本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
道果ての向こうの光 奇跡を紡ぐ物語 秋月アスカ
2015年11月30日 (月) 20:33 | 編集

道果ての向こうの光~奇跡を紡ぐ物語~ (レガロ)
2015/10/17
秋月アスカ (著),

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道果ての向こうの光 
奇跡を紡ぐ物語 

秋月アスカ

馬車に轢かれ、魂だけの存在になっていた町娘ユーナは、とある事情から、聖女シェリアスティーナの身体に入り、1年間の期限付きで王宮暮らしをすることになる。そんな中、ユーナは誠実で優しい騎士アシュートに淡い恋心を抱きはじめる。けれど彼はシェリアスティーナの婚約者で、国で一番の騎士。自分には届かない人だと、その想いは胸にしまい、残された時間は、いずれ戻ってくるシェリアスティーナのために使うことを心に決める。そして迎えた別れの日。ユーナはアシュートに抱き締められながら、幸せな気持ちでシェリアスティーナの身体から去った。悲嘆に暮れるアシュートだが、身体に戻ったシェリアスティーナから、ユーナがまだ生きていることと、その命の危機を知らされて…。ユーナをどうしても助けたいアシュートは、ある決意をするのだが―?
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完結巻出ました!
レガロシリーズは、まったく新作がでなくなっていただけに、嬉しさひとしお。
稀代の悪女、聖女シェリアスティーナの残虐なそれまでの人生を背負うことになったユーナの奮闘が涙ぐましいものであっただけに、聖女の体での期限一年を終えて彼女がどうなっていたのか、続刊が気になって数年…
このまま放置されるのかと思っていただけに、祝。

あとがきにもありましたが、Web版とはかなり違うようです。
私はWebは読んでいないので比較できず申し訳ない。
物語はこれまで、ユーナ視点で進められて来ましたが、ラスト巻はアシュートから始まります。
聖女シェリアスティーナの体から去ったユーナを見つけることができるのか?
ユーナの頑張りで聖女シェリアスティーナはどう変わったのか?
再会が嬉しいラストです。

あらすじ
シェリアスティーナは、ひたとアシュートを見据えた。
そして、ゆっくりと頭を振る。
  いいえ」
穏やかな、しかし芯の通った声だった。
「ユーナは死んでいません」
アシュートは、シェリアスティーナのほんの一言さえも聞き漏らすまいと、全神経を傾けた。
「確かに馬車に轢かれ、彼女は瀕死の重症を負いました。けれど、死んではいない。魂だけの存在となっていた私には、それが感じられたのです」
そう告げたシェリアスティーナの眼差しに、迷いは一かけらも見えなかった。

ああ。
ユーナは、死んでいない。
死んでいない  


p55〜抜粋 
神官派と、国王派とのきな臭さもありますが、この辺りはあまり突かず、今までとは変化した環境での主人公たちのそれぞれの内面を掘り下げてくれます。
どんなふうに変わったのかは、もちろん、ヒミツ。
予定調和ではあるよねとか、突っ込みたい部分は横に置いてしまおう。
出版されたことが嬉しい。

祝・完結。

イラストも、岸田 メル で行ってほしかった!雰囲気出してくれているけど。

イースト・プレス レガロシリーズ 読了一覧
恋するエクソシスト4  梨沙
2014年07月20日 (日) 14:07 | 編集
恋するエクソシスト4 (レガロシリーズ)
(2014/04/17)
梨沙

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恋するエクソシスト4  

梨沙

刻子とジャンがついに―!?しかし新たな騒動が勃発!?刻子の前に現れた謎の狐面の男。九十九市の危機を予言し、刻子を助けに来たと言って連れ去ろうとするのだが―。美形でオタクなエクソシストと霊感女子高生の除霊ラブコメディ、恋が動く第4弾!
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このまま続刊が出ないのかと危ぶんできましたが、話も進みはじめ面白くなってきた4巻目。
さらに新キャラ投入で、刻子をめぐりヤキモキする男子の面々にニマニマしつつ、九十九市の危機的状況が深刻になり、続刊が気になる構成。
危うい雰囲気の男子達が次にどんな行動を起こすのか、目が離せない展開になってきました。
この価格なのにライトノベルの域を脱しないまま終わりそうかなと少々物足りなさもありだが、もともとライトノベルが好きなうえにキャラに思い入れができてき、私は満足。表紙のメンズはいつも美麗でうっとり。
なんとか最後まで出版して欲しい。

あらすじ
悪魔を使役するシスターの悪魔が描いた巨大な結界によって”よくないモノ”が数を増した。
ペンで祓いきれないほど増えてきた”よくないモノ”

「もっと僕を頼ってください。僕は、愛するあなたの力になりたいんです」

ジャンの、誠意と艶っぽさを同時に含んだ声にぎょっとする。おそらく彼のことだから他意はないだろう。しかし、眼差しは相変わらず熱っぽくて甘い。

ジャンは食堂で働き始め、ジャンを意識している刻子の赤面を見て、雅は危機感と劣等感をつのらせる。再びシスターの使い魔となったレヴィは、刻子を”神の器となる娘”だと言い、ジャンの中にいるモノは”破壊と殺戮の権化”古くはエアマーシュだと言う。
そんな折り、無賃乗車で身元不明の少年について、問い合わせが来た。
ジャンとともに警察署へ様子を見に行くと、狐のお面を被る白銀の髪で金色の瞳の水狐と名乗る少年は、刻子に社に帰り一緒に暮らそうと誘う。

「僕が君を守る」


前半の経緯。ジャンは今まで家族がいると思い込んでいたが、確認が取れず自分の記憶に曖昧な点が多いと感じ始める。雅は水族館へ刻子を誘うが、ジャンと水狐もついてきて、焦りがつのり衝動的に告白したものの、返事を聞くことができなかった。
さらに”よくないモノ”が増えはじめ、それぞれの想いが錯綜する中で…

雅くん、3歳年下の中学生の恋も必至で、切なくて危うくてよいのだが、今回もっとも哀れなのはジャン!まさかの、ゆ&%◯ッ!!不憫すぎッ!悪魔を封じた彼も危うい雰囲気が切なくって、萌え。
恥ずかしさから、逃げの姿勢になってしまう刻子のツンっぷりが酷く相手を傷つけているだけに共感はできないが、男子達の行動は大変楽しめた。
雅に酷な選択を迫る水狐。九十九市の封印を守るために我が身を犠牲にしようとする、蒼然はどうなるのか…
出版社様ッ、続刊、早くネ!

梨沙 読了一覧

イースト・プレス レガロシリーズ 読了一覧
アヴェントの娘 最後の選択 永野 水貴
2014年07月09日 (水) 12:07 | 編集
アヴェントの娘 ―最後の選択― (レガロシリーズ)
(2014/03/16)
永野 水貴

アヴェントの娘 ―最後の選択― (レガロシリーズ)

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アヴェントの娘 
最後の選択 

永野 水貴

残された時間はあと僅か―。シェルタが強大な力を持ち、秘されて育てられた理由―それは、命と引き換えに世界を滅亡から救うためだった…!その残酷な運命を知ったカルフとソティラスは、やり場のない怒りを抱えつつ、シェルタを生かす道を必死に探し回る。だがそんな中、世界各地に滅びの予兆が現れて…。シェルタを救うか、世界を救うか。正解のない問いに、悩み、苦しみ、それでもやがて、それぞれの答えにたどり着く。秘された姫と二人の貴人、命がけの愛と選択。果たして最後に残るのは―?愛と選択のファンタスティック・サーガ、完結!
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世界を救う切り札として隠匿されてきたシェルタ。彼女は、大切な二人と決別し、生け贄にされる恐怖をまえに、滅びの映像を水の中でひたすら眺める。
彼女を救うことはできないのかと、カルフとソティラスは必至に足掻くが…

4巻から二年。レガロシリーズHP更新しないし、完結しないのでは…と、思っていただけに、嬉しかった。
水害の話が容赦なく描写されるので、完結までに数年あけたのは正解だと思う。
それでも、水の中で何もできずに声を聞く彼女の恐怖が、震災と重なって結構きついものがあるので、その辺りご注意。
とはいえ、最後の決戦を前に、相変わらず男二人が彼女のために嫉妬と苦悩を繰り広げ、甘い雰囲気を醸し出してくれるので、乙女ノベルとして満足構成。
ラストも非情に思えた父の活躍に、ホロリときました。
完結してよかった。本当に!

あらすじ
  世界のすべてを敵にまわしても。
カルフ=ファーイズにとって、<水の一族>の長・シンティーリオ=アヴェントの言葉はほとんど虚言のように聞こえた。世界の危機。神話にすぎなかったはずの<大魔アビス>の復活。そしてその危機を救うための生贄  <浄化装置>。
だが低い声で告げられた言葉は部屋中を満たし、長と対峙する二人の男を打ちのめした。

「他の方法は、ないのですか」

カルフはかすれた声でそうこぼしていた。


冒頭の一部から引用。水の中で過ごす時間が増えたシェルタだったが、厄災が始まりを告げると、水は容赦なく彼女を苦しめる。
その一方で、彼女を救う為に、カルフは導師の母から話を聞きだし手だてを探り、父はシェルタからの発案で、袂を分つバラー教との異例の会見をする。
しかし、なんの手だてもないままのソティラスはシェルタとともに逃げる道を考え…


ラスト巻なので、粗筋は少なめで。
ソティラスッ!不憫な男ッ!思考が刹那的に歪んじゃんてなんてこった。
カルフの必至の形相に、ニマニマしてしまった。
ま、間に合ってよかったナ(?)
もっと戦闘までの準備やら細々と読みたいところもあったが、サクサク進むこのくらいの量のほうが乙女ノベル好きにはちょうどいいのかもしれない。
ラストの顛末までの感想をワシワシ書きたいが、読む楽しみが減ってしまう皆様を思って割愛。

で…彼女が、二人のうちのどちらかを選ぶのか、どうするのかは…ヒミツ。ン〜もぅ!結局ど%$%#&!と転がって、叫ぶべし。

永野水貴 読了一覧

イースト・プレス レガロシリーズ 読了一覧
幽谷町の気まぐれな雷獣2  森崎緩
2013年05月11日 (土) 22:54 | 編集
幽谷町の気まぐれな雷獣2 (レガロシリーズ)
(2013/03/16)
森崎緩

幽谷町の気まぐれな雷獣2 (レガロシリーズ)

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幽谷町の気まぐれな雷獣2  

森崎緩

「どっか行こうぜ。―二人で」幼なじみの大地が妖怪だったという、衝撃の事実を知った萩子。けれど、そのおかげ(?)で二人の仲は急接近。そして、夏休み直前のある日のこと、萩子は大地から二人きりのデートに誘われる。どことなくそわそわしつつ、デートの日を楽しみにする二人だったが、彼らの前に、突然、川の妖怪・蛟が現れて―。後輩・栄永の先祖に会いに来たと言う蛟は、いろんな騒動を巻き起こすのだが…。山間の田舎町、幽谷町で繰り広げられる、恋と青春と、たまに変身のハートフルご近所あやかし物語、第2弾。
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ご近所あやかし物語、第2弾は、彼女の誕生日を間近に控え、そわそわする大地にニマニマさせられつつ、メインの二人の話というよりは、川の妖怪・蛟の辰巳さんと狐妖怪の栄永さんとの関係が主だった。
栄永さんの祖先の初音さんを求めて姿を表した辰巳さん。あまりにも違ってしまった過去と現在。人間と妖怪の関係に悩み続ける川の妖怪・蛟の求め続けた安住の地は…
川妖怪の彼の悩みや戸惑いを通して、最近自分も妖怪であることを知った大地や萩子も影響を受けるという構図です。一巻ほど重い雰囲気はなく、ほのぼのとした雰囲気。若干物足りなくもない。

