本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
剣姫のふしだらな王子 斉藤百伽
2015年05月31日 (日) 18:03 | 編集

剣姫のふしだらな王子 (ルルル文庫)
2015/2/26
斉藤 百伽 (著)

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剣姫のふしだらな王子 

斉藤百伽

公爵令嬢のラティカは日々武術の鍛練に励む凛々しい少女。戦士になるという夢をかなえるため、王位継承権を弟と争っている第一王子レオニスの護衛任務を引き受けることに!ところがレオニスは獅子を連想させるカリスマ性を持ちながらも、なぜか自室に篭もってベッドに寝そべってばかりという怠惰ぶり。おまけに護衛のラティカを口説こうとしてきて!?武士系少女と不真面目王子が繰り広げるキュートなラブファンタジー!
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作者一年ぶりだそうで、喜。
武士系少女が甘い誘惑をかけてくる王子を天然で躱しつつ、命が狙われる彼を守りながら、王としての資質を彼に認め、王につかせるべく奮闘するというコメディーです。
天然ではありますが、一本気で爽やかな娘さんなので、好感。
すごく感動とかはまったくないが、ルルル痒い読み切りとして、さくっと楽しく読了できる作品。

あらすじ
ラティカはリーフェス公爵の孫娘であり、正真正銘生まれは公爵の娘だが、育ちの半分は公爵家ではない。
8歳の誕生日に誘拐されてから、安全かつ護身のために、父が武に長けた者たちが住まう集落、ニーダで過ごした。
その環境はまさに水を得た魚の状況で、ラティカはメキメキと強くなった。
ラティカの夢は、ニーダの長になること。
そんな孫娘の行く末を案じた祖父からある条件をつきつけられる。
  王子の以来を完璧にこなせたら、ニーダの民になることを許す。
その依頼とは    

  ランバート王国第一王子を、一ヶ月護ること。

意気揚々と王子の居室に踏み込んだラティカは、早速室内の点検を始めた。すると、明がに害意ある危険物が部屋のあちこちに…
夢中になっていると、すぐ上からふいに、低い声が降ってきた。
寝台に寝そべる王子に抱き寄せられながら、ラティカはおずおずと尋ねた。

「護衛を増やすというから、どうせなら抱き心地のいい美女にしてくれと頼んだんだ」

「は?」


冒頭の経緯。ラティカが護衛する王国第一王子・レオニスは、一日中寝台から出ようとしない怠惰な王子だった。
この国の王は、選定する役割を担う『番人』によって選ばれる。王子を視察に伺った、知的な美女ミリアを前に、相変わらずな様子の王子。だが、レオニスは、それなりに政務をこなしている。
このままでは、護衛の仕事にならない。それどことか王になることもできない。まずは、寝台からどうやって離れさせるか…

というわけで、彼のいいところを見つけ、ワクワクしながら一所懸命アピールする忠犬ぶりが可愛い前半。
後半は、王子が寝台から出ようとしない理由と、彼の問題の解決への展開。
第二王子の人柄が見えてくると、笑いあり。
犯人の動機と解決へのつながりなど、気になる点はあるが、さくっと楽しいお話で、悪くなかった。

枕…(´・ω・`)

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ルルル 読了一覧
音狩り魔女の綺想曲 斉藤 百伽
2014年04月30日 (水) 09:48 | 編集
音狩り魔女の綺想曲 (ルルル文庫)
(2013/12/26)
斉藤 百伽

音狩り魔女の綺想曲 (ルルル文庫)

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音狩り魔女の綺想曲 

斉藤 百伽

リュリは迫害された魔女の末裔で、今は音を捕らえて小箱に込める「音狩りの魔力」だけを駆使して城下街で商売をしていた。だがある日、謎の男の怪しい罠に捕らえられ、気がつけば王城に!?男の正体はなんとこの国の王子ユトで、美形なのに音楽が大好きすぎる変人だった。「おまえは俺の理想の楽器だ。つまり俺の理想の女だ。だから俺の嫁になれ」とまさかのプロポーズ!?宝物を奪い返すまで、仕方なくお妃教育を受けるリュリだったが…!?
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普通の暮らしを夢見て、森から出たリュリは音を小箱に込め、音の鳴る不思議な箱を売って生計をたてていた。ところがある日、王子様に捉えられ…
ところが王子様は、音楽だけをこよなく愛する変人で!?

残念王子が、彼女への気持ちを自覚し、どうしたら嫁になってもらえるか、彼なりに考える所が見所です。
彼の気持ちは嬉しく楽しいのだが、もう少し彼女に恥じらいの乙女心が欲しいとか、拉致事件の顛末などは、少し練り足りない部分ありですが、作者らしい不思議な世界観に満足。
楽器大好きの変人王子は楽しかったし、音楽を作あげることに熱中する二人の世界はとても素敵だった。ハッピーエンドならまあいいやと、気にしないおおらかな人向け。

あらすじ
深い、深い森の奥。
  し……辛気くさい!
森から出て、外の世界で普通に、同じように暮らすのよ!

魔女とはいえ できるのは、音を捕らえて小箱に込める「音狩りの魔力」だけ。都で少年のふりをして箱を売って普通の生活を一年間持続していた。二年後には魔女たちのもとに堂々と凱旋できるだろう。少女の姿にもどって、音を採取していると、突然囚われてしまった。
美形の青年に魔女かと詰め寄られ、必至に否定すると、謙遜するなと青い双眸に興奮と感動を宿らせ、リュリの手を握り込む。あなた、いったいなんなのよ?

「見ての通り変人ってこと?」
「音楽好きの青年ということだ」

「音を箱にこめ、自由に聴けるというおまえは、ある意味楽器のようなもの。いや、楽器以上の存在といえる。つまりおまえは俺の理想の女だ。というわけでおまえ  俺の嫁になれ」

この国の王子ユトだと名乗られ、リュリは敵意を感じた。
王に迫害されて、魔女達は森に隠れ住むようになり力を失ったからだ。なのに、目の前の王子は音を小箱に閉じ込めることに夢中で、気がつけば、一緒に夢中になっていた‥


前半の経緯。ユトは王位に興味はなく、野心家な姉のエオリアに譲るつもり。小箱をだしに引き止められていたが、真摯な態度を見せ始めたユトに気持ちが動きはじめる。そんな矢先、リュリはエルウートの使者との金鉱発掘に関しての策略を聴いてしまい…

リュリは拉致までされたのに、姉におとがめは無し? 結局、ハッタリとはいえ、政治の道具にしちゃったネ。など、設定が楽しかっただけに、後半の話に多少突っ込みどころがありなのはもったいない。
作者は物語の中で、魔女がどうやって世にみとめられるかの部分より、つたない魔法鹿使えない彼女の小箱でどうやってハーモニーを作り出すか。楽器大好き、音楽大好きな、王子ユトの美しい世界にリュリと一緒に夢中になっている。笑う。可愛い。

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ルルル 読了一覧
幽閉王子の恋ぬけ道  斉藤 百伽
2013年09月17日 (火) 16:51 | 編集
幽閉王子の恋ぬけ道 (ルルル文庫)幽閉王子の恋ぬけ道 (ルルル文庫)
(2013/06/26)
斉藤 百伽

幽閉王子の恋ぬけ道 (ルルル文庫)


幽閉王子の恋ぬけ道

斉藤 百伽

「20歳になるまでに厄災を招く」と予言され、以来幽閉されている第二王子アキはもうすぐ18歳。あと2年が待てなくてイライラし、ついに看守から「移動の神具」を奪ってお忍びで街へ出かける!そこで出会ったのは、清らかで天使のような美貌ながら、口八丁でエセ祈祷をしている偽巫女フィリアだった!!世間知らずで喧嘩っ早い脱走王子と、嘘が得意なワケあり巫女が、痴話喧嘩珍道中の大冒険を繰り広げ…!?
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幽閉されている俺様王子がふらふらと外に出てまきこまれロマンス
出会った巫女は偽物。彼女は何者なのか?
磨けば道具の機嫌も良くなるらしい?
気に入らない女だったはずなのに、いつの間にか彼女と会う為に、文句を垂れながらも、磨く彼が楽しいお話。
フィリアの視点も入りますが、構成はアキが主軸。感情だだ漏れの男を観察しながら楽しむお話なので、感情移入をして楽しみたい人にはおすすめできない。
すごく面白かったとは言わないが、ストリーは悪くなく、コミカルながらも押さえるポイントは押さえられていて、ラストまで楽しめた。

あらすじ
8年間幽閉されてきたアキは、兄オルヴォからの自慢げな手紙を丸め、投げ捨てた。剣を腰から抜き放ち、その切っ先をつきつけて尋問する。そして、看守のレイノの「移動の神具」の話を聞くやいなや、鏡を通り街へ出た…

黒い髪のせいで、『厄災の王子』に似ていると人々の注目を浴びる彼。そこに現れたのは、艶やかな淡い金色の髪を揺らす、白い巫女装束の娘だった。

「この者は、魔に取り憑かれています」

錫杖で頭を叩いた彼女の古語はでたらめ。自分は、あんなうさん臭い芝居に騙されはしない。問いつめた彼に彼女は開き直った。

「だけどあなただって、まったくの善人というわけではないでしょう?」

フィリアと名乗った彼女は何者なのか?
視界が揺らぐと、「時間切れ」ですとレイノの即答。
『神具の巫女』ではないために、一定時間使うと、幽閉先に戻されてしまうらしい。しかも、使えるのは一日一回。
八年ぶりの外出は散々な結果に終わったが、彼女が気になってしまうために、再び外出した先でフィリアと遭遇してしまう…


世間知らずのアキと、必至に偽巫女で世渡りしながら誰かを追うフィリア。彼女は、かつて恋心を利用し彼女の一族の守って来た『災いの神具』を奪ったカイランを探していた…というわけで、心中穏やかでいられないアキ。
そんな自分の心に気がつかない彼の苛立にニマニマしつつ、カイランの連れて歩くジラという娘、第一皇子の兄オルヴォの登場で、荒れるラストへの山場です。
話は面白かったが、ラブ度がいまひとつだったかナ。
フィリアが一歩先を行き、気持ちバレバレで笑うが、ルルル痒いのを求めると、ラストの結婚までの経緯もあっという間にまとめてしまって、ちょっと足りない。もったいない。

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ルルル文庫 読了一覧

婚約者の引継ぎ書  斉藤 百伽
2013年08月21日 (水) 21:30 | 編集
婚約者の引継ぎ書 (ルルル文庫)
(2012/12/26)
斉藤 百伽

婚約者の引継ぎ書 (ルルル文庫)

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婚約者の引継ぎ書  

斉藤 百伽

父が負った借金を返済してもらう代わりに、大富豪の息子バートと婚約したクレア。借りのある人生なんてまっぴらと借金を返済し、念願の婚約解消に成功!そこにバートから旅行のお誘いが!行き先はなんと次の婚約者のもと!?こうなったら、親の手を焼く変わり者バートの取り扱いを、きっちり次の婚約者に引き継ぐ!と決心するが…。波乱の旅行は恋の始まり!?本当は私のことをどう思ってるの―?トキメキ満載、すれ違いラブファンタジー。
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借金を返済してもうすぐ婚約解消!次の婚約者がいるという彼のために、引き継ぎ書を作るうちに、彼への恋に気がつくというお話。
”リラ”という力を持つ物質を凝縮して『玉珠』という石にして形成する『採珠師』の彼女は、普通の人が見ることのできない”リラ”を見ることができる特殊な能力をもっている。
婚約解消で狙われる彼女。
彼の意外な素顔と、その心中は?
引き継ぎ書のキュンな乙女心が、なかなか可愛いお話で楽しかった。

あらすじ
父が背負った莫大な借金のために、クライヴ家の一人息子と婚約し、10歳の時から一緒に暮らしてきた。助けてもらったことには心から感謝している。けれども大きな借りのある人生なんてまっぴらだった。
『採珠師』となり、稼ぎに稼いできっちり返済し、婚約解消がかなったのである。
正確には、あと一ヶ月後で婚約解消になる。
へらへらとゆるんだ笑みをみせ、誰よりも清々しく祝いの言葉を述べる青年こそが、二つ年上の婚約相手バートラム・クライヴ。
明日から一緒に旅行にいかない?と誘う彼。

「目的は  僕の新しい婚約者に会いに行くこと」

元婚約者を、新しい婚約者に会わせる?どうして?なんのために?
頼りない彼。後顧の憂いのないよう、しっかり引き継ぐ。
彼の行動パターンを書き記した『引き継ぎ書』を作って、新しい婚約者に渡そう。
なのに、なんだかちょっと……いつもとちがう?

船の上での彼の態度に戸惑いながら、立ち寄った村で襲われたことで、彼はクレアには『玉珠』を作るリラが見えていることを知っていたのだと、始めて知った。
婚約解消で彼女を手放すまいとする彼の両親の追手。
突然の旅の道連れになった姉妹、妹ミュリエルと、姉シルヴィアとは、バードは知り合いらしい。ミューは彼の新しい婚約者?

後半は、村の結界のトラブルを解消するために力を貸すことにした二人。姉妹に翻弄されながら、彼のことを考えて『引き継ぎ書』に綴る彼女が可愛い。
茶化すミューも、いい性格。
誰が狙っていたのか、意外な展開で最後まで楽しかった。
期待している作家さんで、次の作品も楽しみ。

読んじゃ駄目よネ。ちょっとうぬぼれな彼の感想が、当たっているだけに、転がるワ。
バートのばかン

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ルルル 読了一覧

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銀竜姫とかわいい恋人のススメ  斉藤 百伽
2013年03月22日 (金) 15:55 | 編集
銀竜姫とかわいい恋人のススメ (ルルル文庫)
(2012/08/24)
斉藤 百伽

銀竜姫とかわいい恋人のススメ (ルルル文庫)


銀竜姫とかわいい恋人のススメ

斉藤 百伽

紆余曲折の末、ヴォルムス帝国皇太子カリアスの妃候補となったレアティーナ姫。しかし、恋人となった二人の前に、妹を溺愛する四人の兄公子が立ちはだかる!彼らの画策によって、そばにいながら触れ合えなくなってしまった二人は…!?そんな中、皇妃の型破りな提案で旅に出されたカリアスとレア。その途中“恋多き乙女”の改心を頼まれて?そばにいるだけじゃ足りない!好きがあふれるトキメキのラブファンタジー。
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ルルルらしいトキメキ背中痒いお話です。
王子様の妃選びで相思相愛になったカリアスとレア。
4人の兄達は、レアを心配し恋路の邪魔をする気満々で、乗り込んで来た。兄達は、竜の暴走を防ぐために、イチャイチャ禁止の国の掟を教える。しかし、皇妃は前回狙われた”お礼参り”の旅を提案した。
ところが、叔父は頼み事をしてくる。”恋多き乙女”に恋人達の素晴らしさを教えてあげて欲しいと言われて…

イチャイチャしたくて辛抱たまらん状態のカリアスと、ウブな乙女のレアとの温度差と彼女の行動が可愛らしく、ジレジレが楽しい。
おまけの二巻という雰囲気がつきまとうが、続刊はあるのか?(ルルルはおまけ的に2巻出して終わる傾向が強い)兄達がせっかくしゃしゃり出てきたのに、速攻で退場なのは残念。
”お礼参り”の割には叔父はどこかへ行ってしまうし、微妙なストリーの部分もありだが、勢いがありサクサクとテンポよく、痒い痒いと転がれて楽しかった。

あらすじ
レアの4人の兄達は、最愛の妹に悪い虫がついたことが気に入らない。いかに恨まれることなく仲を引き裂くか、考えた彼らは、家宝の宝珠を持ち出した…
彼とのキスでドキドキすると、竜の力が暴走しそうな気配のあるレア。兄達は彼女を心配し、”銀の宝珠”の首飾りを送る。力を吸収し輝くので、彼女の力が暴走したら一目瞭然。
結婚まで接触禁止。
しかし、皇妃は二人に王子を狙った叔父エフィンゲン公へ”お礼参り”の旅を命じた。ところが、叔父は姪のアデルに手を焼き、”恋多き乙女”の彼女を改心させてほしいと頼み、領主はアデルを頼み旅に出てしまう。
数多くの男を館に住まわせ、今日の恋人を連れ歩くアデル。
恋人同士の素晴らしさをアデルに教えるために、カリアスとレアはイチャツく芝居をするが、二人のぎこちなさを見抜かれ、逆に二人の仲を試されることになる。

アデルと一緒にいるカリアスを見るだけで苦しくなるレア。
初めて感じる嫉妬に戸惑い、アデルに恋の教えを請う…?


