本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
私が当家の執事です 剛しいら
2013年11月16日 (土) 18:30 | 編集
私が当家の執事です (ビーズログ文庫)
(2013/08/12)
剛しいら

私が当家の執事です (ビーズログ文庫)

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私が当家の執事です/剛しいら


私が当家の執事です 

剛しいら

英国侯爵家に勤める若きフットマン・パリスは、容姿端麗、冷静沈着。“一度聞いたことは忘れない”記憶力を持ち、敬愛する一家に仕えていた。ある日、夫妻と老執事の海外赴任が決まりパリスは執事に大抜擢。留守を預かることになったのだが…残されたのは結婚適齢期にありながら、自由気ままに振る舞う3兄妹。さらには一癖も二癖もある客人が邸に集い―?本格執事物語、華麗に開幕!
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本格英国執事物語ということで、一般的なヴィクトリアンの公爵家の執事というものの知識が好きな方向けの本。
新米執事の立場から、公爵家という屋敷の運営そのものもを愛する男の物語。なので、近年続いた、剛しいら様の乙女ノベルのキュン痒い雰囲気を期待するとハズレます。ご注意
ただ、どこまで、本格的なのか真偽のほどは、私も知識に乏しく判断できないが、それなりに知識欲的におもしろかった。(アホほど、ヒストリカルロマンスを読んでいる読者としては、今更かもしれん)

あらすじ
パリスはこの侯爵邸に大勢いる使用人の中で、執事のアルトマンに次ぐ、地位、第一フットマンに就いていた。二十六歳という若さで、これだけの大きな邸宅でこの地位は、かなりの出世頭だと言える。
もう、何度も同じことを話しただろう。奇異に感じた公爵夫人の母親、七十八歳になるアメットとの会話で、夫人の心の平安を維持するもの仕事の内。
長男エドワードは、執事のアルトマンにたしなめられることを恐れ、パリスに女性の来客を告げる。
彼の恋路を応援するつもりはない。
パリスにとって大切なのは、公爵家の平和だった。


夫のインド出向に伴い、侯爵夫人エミリアは執事のアルトマンを連れて行くと言う。それにより、パリスがこの屋敷の執事に格上げになる。出発の準備に慌ただしい邸内、エドワードの連れてきた女優のミス・マーブルは何者なのか?
マーブルの執事と名乗った男は、伯父だと言い出し、粗野な正体を露にするが、盗賊ということもあり得る…

長男エドワード、劇作家志望の次男ロイド、パリスに想いを寄せる末娘マリナ
パリスの執事の引き継ぎにおける彼の心中と、屋敷の運営と心得、晩餐でのハプニング回避テク、当主の出発に伴い慌ただしい一家の図、などなど。

執事の正装である、タイツをはいた半ズボンの男の、くふらはぎの美しさを妄想したが、微妙な気分になるナ。乙女心と真実の追求の微妙なバランスの罠。
お嬢様の淡い執事への恋心を躱して、執事という仕事に誇りを持つ展開なので、淡々と仕事をこなす彼の姿に何処まで、萌えられるかが、読者として甲乙別れるところ。
まだまだ、執事として新米なのだし、もっとマニアックな仕事の部分も見せつつ、彼の屋敷の秩序だけに使命と情熱を燃やし、狂言回し的 手際の良さを見せつける続刊を期待。この場合、彼自身が恋をすることを、私は望んでいない。

剛 しいら 読了一覧

B's LOG文庫 読了一覧
戦う王女と凱旋の騎士 神とある国の物語 剛しいら
2012年11月26日 (月) 13:42 | 編集
戦う王女と凱旋の騎士 -神とある国の物語- (ビーズログ文庫)
(2012/07/14)
剛しいら

