本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
亜夜子と時計塔のガーディアン 約束のチョコレート 喜多みどり
2015年07月27日 (月) 20:32 | 編集

亜夜子と時計塔のガーディアン 約束のチョコレート (角川ビーンズ文庫)
2014/12/27
喜多 みどり (著),

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亜夜子と時計塔のガーディアン
約束のチョコレート

喜多 みどり

19世紀末。憧れの英国へ留学した桜桃院亜夜子は、ひょんなことから鋭い美貌を持つ青年紳士レイと主従契約を結び、彼の下僕として連日連夜振り回されることに。ある日、ロンドンの街で凶悪な“切り裂きジャック”による連続殺人事件が発生し、容疑者としてレイの親友、シーモアが逮捕されてしまう!彼の濡れ衣を晴らすため、事件解決に乗り出す2人だが!?超変人監督生と大和撫子―凸凹コンビの英国事件譚、第2弾!!
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二巻は、ロンドンの街を震撼させている凶悪な事件“切り裂きジャック”の犯人とされてしまった友人・シーモアを助けることから始まる物語。
幼いころ誘拐されたことで、貴族社会にも馴染めない人付き合いの苦手なレイ。ファグの関係を結んだ亜矢子によって、変わりはじめたレイなのだが、亜矢子はそれに気づくことなく彼の力になりたいと必死。そして、その気持の奥にまでは気づいていないあたりが、いい感じにズレていて、痒くて良いです。
ラストのシーンから再び対決があるのかと思われましたが、二巻で完結のようです。2人の関係が恋愛未満で終わってしまって、面白かっただけに残念な気がします。
時代的な風景描写だけではなく、ある程度忠実に英国らしい身分差や習慣を丁寧に描写している辺りなど、好感のもてる作品でした。(淑女扱いされていない亜矢子は別として…)

あらすじ
頬に触れた指先が  
熱い。
今、アヤコの顔は真っ赤だ。
レイに押し倒されたあの時から、きっと、ずっと、赤いのだ。
「………!」
「熱が引いてからでないと、あらぬ誤解を  
その言いぐさに、アヤコは抑えていた感情を爆発させた。
「誰のせいですか!」

冒頭から抜粋。レイはアヤコをともないロンドンへ向かった。ホワイトヒルズ校の三百周年記念式典のためのスタグフォードとの親善試合での打ち合わせのためではあるが、レイがアヤコをともなったのは、自慢のチョコ、ザッハトルテを再現したものを味あわせたかったから。しかし、アヤコは打ち合わせのために役に立つつもりで彼が連れてきたわけではないと知り、ショックをうけてしまう。いつになく、折れてきた彼の態度に驚きながら、嬉しくなっていると、グリフィス先生から、シーモアが逮捕されたと知らされた…

”切り裂きジャック”とレイの因縁や、レイを連れ去った”F”との因果関係も明らかになっていくのだが、物語は、生臭い事件はあまり描かれず、主人公たちの友情に比重をおいて展開します。
決して揺らぐまいと常にまっすぐに正義感を貫くレイに対し、彼の性格を理解しようとするアヤコ、休学することになったシーモアなどが絡みながら、物語が進んでいくので、乙女ノベルらしい構成となっております。

それにしても、おもしろかっただけに、なぜレイが連れ去られたのか、さらなる謎の人物が気になって、最終巻なのがとても残念〜〜〜〜〜!!!

角川ビーインズ文庫 読了一覧

喜多 みどり 読了一覧
亜夜子と時計塔のガーディアン 秘密のお茶会 喜多 みどり
2015年01月06日 (火) 17:35 | 編集
亜夜子と時計塔のガーディアン 秘密のお茶会 (角川ビーンズ文庫)
(2014/07/31)
喜多 みどり

亜夜子と時計塔のガーディアン 秘密のお茶会 (角川ビーンズ文庫)

