本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
出戻り乙女の(秘)稼業 告白は幽猛果敢! 文野あかね
2016年04月03日 (日) 16:49 | 編集

出戻り乙女の(秘)稼業 告白は幽猛果敢! (角川ビーンズ文庫)
2016/1/30
文野 あかね (著)

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出戻り乙女の(秘)稼業
告白は幽猛果敢!

文野あかね

一人前の霊吏になるべく、鬼上司の相棒・景彰とともに修行に励む春明のもとに届いたのは、御前舞台で帝を襲うという脅迫状!黒幕である蛇の入れ墨の男・淵君を追って人気劇団に潜入した春明と景彰。「俺を呼べ。必ず助けに来てやる」不安な春明を支えてくれるのは景彰の言葉。でも景彰は幼馴染みの香月を想っていて…揺れる春明に淵君の魔の手が迫る―!?“お迎え”中華ファンタジー、恋も仕事も大波乱の続編!
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二巻で完結です。もう少しつづくかと思ったのに、残念。
ラストに強引に完結へとまとめられてしまった雰囲気で、期待していた景彰が目覚めさせたいと願った女性に関してや、淵君の行動理由など、消化不良に感じる。
とはいえ、いつでも一生懸命な春明や、彼女を見守る景彰とのコンビは悪くなかった。
春明の幼馴染で許嫁の希聖は、最後まで可愛らしいキャラだった。
コメディー色の強い表紙だが、もっとコメディーでもよかったかも。作者らしい生真面目さを感じた。

あらすじ
春明の脳裏に、以前無途の川に行った時のことが甦ってきた。無途の川は悪霊となった死者が最後に行きつく場所とされ、そこで春明は意識のない影彰に、好きですと告げている。
  どうしよう。意識しちゃだめだって思うけど、やっぱり無理!
今もそのときのことはうやむやのままで、春明は何も言えない。
そんな二人は、四十九日を過ぎだ霊をかくまっていると噂される劇団で潜入捜査をすることに。しかも、”まずは現帝の死から、すべてを始めることとする。御前舞台という死に場所を用意した。”という脅迫状が届いたという。
紙には、淵君を示す無数の蛇の模様が…


冒頭の経緯。春明と景彰は、劇団へ剣術の指南として入り込み、探りはじめるが、霊の気配を感じるものの、実態を把握できずにいた。一方、蝋燭職人の親方(魂)と自信のない弟子と知り合ったり、悪霊になる一歩手前の霊の憂いの相談をうけたり…

すると、あることが劇団と繋がってきたという展開なのだが、悪くない雰囲気だっただけに、あっさりやっつけて、二人がくっついて説明不足という終わり方は残念。
ぬぅ。

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出戻り乙女の(秘)稼業 恋は幽言実行! 文野あかね
2015年12月05日 (土) 18:21 | 編集

出戻り乙女の(秘)稼業 恋は幽言実行! (角川ビーンズ文庫)
2015/8/29
文野 あかね (著)

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出戻り乙女の(秘)稼業
恋は幽言実行! 

文野あかね

官吏になるか、結婚か―。究極の二択を前に、登用試験に挑んだ凛春明。だが道中、川でおぼれる子供を助けようとして、臨死体験!あの世からの“出戻り”を見込まれた春明は、ナゾの部署『霊督院』の『霊吏』に採用される。デキる男・景彰の相棒に指名されて、はりきる春明。だけど、景彰はワケありの厳しすぎる鬼上司。「とっとと辞めるんだな」と言い放ち…!?恋に仕事に、トラブルだらけの“お迎え”中華ファンタジー!
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あの世に行って根性で戻ってきたら、今で何度も失敗してきた憧れの官吏に採用されることに!?
でも、ナゾの部署『霊督院』の『霊吏』って…?

気軽に手にとって、さくっと楽しめる導師系の中華もの。
鬼上司と、新米というコンビで、仕事を覚えながら恋が芽生えるという王道な構図だが(その手の鬼上司ものは大好きよ)、お話はキレもよく面白かった。
ヒーローはある魂を探しているという影のある人物。
ヒロインに対して、高圧的ながらも素直になれない幼馴染の杜希聖などが絡み、いい感じにトキメキ要素が入っております。
明るく前向きなヒロインの挫折感に対して、頑張りも好感。
出会いと背景という雰囲気もあるので、この巻だけでは評価しにくいが、ヒーローの気持ちの行方が謎な部分が気になるし、続刊が楽しみなシリーズになりそう。
…続刊、あるのよね?
鳴海ゆきのイラストは好きだ。カラーがなくて寂しい

あらすじ
「官試っ!官試受けに行かなくちゃ!」

「それは無理ですよ。  だってあなた、死んでしまいましたから」

死にたくないっ。官吏の手から逃げ出し、春明は川へと、派手な音を立てながら飛び込んでいた。
■□■
凛春明は、三度も官試を受けられずに終わり、今回も人を助けようと川に飛び込み死んでしまった。
気がつけば、官試も終わって一日経ち、母親からは幼馴染の杜希聖と諦めて結婚しろと言われてしまう。
  神様、ひどすぎる。私、なにか悪いことでもしたの?
「泣くほど、私との結婚が嫌なのか?」
ぐさりと棘のある言い方しない幼馴染の言動に疑問をもちながら聞いているところに、刑部の官吏から採用を通知され、春明は夢見心地で煌朱へ向かった。
ところが、配属された部署は『霊督院』の『霊吏』
幽霊が迎えに来て、薬湯作りが好きな上司劉貴瑛、初対面とは思えない距離で話す美男・趙清士&美女・呂美怜、そして鬼上司で相棒となる男を紹介された。

「あの、私頑張りますので!」

「よく知りもせず安請け合いするな!」

  こっ怖い……。この人が私の上司で相棒?嘘でしょ?


冒頭の経緯。『霊吏』の仕事は霊を捕縛し、三途の川へ送り返すこと。景彰は、考えの甘い春明を叱咤する鬼上司。
だが、彼の能力の高さを知り、仕事を始めて数日後、幼馴染の杜希聖が婚約者だと言って乗り込んできた。

というわけで、鬼上司らしい叱咤と、がんばりを認めてくれる不器用な優しさを堪能しつつ、いくつかの件をこなし、信頼関係が芽生えた辺りで、謎の『蛇の男』というキーワードとともに、彼の過去が絡む展開。

”初めて恋をしたと思った瞬間には、もう失恋している。
  って何それ。悲しすぎる……。”

ヒロインに甘い言葉を使って、ヒロインとビーンズ乙女をメロメロにする鬼上司なのだが、彼の気持ちは過去か現在か…?非常に気になる所。
気になるのよ。とっても。

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アドリア王国物語 誓いの剣と星に導かれし者 文野 あかね
2015年04月27日 (月) 18:32 | 編集
アドリア王国物語 誓いの剣と星に導かれし者
(2015/01/27)
文野 あかね

アドリア王国物語 誓いの剣と星に導かれし者

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アドリア王国物語 
誓いの剣と星に導かれし者 

文野 あかね

“絶対記憶”を持つ少女エマは、主となったルース、その忠実なる騎士レイ、最凶騎士バルトと共に『聖杯』を探す。手がかりを追う一行が向かったのは、脱出不可能な『迷宮の街』。秘密の道を知る領主が、情報と引き換えに出した条件―それは、エマが一人娘の身代わりになり、結婚相手を選ぶ宴に出ること。バルトを護衛に、条件をのんで令嬢レッスンを受けるエマだったが、命を狙われ!?運命のラブ・ファンタジー、待望の続巻!
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エマの尊敬する師は、騎士バルトの国を滅ぼした男。
同じ相手を敬愛と憎しみという別の側面で見る二人だが、王子ルースの部下となるべく都へ。
そこで、王から「腹心の部下にするためには、納得させてみろ」と命じられ…

さらっと読みやすい物語です。
バルトは、これまでの戦い方を捨て、騎士としての戦い方(命を優先)をしたために弱くなったと葛藤する。だが、エマを何よりも優先するもの、すなわち特別だと感じはじめ…
というバルトの騎士としての成長を感じるお話だった。
物語は二人が無事ルースの腹心の部下になるまで。
カラーピンナップ付き。エマ美人さん。

あらすじ
エマは『幻黒の書』をめぐってルース達と知り合った。
しかし、『幻黒の書』の最後のページは破られていた。しかし、その書自体にも価値がある。ゆえに、ルース達は王に報告するために王都へ向かった。
しかし、第二王子イザークからは、星も授かっていないと蔑まされる。
王族の腹心の部下になるためには、国王から『星』を授からなければならないのだ。
彼の刹那的な剣に憂いて、彼に居場所を作りたいと考えているルースは、バルトに騎士としての戦い方を教える。
庶民の二人を前に、反対の声が上がる中、王は「納得させてみろ」とベルゲン行きをルースに命じた。

『迷宮の町』に住むお姫様  、まるでお伽話の世界だ。


冒頭の経緯。領主である父に大切に育てられたティアナは部屋から出ることすら許されていない。だが彼女を狙う何者かがいると言う。
エマは身代わりをすることになり、淑女教育とダンスのレッスンを受けることに…

まぁ、バルトの成長を軸におくのも良いのだが、主人公がぶれちゃって、せっかく淑女教育にダンスレッスンなのにエマの見せ場を感じなかったのは残念だったな。
肝心の先生に関してはちょっと顔を出しただけだし、腹に一物かかえる人物もいそうで、続刊あるのよね?
相反する感情とのぶつかりあいが無くては話にならぬよ。
もう少しキュンキュンさせてくれると思ったのだが、薄いな。
是非、先生と対決するまで続きますように。
 

文野あかね 読了一覧

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アドリア王国物語 幻黒の騎士と忘れじの乙女 文野あかね
2014年11月14日 (金) 16:45 | 編集
アドリア王国物語 幻黒の騎士と忘れじの乙女 (角川ビーンズ文庫)
(2014/08/30)
文野 あかね

アドリア王国物語 幻黒の騎士と忘れじの乙女 (角川ビーンズ文庫)

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アドリア王国物語
幻黒の騎士と忘れじの乙女

文野 あかね

アドリア王国の城壁に囲まれた街に暮らすエマ。一度見聞きしたことを忘れない“絶対記憶”を持つ彼女の夢は、諸国を旅し、歴史書を作ること。だが、『聖杯』の行方を記した『幻黒の書』を追う3人の騎士と出会った日、殺人の罪で父親が捕縛されてしまう。エマは、甘く紳士的なルース、クールなレイ、最強剣士バルトの力を借り、真犯人を捜すことに。だが、亡国の騎士バルトとの相性は最悪で!?運命のラブ・ファンタジー、開幕!
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城壁の小さな町で、”絶対記憶”を持つエマは、苦労して育ちながらもいつか城壁の外の風景を見たいと願う。
そんな彼女が、三人の騎士と出会った。
『幻黒の書』を持つ吟遊詩人を追う三騎士は、エマの恩師である吟遊詩人の『先生』と同じ人物なのか?

悪くないんだけど、どこにでもあるようなファンタジーにも感じる。でも、こういうの嫌いじゃないです。イラストも好感で、面白かった。
出会いの一巻といったところで、今後『聖杯』獲得の壮大な物語になるのか、こじんまりとこのまま地味なまま進むのか、続刊に注目。
作者の焦れったく切ない恋愛風景は引き継いで欲しい所だナ。今後に期待かナ。

あらすじ
「エマ、覚えていてください。最初から嘘だと決めつけて物事を見ないこと。どちらの可能性も頭に置いたうえで、ありのままの風景を見て、言葉や物語を聞くんです」
忘れないでくださいね、と続けて、何かに気付いたように『先生』は笑った。
「ああ、そうでした。あなたは絶対忘れないんでしたね」

その言葉通り、十年経った今でもエマは、一字一句忘れることなくこの場面を覚えている。
■□■
ローランドの『踊る大鷲亭』で働くエマは、城壁の外に出たいと考えるようになった。
そんなある日、街中で目立っていた三人の騎士が食事に訪れ、エマは旅の話しをねだる。
金髪の優しげな風貌のルース、黒髪で威圧感のあるバルト、長剣を持つ長身の男レイ。
快く話しを始めようとするルースに、エマは自分の夢を語った

「私、いつかはこのローランドを出て、色んな土地を見て歴史書を作るのが夢なんです」

「そんな夢叶うと思ってんのか?」

目を輝かせて熱っぽく語るエマの言葉を遮ったのは、冷たいバルトの声だった。


冒頭の出会い。父ハンスが殺人の容疑で突然逮捕され、エマは城へ向かうが、門前払い。そんな彼女を助けることにした三騎士。すれ違った犯人をエマは見たものの手がかりは少ない。『幻黒の書』を探していたという犯人。
ルースらも『幻黒の書』を探しており、犯人をおびき寄せるために、武芸大会を領主に開かせることに…

コルベール王は、『幻黒の書』を持つ吟遊詩人によってたぶらかされ『聖杯』を追い求めた結果、滅亡した。コルベール王に忠誠を近い恩のあるバルトの言葉は王には届かず、彼は仕えるべき君主のいないまま、吟遊詩人を探し、エマの『先生』と結びつく。
エマは、”絶対記憶”によって苦しんだ時期救ってもらった『先生』を恩人だと崇拝しており、バルトと言い争いになってしまって…

口の悪い男は、嫌いじゃないです。むしろ好きですッ!
彼なりに苦悩を抱えているわけで、それを乗り越えて、彼女に優しくなれるというお話で、物語の読みどころとしてはバルトの成長と、エマの旅立ちかナ。
いろいろと、前のシリーズと似たようなアイテム『手帳』→『書』など、被ると感じる所もありだが、どう使うのかがポイントなのだが…、今度も使わなそうな予感?
ところで、編集様ッ!最近、新シリーズから、登場人物欄を作るのやめた?ムゥ〜〜
大変だろうけど、やっぱりいいなぁ、記憶力。
私、忘却力なら自信があるのにッ!と、妬ましく、共感はしにくいカモ。この己の卑小サ…
今後の展開次第では面白くなりそうな予感なので、期待しておきます。

----備忘録-----
エマ 絶対記憶を持つ少女
ハンス エマ父
ターニャ 『踊る大鷲亭』おかみ

ルース・フェイスフェルト 金髪優男アドリア王国第一王子
レイ・シュトライト  真面目 近衛騎士
バルト・ヴィルヘルム 堅物 ”幻黒の騎士”滅亡コルベール国の騎士

文野あかね 読了一覧

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女神と棺の手帳 輝ける紅玉の夢  文野 あかね
2014年11月10日 (月) 11:45 | 編集
女神と棺の手帳 輝ける紅玉の夢 (角川ビーンズ文庫)
(2014/07/31)
文野 あかね

女神と棺の手帳 輝ける紅玉の夢 (角川ビーンズ文庫)

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女神と棺の手帳
輝ける紅玉の夢  

文野 あかね

王国史上初の女性医師になるという夢に向かい、進級したケイト。中佐に昇級したイーノットとの連絡は途切れたままでも、彼への想いは変わらない。共に医師を目指すリオからの告白にも応えられずにいた。そんな時、“棺の手帳”を探す少年が現れ、ケイトは東部で起きている反乱に巻き込まれていく。傷つく人々の手当てに奔走するケイトだったが、イーノットが命を落としたとの報せが入り!?心震わすラブ&クライマックス!!
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高星 麻子さんの美麗ピンナップ付き。
本当は手の届かないほど遠い存在の彼と、唯一の医学を志す女学生。出会いの入学試験から3年生までというかなり遠回りな恋愛ものだったが、高星 麻子さんのイラストとの相乗効果で、儚げで切ない雰囲気がとても良いロマだった。
ラストに再び”棺の手帳”がからんできますが、”棺の手帳”というアイテムの使いどころが、やっぱりぱっとしなくて、少々残念な部分はある。
とはいえ、頑張る乙女は大好物なので楽しかった。
小学校高学年から読める文章量なので、文字好きのビーンズ乙女には物足りなさがあるかもしれないが、無事、二人の明るい未来が見えて嬉しい読後感。

あらすじ
4年の病院実習への資格を問う3年の大切な試験を前に、勉強に励むケイトとリオとの間には気まずい空気が流れている。
大学二年の冬、ケイトはこの図書館で、一人の男性を待っていた。
イーノット・レイズ。彼の将来を考えても、強力な後ろ盾のあるエリカとの婚約が、彼に有利に働くことは分かっている。それでも、ケイトはイーノットを好きだという気持ちを消すことはできなかった。
南部基地で想いを告げたケイトに、イーノットは「君に伝えたいことがある」と大学の図書館で会う約束をした。
だが、当日イーノットは来ることはなく、そこに心配したリオが現れ、ケイトは彼から告白されたのだった。
約束の日から今日まで、イーノットからの連絡はなかった。南部基地に出向いても門前払いされ、基地宛に手紙を送っても返事はない。
それは、一体何を意味するのだろうか。
突き詰めれば、胸が苦しくなるだけだった。
  今、何をしているんだろう?
中佐。そう呟いた声は、思った以上に弱々しく響いた。


冒頭の経緯。軍への反発から村を占拠した革命派のリーダー。その息子ジャスティンという少年がある日、ケイトに”棺の手帳”を出せと迫ってきた。
傷ついた少年を助け、村へ向かったケイトとリオ。反乱に巻き込まれた二人をイーノットは助けることができるのか?

