本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
おこぼれ姫と円卓の騎士 白魔の逃亡 石田リンネ
2017年03月05日 (日) 14:36 | 編集
おこぼれ姫と円卓の騎士 白魔の逃亡 (ビーズログ文庫)2016/10/15
石田 リンネ (著), 起家 一子 (イラスト)

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おこぼれ姫と円卓の騎士
白魔の逃亡 

石田リンネ

長兄フリートヘルムがクーデターを起こした!!女王になるはずだった王女レティーツィアは、捜索の目をかいくぐり、一人逃亡することに。先の見えない不安を抱きつつも、どうにか騎士のメルディと合流。厳しさを増す追跡から逃れるため、“白魔”と呼ばれる雪の山脈を越えようとするが…。一方、レティの騎士デュークは、フリートヘルムに「俺の騎士になれ」と言われ!?
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前巻で逃亡を余儀なくされた王女レティーツィアの苦難の巻です。
今まで登場回数の少なかった人物がわらわらと登場。何もかもを失ったレティーツィアに待ち受けるものは何か、王都に残ったデュークの運命はどうなるのか?
ワクワクの巻です。
長編のクライマックス。あらすじを書いてしまうと面白くもなんともなくなるので、あまり紹介することがないのが残念。
p47一部抜粋で紹介しようと思う。

あらすじ
クーデターが起きたとき、誰が一番危険か。メルディが以前、丁寧に教えてくれた。
  フィリートヘルム殿下が反乱を起こした場合、デュークはそこまで危険じゃない。一番危ないのはおれとクレイグ、次点がアストリッドとバッセル女伯爵。なんでかっていうと、クーデターの正当性を高めるための利用価値が、デュークにはあるからな。
これから、フリートヘルムに何を要求されるのか、もう知っている。

「デューク、俺の騎士になれ」


もともと若干孤独癖のあるレティ様なのだが、せっかく人に頼ることを覚え始めたのにこの逃亡で孤独癖に戻らないかと若干冒頭で心配させてくれるのだが、いろいろと助けられて無事です。
レティが憧れつつも決して真似できないあのふんわりした姫も再登場で、案外しっかり者の部分を見せてくれます。

優秀すぎた2人の兄の存在ゆえに、おこぼれ的に回ってきたレティーツィアの王位も、彼女これまでの努力や騎士の協力で確実になりつつあっただけに、無念を感じつつ、どう逆転してくれるのか、ワクワク

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続刊出てます。
2017/2/15




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なりゆき斎王の入内 比翼の鳥は和を調ぶ 小田菜摘
2017年01月24日 (火) 08:21 | 編集

なりゆき斎王の入内 ~比翼の鳥は和を調ぶ~ (ビーズログ文庫)
2016/11/15
小田 菜摘 (著), 凪 かすみ (イラスト)

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なりゆき斎王の入内
比翼の鳥は和を調ぶ

小田 菜摘

三条女御の策略にハマり、呪詛をかけた犯人に仕立て上げられた塔子。冤罪を晴らす決定的な証拠を手に入れるまで、宮中の混乱に乗じて故郷・熊野に帰ることに。「必ず、戻ってきてください」―明槻との約束を果たすためにも、身の潔白を証明して入内を果たしたい。なりゆきで始まった東宮妃の塔子に、国母として戦い抜く自覚が芽生え…!?平安恋絵巻最終巻!
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ラストの9巻です。
これも、ここまで続くと思っていなかったw
後半、細かな設定好きな作者のくせが色濃く出てきたけれど、少女小説らしいテンポの良さを崩すことなく楽しめた。
ラブラブな度合いはかなり減ったけれど、女御としての覚悟もできて丸く治るところに収まって、乙!