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戦う王女と凱旋の騎士 
神とある国の物語 

剛しいら

神様の不思議な力で少年の姿にしてもらったミーナ姫は、身分を偽って敵国ハッシュウィルが主催する華麗な宴へ!しかし会場で憧れの黒騎士エバンズと鉢合わせ!さらに決闘を申し込まれそうになり!?一方、不敗軍団の残党を集め、戦の準備を進める女盗賊イライザは、爵位の復権を目指すエバンズに取引を持ちかけて…。ミーナを待ち受ける絶体絶命の危機、そして、恋の行方は―。
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頑張る女の子は可愛い。
今回も、神様大活躍で、神様のできることとできないこと、不都合が多い人のいい神様(寄生エイリアン)だけれど、ご都合主義に記憶を簡単に伝えたりできるのは、エバンズとの誤解をもっとかき回して、グツグツ煮込んでもいいと思っている腹黒い毒者 読者には便利すぎて、どうかと思うのヨ。その辺のアクの無さは、大人から子供までの万人向きのお話。

あらすじ
イライザに宮殿に連れて行かれ、舞踏会でエバンズや兄達と行き会わせてしまったミーナ。
エバンズに、攫われたミーナがカインに変身しているのだと告げることもできず、カインを裏切り者呼ばわりされ、親友の騎士ジュリアに、神の力を使いながら、無事を告げる。
ジュリアを誘惑しようとする、ハッシュウィルの皇太子アレク…
ジュリアとクラウドの関係…
敵意をむけてくるエバンズへの寂しさ…
伝えなければならないイアンに囚われた、エバンズの妹の存在とイライザの反逆の企み…
お腹の減ったミーナと神様…
様々な憶測と思惑が交差する舞踏会の夜…

エバンズの妹奪還に向けて、イアンとの対決と、イライザの思惑が入り乱れての後編です。
妹との再会のいい所をマリクにもっていかれて、エバンズとしては気の毒だが、マリクとエリザの幼い恋の約束は嬉し楽しい。
おさまるべき所に皆様収まって、ロマンス的にはスッキリで楽しかったのだが、
神様は、どこへいっちゃったのかなぁ、神様というより、生き物として心配してしまう読後感。またいつか、どこかで、出てきてくレ〜〜。祈!

剛 しいら 読了一覧

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戦う王女と毒薬王子 神とある国の物語 剛しいら
2012年11月26日 (月) 13:20 | 編集
戦う王女と毒薬王子 -神とある国の物語- (ビーズログ文庫)
(2012/04/14)
剛しいら

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戦う王女と毒薬王子 
神とある国の物語 

剛しいら

「殺すなんて、いつでもできる。それよりもっと楽しいことを考えないと」。黙っていれば苦難に立ち向かう聖人のような雰囲気の色男―。ゴシュラム王国のミーナ姫が目覚めると、そこは毒薬王子と恐れられる敵の伯爵の古城だった!?ウラルと名乗る神様の不思議な力で銀髪の少年に変えてもらったミーナ。その姿で探索する彼女が見つけたのは―!?ヒロイックファンタジー待望の第2弾。

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毒薬王子2巻3巻で、ミーナの誘拐から、彼の妹の奪還 イライザの最後と登場人物に関してはスッキリ終わる設計ですが、神様は行方不明のままで、続編の可能性もありのまま終わりまス。
前巻は、前の登場人物も多数で、キャラが混乱しましたが、今回は領地奪還のために旅立つエバンズと、攫われたミーナと、ミーナを攫った男イアン。イアンが保護しているという、記憶のない少女マリカの存在は?といった構図で、前のストーリーを知らなくても、スッキリしています。
攫われて怯えても、神様と一緒に頑張ってしまうお姫様のミーナ。佐倉汐 さんのミーナのイラストにほれぼれしながら、 楽しく読書

あらすじ
エバンズ・オーガストは、バイロン公爵の企みによって、本来なら継承するはずの地位を剥奪されてしまった。ゴシュラムに来てから、ゴート王を憎んでいた自分の間違いを知った。ゴート王は親書と王子ラウルを大使として派遣すると約束した。
想いを伝えることのできないまま、ミーナは、エバンズとの別れを惜しむ。しかし、彼と兄の出立を見送った矢先、騙され攫われてしまった…
行方不明のミーナを捜し、もしやエバンズが?と、兄マリスは後を追い、知らせる。ミーナを取り戻すために、協力し合う、面々。手がかりは、かつての敵対国ハッシュウィルに向かっていた…

目覚めたミーナは、毒薬王子と呼ばれたイアンに囚われていた。彼女を世話する記憶のない善良なむすめマリカに、自分の素性を告げるが、頭のおかしい娘だと教えられたマリカは信じてくれない。
イライザが後見人であるイアン。ゴシュラムの水に毒をまぜようとしたが、エバンズにハンカチを落としたミーナを見て、計画を変更したことを告げた…

神様の降臨は奇跡ではないのだ。神は常に世界を監視していて、何かあったら人の側に近づいてくる。
神様は来る。絶対に来る。


というわけで、後半は、神様の入った彼女は男に変身(カイル)と、カイルが気に入ったイライザの協力関係、宮殿での鉢合わせのラストです。
この巻は前編なので、感慨深い感想はナシ。
神様は、エイリアンだからネ。寄生されるといつも腹ペコ。一生懸命食べるカイル状態の姿は、可愛い。

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戦う王女と迷える騎士 神とある国の物語 剛しいら
2012年03月04日 (日) 17:47 | 編集
戦う王女と迷える騎士 ~神とある国の物語~ (ビーズログ文庫)戦う王女と迷える騎士 ~神とある国の物語~ (ビーズログ文庫)
(2012/01/14)
剛しいら

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戦う王女と迷える騎士 
神とある国の物語 

剛しいら

神の眠る国の争乱から20年後―。平和なゴシュラム王国に広まっていたのは仮面の黒騎士の噂!その正体を確かめようと夜の街道を探検中だったミーナ姫は、盗賊に襲われ負傷してしまう!!そこに現れたのは巨大な狼。彼はウラルと名乗る神様だった!不思議な力で男性の姿に変えてもらい、黒騎士に弟子入りしたミーナだが、黒騎士にはとある狙いがあり―!?新ヒロイックシリーズ開幕。

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金の王子と金の姫
の20年後の子供世代のお話です。
こちらを知らなくても、解りやすい話なので、入り込めます。
知っていたら、懐かしい程度です。
相変わらず、ウラル神お迎えがきてません、不憫 笑
ラストの後書きに、ウラル神が地球に来た時のss有りです。

簡単に前作背景を紹介すると、小国ラウルが、隣国ハッシュウィルに襲われ、双子のアレン王子とシーナ姫が追われる。王子は生死不明、姫はウラル神の力をかり、男の姿をとりながら亡命先のゴート王と共に、自国を救うお話です。
ウラル神は地球外生命体。体内に入り、精神体系を変化させる力を持つ。暴飲暴食でエネルギー補給。
性格、行き当たりばったり 庶民派 同情心に溢れ優しく厳しい
彼の想定外の出来事による場当たり的行動は、あちこちに波紋を呼び、楽しい。

あらすじ
平和なゴシュラム王国に忍び寄る暗雲。
黒騎士の噂の真相を確かめたいおてんば姫のミーナは、女尼院の慰問にかこつけて姿をくらまし探索したが、盗賊に追われるハメになった。窮地の彼女を救った黒騎士。怪我をした彼女を救ったのは、ウラル神。体内に入り彼女の傷を治し、しかも、彼女の体を変化させ、彼女の体を操り、黒騎士の従者カイルとして彼に弟子入りすることになってしまう。
ウラル神の知識はあったミーナ。心のなかで、ウラル神と問答すれば、百面相。生態維持のために、大食漢。
しかし、王女であるミーナが行くえ不明であることがバレ、幼なじみの友人ジュリアは、クラウドの助けを借りミーナの行方を追う。
そしで、ミーナ達は、黒騎士と共にいるカイルから、ミーナの手がかりを感じ、後を追うが、黒騎士と盗賊の意外な関係が明らかになる…

後半は、武術大会と王女ミーナの恋がキュン。
今後のシリーズの展開としては、自国を追われた彼が爵位を取り戻す過程で、ミーナの中にウラル神が入り、カイルとして彼と共に戦いながら、ミーナの恋心がキュンな展開になるのではと予測。盗賊の女首領イライザの行方も気になる。
前作のシリーズよりも、乙女心をパワーアップしてくれるのではないかと、楽しみにしております!!

-----------備忘録-----------
--ゴシュラム王国--
ゴート王/シーナ王妃
ラウル/マリス王子 双子
ミーナ王女

ジュリア・サビル (レディー騎士ジョージア&ジュード)
ジュリアス・サビル (ジュリアの弟)
クラウド (ゴート王元許嫁 レディ・サナの息子)

--シェルランド王国--
エバンス・オーガスト
オーガスト公爵(父)
エリザ(エバンス妹 13で死亡)
ソダック 侍従長

シェルランド現王妃
 兄 バイロン公爵

-----小国ラウル-----
シーナ王妃の祖国
現王アレン&パール 金の王と銀の姫

----ハッシュウィル---
ハイル(20年前の戦の首謀者 死亡)
イライザ(盗賊の女首領 20年前ハイルの影武者 ゴート王を憎む)

剛 しいら 読了一覧

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魅惑の饗宴 スワンドール奇譚 剛しいら
2012年03月03日 (土) 19:28 | 編集
魅惑の饗宴 -スワンドール奇譚- (ビーズログ文庫)魅惑の饗宴 -スワンドール奇譚- (ビーズログ文庫)
(2011/10/15)
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魅惑の饗宴 スワンドール奇譚 

剛しいら

貧乏男爵家の長女・ビビは、とある特技―料理の腕前が天才的!そこで、美食家の国王が計画した一大饗宴のために、他国から呼ばれた美貌の天才・ロッシの弟子募集に申し込むことに…。ところがロッシは大の女嫌いとの噂!そこでビビは男装をして、見事潜り込むことに成功したのだが、あっという間にバレてしまい―!?大好評のスワンドール王国を舞台にした、とあるロマンスの物語。
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スワンドール奇譚では、今のところ一番気に入った話だった。
頑張る小娘は大好きダ!(自分は超自堕落だが…)
料理を作ること食べること、人を喜ばせることが大好きなビビ
そんな彼女が、料理人という職業が登場し始めたばかりの、封建社会の中で、料理人の料理を見てみたいと、果敢にも挑戦し、恋をしていくお話です。
前半はビビが女と解っても弟子としてのビシバシとした毅然とした態度や、不遜でありながら公明正大な彼が素敵で、後半は二人の関係と、ロッシのぐだぐだ感がニヤニヤゴロゴロ楽しかった。
もちろん、美食うんちく話が多い。
今では珍しくもないが、その当時としては珍しい食品や料理法なので、今更的なうんちく話だし、よだれが垂れて、イラッとくる人もいるかもしれないが、自分はうんちく話は嫌いではない。

あらすじ
資産家の半農の父と、男爵家の血筋の母。
そんな恵まれた環境で好きなように家事をまかされ、屋敷で余った小麦粉でパン屋を営むほどの長女・ビビ
天才・ロッシの弟子募集に家族の了承を取り付け男の子として試験を受けに行った。見事ロッシの目にとまったビビ。
しかし、共同生活での風呂に困り、ロッシに打ち明け見方についてもらう。
王様に声をかられたことから、仲間の嫉妬にあうが、ロッシは仲間の悪意を絶対に許さない。
異国から来たロッシ自身、ビビから学ぶことも多かった。
彼の生い立ちと、彼を救ったイパネラの関わる過去…
二人は互いに意識はするが、祝宴の準備に追われる…
ある日、反目する宮廷料理長のボアゾンに、彼女が男爵家の姫であることをバラされてしまった…

