を示し、翌日、デートに誘ってきた。私の正体を知ったら、この人はどうするのかしら?揺れ動くジュリエットの心は、ほとんど彼の魅力に傾いていた。(R-3054)
-------------------
copyright 1982
Perfect Partner

自分の作品を酷評した評論家のジェイク・マシューズに一泡吹かせてやりたい。
そう思ってジュリエットは、自分の正体を語らなかったが…

初期作品の初邦訳です。
初々しい作家のヒロインは、作者自身を重ねたよう。
母へのわだかまりから人を愛すること避けるジュリエット。
大人な彼の率直で男性的な愛を受け止められず苦悩しながら、彼に諭されて成長するまでが良いロマです。
痛いヒロインなのは一緒だが、やっぱり初期作品のほうが、楽しい。

あらすじ
ジュリエットはパーティーが好きではない。世話やきの友人メラニーは出版社社長のマイケルと結婚し、ことあるごとに男性を紹介しようとする。
彼女は人生を謳歌している。私生活ではベンとスティーブンがいるし、仕事も楽しい。
マイケルと現れた男性は  評論家のジェイク・マシューズ!
彼に対する嫌悪感には根深いものがある。ちょっとお世辞を言われたくらいで消えるものではない。

「本は批評されるためにあるんだ」

「本は楽しむためにあるのよ」

ジュリエットは顔を赤くしてむきになって反論した。それでも、彼の話は興味深く、相手の顔をよぎる様々な感情に魅了された。
もで深入りするつもりはなかった。彼女は純真無垢ではないが、身は純潔だ。そこまで親密になれる人がいなかったからだ。ジェイクもその人ではない!


冒頭の経緯。ジュリエットは、これをきっかけに、酷評した彼に一泡吹かせてやりたかったが、友人に止められてしまった。
しかも、次第に彼に惹かれはじめ、彼に打ち明けることが難しくなってしまう。

彼女の母は奔放で、十代のころから彼女は母を憎み始める。旅行に行く前に母が娘のもとを訪ねてきたが、ジェイクを取られやしないかと、ジュリエットの神経はささくれ立ち…

ジュリエットを気に入ったジェイクは、彼女を誘惑するようになったが、彼が誘いにくるたびに、男友達のベンとスティーブンがちらつき、ジェイクは嫉妬に駆られております。そんな男心を理解できるわけもなく、話を聞かないあたなたが悪いのよ!
というわけで、気分屋の大人げないヒロインなのです。
そんな彼女の内面を鋭く見抜いていたジェイクが良い男。
前半、だいぶ彼女にメロメロでみっともないくらいなのだが、それもご愛嬌。
久しぶりに、キャロル モーティマー作品が楽しかった。

キャロル モーティマー 読了一覧

ロマンス 読了一覧
天使は愛にひざまずく キャロル モーティマー
2015年02月06日 (金) 17:20 | 編集
天使は愛にひざまずく (ハーレクイン・ロマンス)
(2014/11/28)
キャロル モーティマー

天使は愛にひざまずく (ハーレクイン・ロマンス)

----楽天-----




天使は愛にひざまずく 

キャロル モーティマー

イーヴァは亡妹の遺した双子の赤い坊を連れ、パリを訪れていた。なけなしの貯金をはたいてまで来たのは、子供の父親に会うためだ。もはや肉体的にも経済的にも、ひとりでの子育ては限界にきていた。ところが妹から父親だと聞いていた画廊オーナーのミカエルは、妹と関係を持つどころか、会ったことすらないと言い張った。なんて傲慢で無責任な男なの!イーヴァは思わず彼の頬を叩いていた。それは普段の彼女ならありえないことだった。そうしなければ、もっととんでもないことをしそうで怖かったのだ。女性なら誰でも惹かれずにいられないほど、彼がすてきだったから。妹とベッドをともにした男性に惹かれるなんて、不道徳すぎるから。(R3019)
-------------------
copyright 2014
A D'Angelo like no other

天使の名をもつゴージャス三兄弟のミニシリーズ三部作最終話。物語は前作で登場の末の弟レイフの結婚式から始まります。
花嫁が遅いとハラハラしながら青から緑色に顔色が変化するレイフにクスっと笑える冒頭から一転、そのレイフに、彼の知らない双子の存在!?
というわけで、身に覚えのない女性から子供をつきつけられ戸惑うミカエルは、新たに浮上した疑惑とともに、弟の幸せを守るために、イーヴァと火花を散らすことに。
レイフは冒頭の登場なので話も絡まず、単品でも楽しめます。
相変わらず思い込みの激しい痛いヒロインだが、最近の作者の中では一番おもしろかった。

あらすじ
14年前、彼は一生に一度の恋をし、悲惨な結末を迎えた。あんな経験は二度とごめんだ。僕は秩序だった生活を妻や子供に乱されるつもりは毛頭ない。
ニーナは愛情に目をきらめかせて花婿に近づく。ミカエルの胸がかすかに痛んだ。結婚しないと決意することは、あんなふうに率直な愛をこめて自分を見てくれる女性に恵まれないことを意味するのだ。

二日後。パリの<アークエンジェル>
赤ん坊の泣き声に何事かと目を見張れば、二十代半ばのとびきりの美人が双子を連れて関係者立ち入り禁止のフロアで挑戦的な目をミカエルに向ける。
双子の赤ん坊の一人を無理やりミカエルに押し付け、もう一人を彼女が抱き、戸惑う従業員のピエールとマリーを遠ざけ、イーヴァ・フォスターと名乗る女性は話を始めた。

「レイチェル・フォスターという名前を聞けば、記憶がよみがえるんじゃない?」

「悪いがまったく心あたりがない。君が何を言っているのか、誰のことを言っているのか……」

「あなたってどういう人なの?いいえ、わざわざ答えなくてもいいわ」


冒頭の経緯。亡き妹が産んた”子供の父親”だと言われてもミカエルには身に覚えがない。ほどなく誤解はとけたものの、彼女が父親は三兄弟の中のレイフだと言ったことで、ミカエルは動揺する。数日前に結婚し、新婚旅行中のレイフと連絡を取らせるわけにはいかない。
イーヴァは金銭的に行き詰まってしかたなく双子の父親を探した。ミカエルの強烈な魅力を前に挑戦的な態度で距離を置く必要性を感じるものの、彼の説得を認めるしかなく、彼の屋敷で世話になることに。
イーヴァは写真家だが、子供の世話のために仕事を諦めていた。しかし、彼女の写真をレイフは部屋に飾っており、不思議な縁を二人は感じ…

最近、キャロル作品を読むのやめようかなぁ〜と思っていたのだが、これは良かった。
妻も子供もいらないと豪語していた彼が、すんなり順応して父性愛を発揮しており、そんな変化が嬉しい。
対比と調和。彼女の写真のテーマであるライオンと人間の母と子を理解し語るミカエルに好感。シリーズ中唯一まともな画廊オーナーらしい会話が一番ぐっときた。
それにしたって、案外素直に彼女に気持ちを向ける彼に対し、「〜に違いないわ!」が多すぎるヒロインが痛い。そんな痛いヒロインに目をつぶって、いい男の彼に目をむければ、良いロマだった。

キャロル モーティマー 読了一覧

ロマンス 読了一覧
囚われの宝石 キャロル モーティマー
2014年12月25日 (木) 23:44 | 編集
囚われの宝石 (ハーレクイン・ロマンス)
(2014/10/31)
キャロル モーティマー

囚われの宝石 (ハーレクイン・ロマンス)

---楽天---

↑クリックで画像を拡大



囚われの宝石 

キャロル モーティマー

ニーナの頭の中に、これまでにないほど警報が鳴り響いている。ラファエル・ディアンジェロ-こんな男性に会ったのは初めて。ニューヨークの“アークエンジェル"で近々催される宝石展で、ニーナは陳列棚のデザインを任されることになった。オーナーのラファエルをひと目見るなり、彼女は激しく惹かれるが、自分の背後にいる屈強な男たちを振り返りため息をついた。ニーナの父親の命を受けたボディガードに24時間監視される生活。ある秘密を抱え、“籠の鳥"になってもう何年になるだろう。だがラファエルは怯みもせず、堂々と彼女をデートに誘ってきたのだ。プレイボーイが救いの天使に見えるなんて。ニーナの心が甘く疼いた。(R3011)
----------------
copyright 2014
A prize beyond jewels

画廊オーナーであり、天使の名前をもつ三兄弟の次男ラファエル(レイフ)のロマです。
富豪の娘であり、常に警護がつきまとい父に管理されるニーナに一瞬で惹かれるラファエル。
プレイボーイとして名高い彼だが、車椅子の父を気遣い父の言いなりになるニーナに対し、いらだちを隠せず、頑な彼女を振り向かせようとするうちに夢中になってしまうというお話です。
面白かったのかと聞かれると、良くもなく悪くもなく。

あらすじ
「あいにくだが、僕は”運命の女性”などさがしていない」

レイフは、結婚するガブリエルをからかい愛情たっぷりの笑みをうかべた。長男であるミカエルは、その魅力を別なものにむけたどうだ?と次週からの宝石店の話を始める。
隠遁したロシア人の億万長者が個人的な宝石のコレクションを展示させてくれるというのは、またとない仕事だった。
そして、父親の所有する宝石の陳列棚を娘がデザインし、展示を指揮し警備担当も連れてくるという。

三日後、ニューヨークの<アークエンジェル>で、若く美しい娘が、ディアンジェロの娘だと知った。そしてその背後に黙って控える隙のない二人の男たちの正体も自然と納得がいった。
ニーナ・パトリフを見ていると、この場で彼女を抱き寄せたらどうなるか想像せずにはいられない。ふっくらとした官能的な唇にキスをして、余裕のある表情を一変させるのはどんなに楽しいだろう。


冒頭の経緯。ニーナは、母が誘拐され殺されてからつらい想いをする父のために、だまって父の監視を受け入れてきた。富豪である父に対し、臆することのないレイフに惹かれるが、プレイボーイの噂のある彼。一夜をともにしても朝をともに過ごすこともなく、冷淡な態度で彼を突き放す。
しかし、朝とともに笑顔をみせてくれると思い込んでいたレイフは怒りをかくせず…

レイフ。部屋に”入れてくれ”ってしつこかったナ。押しの強さと尊大さはさすがで、ちょっと笑った。
ホットなシーンの描写があからさまになって、それはそれで悪くないし楽しいのだが、つつましやかな方が好みな私としては、ちょっとなぁ〜
視点はレイフ視点が多く、ヒロインに感情移入はしにくいために、彼女の悩みがいまいち共感できなくて辛い。
最近、キャロル・モーティマーは、食傷ぎみだ。
おもしろくないわけじゃないんだけどネ

キャロル モーティマー 読了一覧

ロマンス 読了一覧



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 ★参考になったらぽちっと★
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク