本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
復讐の女海賊 コニー・メイスン
2016年05月27日 (金) 18:12 | 編集

復讐の女海賊 (扶桑社ロマンス)
2016/3/2
コニー・メイスン (著)

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復讐の女海賊 

コニー・メイスン

英国令嬢アレクサは婚約披露の舞踏会の最中、ペンウェル伯爵アダムによって誘拐される。復讐のため、父親を殺した憎き敵の娘を愛人にしてから送り返す計画なのだ。私掠船の船内に幽閉されたアレクサに、仮面の船長フォックスもまた強引に迫る。彼の魅力に屈した彼女は遂に身体を奪われるが…男たちの思惑とアメリカ独立戦争の帰趨に翻弄されながら、彼女はやがて自ら運命を切り開くべく大海へと乗り出す―女海賊ヴィクセンとして!コニーの初期を代表する一大海洋冒険ロマンス堂々登場。
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copyright 2004(1986)
My Lady Vixen

アメリカ独立戦争の中、私掠船(敵の船を略奪する許可を得た海賊行為)の船長として活躍する覆面のフォックスと、ヒロインへの復讐心に燃えるアダムという男の間で揺れる乙女心から始まる、奇想天外な活劇が楽しいロマです。(一言でまとめきれるかぁ〜〜!)
コニー初期作品。
実は、コニー作品を頑張って出してくれた扶桑社ロマ様は、この作品を最後にしばらく様子見をされるそうです。
万人受けするような作品ではないし仕方ないかぁ〜こまでよく出してくれたものだ!*´▽`)/と感謝しつつ、かなり残念なのであります。
初期作品らしく、想像以上に波乱万丈です。
父親を殺されたヒーローの復讐心によって拉致されたヒロインは、妊娠させられた挙句捨てられ、無理やり結婚させられそうになり父親のもとを逃げ出して、アメリカへ来たものの…という半分くらいでラノベ10冊分読んだような気分になれます。
いろいろと、突っ込みどころ満載ですが、おバカなヒーローにツッコミを入れながら読む本。妊娠と流産というキーワードがあるので、苦手な方ご注意。

あらすじ
素敵な婚約者と笑いながらダンスをしていたと思ったら、気がつくと酔っ払った強姦魔と化した婚約者から逃げようとしていた。あのタイミングでペンウェル伯爵アダムが現れなかったら、どうなっていただろう?
アダムは乱れて人前に出ることのできなくなったアレクサを家まで送ってくれるという。ところが、アダムはアレクサのウェストを押さえつけて後ろに引きずり出した。

「どういうつもりですか?」

「申し訳ない、お嬢さん。だが、いっしょに来てもらおう。きみの家族からかりを返してもらうためにここに来たんでね」


冒頭の経緯。アレクサの父親とアダムの父親は決闘の末、アダムは父親を失った。アダムは復讐を誓い、アレクサを愛人として拘束し傷物にした挙句、彼女を帰し復讐をするのだと告げる。
囚われたアレクサは、アダムに船に乗せられたが、船長だという覆面の男フォックスによってバージンを奪われてしまった。しかも、城に到着したアダムからもアレクサは何度も奪われ、時折見せる彼の優しさに次第に惹かれるように。
しかし、妊娠を感じた矢先、親元へ帰されてしまう。
父親から嫌われ結婚を強いられたアレクサは、船の乗り組員で船長フォックスの親友であるマックを頼り、アメリカへ逃げ出したけれど…

覆面船長に笑いです。彼が何者なのかバレバレですが、本当にいったいなにがしたいんでしょう?疑問がいっぱいです。でも、あまり深く突っ込んで考えて読んではいけません。行き当たりばったりの展開をおおいに楽しんでください。
アメリカへ渡ってからが、本番です。
ヒロインは、タイトル通り女海賊になるのです。女海賊ヴィクセンとして生まれ変わったように生き生きとしはじめた彼女と、英国の敵であるフォックス。お互いに素性を知りながら素知らぬ顔をして、楽そうにしております。
そんな二人が、何度目かという数えきれない命の危機をくぐり抜ける様は楽しく、ラストまでハラハラドキドキです。
あとはもう、なんと説明していいか…情緒もへったくれもなく、ストーリーがザクザク進む展開が楽しいので、いろいろと秘密ということで。

