本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
今日から「夫」と言われても NDY企画 任侠事件簿 響野 夏菜
2016年06月03日 (金) 12:38 | 編集

今日から「夫」と言われても NDY企画 任侠事件簿 (集英社オレンジ文庫)
2016/3/18
響野 夏菜 (著),

---楽天---




今日から「夫」と言われても
NDY企画 任侠事件簿

響野 夏菜

もと極道の祖父が起ち上げた、義理と人情を守るための会社「NDY企画」。孫娘の緋桜乃は否応なく家業を手伝わされている。思いを寄せる青年・菅野は周りからの評判は最悪で、祖父が勝手に婚約者指名した青年実業家の堺はしつこいし、幼馴染みの三塚は相変わらず意地悪で…そんなある日、祖父は冴えない男性を連れてきて、「今日からおまえの夫だ」と言い出し!?
------------------------

極道の孫娘ということで勝手に婿を決められて、必死に抵抗する緋桜乃だが、片思い中の男性・菅野はかなり鈍くて事件に巻き込まれ体質なうえに、祖父の手下である三塚は今日も嫌味メガネで、最悪…。

面白かった。
夫候補3人の誰が夫となるのかは、秘密ということで。鈍いヒロインですが、いろいろと目が覚める思いをする過程で、やっと気がついてくれます。
スッキリする終わり方だったので、(たぶん)完結巻。

あらすじ
「N」何でもするから捨てないで
玲音の知り合いの女性ありさがDVにあっているらしく、緋桜乃は彼女を預かることに。
そんなとき、緋桜乃が働く花屋の店先に祖父が婚約者に指名した堺が現れた。実家に届けたが三塚は預かってくれなかったらしく、緋桜乃に無理やり高級腕時計を押し付けて、挙句結婚式場のパンフレットまで広げ出す。
さらに最悪のタイミングで、片思い中の菅野さんが現れる!
絶対、誤解された。
三塚が時計を預かってくれなかったことに文句を言うと、
「マウンティングに気づかないとは、ひぃさんらしいですよ」
とそっけない。
「なんなのよ」
三塚があそこまで不機嫌になる理由も、堺の行動をマウンティングと解する根拠もわからない。

「D」どうぞ僕を踏んでください?
どうやら、また菅野さんは強欲な喫茶店の主人にカモにされているらしく…

「Y」やっぱり「夫」は要りません!

後半は、秘密。任侠色が弱かっただけに、三塚のヤクザ者らしいキレっぷりが良いです。祖父が指摘するある人物への評価は、とても客観的でありながら鋭くて、読者としても「あぁ、なるほど」と感じずにはいられないのです。
任侠姉御としての自分も悪くないと思えるようになったし、夫(予定)も決まったし、あらあら、完結かしら?
でも、青年実業家の堺の出番が少なかったわ。彼には期待していたのにィ〜

響野 夏菜 読了一覧

コバルト文庫 オレンジ文庫 読了一覧

★★響野さんの最近の作品★未読です。でも、楽しそうですヨ★★★
ザ・藤川家族カンパニー3 漂流のうた (集英社文庫)



今日から「姐」と言われても NDY企画 任侠事件簿 響野夏菜
2015年09月24日 (木) 23:02 | 編集

今日から「姐」と言われても NDY企画 任侠事件簿 (集英社オレンジ文庫)
2015/7/17
響野 夏菜 (著),

---楽天---




今日から「姐」と言われても 
NDY企画 任侠事件簿 

響野夏菜

極道だった実家のせいで、彼氏も仕事も長続きしない緋桜乃は、現在花屋のアルバイト。そこに整った顔に銀縁メガネをかけた男性客が現れた。祖父が義理と人情を守るため、東京下町に立ち上げた会社「NDY(ナンでも屋)企画」への帰還の合図だ。いやいや帰った緋桜乃は、唐突な見合いを強要された上、結婚詐欺の被害者を救済しろと言われて――!? 義理と人情の下町事件簿!
-------------------