あらすじ
呪詛の嫌疑をかけられ、入内も延期。
熊野に逃げるように戻った塔子は、疲労から倒れるように眠り込んでしまった。
目を覚ますとそこには、懐かしい貴哉や範康の姿が。
「私が甘かったのよ」
無実の人間を陥れようとするやり方に憤る範康や万結。
「そうは思うけれど、悔しいのよ」
ぐっと手を握りしめた塔子を、貴哉は訝しげな表情で見つめる。

「産まれも育ちもよいお姫様に、謀で負けるなんて本当に悔しい」
「え?」
「本当に悔しいったらありゃしない。見てなさいよ、このままじゃ終わらないから。絶対に巻き返して、都に戻ってみせるから!」


冒頭の経緯。明槻は塔子を熊野に逃し、先手を打ったことで塔子に無実の罪を着せるのを阻止することに成功した。だが、都では疫病が流行し、三条女御の出産まで間もない。
このままでは、都に戻れないのでは…

焦りや不安が大きくなる中で、疫病のことで、あることを思い出す。そうなると、熊野に帰った塔子だけれど、やっぱり明槻の手助けがしたい!
ということで、やっぱりじっとしていられない塔子なのでした。
ラストには二人の子供のエピローグも。
母似のやんちゃな子で可愛い。親子との血縁で悩んできた明槻だからこその幸せそうな笑顔が良いね。

功労者・縋子様。いやな退位の仕方になってしまって不憫だけれど、心からお疲れ。

小田 菜摘 読了一覧

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レイデ夫妻のなれそめ 君がもたらした新世界 山咲 黒
2017年01月22日 (日) 15:32 | 編集

レイデ夫妻のなれそめ 君がもたらした新世界 (ビーズログ文庫)
2016/9/15
山咲 黒 (著), アオイ 冬子 (イラスト)


レイデ夫妻のなれそめ
君がもたらした新世界

山咲 黒

『魔物解放団』の首領―すべての黒幕が誰なのか気づいてしまった妻・リナは、その人物に一人で会うべく王都に戻る。一方、また行方不明になってしまった妻に、夫・ザイラスは気が立ちつつも王に会うべく王宮へ。ところが王は不在で代わりにいたのは―。そこでザイラスは投獄されてしまい!?誰よりも愛するたった一人の大切な人のために夫婦が取る行動とは!?
———————————

一人王都に戻ったリナの身を案じたザイラスは、急遽王宮へ向かうが、彼は投獄されてしまい…!?

ラスト巻です。
リナの冒険も最後。いろいろと風呂敷がたたまれる、怒涛の展開でした。
すごく感動とは言わないが、いい感じにキュンな部分がありつつ、黒幕までのまとまりもよくてサクッと楽しめるお話だった。シリーズの巻数はそんなに多くないので手に取りやすいので、一気に読むことをオススメ。

あらすじ
王宮に乗り込んだザイラスだが、王ヘンリックは国内視察に出ていると、リナの兄ヴァルターは告げた。
リナのこととなると全てが後手に回ってしまうことに、苛立ち焦るザイラスだが、不意にけ渓谷の街の屋敷で受け取ったヴァルターからの手紙に違和感を覚え…

遅れて到着したリナは、ザイラス投獄を知らされた。そして、彼の書斎の机の下からあるものを見つけてしまう。そこには彼の父であるゲイル=レイデからの手紙が。

『僕はロレインを食べました』



『魔物解放団』の首領についてはある程度予想できると思うが秘密ということで。
恐怖という感情を奪われたヒロイン・リナの行動に戦々恐々のザイラスがいい感じに楽しかったのだが、ラストは、全てを思い出したリナが恐怖という感情と戦うことになるということだけ記しておこう。
前の巻から一気に読みたかった。
気に入っていたシリーズが終わるはさみしいけれど、次のシリーズも楽しみにしています。

ザイラスは今後もリナのおてんばにハラハラするのだろうね。

山崎黒 読了一覧

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恋するシェイクスピア もうひとつのロミオとジュリエット 吉村りりか
2017年01月15日 (日) 16:54 | 編集

恋するシェイクスピア もうひとつのロミオとジュリエット (ビーズログ文庫)
2016/9/15
吉村りりか (著), 椎名 咲月 (イラスト)

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恋するシェイクスピア
もうひとつのロミオとジュリエット 

吉村りりか

女の子にモテるが、本当の恋を知らないロミオ。勝気な性格ながら親の庇護にあるジュリエット。そんな二人が運命的に出逢い、恋に落ちた―。けれど二人の家は古くから因縁を持つ仇同士!この恋が許されるはずもないと考えた二人は、ナイショで結婚の契りを交わすが…!?あの名戯曲がラノベで登場!運命に弄ばれたロミオとジュリエットが迎える、もう一つの結末とは?
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ロミオとジュリエットといえば、シェイクスピアを知らなくても、それをモチーフにしたお話や楽曲に触れたことのある方は多いはず。
ロミオとジュリエットは、敵対する家に生まれたために悲劇的な恋となってしまった悲恋の物語。
こちらのシリーズは、シェイクスピアを乙女ノベル的にアレンジして、舞台や文学に興味のないティーンにも親しんでもらおうというコンセプト。
なんとなく知っているけれど、本当はどんな話? そんな疑問に答えてくれる一冊です。
あとがきでは、実際の翻訳との違いなど丁寧に説明してくれていいます。巻末にある参考文献の数も半端じゃない量!
巻頭には、シェイクスピアの専門家「東京大学教授 河合祥一朗」先生からの”おすすめ”のメッセージつき。
ロミジュリはネットでも溢れているし食傷気味だと思ったのに、主人公二人の狂気じみた恋愛から、その結末まで、予想外にディープで面白かった。

あらすじ
争いの音はもう、聞こえない。けれど、この静けさの中に妙な不吉さを感じて、ジュリエットは不安に高まる心臓にそっと手を当てた。
いつかヴェローナの街に救う因縁が、自分の大切な世界を粉々に壊してしまうのではないか。あの怒りがこの塀を乗り越え、自分を呑み込んでしまうのではないか。そんな言い知れぬ不安が、ジュリエットの心を締め付ける。
(どうか、もう争いがおきませんように)


冒頭の経緯。キャピレットとモンタギューが激しい乱闘を起こしていた頃、モンタギュー家の跡取り息子であるロミオは、退屈にため息をついた。
そんな彼を案じた友人のマーキュシオやベンヴォーリオは、ロミオを誘いキャピレット家の仮面舞踏会に忍び込むことに。
そこで、ロミオはある少女を助けて…

そんな二人の恋の行方は…読んでみてね。
狂気に近い二人の恋模様はツッコミどころ満載で、三時間前に夫となった彼を罵るジュリエットのシーンは、原作に近いのか罵り方が変で、ちょっと笑った。
昔この作品に触れたときは、ロミオの行動に怒りすら覚えたのだが、今感じるのは、年若いロミオの行動の青さが、なんとなく歯がゆくて良いわ。
私的には、二人の死で、全ての人が後悔するシーンがぐっとくるね。

安心してください。
悲劇で終わる物語ですが、いちよう作者の創作による乙女ノベルらしいエピローグもついています。悲しい結末は好きではないだけに、ちょっと嬉しい。

→wiki/ロミオとジュリエット

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十二夜 ―身代わり小姓と不機嫌な公爵 恋するシェイクスピア 吉村りりか

十二夜 ―身代わり小姓と不機嫌な公爵― 恋するシェイクスピア (ビーズログ文庫)
2016/10/15
吉村りりか (著), 雲屋 ゆき




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十二夜 ―身代わり小姓と不機嫌な公爵 恋するシェイクスピア 吉村りりか
2017年01月11日 (水) 15:09 | 編集

十二夜 ―身代わり小姓と不機嫌な公爵― 恋するシェイクスピア (ビーズログ文庫)
2016/10/15
吉村りりか (著), 雲屋 ゆき

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恋するシェイクスピア
十二夜 ―身代わり小姓と不機嫌な公爵―

吉村りりか

船旅の最中嵐に遭遇したヴァイオラは、遠く離れた地に漂着。帰る術もなく、女の身で生き抜くためにはと、男装し、オーシーノー公爵に仕えることに。ところがこの男、極端な人嫌い!!初めは戸惑うヴァイオラだったが、本当は不器用なだけの彼に、気づけば恋をしてしまう。そんななか、彼の様子もどこかおかしくて…!?「公爵、私は男、ですよ!?」珠玉の喜劇ラノベ化!
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稀代の劇作家シェイクスピアをラノベ風にアレンジしてみんなに親しんでもらおうというコンセプトのシリーズ。
今回は、”十二夜”。
乙女の心理増量の前半と、恋心入り乱れて大混乱の後半とで構成される楽しいお話。
”シェイクスピアって何?” ”とりあえず、簡単に楽しく知りたい”そんなあなたにオススメの一冊。
あとがきには、ラノベ化にするにあたって気を使った点や、舞台と違い場面転換が容易にはいかない小説での難しさが書かれている。