「男爵家の姫君か…俺は、本当に下働きの娘なんだと思ってた。そうだよな、姫君じゃ、いい嫁ぎ先を手に入れるためにも、料理長には謝っておいたほうがいいぞ」

レシピを盗むために潜入したのではとまで仲間に言われてしまったビビ。
祝宴の成功とともに去る運命の彼…

前半は、コミカルでテンポよく、彼女が必死に料理に工夫をしたり、どぎまぎしているところが、可愛く楽しい。名前をつっかえたまま定着してしまった”ビビビリー”の呼び名が不憫だった。
後半、彼女がかなり成長しています。
反して彼の口説きベタを、仲間にからかわれる、生煮え、ぐだぐだでニヤニヤと転がった。
久しぶりに、ブルムとヘイゼン伯爵が登場でした。
ロッシ、良い男だった~~

剛 しいら 読了一覧
姫を守る姫 スワンドール奇譚 剛しいら
2012年01月25日 (水) 13:49 | 編集
姫を守る姫 -スワンドール奇譚- (B’s‐LOG文庫)姫を守る姫 -スワンドール奇譚- (B’s‐LOG文庫)
(2010/11/15)
剛 しいら

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姫を守る姫 
スワンドール奇譚 

剛しいら

王女を守る姫騎士団の団長アルルは、幼い頃より剣を愛する変わり者の姫君。そんな彼女の天敵は、生真面目な王騎士団の団長ジュリアス。なんと彼は姫騎士団の解散を目論み、マリーナ王女の結婚話を持ちあげた!絶対に阻止したいアルルと成功させたいジュリアス。二人の対立はやがて、騎士団はおろか国を巻き込むとんでもない大騒動へ―!その一方、王女には「夜の女王」にかけられた呪いがあって―!?流れる歴史とともに様々な恋を描いたスワンドール奇譚シリーズ、大注目の第3弾。
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美を愛する「夜の女王」イパネラを軸に、数々の愛の物語を紡ぐシリーズ。人の内にある美に気がつかない王子にかけられた呪い…
もちろん、ラストも美しく(都合良く)パッヒーエンドで嬉しス。
スワンドール奇譚の時系列順では、一番古いお話だそうです。
男女間の諍い、女だから~といった偏見と戦いながらも、ラストはお互いを尊重し合う素敵に痒いお話になっていて、壺で好みです。
前半、彼女を目の敵にする彼の鬼っぷりに、負けじと言い返すアルルが可愛く、
後半、ジュリアスの視点も入り、自分の口が憎い辺りの不器用っぷりが、ニマニマと楽しく、ゴロゴロと転げ回ってしまった。

あらすじ
次々女を弄んだ王子オルドーに「夜の女王」イパネラは呪いをかけた。
「その娘が15になったら、いただきにいくわ」
マリーナ王女を守ろうとする、王は、姫騎士団を結成、入団から3年後に団長となったアルルと、入団当時から敵対心を燃やしている王騎士団の団長ジュリアス。
女だから~、女なら~と、ことあるごとにイヤミを言うジュリアス。
ジュリアスは、王弟であり、呪いに怯える王の憂いを解ことと、目障りな姫騎士団を解散させることを目的に、15までに、マリーナ王女を他国の王子に嫁がせることを画策するが、やってきたアスレンシア王国の王子カイヤは、うつけだった…
呪いのために、城から出ることも、劇や訪問客も制限され、なんの楽しみもない寂しげなマリーナ王女は、王子カイヤの美しさと、陽気な騒ぎに惹かれてしまう…
カイヤの夜の挨拶にキスをしたかったという無邪気な訪問で、ジュリアスとアルルは、言い争いになりそのことが、国を男女まっぷたつに分けてしまう…
諍いの行方は…
カイヤの行動と、老騎士達の意味とは…
夜の王女から、姫を守ることはできるのか…?

ジュリアスを理解しようと気持ちを変化させていくアルルと、ジュリアスの不器用っぷりが楽しいッ。胸が気になって落ち着かない彼に、ニマニマ。
カイヤの一言は、爽快でした。中学生辺りが喜びそうな乙女ノベルの見本、男女平等など少々説教くさい面もありですが、その辺りの痒さがたまらないです。

剛 しいら 読了一覧
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