三話構成の下町事件簿。
ラブはなさそうだし、任侠という辺りで、定番を求めるファン層としてはハードルがあったものの、読み始めると面白かった。
(金融業もいるけど、大丈夫。ウシジマくんってことはないから)
ただ、一般文庫の認識で事件簿という言葉から推理モノを求めると大きくハズレるのでご注意。
ヒロインは26歳だが、精神年齢はかなり低く、鈍感。「姐」になるつもりはなくても、義理と人情から、人の面倒についつい首をつっこんで、着物を身につけると人が変わったように凄みのある「姐」になってしまう辺り、劇画っぽくて楽しい。
ドラマとして、もっと話を作りこんだら楽しいだろう的な。
だが、主人公達の設定やノリは楽しいものの、もう少しぐっとくる何か(推しメン)が欲しかった。巻がもう少し続けばもっと楽しくなると思うのだが…響野さんはなかなか続けて書いてくれない。

あらすじ
「オヤジが桜を探しているんですよ。どうしても、いますぐ桜が見たいって」

初夏の陽気に桜を求め、花屋の店先にやってきた細身の黒いスーツの客は「オヤジの希望を叶えたい」という。口調にそこはかとない脅しを感じたが、緋桜乃は頭を下げた。
「申し訳ございません」
そんな緋桜乃の姿に、店長の寧子さんは「イケメン相手に緊張しちゃった?」と笑いながら聞いてくる。
「いえ、イケメンだからじゃなくて」
冷や汗を掻いた理由を、緋桜乃は呑み込んだ。
あの人が  ヤクザだからです。

「N」なんでわたしが「姐」なんですかP7
父の舎弟でもある三塚が店先に現れたことで、緋桜乃は祖父の元へ。金融業者の堺との見合いをすることになってしまったが、緋桜乃は花屋の客で結婚を語る幸せそうな菅野に憧れている。
ところが、菅野は結婚詐欺にあったようで…

「D」誰が「お稲荷さん」をさらったかP89
昔からの知り合いで、祖父の鍼灸師でもある遠藤さんの虎の子(タンス貯金)を取り返す…

「Y」よこしまな紳士にご用心P171
花屋の店長の寧子さんが、店の金を肩代わりしてくれている男性にしつこく言い寄られ、困っていると相談を受け…


80歳の元気なオヤジに、イケメン黒服の執事っぽい三塚、いかにも舎弟な玲音、情報を集める達人・照代さん、元料亭の花板・雲條。ついつい相談相手として選んでしまう婿候補の堺。そして、姐としての姿を晒したにも関わらず、緋桜乃だと気づきもしない菅野。など、個性派の面々が揃い、設定は面白い。
照代さんのネットワーク、怖すぎだわ。
ヒロインは菅野さん目当てだが、菅野さんじゃ、ヒロインの相手としてキャラ的に残念すぎるよナ。
他の面子のそれぞれの顔がもっと見たいなぁ。
特に三塚。そして堺。何者よ。気になる。

コバルト文庫&オレンジ文庫 読了一覧
夜来香恋結店 響野夏菜
2015年06月30日 (火) 10:25 | 編集

夜来香恋結店 (コバルト文庫)
2015/4/1
響野 夏菜 (著)

---楽天----




夜来香恋結店 

響野夏菜

恋心を結び合わせる“恋結店”を営む、ワケありの少女・夜月香。ある日、恋結店を高価そうな身形をした男が訪ねてきた。男は名乗ることもせず、依頼してきたのは呪殺だった。即座に断った月香だが、男はしつこく何度も現れる。しかも、月香の素性を知っているようだ。脅迫と強引さに、しかたなく話だけは聞こうとした月香だったけれど、なぜか男の家で侍女のふりをすることになってしまい!?
------------

久しぶりにコバルトにカムバックの響野作品です。
ヒロインは、祭祀を司る家系を秘密に、街で”恋結び”を営む少女・月香。
呪術師の家系の彼女は過去の傷を心に抱え、決して人と呪うまいと心に決めております。そんな彼女のもとに、死神と縁を結んで欲しいと、呪いの依頼をする男が…
強引な依頼から始まる物語は、月香の機転で、温かな家族愛へと変化する物語でした。
主人公2人の関係に関しては、淡い恋心を抱くまでなので、ヒロインが恋に翻弄されるのは、まだ先。
読み切りとして、スッキリまとまっておりますが、面白かったので、是非続刊を期待!

あらすじ
“夜来香恋結店”は、庶民が肩を寄せ合う街のひときわ目立ちにくい場所にあった。店の鍵をあけた月香は、青年を中に招いた。
緊張した客の青年は、ぎこちない手つきの末に茶器を薙ぎ払う始末の月香に代わって、茶を入れる。
「意外と不器用」だと言われ悔し紛れにつんと澄まして言った彼女の言葉に、青年は噴き出した。
ついで上がった笑い声はそよ風のようだった。
この人も笑うと、ずいぶん印象が違う。体格のせいなのか、素の時は何だか不機嫌そうで、威圧的な感じがするのに。
しかし彼の依頼は、死を司る神である黒玉上帝と、ある人物を結びつけてほしいというもの。

「来世も再来世もその次の世も、いや、とこしえに死神に縛り付けたい」


冒頭の経緯。呪殺の依頼は受けないと、きっぱりと断ったにもかかわらず、営業妨害をはじめた青年は、仕事を終えた月香を誘拐。
彼は、虎州王の息子で、燕耀と名乗った。
屋敷に住み込み、呪殺してほしい人物  父・白善貴を知るべきだと、継母・香妃の侍女に…

なぜ、父・白善貴は妻に辛く当たるのか?
月香は術を使って白善貴に近づき、その感情の形をさぐり始める…

母の死と、父への恨みから、彼女の言葉で気持ちを前向きに変化させようと努力する辺り、前半の印象が悪かったぶん良い男でした。
恥ずかしげな燕耀のラストのシーンが笑えたし、もっと2人を見守りたい所。
月香自身、元婚約者の言葉に傷ついた心は、燕耀の胸を借りることで癒されはしたけれど、消えてはいないようで、その辺りの事情をもっと知りたいと続刊が欲しい。
是非、応援ヨロ!
(響野作品は、大人の事情でぶっつり終わること多いし…)

響野 夏菜 読了一覧

コバルト文庫 読了一覧

響野 夏菜 読了一覧
2013年03月04日 (月) 13:16 | 編集
響野 夏菜 読了一覧



--------オレンジ--------

新釈 グリム童話 -めでたし、めでたし?- (集英社オレンジ文庫)
2016/3/18
谷 瑞恵 (著),


新釈 グリム童話 めでたし、めでたし? 
谷瑞恵、白川紺子、松田志乃ぶなど、人気作家の作品全6編を収録。
--------


今日から「姐」と言われても NDY企画 任侠事件簿 (集英社オレンジ文庫)
2015/7/17
響野 夏菜 (著),

今日から「姐」と言われても NDY企画 任侠事件簿2015/7

--------コバルト--------


夜来香恋結店 (コバルト文庫)
2015/4/1
響野 夏菜 (著)


夜来香恋結店 響野夏菜

-------------
薔薇の純情 背徳の黒き貴公子 (コバルト文庫)
(2012/11/30)
響野 夏菜

薔薇の純情 背徳の黒き貴公子 (コバルト文庫)


薔薇の純情 背徳の黒き貴公子

-------------
鳥籠の王女と教育係 婚約者からの贈りもの (鳥籠の王女と教育係シリーズ) (コバルト文庫)
(2009/01/30)
響野 夏菜

鳥籠の王女と教育係 婚約者からの贈りもの (鳥籠の王女と教育係シリーズ) (コバルト文庫)

鳥籠の王女と教育係 シリーズ     ♡オススメ

鳥籠の王女と教育係/婚約者からの贈りもの
鳥籠の王女と教育係/魔王の花嫁
鳥籠の王女と教育係/永遠の恋人
鳥籠の王女と教育係/姫将軍の求婚者
鳥籠の王女と教育係/さよなら魔法使い
鳥籠の王女と教育係/嵐を呼ぶ王子
鳥籠の王女と教育係 恵みの環の魔王
鳥籠の王女と教育係 魔法使いの選択
鳥籠の王女と教育係 〈国守り〉の娘
鳥籠の王女と教育係 夢で逢えたら短編
鳥籠の王女と教育係 魔王の遺産
鳥籠の王女と教育係 恵みの環の花嫁 完
--------------