あらすじ
家を双子の兄とともに飛び出したヴィオラは、船旅の途中で嵐の海に投げ出され、気がつけば船長とともに美しい浜辺で途方にくれていた。
兄を探しに行くにもお金もなく、女一人で荒くれ者のいる船に乗るわけにもいかない。
(となると   
自ら働いて金を稼ぐ必要があった。いずれ帰るにせよ、先立つものがなければどうしようもない。
面倒を避けるためにも伯爵令嬢という身分を隠したままでいたい。
船長に聞いたところ、この土地を治めているのはオーシーノー公爵で、公爵に求婚されているオリヴィア様は兄を亡くしてから一人で泣き暮らしているという。
ヴィオラはまだ見ぬオリヴィアを慕わしく思った。
「私……その方に、お仕えしてみたいわ」
だが、オリヴィアは人を一切館に寄せつけないという。
それなら公爵の家にお仕えするのはどうかと聞くと、公爵は女嫌いだという。

「あっ、じゃあ女でかることを隠して小姓として公爵様にお仕えするのはどうかしら?」


冒頭の経緯。気難しい公爵の小姓となったヴィオラだが、嵐の夜に怯えていると、優しさを見せてくれた。抱き上げられ、息が止まりそうになりながらオーシーノーの肩にしがみつく。
(お願い、オーシーノー様。私の正体に、気づかないで……)

彼に想いを寄せ始めたものの、求婚中のオリヴィアへの使いをすることになってしまった。兄の真似をして公爵の代わりにオリヴィアを誘惑しはじめると、オリヴィアはヴィオラに夢中になってしまい…!?
後半は兄も登場での喜劇の展開。狂言回しの道化も登場して語りが増えるのだが、かなり削ったにしてもやっぱり難しいなキャラだな。
舞台らしい切り替えの速さにこだわらず、小説なら、追い詰められるヴィオラのヒロイズムを盛りまくって、ゆっくり読みたいところかな。
でも、作りすぎるとシェイクスピアじゃなくなるし、難しいね。
面白かった。
今後のシリーズも見守りたい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ウィリアム・シェイクスピア
https://ja.wikipedia.org/wiki/十二夜

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(仮)花嫁のやんごとなき事情12 結婚できたら大団円! 夕鷺かのう
2017年01月09日 (月) 16:13 | 編集

(仮)花嫁のやんごとなき事情12~結婚できたら大団円!~<(仮)花嫁のやんごとなき事情> (ビーズログ文庫)
2016/8/12
夕鷺 かのう (著), 山下 ナナオ (イラスト)

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(仮)花嫁のやんごとなき事情12
結婚できたら大団円!

夕鷺 かのう

無事クロウと離婚したフェルは、孤児院に戻っていた。変わったことといえば、商路建設に関わる職に就き、お給金が(だいぶ)上がったこと。彼とはド庶民と皇子様。二度と会うこともない…と思ってたのに、出張先の異国でまさかの再会―!?「残念。逃げる獲物は追いかけて押さえ込むのが趣味なんだ」鬼畜皇子が我慢の限界!?離婚ラブコメ、涙と笑いの最終巻!
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最後まで楽しませていただきました。
大団円でございます!!
最後まで、”ド庶民”という自分が育った環境、自分らしく生きることにこだわりを見せたフェル。
そんな彼女を求め続けたクロウにとって我慢の連続ではあるけれど、涙と笑いの最終巻でした。

あらすじ
ド庶民に戻ったフェルがどんな暮らしをしているのか  は、さすがに最終巻なので、秘密。

彼がいない生活でどこか無理をしている笑顔のフェルを心配するガェイン先生なのであります。
最後は、誰もが考えている場所に、落ち着くようにできていますが、そこまでの過程がフェルらしくて素敵なラストでした。

あぁ〜〜、気に入っていたシリーズが終わってしまうのは寂しい!
最後なのにフェルがツンすぎだったわ!
そんな読者のために。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

どのくらいフェルがデレてくれるのか…楽しみ。

(仮)花嫁シリーズ応援多謝! 長らくの愛顧に応えて、アンコール登場!
2017/2/15
(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~未来へ続く協奏曲~ (ビーズログ文庫)



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