アデルの本当の恋はどこにあるのか?彼女は男達を集め何をしているのか?しかして、男達の実態は…?
妖艶なようで。うぶだったアデル。
前半は、思わせぶりな布石が多いわりにはスルーだったり、迷走を感じた。兄達の役所がつかめず、せっかくの腹黒そうな伯父も、さっさと退場なのは、もったいなかった。
簡単にレアを仲間だと思い込んだ男達の安直さは展開についていけなかったり、事件の顛末は今回もお粗末だが、
トキメキ痒いのは好きだ。そして、手を繋ぐだけで満足しやがれ!乙女が汚れる!と、カリアスを呪…
クルトとアデルは、ロマンスらしいお話だったナ。
シルシュとキンベルの緊迫感のある微妙な関係も、微笑マシ。
この手の話は結構好きだ。

斉藤 百伽 読了一覧

ルルル 読了一覧

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婚約者の引継ぎ書 (ルルル文庫)
(2012/12/26)
斉藤 百伽

婚約者の引継ぎ書 (ルルル文庫)
銀竜姫とかしこい良縁のススメ  斉藤 百伽
2012年12月03日 (月) 12:33 | 編集
銀竜姫とかしこい良縁のススメ (ルルル文庫)
(2012/04/26)
斉藤 百伽

銀竜姫とかしこい良縁のススメ (ルルル文庫)


銀竜姫とかしこい良縁のススメ  

斉藤 百伽

「絶対に私を妃には選ばないと約束して!」大陸最大のヴォルムス帝国の皇太子妃選考会。ある事情で妃になれない小国の公女レアティーナは、順調に妃候補から落選した…はずが、なぜか最終候補の一人に選ばれてしまう!全力で負ける決意を固めたレアだったが、ひょんな事から皇太子カリアスと秘密の協定を結んで―?妃になりたくない妃候補に待ち受ける、華麗なる女の闘いと初恋の行方は!?トキメキのラブコメディ。
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ルルル乙女が喜びそうな、鉢かづき姫的な痒い王道ラブです。
巫女になるために生きてきた公女レアティーナ。偶然、最終選考メンバーの一人に選ばれてしまい、王子には妃になりたくないと話した上で、妃選びに協力。その過程で愛が芽生えるというお話。
ベールをかぶり、素顔を秘密にされれば、男子的に暴きたくなるという彼の心理にニマニマしながら、女同士のお妃選びの熾烈なバトルと、妙な清々しさが、テンポよく一気に読めて楽しかった。

あらすじ
4人の兄達に、フラーウェン公家の姫として、巫女になる責任から、決して選ばれるなと言われている小国の公女レアティーナ。10人に残った最終選考の候補者に突如気まぐれで王妃殿下が弓で決めた、妃になる気がない妃候補。ベールで顔を隠し、会おうとしない彼女。

「姫のことをよく知りたい 待て。知りたい理由を聞け」

カリアスは、妃選びに対してやる気がなく、王妃に報告書の提出を義務づけられてしまった。協力を求めると、レアは取引を申し出た。報告書作りを協力する。そのかわり、レアを妃に選ばない…
嫌がらせに、挑発、罠、龍神像後の裏に貼られた、願い。自らを囮に、嫌がらせを受けながら、妃達の行動のレベルを作成する彼女。皇太子カリアスは、妃候補者達の熾烈な戦いをレアに教えられた…
表立って嫌がらせをしてこない姫、賢く立ち回り場を仕切る姫、傍観しながらも堂々とした態度の娘、
しかし、彼女のお茶に毒が含まれていたことで、事態は一変する…


見えなければ、見たくなる。手に入らないと言われれば手に入れたくなる という、じつに解りやすい皇太子カリアスの単純行動。直情型の単細胞な素直でいい男でス。
それにしても、ベールの絵が、p77でいくら泥を被るハメになったと言っても、オバケのQ太郎じゃないんだから、もう少し…ップ。
レアティーナを守る女騎士シルシュ。姫様命の次女の妨害は好きだ。10人も妃候補がいたわりには、グレーテ、マウリカ、ジークリンデと、解りやすいメンバーで話を構成してくれて、最後は妃選びにかこつけた、陰謀へと発展ですが、誰が誰だか、たいした説明もなく話がサクサク進む辺り、読解力がなくても楽しく、ラブ馬鹿には嬉しい展開でした。

斉藤 百伽 読了一覧

ルルル 読了一覧

--続刊でてまス---感想まだでス
銀竜姫とかわいい恋人のススメ (ルルル文庫)
(2012/08/24)
斉藤 百伽

銀竜姫とかわいい恋人のススメ (ルルル文庫)


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