今夜きみを奪いに参上! ―紅の宝玉― (今夜きみを奪いに参上! シリーズ) (コバルト文庫)
(2007/11/30)
響野 夏菜

今夜きみを奪いに参上! ―紅の宝玉― (今夜きみを奪いに参上! シリーズ) (コバルト文庫)

今夜きみを奪いに参上! 紅の宝玉
今夜きみを奪いに参上!  忘れられた楽園
今夜きみを奪いに参上!  翼のない王
今夜きみを奪いに参上!  千人王の恋人 
--------------
ダナーク魔法村はしあわせ日和 〜都から来た警察署長〜 (ダナーク魔法村はしあわせ日和シリーズ) (コバルト文庫)
(2006/11/01)
響野 夏菜

ダナーク魔法村はしあわせ日和 〜都から来た警察署長〜 (ダナーク魔法村はしあわせ日和シリーズ) (コバルト文庫)

ダナーク魔法村はしあわせ日和  シリーズ5巻完 
--------------
ガイユの書 薔薇の灰に祈りを (コバルト文庫)
(2005/11/01)
響野 夏菜

ガイユの書 薔薇の灰に祈りを (コバルト文庫)

ガイユの書 シリーズ 全4巻
--------------
この雪に願えるならば (コバルト文庫)
(1996/11)
響野 夏菜

この雪に願えるならば (コバルト文庫)

この雪に願えるならば 

★★その他 集英社文庫(未読)★★★
ザ・藤川家族カンパニー3 漂流のうた (集英社文庫)







--------B’s‐LOG文庫--------
少年ユヅルの優雅で怠惰な王国 (ビーズログ文庫)
(2014/10/14)
響野 夏菜

少年ユヅルの優雅で怠惰な王国 (ビーズログ文庫)

少年ユヅルの優雅で怠惰な王国 響野夏菜 

神抱く凪の姫 ~キレ神様、お目覚めにございます~ (ビーズログ文庫)
(2013/05/15)
響野夏菜

神抱く凪の姫 ~キレ神様、お目覚めにございます~ (ビーズログ文庫)


神抱く凪の姫  キレ神様、お目覚めにございます
神抱く凪の姫 耐えてください、キレ神様
神抱く凪の姫 誓いの刻(とき)です、キレ神様2014/02

姫さま、恋愛禁止です! -花婿はお馬の王子- (ビーズログ文庫)
(2011/07/15)
響野 夏菜

姫さま、恋愛禁止です! -花婿はお馬の王子- (ビーズログ文庫)

姫さま、恋愛禁止です! 花婿はお馬の王子
姫さま、恋愛禁止です!  旦那さまと呪いのウサ耳 

------------
女神の娘の恋歌 暁は伯爵、黄昏は魔王 (B’s‐LOG文庫)
(2009/10/15)
響野 夏菜

女神の娘の恋歌 暁は伯爵、黄昏は魔王 (B’s‐LOG文庫)

女神の娘の恋歌  暁は伯爵、黄昏は魔王
女神の娘の恋歌  光の乙女、闇の聖女
女神の娘の恋歌 一瞬の光、永遠の輝き


-----一迅社文庫アイリス----
〈赤の女王〉候補生 退学はロマンスのはじまり!? (一迅社文庫アイリス)
(2012/05/19)
響野 夏菜

〈赤の女王〉候補生 退学はロマンスのはじまり!? (一迅社文庫アイリス)


〈赤の女王〉候補生 退学はロマンスのはじまり!?
薔薇の純情 背徳の黒き貴公子 響野 夏菜
2013年02月01日 (金) 17:17 | 編集
薔薇の純情 背徳の黒き貴公子 (コバルト文庫)
(2012/11/30)
響野 夏菜

薔薇の純情 背徳の黒き貴公子 (コバルト文庫)