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亜夜子と時計塔のガーディアン
秘密のお茶会

喜多 みどり

19世紀末。憧れの英国へ留学した桜桃院亜夜子は、到着早々誘拐されそうになったところを、鋭い美貌の青年紳士―レイに助けられる。しかし彼は、留学先の学校で“切り裂きジャック”と噂される超変人監督生だった!問答無用で「僕の下僕になりたまえ」と主従契約を交わさせられた亜夜子は、彼の下、学内で起きた事件解決に奔走することになって!?切り裂きジャックと大和撫子―凸凹コンビの英国事件譚、開幕!!
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新シリーズです。
過去に犯罪に巻き込まれたことで、犯罪から真実を求め、犯罪そのものをなんとかしたいという強い信念のあるヒーローのレイ。だが、頭脳明晰ながら、その言動から彼自身が犯罪者”切り裂きジャック”なのではとう噂が立つような孤高の人物。
日本から留学し到着したばかりの桜桃院亜夜子は、レイに助けられ、気に入られたことがきっかけで、当時珍しい男女共学のスタグフォード校の「ファグマスター」と「ファグ」の関係に。(上級生のお手伝い係、犬扱い)
そんな二人が、友情(?)を築きながら、事件を解決するというお話。

前の作品が異能とマフィアというかなり濃い方向だったのに対し、英国の寄宿学校を舞台にした探偵もので、落ち着いた雰囲気。
少女小説らしく、複雑なミステリーではないものの、個性的な登場人物の前向きさや、互いに影響されながら、成長していく姿がとても好感。
シャーロック・ホームズなどが好きな方は、楽しめると思います。

あらすじ
誘拐されるところだった。その事実が、がんがんアヤコの頭を揺さぶる。
男は財布を摺ったと難癖を付けて、アヤコを裏路地に引っ張り込もうとしていた。
おそらく、そのまま誘拐してしまうつもりだったのだ。
周囲の人々が捕物に興奮するほど、アヤコは自分の身に及びかけていた危険を実感し、恐怖が込み上げてくるのを感じていた。
異国の、知り合いもいない場所で倒れるわけにはいかない。恐ろしい体験の後だからこそ、余計に強くそう思った。
  でも、怖くて、震えが止まらない。
誘拐される寸前で、アヤコに難癖をつけた犯人の正体を暴き、連続誘拐を解決に導いたらしい青年が、そんなアヤコに目を留めた。あの性根の悪そうな相手をいたぶる笑みはなく、ただつまらなそうに周囲に目を向け、たまたまアヤコを見つけたといった感じだった。

「……大丈夫か?」

そう問われたアヤコは、ハッとして一歩前へ出た。
しっかりしなければという思いで、きちんと例を言う。

「はい。ありがとうございます。わたくしは桜桃院亜夜子と申します。貴方のおかげで  

「わかりきったことだ、君が留学生なのは。また、今度はスタグフォード校の校長室で」


冒頭の出会い。アヤコは、留学先の校長室で彼と再開。驚きながらも、命を助けた礼を言う彼女に、レイは「ファグマスター」としてアヤコを保護することを条件に、アヤコに「ファグ」としての契約を勧める。
今ひとつよくわからないまま、彼の申し出を受けたが、身の回りの世話にこき使われることに。しかも、レイの評判はあまりに悪く、先生や、同じ女子寮の生徒にドン引きされる。
それでも、事件に巻き込まれ恐怖に陥った彼女にやさしい言葉をかけてくれたレイを、アヤコは崇拝する。
過去に、誘拐され、見世物小屋に売られ、見つけ出されたものの、その時から世の中の皮肉な面を知ってしまったレイは、犯罪そのものを無くしたいと願っている。次第に語られる、レイの素顔にアヤコは…

学院の中でも、選ばれた数名だけがなれる「ロード」。ロードの住まう寮を「城」と呼び、女子寮は「ダイアナ寮」に住まう。女子寮では、新入生は「茶会」を開かねばならない決まり。
半年前に、マリー・ハートという女子生徒が銅貨を送りつけられ、いじめられた挙句亡くなった事件がもとで、何者かが、エリザベス・ウィンフィールドを脅迫しており、レイとアヤコは事件の捜査とともに、巻き込まれる展開。

理詰めで、犯人を追い詰めるラストも、案外犯人が手強く理詰めで抵抗してくるので、思ったより読み応えがあった。
前のシリーズの切った張ったもそれはそれで面白かったが、まったく違った雰囲気ながらこちらも面白かった。さすがでございます。
「F」なる存在も、浮上し、彼が誘拐された経緯や、亜夜子の叔父の話などが絡むのか、今後の展開も気になる。

角川ビーインズ文庫 読了一覧

喜多 みどり 読了一覧

次巻でました。
亜夜子と時計塔のガーディアン 約束のチョコレート (角川ビーンズ文庫)
(2014/12/27)
喜多 みどり

亜夜子と時計塔のガーディアン 約束のチョコレート (角川ビーンズ文庫)


デ・コスタ家の優雅な獣5  喜多 みどり
2013年10月23日 (水) 16:57 | 編集
デ・コスタ家の優雅な獣5 (角川ビーンズ文庫)
(2013/08/31)
喜多 みどり

デ・コスタ家の優雅な獣5 (角川ビーンズ文庫)

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デ・コスタ家の優雅な獣5  

喜多 みどり

ノアがデ・コスタ家を裏切った。当主のエミリオも爆弾事件に巻き込まれ、組織は崩壊寸前!ロザベラはノアへの思いを断ち切ろうと、ダリオのプロポーズを受ける。しかしロザベラとダリオの婚約をきっかけに、敵対組織アリスタ・ファミリーとの全面戦争が秘密裏に計画されていて!?「デ・コスタの女」として生きることを決心したロザベラが、家族を守るために取った選択とは!?それぞれの運命が交差する、激動のシリーズ完結巻!
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いったいどうやってまとめるんだ?と、かなりハラハラしながら見守っていたので、これ以上血を流さないと頑張るロージーの気持ちが通じて、少女小説らしい大円団に大満足のラスト巻でした。
震え、怯えていた少女が、怯えを武器に自由を勝ちとるために強くなる。家族を愛したいと願う気持ちも、ノアへの愛も、血をみたくないと願う気持ちも、ストリーを通じて一貫している。その強い意思と機転で数々のピンチを切り抜ける見事な手腕を前に周囲の男達が彼女に一目置くようになる変化は、とても素敵だった。
私の中では、かなりお気に入りのシリーズになった。終わってしまって寂しくて、もう少し読みたい気もするが、この5巻で完結する上手く纏まった構成が良いのだろう。
ダリオ、いい男になったネ。
ノア、最後まで歯がゆかったヨ。
ドラマチ〜〜〜ック!魂叫

あらすじ
「悪い。俺はあの時も、今も、本気なんだ。おまえと…結婚、したい」

ダリオが求めているのは、異能を生む血筋ではなく、彼のそばに寄り添い、支えた、ロージー自身だ。
ロージーは彼から求められている。嘘も吐かれていない。
(ダリオは、私を愛しているんだ)
ロージーもダリオを愛している。
互いを大切にしたいと願う、穏やかな愛情だ。
かつて自分と同じ目をした青年(ノア)に向けた思いは、反転して憎悪となっていた。今でも彼を愛しているとは思うけれど、果たしてこの気持ちが本当に愛と呼ぶべきものなのか、自信がもてなくなってきた。ダリオに抱く感情とはあまりに違いすぎて。
ノアに対する思いこそが愛だと思えたのは、遥か昔のことのようでもあった。
いや。
遥か昔のことにしたかった。

新市長のもと、取り締まりの厳しくなる警察の動き。そんな中、アリスタ・ファミリーと抗争をするとダリオは言う。アリスタに、麻薬薬品の開発工場の破壊に対する報復。
麻薬は摘発の危険が伴う。エミリオの考えを止めたいロージー。
ノアはアレックスと袂を分ち、ロージーにエミリオの暗殺に気をつけるように注意を促す。エミリオの襲撃は回避できたが、ダリオとの結婚の準備に複雑な心中のロージーは、カジノで襲撃されてしまった…


冒頭の結婚で自ら窮地に立つ彼女と、対立のさらなる激化の構図。
後半の粗筋は割愛。
結婚はどうなるのか?どこまで血は流れるのか?気になるでショ〜?
おすすめヨ。

あとは感想を分かち合いたい人のみ反転で。
ノアは、もう少し押せってところでいつも引いてしまって、ああぁ、気持ちはわかるヨゥと歯がゆくキュン転がった。
ダリオへの愛は、男女間での愛とは少し違っていることが読者としては理解できるだけに、結婚に対して怯えるロージーが不憫だった。
エミリオの強さは、ダリオに対する愛情。ダリオのためならばどこまでも冷静に冷酷になれる彼らしい行動を読者も次第に理解できる展開に彼を知ることが嬉しく、エミリオのお株もシリーズ後半は急上昇だったナ。ダリオが一人前になった今後、彼がどうするのか、気になるナ。
アレックスの落としどころは良かった。これだけ人を操ってきたのだから、仕方の無い最後とはいえ、母親に気付いてもらえたシーンは 涙
ノアとしては、助けに行けないのは辛いだろうけど、ロージーに愛されているしね。
「ハグしてキスするのよ!」
暗かったすべてを吹き飛ばすような、素直な明るい彼女の台詞は、爽快
ビーズ乙女読者は、ノアのキスにメロメロ


自分を許すって、とても難しいよね。
ある意味、ノア以上にルチアとのラストはぐっときた。

彼らの子供は、どんな子になるのか、妄想
ところで、Webの短編とかまとめて短編集でも出てくれないかなぁ。と、リクエストしてみる。

角川ビーインズ文庫 読了一覧

喜多 みどり 読了一覧

デ・コスタ家の優雅な獣4  喜多 みどり
2013年08月09日 (金) 11:15 | 編集
デ・コスタ家の優雅な獣4 (角川ビーンズ文庫)
(2013/04/27)
喜多 みどり

デ・コスタ家の優雅な獣4 (角川ビーンズ文庫)

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デ・コスタ家の優雅な獣4  

喜多 みどり

裏社会至高の一族「デ・コスタ家」。組織を変えたいと願い、エミリオについて仕事を学ぶロザベラは、彼に反発する幹部達に不安を抱く。自分なりに家族を守りたい―。そんな想いを胸にノアと調査に乗り出したロザベラは「おまえのそばにいたい」と言う彼の存在を強く意識し始めていた。そんな時、偶然手に入れた1枚の写真に、ロザベラの本当の家族に関する情報が隠されていて!?衝撃の真実が明らかになる第4弾。
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同じ母から産まれた兄妹だと思い込んでいたノアと、ロザベラ。ノアは出生を知り、ロザベラへの想いを深め愛を告白しながらも、新たな展開が二人を待ち受けている、ロマンス満載の巻でございます。
恐怖に震えるロザベラは成長し、デ・コスタ家を支える形になっていく彼女。次々と明かされる事実と、ダリオの告白、ノアの告白と、今までとは違った、ガクガクブルブルに、ドキドキとキャァも加わっての、4巻です。

あらすじ
ロージーはもう狼狽えて震えているだけの少女ではなくなっていたし、不慣れな都会生活にも、恐ろしい力を持つ従兄弟達にも、随分慣れてきた。
組織を変えるだけの力を勝ち取り、組織そのものを変えたい。仲間内で裏切り、殺し合うのはもう嫌だったから。
エミリオに付いて彼の仕事を学ぶことになったロージー。あのエミリオがロージーへの態度を変えた。当初は物扱いして、閉じ込めようとしていた彼が。

マルコ・バウドはファミリーの重鎮だ。先代からの幹部で信頼も厚い。ロージーを人形と呼ぶ彼は、仲間内からの不満の声をエミリオに明け透けにぶつける。
清廉潔白な市長のもとファミリーは危機的状況にある。禁酒法が改正され、酒が公になったら、収入は減るだろう。ロージーが任されている違法なカジノも、合法化されたらいままでのように独占できない。
エミリオが新しく始める事業とは何か、彼は来週末のパーティーでお披露目するまで秘密だと言う。
そんな中、最年少の幹部、ハロルド・ブラッグが気になるロージーは、ブラッグの身辺を探り始めた…

最近のダリオの態度は少し違う。相変わらずロージーを思いやってくれるが、視線が  違う
(熱、が、籠っているみたいな目でみてくるんだもん)
怪我から二ヶ月。彼はエミリオが自分のために市長を捨てたことを気にしているのだ。バウドや、ブラッグと話すダリオの様子を窺った。エミリオの問いかけを思い出す。

『これからも、ダリオを助けてくれるかい?』

両親をファミリーに殺されたとしても、家族として、彼らを助けたいと思う。ノアは、今まで、避けたりきつい態度をとったことを謝った。

「私も、ノアを、大事にしたい。これからも、ずっと…」

(俺はお前が愛おしい)

ノアは泣きそうな気分になって眉根を寄せ、それを隠すために口の端に笑みを浮かべた。決して今まで通りにはなれないと理解していながらも…
ノアと共に、ブラッグの身辺を探り始める。倉庫でリカルドと遭遇し、人身売買の話を聞かされた。
リカルドにロージーは、父方の祖母サマンサが生きている手がかりを教えられ、母ファビラと父コーディの話を聞くことができた。
パーティーで娘達の行方を捜すリカルドは、一方で、調べてほしい人物の名と部屋をあげる…
エミリオは人身売買をどこまで了承しているのか?
エミリオの張った罠を学んだロージー。そうやって、彼はファミリーを守ってきた。
逃げたブラッグの行方は…?
ロージーがリカルドに頼まれ訪ねた先にいた人物は、ノアの母ディーナ・デスデーリだった…


後半は、ブラックの裏切りと、エミリオの車の爆破。急遽ファミリーを背負うことになったダリオだが、古参幹部のバウドは、合議制にするべきだと提案する。ファミリーの分裂を防ごうとするロージーは…

事情が複雑で、ノアや、ダリオの視点も入りながら構成しているので、ざっくりと粗筋にしても、長くなってしまう罠、しかも下手、トホホ スマヌ。告白大会の旨いところは、あえて割愛。面白いので読んでみて。
入り組んだ過去と、ノアの新たな兄弟と、デコスタとの敵対する構図がどう関係してくるのか、続刊が楽しみで、悶える。
リッツも、クモも、かっこよス
ダリオとの赤面の告白は、p113あたり、神がかった絵でキャァ。ラストのノアの裏切りの告白の絵も神だナ。
「俺は嘘つきだ」と言った彼の言葉が、憎いのに憎めないワッ

ノアのばか〜〜〜〜!!!
本をテーブルにシパッと叩き付けたら叫びながらクッションにダイブッ!喜
頭が大丈夫かと聞かれたら、どうかナ…

角川ビーインズ文庫 読了一覧

喜多 みどり 読了一覧

--5巻---

デ・コスタ家の優雅な獣 3 喜多 みどり
2013年04月12日 (金) 21:44 | 編集
デ・コスタ家の優雅な獣 3 (角川ビーンズ文庫)
(2013/01/31)
喜多 みどり

デ・コスタ家の優雅な獣 3 (角川ビーンズ文庫)

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デ・コスタ家の優雅な獣 3 

喜多 みどり

裏社会を牛耳る一族「デ・コスタ家」。花嫁候補としてつれてこられたロザベラは、いまやファミリーの一員として初めて任されたカジノ経営に奮闘する日々。そんな時、市長選有力候補の息子が誘拐され、その犯人としてダリオが指名手配されてしまう!行方をくらましたダリオを追うロザベラだったが、ノアから「俺が同じ立場でも捜しに行くのか」と問いかけられて…。大人気ダーク・ラブファンタジー第3弾
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二巻目とは違い、ブルブル感が減って成長を感じさせるロザベラの巻です。
カジノという縄張りを与えられたロザベラ。
縄張りで誘拐事件がおきたが、その犯人としてダリオが指名手配されてしまう。
行方をくらましたダリオ。
罠にハメた人物は誰か?
新たな後ろ盾を得て戻ってきたリカルドとポーカーで勝負だけで終わるわけがなく、やっぱり、血なまぐさい展開。
腹黒く冷徹な長男エミリオが意外な素顔を見せてくれます。
p189の挿絵の姿にぐっときてしまった。あんな姿見ちゃったら、もぅ憎めないワ

ロザベラとの結婚を断ったノア。血のつながりがあることで、彼女への気持ちを押さえるために距離を置こうとする彼の行動に、ロザベラは嫌われたのかと、至らない自分に不安と寂しさを感しております。
ノアの限界が試されているようで、気がついていないロザベラの行動に 男の純情の不憫さ増

あらすじ
ホテルのカジノという縄張りをまかされたロザベラ。エミリオに認められることで、自分の自由を勝ち取る決意を固めた彼女は、教育係のリッツに学ぶ。
ノアには一ヶ月くらい前から避けられている。彼が婚約を断ったあたりからだ。
鬱陶しいって思われたかな。ノアに、嫌われたのかな…
ダリオとは最近ずいぶん話せるようになった。「卑屈になるなよ」と怒鳴ったけれど、癇癪を爆発させるのではなく、ロージーのために怒ってくれることがわかると、胸に温かいものがひろがる。
カジノに子供がいる。保護するために近づいたロージーに少年は助けを求めた…

「僕が死んだら、それが事故でも自殺でも、あいつの仕業だよ」

少年はサルバトーレ・デスデーリという言葉をのこして消えた。サルバトーレが何者なのかロージーは知らない…
子供が誘拐された…
有力な市長候補の一人息子、アンドリュー・ベイカー。
ダリオが犯人だと指名手配され、エミリオは姿を隠すように命ずるがダリオは命令を聞くつもりはなく姿をくらます…
ロージーは手がかりをエミリオに報告する。デスデーリが分家であり サルバトーレは最後の子供…当時9歳くらい、死体はみつからなかったことを語るエミリオ。
ロージーは賭場をしばらく閉める間、二人を探す許可を申し出る…
デコスタの息のかかったミルズ市長に、会合のためのエミリオの使いをしたロージーは息を吐き出した。

怖い。でも、ノアがいなくても、今はもう大丈夫。頼ってばかりだから、呆れたか、鍛え直そうとして突き放してる…のかも。私が、一人前になれば…

後ろ盾を得て舞い戻って来たリカルドはロージーを欲しいという。
ミルズ市長の裏切りに代償を支払わせるというエミリオ
反デコスタの市長候補ベイカーが勝てば、逆風が吹く。
ダリオと、アンドリューの行方は…?

「どうして放っておかない」

「家族、だから…」


家族だから。家族を知らなかった彼女が、家族を求め愛を知りはじめ真摯に向かいながらも、ノアが家族を自分をどう思っているのか考え始めるロージー。家族でなかったら愛してもらえないのか?
常に不安を感じながら、恐怖を感じていたエミリオにも家族としての目を向ける姿は、健気。
ダリオは一巻からの変化が一番大きかった。
少年らしくて可愛い。
面白かったでス。
底知れない力を持つ4人目の登場で、今後どうなるのか?
ワクワク。

角川ビーインズ文庫 読了一覧

喜多 みどり 読了一覧

---4巻----
デ・コスタ家の優雅な獣4 (角川ビーンズ文庫)(2013/4/27)
デ・コスタ家の優雅な獣2  喜多 みどり
2013年01月17日 (木) 15:28 | 編集
デ・コスタ家の優雅な獣2 (角川ビーンズ文庫)
(2012/10/31)
喜多 みどり

デ・コスタ家の優雅な獣2 (角川ビーンズ文庫)

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デ・コスタ家の優雅な獣2  

喜多 みどり

裏社会を牛耳る一族「デ・コスタ家」。超内気な少女ロザベラは、一族の後継ぎを産むためつれてこられたたった一人の花嫁候補。自由を掴むため、なんとかファミリーの一員に認められたが、その矢先、敵対組織の襲撃に遭いしばらく休むように言われてしまう。このままでは、誰かと結婚させられちゃう!ロザベラは従兄のノアの力を借りて、組織内での名誉挽回を図るけど!?ますます危険な獣たちとのラブゲーム第2弾。
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乙女ノベルに穢れ無き乙女は多々あれど、巻を増すごとに人の憎悪と罪悪に汚れて行くヒロインというのはざらにないという、異色の物語。ヘビープレッシャーにガクガク震えながらも、必至に生き抜く彼女の中の強さがイキイキと美しい2巻!
ブルブル震える乙女は大好きだァー!(大丈夫か?自分)
妙なテンションの私に皆様がついてこられていないようなので、まともに紹介いきましょう。
アルゴ合衆国。イーストエンドならぬ、ウエストエンドを舞台に繰り広げられるマフィア抗争。デ・コスタの特異な力を次世代に引き継ぐためだけの、子供を産む道具として連れてこられたロザベラ。自分の自由を勝ち取るために彼女は、家長エミリオに認められるべく思考し奔走する。
エミリオ、ノア、ダリオの3人の中から夫を選ぶ運命にある彼女だが、ノアは実の兄らしいと知る。今までの境遇で愛されることを知らなかった彼女は、ノアが向けてくれる愛に勇気を与えられるが…