ケイトの成長を見守る二人の関係のみに終始し(それはそれで萌えだがね)、シリーズ全体を通しての敵とかそういったつながりがまったくなく、文字通り手帳は棺に入ったままのような状態で終わったのはちょっと残念。
ラストに、誰?という人物を登場させるのも微妙だ。
とはいえ、軍を変えたいというイーノットの志の青臭いの台詞と、乙女の窮地を救うイーノットのかっこよさで、うまくごまかされてキュン転がって幸せな気分になれるので、良しとしよう。

リオ、残念なやつ。おまいならきっといい子が見つかるサ。頑張れ
次回作も楽しみにしております。
文野あかね 読了一覧

角川ビーインズ文庫 読了一覧
女神と棺の手帳 涙降る夜の秘密 文野 あかね
2013年12月12日 (木) 15:29 | 編集
女神と棺の手帳    涙降る夜の秘密 (角川ビーンズ文庫)
(2013/10/31)
文野 あかね

女神と棺の手帳 涙降る夜の秘密 (角川ビーンズ文庫)

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女神と棺の手帳 〔4〕/文野あかね

女神と棺の手帳
涙降る夜の秘密 

文野 あかね

史上初の女子医学生として奮闘中のケイト。軍の英雄・イーノット少佐に会えない日々に胸を痛めるが、首席を争うリオに誘われ東部へ旅行に出ることに。しかし、訪れた街では若い女性ばかりを狙う殺人事件が発生していた。冷たく雨が降る夜に、偶然事件現場に居合わせたケイト達は、軍の取り調べを受けることになってしまう。そんな彼女の前に現れたのは、ある男を追うイーノット少佐で…!?ラブ&ミステリ、波乱の第4弾!!
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唯一の女子医学生のケイト。一人努力を重ねる彼女も、リオやノーマンなど、仲間ができ学生生活も充実しているようです。そんな中、イーノット少佐に会いたくても自分からは接触できない、手の届かない存在なのだと知った彼女。
ところが、リオに誘われ旅行に出た先で、切り裂き魔を目撃し、事件に巻き込まれると、そこにはイーノット少佐が…という展開。
この巻にて、やっと恋の自覚。そして、ほのかに彼女に想いをよせていた、ツンデレ学生リオに自分の気持ちを伝える、待ちに待ったキュンな展開が待っております。
少佐と二人きりになったとしても、べたべたしない、癒系の甘酸っぱさが魅力的。
そして、事件は少佐の過去と、ケイトの恋の行方をふくめて、続刊に続くきます。
高星 麻子様の美麗軍服ピンナップ。喜!

あらすじ
二年になって初めての定期試験が行われ、その最終日。ケイトに手を差し伸べてくれたリオやノーマンと行動をともにするようになり、最近では他の学生達も普通に接してくれるようになった。
リオの祖父の屋敷のある東部への旅行を誘われたが、ケイトは南部基地にいるイーノット少佐を訪ねたかった。ところが、約束がなければ、門前払いだった。
  少佐達が、すごく近い存在だって、勘違いしていた。
会うことすらできない。抱き寄せられた記憶すら、幻だったのではないかと感じた。

「忘れろよ、少佐のことなんて」

ふいに真剣な声をだされて、ケイトは瞳を一瞬まばたかせた。声を出したリオ本人も驚いたのか、一瞬不自然な間があく。リオに勧められ、東部に旅行に行くことを決めたケイト。
ところが、東部の町では切り裂き魔が横行し、犯人は捕まっていないという。喫茶店の娘に一目惚れをしたノーマンのために、娘の跡をつけたが、偶然娘が切り裂き魔に襲われる現場に居合わせてしまった…
威圧的な軍の事情聴取に怒りを感じるケイト達。そのとき、部屋にいた軍人全員が直立不動で敬礼を取った。足を踏み入れたのは、少佐だった。


後半、切り裂き魔の事件に奔走するイーノットは、同じ手口で服役中の切り裂き魔ライナスに会いに行く。
過去、自らが捕まえた、軍友であった男は何を知っているのか…
少佐の素っ気ない態度に傷つくケイトですが、ティムの粋なはからいで、少佐と時間を共有した彼女は自分の気持ちに気がつく展開。

リオのおばあ様も素敵な人でした。ケイトの芽生え始めたほのかな恋心と、続刊に続く展開のラストは続刊が楽しみ。鬼ロマとまではいかないけれど、素敵な突き放しかたで、キュン転がる。
リオ、負けるな、頑張れと、追い打ち的に応援。

ところで、二人の出会いの切っ掛けと、軍の秘密が書かれた本のタイトルである”棺の手帳”であるところの話は、まったく出てこなくなったのだが、その辺りの根本的なストーリーの流れやらは放置なのかなど 細かいことを気にしないで高星 麻子様の素敵イラストの軍服に萌え転がって、年上の手の届かない人とのトキメキキュンにハマれる人におすすめ。
もしかしたら、いつか出てくるのか…気にしたら負けだ。(?)

文野あかね 読了一覧

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