----楽天---

------

薔薇の純情
背徳の黒き貴公子 

響野 夏菜

“教皇庁”所属で凄腕ヴァンパイア・ハンターのジェーンとアニー。理想の旦那様をさがすアニーと、ちょっと奥手なジェーンのもとに新たな依頼が舞い込んだ!依頼人は美貌のドルエイク伯爵。妹ナターリアが“K”と名乗るヴァンパイアに狙われているという。ところがジェーンとアニーが城に泊まり警戒する中、ナターリアが突如失踪してしまい!?ノワール・ファンタジー開幕。

---------------

鳥籠の〜から、久しぶりのコバルト新連載
ヴァンパイア・ハンターものです。
訳ありの凄腕ヴァンパイア・ハンターのジェーンと、彼女の世話やき係が二人。女磨きに余念がなく、男運の悪いアニーと、二人を陰ながら助けるハンターのバトラー。
教皇庁の依頼で、ヴァンパイアに狙われる娘ナターリアを守ることになったジェーンとアニー。妹ナターリアを守る美貌の兄レイエールに惚れるアニー。ヴァンパイア”K”は、ジェーンの描いた”A”を恐れたが、ナターリアが襲われる。真相は?の展開。
一冊に一つの事件で、一話完結要素ですが、ハンターのジェーンとアニーや、ジェーンに想いを寄せ情報収集などで協力するハンターのバトラーとの関係、特殊な力をもつジェーンをプリンセスと呼ぶ強力なヴァンパイア"A"との関係など、謎のまま続刊へ持ち越していきます。
事件解決を重ねるごとに、主人公の恋愛関係やヴァンパイア"A"の部分が明らかになっていくようです。
設定に凝りすぎる部分のある響野様。今回は、分かりやすいお話で、攫みとしては楽しかった。
今後巻を重ねるのを楽しみにしておりまス。

あらすじ
ドルエイクの迷路のような町。町一番の高級ホテルに泊まるジェーンを叩き起こすアニー。共に旅して三年、太陽の光の苦手な者にとって、カラカラのカラっ晴れなんて地獄も同然である。
ヴァンパイア・ハンターは黒い服しか着ないきまりになっている。奇麗にうまれてきたのにもったいないと言う、ジェーンの世話を焼くのはアニー。
ドルエイク伯爵城レイエールの依頼で屋敷に赴いた二人だが、アニーはレイエールを一目見て「恋する乙女」になった。妹ナターリアを狙う”K”というヴァンパイアを避けるために、ジェーンは”A”という紋章を蝋石で描く。
情報収集に強力してくれる同じなハンター仲間のバトラーは、”K”はクロフツ。ヴァンパイアは”真祖”がもっとも強く、「はじめの13人」が儀式を経てがその後に続く。遠ければ力は薄まる”K”は小物だ。
”A”の紋章から、逃げた”K”。これで妹ナターリアが狙われることはないと、思っていたが、ある朝ナターリアが朦朧とした状態で、首筋に傷跡を残し発見される…
兄レイエールは、彼女達を非難するが…


というわけあり兄妹の関係と、謎の真相に迫るお話。なので、あらすじは前半の攫みまで。ヴァンパイア"A"の登場や、プリンセスと呼ばれる彼女との関係は謎のまま。
怪しい人物達との駆け引きの多い会話と ヒロインの内面は、響野様さんらしい読みごたえあり。
惚れっぽくても、サバサバしているアニーはどこまでが強がりで本音なのか?率直に物を言う彼女の勢いの良さは、ジェーンの悩みを吹き飛ばす辺り、楽いだけじゃない女友達の関係に注目。
沢山の布石をおいた状態で、今回は、恋愛要素は見送り。想い合いながらも現状維持を望むジェーンの気持ちを察するバトラー。二人の関係と今後が気になりまス。


一迅社文庫アイリスでも活躍
〈赤の女王〉候補生 退学はロマンスのはじまり!?