あらすじ
同好会に入部した大地と萩子。大地と仲良くなれたことに幸せを感じる萩子。『まだ』付き合っていない関係ながらも、誕生日の予定を聞く大地は どっか行こうぜと、誘ってきた。
栄永と黒川、大地と一緒に帰る道すがら、川の欄干に突然現れたのは、巨大な川の妖怪・蛟『みずち』だった。
栄永さんの声を祖先の初音さんと間違えた蛟は、上渡の家に居候することになった。
人に化けることをしらない彼をみんなで洗いながら、素姓をたずねた。
名前は辰巳。人の世に人として生きる妖怪に驚きながら、人である萩子も妖怪に警戒心をもたないことを不思議に感じるらしい辰巳。
あまりにも違ってしまった風景に戸惑いながらも、人の世界に興味をもち始めた彼は、ある日、美男子に変化したまま戻れなくなってしまった…


絵が…もうちょっと妖怪書き込んで欲しいナ。
黒川さん、猫というより、犬…
呑気な会話の多いお話です。みんなで楽しく水遊びしながら蛟を洗ったり、黒川さんに誘われた夏期講習どうする?と会話したり。
ちょっとまったりした展開が多かったが、押さえるべきポイントは押さえてあり、一気に楽しめました。
辰巳の行動に戸惑う同好会の面々のリアクションは良かったが、誕生日にワクワクしてしまっただけに、ちょっと残念。ほのぼのな終わり方だったが、思わせぶりな会長の上渡さんの言葉も気になるし、続刊がないと、欲求不満。
P133大地デレすぎ。恥ずかしいヤツ。……ップ。
早く続刊だしてネ。

幽谷町の気まぐれな雷獣 1

イースト・プレス レガロシリーズ 読了一覧
恋するエクソシスト3 梨沙
2013年03月19日 (火) 23:24 | 編集
恋するエクソシスト3 (レガロシリーズ)
(2013/01/18)
梨沙

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恋するエクソシスト3 

梨沙

ジャンの中にいるのは悪魔―?古民家合宿での騒動のさなか、突然刻子の前に現れた、ジャンの内に潜む謎の存在。とっさに「クロ」と名づけた刻子だが、その後クロが現れることはなく、彼の狙いもわからぬまま、一人思い悩む日々が続いていた。そんなある日。ジャンをイタリアへ連れ戻すため、神父オーギュストが再来日!しかも今回は、超絶美人なシスター付き!?ジャンの過去を知るそのシスターの出現に、刻子の心は揺さぶられ―。美形でオタクなエクソシストと霊感女子高生の除霊ラブコメディ、波乱含みの第3弾。
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眼鏡牧師の睥睨に萌えな表紙でドキドキしたが、彼の活躍は…ップ。
さておき、牧師を辞めると宣言したジャンは、いつも以上に刻子に猛烈アプローチで、所かまわずプロポーズ状態。どぎまぎする刻子。そんな安定しながらも波乱を含む空気を感じさせるひと時を打ち破るのは、神父オーギュストが再来日と、いわくありげなシスター アンナマリア。
神父の辞職は許されないと、再びジャンをイタリアへつれて帰ろうとする二人。アンナマリアはジャンの過去を知っているようで、妙につっかかる刻子の図です。

展開としては、前巻のクロの登場で そろそろ緊迫感を含むものが欲しかったのですが、今回も食堂劇場的なノリで町で事件は起きていても、皆様ワイワイと、肩の力の抜けたストーリーでした。

あらすじ
ヴァチカンの総意。それが16年前の悲劇の代償。
ジャンを連れ戻すために再び現れた神父オーギュストと、シスター アンナマリア。出会い頭にラーメンをかぶせてしまった 刻子は、銭湯に連れて行く。豊なボディーに太い鎖を巻き付ける姿に釘づけになった…
アンナマリアは、ジャンの中のものを知っており、刻子がクロと名づけたことに警戒する。
刻子は、神父服姿のジャンに動揺した…
神父オーギュストにっ無理矢理ジャンは、神父服を着せられたという。

「僕が愛しているのはあなただけです」

アンナマリアは、神に身を捧げており、恋愛も結婚もできないというが、刻子はジャンの過去を知る彼女が気になる…
巷で起きる、痴漢騒ぎ。解決は表面的なものにすぎなかった…
通り魔事件が起き始め、アンナマリアは何かを探しはじめる…
記憶を封印しているというジャンの中の悪魔クロは姿を見せない…

神父とシスター、寺の子坊主の読経と、酔っぱらいに、黄色い歓声のカオスな食堂劇場。
雅君は、修行頑張ってます。金之助と佐々子の関係は、恋愛未満でほのぼの関係。
神父オーギュストと、姉玲奈との間でまさかの恋フラグか!?破廉恥牧師の汚名返上になるのか、そっちのほうも、見守りたいが、話が脇にそれ気味な印象も多々ありだったナ。
アンナマリア性格が、いまひとつ攫みにくい人物だが、次巻あたりでは、アンナマリアはジャンの過去とどんな因果があるのか、気合いの入った展開を期待したい!


梨沙 読了一覧

イースト・プレス レガロシリーズ 読了一覧
魔王はハンバーガーがお好き 鏑木にのは
2013年03月10日 (日) 22:20 | 編集
魔王はハンバーガーがお好き (レガロ)
(2012/12/15)
鏑木にのは

魔王はハンバーガーがお好き (レガロ)

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魔王はハンバーガーがお好き 

鏑木にのは

異世界で勇者に倒されたはずの魔王。しかし次の瞬間、彼はなぜかアメリカの荒野、しかもハンバーガーダイナーの前に立っていた! さらにひょんなことからその店の手伝いをすることになり――!?
アメリカの旧国道ルート66、その道沿いにひっそりと建つハンバーガーダイナー「ROUTE66」。その店をたった一人で切り盛りしていた少女と、彼女の作る極上ハンバーガーが、戦うために生み出された魔王に変化をもたらしていく……?
常識知らずの天然魔王と、しっかり者の少女が織りなす、ちょっぴり奇妙な恋と日常。
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構成の都合で3つのエピソードが抜けているそうですが、本来なら66話の魔王とハンバーガーショップの娘 師匠との小話詰め込み物語。
魔界から突然現代のアメリカのハンバーガーダイナーの前に飛ばされ、居候することになった魔王。彼視点の日記のようなホノボノ系。
魔王のトンチンカンな視点がクスッと可愛い。そんなお人好しな魔王を世話する彼女の行動から、次第に恋に落ちる彼女に気がつかない彼にジレジレなお話。
だらだらと、なんとなく毎日ネットで覘くように読むのは楽しいかもしれない。でも、ネットからのファンの人には申し訳ないが、書籍としては正直物足りなかった。

あらすじ
を、ここでいつも、紹介するのだが、日記的な細かな日常を雰囲気を崩さずに紹介するのは難しい。
この世界の魔力を持たない人々の発明に驚き、感動する魔王。客のスティーブに師匠を隠し撮りするように頼まれても、うまく隠れられずに彼女に見付かったり、師匠の同級生チャーリーがのり込んで来たり、師匠にハンバーガーの焼き方を習う。鈍感でお人好し。優しくて、ホラー映画が怖いという彼。
スティーブや、テレビドラマで知識を仕入れ、天然のまま彼女を赤面させ翻弄する。客に言い寄られる彼女を見て、昔の魔王が…と、穴にこもる彼は可愛い。
人畜無害のようで、欲しいものは欲しいと言う彼。キスをもっとねだる彼に突っ込みの彼女。
突然現れた勇者。彼はおじいさんだった?
いつかは、別れの時はくるのか?

語られない彼女の心中は、核心が持てず切なくほろ苦く、別れの覚悟までさせているというのに…魔王メ!
可愛らしくも、ぐっとくる魔王の行動に萌えだが、人によって感想が別れそうな作品。
レガロは、書籍化する時、結構改稿が多く、ネットからの作品でもクオリティーが高いと思っていたのだが、これは、元々の雰囲気をくずさずといったところなのかナ?
ぱっとしない感想になって申し訳ない
一冊の全体のストーリーの面白さを求めるというよりは、恋をしらない魔王と彼女の関係を心配する様々な人々と関わることで、ささいな日常をクスッと覘いて楽しいと感じる本でした。

イースト・プレス レガロシリーズ 読了一覧
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