またいつか、面白い作品があったら邦訳されることを願って。

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放蕩者の最後の恋 コニー・メイスン
2015年10月26日 (月) 22:48 | 編集

放蕩者の最後の恋 (扶桑社ロマンス)
2015/8/2
コニー・メイスン (著)

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放蕩者の最後の恋 

コニー・メイスン

放蕩者として名高い子爵のルーカスは、ベッドを共にした女性が自殺したことに責任を感じ、一年間の禁欲の誓いをたてて田舎での隠遁生活を決意する。コーンウォールの海辺に小さな家を借りて住み始めたルーカスだったが、付近では密輸団が暗躍しているとの噂が。ある日、彼は崖上に立つ黒髪の美女を見て、ひと目で魅了される。飛び込むつもりなのかと思わず声をかけたルーカスに対し、なぜか地主の娘だというブリスは警戒心をむき出にして…名手コニーが贈る官能たぎる興奮のリージェンシー!放蕩者シリーズ完結篇!
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copyright 2004
The Last Rogue

放蕩者の一途な恋 』『放蕩者の甘き復讐』に続く、放蕩者シリーズの三巻目。
シリーズの完結巻ですが、ストーリー上のつながりはないので、この巻だけでも楽しめます。
三人中、ヒーローのお馬鹿度がかなり高い人物。
女性が大好きと言い切ってます。あらゆる女性が傷つくところをみたくないという保護欲的な高潔さがありながらも、下半身のやんちゃぶりが笑えます。
ヒロインも、村ぐるみの密輸をまとめ、ヒーローの言うことをまったく聞かない無鉄砲女子。
というわけで、かなりコニー作品らしいお話となっております。
リージェンシーとは思えない無軌道ぶりは、他の作品ではお目にかかれない。
男性視点多め。女子に感情移入する話ではない。それなりにホットなシーンもあり。

あらすじ 1820年
ウエストモア子爵ルーカスはシビルの罠を見ぬいた。シビルは何者かの子を妊娠し、結婚相手として放蕩者のルーカスに目をつけたのだ。シビルは相手の男の名前以外を白状した。
そんな彼女に、ルーカスは婿を見つけると約束した。持参金目当ての次男、三男坊の心辺りなどいくらでもいる。
しかしその夜、シジルは自殺した。
ルーカスは罪悪感を感じ、放蕩を自制し、果ての村での一年間の禁欲の誓いをたてた。

コーンウォールは世界一荒々しい海岸地域だと言われているが、そのとおりだとルーカスは思った。
自らに課した孤独な暮らしをはじめてひと月、ルーカスはそんな美しさを愛するようになっていた。
寂しさが最悪の敵だった。
ルーカスがその女の姿を目にしたのは、いつものように崖に沿って歩いていたときのことだった。沖合をじっと見つめている。
翌日も女はその場所に立っていた。あの女はどんなに危険なまねをしているのか気づいていないらしい。頭を傾けて前方に目を向けている。なにを見ているんだ?

「飛び込むな!」

「放して!いったいなんのつもり?」


冒頭の経緯。貧しい村はこれといった産業もなく、父をロンドンの医者へ連れて行く金もない。それがきっかでブリスは酒の密輸を始めたが、そのことをいち早く感づいたルーカスは、彼女を関わらせまいと必死に説得する。
密輸の指揮をとるシャドウと呼ばれる人物は何者なのか? 徴税官の危機を前に何度もルーカスに助けられながらも、ブリスは彼の説得には応じず、ブリスに対し我が物顔の村人ブレイディはルーカスに敵意を燃やしている。
しかし、村人の中に密告者がいるようで…

後半は、花嫁となったブリスを連れ、ロンドンへ。しかしルーカスは、結婚生活から逃げるように、うろうろ。慣れない社交生活に、ルーカスに放置され寂しさをつのらせるブリスだが、何者かにルーカスが狙われはじめ…

ヒロインの意固地さにはかなりイライラさせられるが、そんな彼女に振り回される、心優しき放蕩者との掛け合いは楽しかった。
ブリスに並々ならぬ欲望を感じながらも、それを愛だとは絶対に考えられない人物。なので、往生際が悪くて笑える。
お馬鹿で不器用ながらも優しい男で、魅力的。そんなお馬鹿な彼が、一生懸命告白してくれるシーンは、ちょっぴりぐっときた。
コニーらしい楽しい作品。

---放蕩者トリロジー----
放蕩者の一途な恋  オリヴィア&バサースト侯爵ガブリエル
放蕩者の甘き復讐 フィービー&ブラクストン伯爵ラムジー
放蕩者の最後の恋 ブリス&ルーカス

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放蕩者の甘き復讐 コニー・メイスン
2015年08月19日 (水) 23:08 | 編集

放蕩者の甘き復讐 (扶桑社ロマンス)
2014/11/29
コニー・メイスン (著),

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放蕩者の甘き復讐 

コニー・メイスン

英国の考古学者がエジプトの王墓から発掘した貴重な副葬品と共に行方不明になった。その娘フィービーに外務省の捜査員が尋問するが有力な手がかりは得られない。彼女を疑っている外務省側は放蕩者の貴族ラムジーを使い、フィービーを誘惑して父親と発掘品の在処を突き止める作戦に出る。手練手管に長けた名うての遊び人と高名な考古学者の娘。実はラムジーとフィービーは四年前に人には言えない出会いを果たしていた…。練達のストーリーテラーが贈る波瀾万丈の“放蕩者トリロジー”第二弾!
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copyright 2003
Seduced by A Rogue

放蕩者トリロジーの二巻目ですが、一作目をすっかり忘れていても問題なく楽しめます。
というか、ごく一般的なリージェンシー物をお探しの方にはあまりお勧めしません。
コニーらしさを理解でき、なおかつ、斜め上に気の強いヒロインと、スパイにまったく向いてない馬鹿正直なヒーローとのホットなロマンスを寛容に見守ることができる方にオススメします。
というわけで、コニー作品としては若干おとなしめで物足りなさはあるものの、テンポの良い掛け合いは楽しかった。

あらすじ
「なんだって?もう一度言ってくれ」
ブラクストン伯爵ラムジー・ダンクスフォードは、机を挟んで向かいあって座った男に思わず大声を出した。
引退したはずの外務省からの依頼は、消えたエジプトの秘宝アミュレットの調査だった。
しかも相手はラムジーが唯一愛し、結婚を求めながらも逃げた相手・フィービーだ。
外務省はフィービーの父親・考古学者のトンプソンが売り飛ばす目的で盗んだと考えているが、行方がようとして知れないらしい。そこで、名うての放蕩者であるラムジーが、手がかりを握る娘のフィービーを誘惑し、アミュレットを取り戻すという計画だという。
ラムジーは苦い過去に思いを馳せた。フィービーとは二度と会いたくない。だがこのとき、彼の中の悪魔の声がささやいた。フィービーの破滅こそ、おまえが何より望んできたことではないか、と。
■□■
フィービーは思わぬ再会に驚愕した。ラムジーは父の帰宅をたずねたが、フィービーは答えられなかった。
「目的はなんなの?」彼は愛を証明する前にフィービーが去っていったと言うが、彼にとってビービーは他の女性と同じようなものだったのだ。
父の助手であるデイビッドによって真実を知らされ、父とともにエジプトへ旅立って4年。ラムジーはデイビッドとの仲を疑うが、デイビッドは父の助手であり、良き友人であり、相談相手でしかない。
父の安否を気遣う、その夜、フィービーの屋敷に何者かが侵入し、彼女を傷つけた。
アミュレットを求め、父の命と引き換えだと言う犯人の再度の通告に恐怖しながらも、人の人生に再び踏み込んできた放蕩者の彼を信じることはできない。

みんな過去のこと。いまやらなければならないのは、父を見つけ出し、あのアミュレットを正当な持ち主に返還することだ。ラムジーに惑わされてはいけない。

「きみはすばらしい。情熱的だ。愛しあったあの夜のことは、今も忘れていない」

触れられた肌が焼けた。あの夜のことを忘れていないのは彼だけではない。初めて知った女の悦びは、いくら彼をわすれようとしても、忘れられなかった。彼はなぜまた現れて、思い出してはならない記憶を呼び覚まそうとするのだろう?


冒頭の経緯。父が行方不明のなか手助けしてくれる助手のデイビッドは、誰にも話さすことを許さず、秘密にするべきだと彼女を諭すが…
アミュレットと父の行方は…?

フィービーを誘惑するうちに、再び彼女への愛に目覚めたラムジーは、彼女の命を心配しながら、彼女の嘘と愛、そしてエジプトとの国交断絶との狭間で、懸命に奮闘します。
フィービーは、そんな彼を信じられす、アミュレットを正当な持ち主に返すことだと当初は考えつつも、父命のためにアミュレットの場所をラムジーに語らず、窮地に立つ展開。
ヒロインは、天然なうえに暴走ぎみなので、こっちをイライラハラハラさせてくれます。
彼は秘宝を取戻すという秘密を抱えたまま、彼女を誘惑するので、裏切りやスパイらしい展開を期待しますが、期待するとハズレます。
どんな男も馬鹿正直になってしまうので、本音を言えばコニー作品のヒーローはスパイ向いてな…
話に深みはありませんが、さくさく読めるので、気分転換には悪くないです。

でも、ごめん、ダーリン、三回くらい死んでッ!

---放蕩者トリロジー----
放蕩者の一途な恋  オリヴィア&バサースト侯爵ガブリエル
放蕩者の甘き復讐 フィービー&ブラクストン伯爵ラムジー
放蕩者の最後の恋 ブリス&ルーカス

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愛は裏切りを超えて コニー・メイスン
2015年05月28日 (木) 23:25 | 編集

愛は裏切りを超えて (扶桑社ロマンス)
2015/2/28
コニー・メイスン (著),

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愛は裏切りを超えて 

コニー・メイスン

無実の罪を着せられ逃亡中のサムは、酒場で知り合った牧場責任者に誘われるまま、彼のもとで働くべく牧場に出向く。ところがそこで経営者として現れたのは、6年の間音信不通だった妻のレイシーだった。結婚直後さまざまな災難が降りかかり、二人は別れ別れになったまま現在に至っていたのだ。レイシーは経営難を克服するため、やむなく資産家の牧場主との結婚を受け入れたところだった。レイシーとやり直したいサムは何とか彼女の心を取り戻そうとするが…波瀾万丈の物語が幕を開ける!
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copyright 2001
The Outlaws: SAM

荒くれ者の世界でこそイキイキと輝く冒険活劇ロマ、コニーお得意の西部ロマンス三部作のラスト巻でございます!
1巻から三年。西部ものは日本では売れないのに、ラストまで出版してくれたことに感謝!
番人ウケする作品ではないし、細かな心理的な機微をお求めの方には絶対にオススメできない作家なのだが、時々無性に読みたくなるのだ。
初期の作品は、ヒロインに多少なりとも感情移入できたのだが、この三部作は一歩引いたところから、2人に突っ込みを入れながら読むことをオススメだ。
ラスト巻は、故郷を追われた三兄弟の最後の一人サム。
別れた妻との偶然の再会で、裏切られたと思い込み憤りながらも、ズカズカと踏み越えてくる男。
裏切りから彼女を信じない男は、幼い子供すら自分の息子とは気づけない、愛すべきお馬鹿野郎。
細かいことはどうでもいいからって、おまいらどこへ向かうんだ!と叫びたくなることすら楽しいと感じる人向けだ。
アマゾンの★5の投稿者 kurochanは強者と見た。

あらすじ 1868年テキサス州デニソン
サム・ジェントリーは目を開けた。片方ずつゆっくりと慎重に。留置所で目覚めたサムは、昨夜の記憶が曖昧だった。留置所で一緒に勾留されている牧童のラスティが言うには、クレイマー牧場との喧嘩に加勢したらしい。
やつらのボスのテイラー・クレイマーが、ビー・アンド・ジー牧場の所有者と結婚するのだが、そこではたらくラスティはその結婚が気に入らないらしい。
ラスティに気に入られ、サムは、ビー・アンド・ジー牧場で働くことになった。
しかし、そこで再会したのは、自分の兄を探すために、夫を北軍に売り渡した裏切者の妻だった…

「あれからずっと死んだと思わせていたのね!なぜなの?」

「理由はよくわかっているはずだ!きみに裏切られたおれが、のこのこ戻るとでも思ったのか?」


冒頭の経緯。銀行は女には金を貸してくれない。レイシーは、行き詰まった牧場経営のために、息子のアンディとの生活のために、近隣の牧場主テイラーとの結婚を考えていた。
ところが、夫が現れ、ことごとく邪魔をするように。
息子アンディはサムを”お父さん”と呼び、テイラーが義理父になることに強い拒絶反応を見せる。
サムは、アンディを自分の子供だと気づけず、嫉妬の狭間でレイシーにつらく当たるが…

前半の展開は、おとなしい。彼女の行き詰まった牧場経営で、何もできないどころかお尋ね者であることを思い知らされ、苦い思いとともに姿を消そうとするまでは、心理的攻防が続く。なので、前半はちょっと物足りないが、彼が出て行った後、お尋ね者として追跡され、殺されそうになった辺りから、ワクワク。
今回は、死にそうになったのは、2回。
つぎにどんな展開が待っているのか、まったく未知数で、えぇえぇ!!!と驚きながら読むのが楽しいので、どんな展開かは秘密。
牧場を守るために必死なレイシーと、出て行く父親。間に挟まれた子供は、とっても可愛そう。レイシーが彼を恨むのも、どうよ?それもお門違いだろぅ!と突っ込みを入れながら読むことに。
大団円で終わったのは嬉しいのだが、気になる部分も多々ある。
親子の再会のラスト辺り、もう少しでぐっときたのに、惜しい感じなのは何故だろう。
悪役テイラーが、どうして彼女の土地を狙っていたのか、わかった?
あたし、読み飛ばした?
サムは、棚ボタ的な幸運に恵まれた三兄弟の中で、一番…
というわけで、細かいことを気にせず、次にどうなるのか、ワクワクしたい人なら楽しめると思う。

扶桑社ロマンス通信『愛は裏切りを超えて』
>旧来のファンは、じゅうぶん楽しくお読みいただけると思います。
この辺り、コニーファン以外には、難易度の高い作品だという…w

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コロラドの風に呼ばれて  コニー・メイスン
2014年12月08日 (月) 12:59 | 編集
コロラドの風に呼ばれて (扶桑社ロマンス)
(2013/03/26)
コニー・メイスン

コロラドの風に呼ばれて (扶桑社ロマンス)

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コロラドの風に呼ばれて  

コニー・メイスン

レイフは処刑される寸前だった。無実の罪で捕まった後に、リンチを求める群衆がせまる。そのとき突然、差し伸べられた救いの手。美しい金髪と天使のような歌声を持つシスター・アンジェラ。彼女は、亡き父の金山を相続すべく巡回牧師とともにコロラドに向かう旅の途上にありながら、見知らぬ男を救うために彼が自分の婚約者だと主張する。ところがその場の成り行きで本当に結婚することになり…。危険でタフな男の放つ香りが、彼女の奥に眠る熱い欲望を目覚めさせる。
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copyright 2000
The Outlaws: RAFE

南北戦争の後、農地のために銀行に借り入れを申し込もうとした三兄弟は、娘との結婚を条件にされ、断られると銀行強盗の汚名を着せられた。お尋ね者になった三兄弟は、それぞれに一年後の再会を約束し逃亡したが…
"The Outlaws"シリーズの長男レイフ。

コニー作品に興味を持つ切っ掛けになったのは、扶桑社ロマンス通信のおすすめ文だった。
コニー節ってなんだ?というのが、始まりだったのだが、一番興味を持った本を後回しにしながらコニーにハマった。
(その紹介はこちら。これだけ突っ込みを入れた紹介文はもはや、紹介とは言えない。楽しんでるよネ?読後にもう一回この紹介読むとコーヒー吹く。扶桑社ロマ)
という出会いの切っ掛けになった本なのだが………、
ヒーローの残念なレベルは、これだけ本を読んでも類をみないほど半端ナイのでご注意。
ただ、そのあり得ないレベルの残念っぷりが、かっこ良くていい奴で素敵な男だからこそ、憎めないし、笑ってしまうのだ。
このヒーローの扱い方は、コニーだから許される的な…

あらすじ  コロラド準州、オードウェイ 1868年
レイフ・ジェントリーは、ロープで首を絞めあげられる感触を想像して、ごくりと唾をのみこんだ。
これから縛り首にかけられるのだ。
駅馬車を襲って5人を殺したとして、私刑が執行されるのを待つレイフのいる留置所に、美しい歌声が聞こえた。シスター・アンジェラだ。優しい歌声に、天国への足取りを軽くしてもらいたいものだ。

アンジェラ・アボットは、伝道師として同行しているが、父親が金鉱で亡くなり、遺産を相続するためにコロラドのキャニオンシティーに向かっていた。両親は幼い頃離婚し、アンジェラは鉱山になじめなかった母に連れられたが、母も亡くなり義父デズモンド・ケントに相続財産目当てでアンソン・チンドラーとの結婚を押しつけられそうになり逃げ出したのだ。
父の死には不信な点が多い。共同経営者のデレイディ・バクスターからの手紙には、金鉱は枯れてしまったと言い、父の残した相場より高く買い取ってあげよう、と提案していた。
あと半年で、21歳。そうすれば、誰からも指図を受けないですむのだ。自分のことは自分で責任をもって、父を殺した犯人をみつけることもできるだろう。
アンジェラは、首にロープを巻かれた男性が留置所から引きずり出されるのが見えた。
裁判もかけず私刑にするつもりなのだ!
男がこちらを向き、アンジェラは殴られたような衝撃を受けた。自分を酔漢から助けてくれた人にほかならない。
なんの理由もなく、説明できない力につき動かされ、アンジェラはとっさに行動を起こした。

「レイフ・ジェントリーはわたしの婚約者です。5人もの人を殺すような人間ではありません」


冒頭の経緯。一転して町中の人に祝われることになった二人は、そのまま夫婦となった。
金鉱では父の共同経営者のアンソン・チンドラーとの対決に加えて、義理父と元婚約者アンソンとの戦いが始まる。
彼女を危険から守ろうとするレイフだが、彼がお尋ね者だとバレてしまった。
地元を逃げ出す罪に加え、馬車強盗、共同経営者バクスター殺害の容疑まで加わり、アンジェラも彼を信じるべきか、揺れるものの、彼を信じることに。(……災難だな)
彼の無実を証明するために、奔走するアンシェラ。レイフは逃亡を計ろうとするものの、金鉱に一人残る彼女の身を案じ、逃げられずに彼女を守ろうと決意するが…(…決意は立派ヨ!…涙)

細かな冒険の経緯は割愛しよう。ホットなシーンが多く、レイフのやる気だけは伝わってくる!
彼の無実が一つ晴れると、希望の光が見えるものの、金鉱を動こうとしない彼女を狙う悪党どもがうろつき、危険な状態。
って、ラストに勝手に独りで命の危機になるなォ〜〜!
な、なんじゃこリャ〜〜〜!!!
本当に、おまいはいいところ無しだナ!あり得ないナ!
「君は僕の守護天使だ」Byレイフ。 マジで…w

結論。コニー作品を気に入っている人間なら喜べる。初読の人には、あんまりおすすめしない。
たぶん、誰が読んでも突っ込み入れたくなる。それを楽しいと感じる人向け。

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カリブに燃える愛  コニー メイスン
2014年11月21日 (金) 16:01 | 編集
カリブに燃える愛 (扶桑社ロマンス)
(2008/11)
コニー メイスン

カリブに燃える愛 (扶桑社ロマンス)

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カリブに燃える愛  

コニー メイスン

借金に苦しむ義兄の姦計にあい純潔の危機にさらされたソフィアは、身一つで港まで逃げ出し停泊中の船に隠れる。そのまま眠りこんでしまった彼女は、自分を捕らえた船長の姿に驚愕した。―クリスチャン。かつて愛した男、そして彼女を憎んでやまない男。彼は、七年前ソフィアをめぐって行われた決闘で、親友を死なせた罪の記憶に未だ苛まれていたのだ。船上で交錯した二人の運命は、新天地ジャマイカの地で新たな展開を迎える。大家が贈る、異国情緒と官能に満ちたヒストリカル・ロマンス。
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copyright 2006
A taste of paradise

兄に売られる寸前で逃げ出し隠れた船で、かつての恋人に再会したヒロイン・ソフィア。
決闘で友人の命を奪ってしまったことに罪悪感を感じ、ソフィアに心を開こうとしない彼との鬼ロマです。

1831年ジャマイカの反乱によって多くの奴隷が命を落とし、その二年後イギリスの議会で奴隷制度廃止が決定されるのだが、こちらの作品は、そんな反乱の緊張感の高まるジャマイカで農業を始めようとするクリスチャンとソフィアが、お互いを意識し葛藤しながらも、新たな地で苦労する様が面白い、一風変わったヒストリカルロマ。
ヒーローのオバカ度は低く、鬼度はマイルド。コニー作品にしてはアクの強さが足りない気もするが、コニー初心者には安心してお勧めできる作品。

あらすじ
「でもおれが忘れていないんだ。一番の親友を殺したんだ。どうして忘れられる?」
社交界にはもう興味がない。あんな生活は軽薄な美少女に恋して、その気を惹くために友達と決闘をしたときに消えたんだ。
おれは死ぬまでこの罪を抱えて生きていくしかないんだ。
ジャマイカは奴隷が暴動を起こすので有名だが、その地で農場を始め、奴隷を解放し賃金を払うと、クリスチャンは兄ジャスティンに告げた。純粋で高潔なことを考える弟を、他の農場主が歓迎しないと兄は危ぶむ。
ジャスティンが弟の未来を懸念しているのに対し、クリスはその新たな、胸おどる事業に思いをはせ、仕事を始めるのを心待ちにしていた。
■□■
義理兄レイはギャンブルで身を持ち崩し、オスカー・リグビー卿に返済を迫られると、ソフィアを差し出した。
家族に金のある男との結婚を迫られ、愛するクリスとは結婚できないと考えた矢先、決闘で親友を殺したクリスはそのままソフィアを捨てたのだ。
それから7年。社交界から冷たい待遇を受けたソフィアは、今、窮地にあった。リグビーから逃げ出し、偶然逃げ込んだ船で再会したのは、クリスだった。
クリスの怒りの形相を目にしたとたん、過去の記憶が一気に押しよせ、ソフィアは気を失いそうになった。
クリスは、ジャマイカに向かう船を戻すことはできないと撥ね付け、男にだらしのない女のように侮辱する。
どうしてこの船に忍び込んだのかたずねながらも、罠にかかるまいとしている。

「わたしの問題になんか関心ないでしょう」

「その通りだ。女なんて諸悪の根源だ。秘密はしまっておけ」


冒頭の経緯。少年キャスパーに身の回りの世話をさせ、無視を決め込むクリス。ソフィアは、日に当たることに嬉しさを感じ島を歩きたいと思い始める。
ジャマイカに到着すると、彼女をイギリスへ帰すべくクリスは帰りの船と宿を手配し、自分の農場へ向かったが、ソフィアは新たな地で家庭教師の口を探すことに決めた。
しかし、リグビーがジャマイカに渡り、自分の奴隷だと日焼けしたソフィアをラテン人のように扱い連れさろうとし…

彼女を助けたクリスは、他の農場主チェスター卿の勧めで結婚することに。
しかし、未だ彼女を愛そうとしないクリス。夫婦となった二人の前に、イギリスからクリスのかつての愛人アマンダが現れ、リグビーはソフィアを欲しがり、奴隷を制圧すると息巻き…
反乱の予感にクリスは、ソフィアをイギリスへ帰す決意をする。

史実のど真ん中を上手く避けて、お話が作ってあるので、反乱による緊張感はあるものの、黒人の暴動などの血なまぐささはまったくないので、ご安心を。
コニー作品を読む時は、ヒーローが何回死にそうになるのかワクワクしているのだが、この話は過去をズルズル引きずる以外は、普通の男だった。悪役も物足りなかったナ。
でも全体として、行き当たりばったりのストーリーに感じるが、奴隷制度に関しての地元の農場主の考えなどの時代考証を上手く織り込んで、それなりに面白い。

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