あらすじ
映画の撮影現場で最近力をつけてきたメルキス系移民を中心とするアリスタ・ファミリーに襲われたロザベラ(ロージー)。アリスタの目的は、彼女でも護衛をしていたダリオでもなかった。怪我をしたロージーに兄を殺された恨みを向ける世話係の娘ルチアは厳しい言葉を向ける。ノアに守られ他者から愛されることを初めて知った彼女。満たされ、甘えることを覚え幸せを感じていたロージーに、組織を変えると言った誓いを破るのは許さないと言う。
無理を押して出た朝食会で、エミリオはロージーに飽きはめていることに焦りを感じた。組織の構成員になるだけではだめだった。常に結果を出し続けなければ…
 エミリオは飽きてしまった。後一週間。あの傷の状態を見た時、とても残念に思った。

「どうせなら、二度とあるけなくなるくらいの怪我がよかったのに」

ダリオはロージーに無理に迫る方法をやめた。撮影現場で捕らえた男から話を聞き出す手伝いをして欲しいと言う。顔の形が変わるほどに殴られた男に怯みながら話かけたその時、リカルドと言う男が乱入した。メルキス人らしい眉の太い精悍な若者。仲間を救い出し工場は爆破された…
ロージーとダリオの失点。ロージーの部屋に銃弾が撃ち込まれたことから、怪我と抗争を理由にセーフハウスに閉じ込められることになった彼女。行動の自由を奪われれば、結婚の強制、エミリオの思う通りの生きる道しかのこされない…

「ロージー。俺がついている」

ノアに抱きしめられて、嬉しくて、失うのが怖くて、顔を歪めて泣いてしまう。
鞄を床に落とし、両手ですがりつくようにして、自分の中にあるひとかけらの勇気を掘り起こし、それを懸命に大きくした…

撮影現場の人物から話を聞き、アンジェリカと言う娘と金山を持つ地元の資産家エリック・パレデスとのつながり、そして、アリスタが西部時代のセットを襲撃した訳…
撮影現場にあった手配書からエリックにつけ込む道筋をロージーはつかんだ…


後半は、ノアは彼女をサポート。彼女の圧巻の巻き返しと、アリスタの反撃。さらわれたロージーの奪還にエミリオは彼女を取り戻した者が結婚相手だと賭けを始める…
一巻に引き続き、今回も終わりの報われなさにビーンズ乙女悶絶
妹だから、兄だからと自分の中に感じる違和感を否定する彼らに、ジレジレ、ヤキモキの展開。それでも、大切に思う気持ちから、震えながらも、ノアの隣に共に立つために悪に染まるロージーの変化っぷりの度胸の良さに、美しさと敬意を感じるのは、周りの男達だけではなく、読者も同じ。
必至に罪悪と戦いながらもその終わりは報われるのかと、甘さと苦さを噛み締めて悶絶してください。ムグムグ。
リカルドも悪い男と書いてイイ男と読みたくなるような人でした。今後また登場してくれそうで楽しみにしておりまス。
変化したのは、彼女だけではなく、ダリオも一巻よりマシになってきましたネ。基本部分の道徳が欠落してますガ。今後に期待したいのですがどうなるんでショ?ダリオとノアとの三角関係の構図になってきましたヨ。
ラストでの、警部の隠し球も波乱要素で、続刊もワクワク。

角川ビーインズ文庫 読了一覧

喜多 みどり 読了一覧

----3巻でス!-----
デ・コスタ家の優雅な獣 3 (角川ビーンズ文庫)
(2013/01/31)
喜多 みどり

デ・コスタ家の優雅な獣 3 (角川ビーンズ文庫)
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