響野 夏菜 読了一覧

コバルト文庫 読了一覧
鳥籠の王女と教育係 恵みの環の花嫁 響野 夏菜
2012年03月28日 (水) 14:29 | 編集
鳥籠の王女と教育係 恵みの環の花嫁 (鳥籠の王女と教育係シリーズ) (コバルト文庫)鳥籠の王女と教育係 恵みの環の花嫁 (鳥籠の王女と教育係シリーズ) (コバルト文庫)
(2012/02/01)
響野 夏菜

商品詳細を見る


鳥籠の王女と教育係 恵みの環の花嫁 

響野 夏菜

魔王の守護を失ったエリアルダと隣国ダキニアが、ついに開戦した!魔法軍が主力であったエリアルダは危機に瀕していた。再び守護を得るためには、ゼルイークが魔王となるしかない。しかしそうなれば人の世に関わることが出来なくなる。国の守護か、エルレインとの未来か。岐路に立たされたゼルイークは、それでも魔王となる道を選ぶが―!?恋と呪いのロマンティック・ファンタジー、堂々完結
---------------------

エルレイン可愛い!
幸せそうな二人が嬉し過ぎる表紙ですが、果たして表紙通りに二人は、ドレスで祭壇へいくことができるのか、否か、乞うご期待のラスト巻です!!
前半は、鳥籠の王女シリーズのモチベーションを崩さない 少々コミカルさを感じさせながらも淡々とした重い雰囲気。終戦と同時に魔王の報復処置と、怒濤のラスト。ラストはやはりドバっと涙腺決壊。グスッ涙

思えば、このシリーズ、毒舌すぎて、この二人は本当に好きあっているのかと、まどろっこしいと何度も思ったが、可愛過ぎるエルレインのイラストにメロメロだったナ
終わるのは、寂しい~~!

あらすじ
ダキニアに出征したアレクセル。
魔王としてするべきことをする決意をしたゼルイーク。

「魔王の花嫁になってくれ。そう訊ねたら、どう答えますか」

ゼルイークは質問に答える用意はあるものの、説明する時間もないまま…
捨てるのはゼルの側だったのに、立場が代わり、勇気を持って切り捨てなければならない選択を迫られるのは、エルレイン。
魔王の花嫁となる覚悟をするには…
彼女は先に人として死に、彼はその後700年を一人生きなければならない。二人の間に、時の壁が、またしても重くのしかかる…

ダキニアを制圧し、事態は収束を見せ始めたが、ダキニアに報復すると言ったエルゼラスの言葉どおり、ダキニアは業火に包まれた。
ゼルイークはエルゼラスを止めるべく、魔界へ行く彼に、エルレインは同行する。
エルゼラスとゼルイークは因縁の火花の行方は…
二人が同じ時を過ごす手段は…

最初の巻にゼルに教育してもらったことが活かされた、ほろ苦さの漂う幸せロード。切なくてキュンキュンでした。
前半は、戦争の話もあるのかと思いきや、待つエルレイン同様、読者も見守る状態で彼女が覚悟を決めるのを見守る緊張感を含んだ静かな展開、後半は一気に動きます!
一番嬉しそうな人だと感じたのは、ジーニーが蛙を見つけた時…
アレクセル蛙に変身しなくなって、寂しかったのネ。
蛙を攫んだ後の、アレクセルに対するオルフェリアの反応も笑うし、話全体はお笑い系、彼らのハッピーエンドを意識させてくれます。
読後のハッピーエンドを分かち合える人だけ!文字反転で!
700年 彼を一人にする寂しさより、彼女の10年を思えは、短いのかと、思いながらも、子供は、ゼルの子かと一瞬思っただけに、キュン~~、大人になった彼女が素敵すぎてウルウル)この思わせぶりな書き方も、響野 夏菜さんは、結構多いよネ
ゼルの過去の恋人、シーラの話はもう少し、欲しいところだったかナ、ダナークの魔女のコバルトにあった、短編も欲しいナ
また、楽しいシリーズお願いしまス。
響野 夏菜の暗い作品は、底なしに暗いので、お笑い系の明るいほうが好きでス!楽しい恋話を期待してますッ!!

響野 夏菜 読了一覧
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク