本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
壊滅騎士団と捕らわれの乙女7 伊月十和
2017年01月19日 (木) 13:12 | 編集

壊滅騎士団と捕らわれの乙女7 (一迅社文庫アイリス)
2016/4/20
伊月 十和 (著), Ciel (イラスト)

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壊滅騎士団と捕らわれの乙女7

伊月 十和

黒十字騎士団団長ヴィンセント王子との結婚を控えていた田舎貴族の娘フィーリア。彼女は、ヴィンセントが黒十字騎士団を率いて友好国の危機に旅立った直後、何者かに攫われてしまった!遠い異国へ連れていかれたフィーリアは、ヴィンセントの助けが期待できない状況に陥り―。こんなことになって、ヴィンセントと無事に結婚なんてできるの!?今度ばかりは絶体絶命?溺愛ラブコメディ感動のクライマックス!!
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7巻まで続くと思っていなかったのだが、気がつけば続いていたw
6巻が少々笑い少なめだったけれど、ラストは破天荒を貫いてくれました。
破天荒はヴィンセントだけだと思っていたけど、思えばフィーリアも破天荒。さらわれたはずの乙女は、革命軍の女神になってしまったりと、波乱万丈の感動(?)のクライマックス。
繊細で可愛らしいウエディングドレスの二人&黒十字騎士団のカラーピンナップつき。

あらすじ
フィーリアは、人質としてロスギルド王国にさらわれた。旅立ったヴィンセントからの救いは期待できない。冷静に現状を分析し、田舎育ちの根性を見せる時だろう。
すると、船には黒十字騎士団のグレンやブラッド、あのクロッシアも乗り込んでいて!?

冒頭の経緯。フィーリアは船から脱出したが、デュアンに出くわした。デュアンに騙されるように協力させられてしまったけれど、革命軍のリーダー・アルフレッドと知り合い、心から圧政に苦しめられている人々と救いたいという気持ちになって…

ラスト巻なので、詳細は割愛。
ヴィンセントの旦那との再会も笑った。めんどくさい系のキレっぷり。
すごく感動とか、そんな話ではないが、うまくまとまって嬉しい。ドタバタしているみんなの姿が楽しかった。

一迅社文庫アイリス 読了一覧




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闇獅子伯爵の再婚事情 咲き誇る花園をあなたに 森崎朝香
2016年12月03日 (土) 23:16 | 編集

闇獅子伯爵の再婚事情 咲き誇る花園をあなたに (一迅社文庫アイリス)
2016/4/20
森崎 朝香 (著), アオイ 冬子 (イラスト)

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闇獅子伯爵の再婚事情
咲き誇る花園をあなたに

森崎 朝香

「…私は悪魔憑きだ」貧乏名家の令嬢リリーマリアの婚約者は、悪魔に憑かれた美貌の青年伯爵・サルヴァトーレ。悪魔との契約のためだけに結ばれた婚姻関係―それだけだったはずが、彼の不器用な優しさに触れ、リリーマリアは伯爵に惹かれていく。つかの間のふたりだけの平穏な時間は、一人の少女の来訪で終わりを告げて!?悪魔憑きの青年伯爵と、彼に求められた令嬢が織りなす悪魔婚約ラブファンタジー第2弾!
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悪魔婚約ラブ(バトル)ファンタジー第2弾!闇獅子伯爵の再婚事情の続編、2巻完結。
バトル色の強いファンタジーです。
病んだアイラ再び登場で、バトルの展開。
アイラが強烈なので、完結巻だというのにヒロインはさらに薄いw。
いろいろと風呂敷を回収しきれていないのが残念ではあるのだが、なんだかんだと一気に読了。
表紙絵色違いでリリー笑顔の美麗カラーピンナップつき。

あらすじ
『認めない……絶対に認めない!! あなたの恋人は、わたし! サルヴァトーレの花嫁は、わたしよ!! わたし以外の女なんて、絶対に認めない! 許さないから!!』
憤怒と憎悪が頂点に達し、殺害の意志へと変化して少女の全身を満たした時。少女から闇が溢れて、夜の森を一色にぬりかえた。
琥珀色の巨大な獅子ヴィネは狂気の宿ったアイラと契約した。
『あなたに生贄をあげる。だからサルヴァトーレを助けて。私のあの人が、けして死なないよう、傷つかないよう、誰からも守って。そしてあの人を、わたしのものにするの  

幼い少女アイラによって悪魔付きとなったサルヴァトーレと婚約したリリーは、彼の力になりたかった。だが、蔵書を調べようとした矢先、悪魔と関わるなと彼に釘をさされてしまう。

「魔性と無縁な君が私に関わろうとしてくれるおかげで、私も久しぶりに、ただの人間だった昔を思い出すことができた、それで充分だ」


冒頭の経緯。リリーは笑った彼の顔を見たことがなかった。悪魔ベリアルの力で見た過去の彼の笑顔を取り戻したかった。だが、手がかりになるような資料の当てはない。
そんなとき、リリーの領地から快活で朗らかな話し相手の少女ナターリエがやってきて…

前半は、彼の力になりたいのに無力なゆえの切ない少女心がいい感じに楽しめた。後半はアイラの登場でバトル。
アイラの自滅っぷりが半端なくて笑った。
ベリアル何者なんだ?という疑問は疑問のまま終わった。
そしてラストがね、どうやって戻ってきたんだ?とやっぱり突っ込みを入れたくなるわね。そして、SSでも狂気のアイラにうなされているあたり、すっきりと終わった感じはしないわね。アイラ怖いわ〜
なんだかんだと楽しめたけどね。

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毒草王子と臆病姫 滝上よしき
2016年11月15日 (火) 15:19 | 編集

毒草王子と臆病姫 (一迅社文庫アイリス)
2016/8/19
滝上 よしき (著), 三浦 ひらく (イラスト)

---楽天---




毒草王子と臆病姫

滝上 よしき

第三王女なのに王位を継ぐことになったエリザベス。彼女はある日、隣国の第四王子トーマスと突然お見合いをすることに!自分に自信がない彼女は、きっと彼は玉座を奪いにきた敵なのだと思い込んでいた。絶対に負けないと、エリザベスは怒りに燃えていたけれど…。想いが空回りしてとんでもないことを言ってしまったせいで、トーマスの恋心に火をつけてしまい!?
——————————

他国を旅した自由人の毒草好きのうんちく王子と、王位をつぐことで肩肘張って頑張りすぎる姫とのラブコメ。
かわいいイラストにほだされたのだが、
ん〜、なんて言ったいいのか、ふつう。
責任を背負って苦しむ姫が、彼女を守ろうとする人たちに気づくように、王子が働きかけてあげるというお話で、そのあたりの主軸は良いのだが、これといった部分に欠ける。
会話に勢いはあったけれど、ストーリーで読ませる話ではない。
だが策士という割には、会話にひねりがあるわけでもない。
ほんわかした雰囲気を楽しめる人向け。
これで終わりな気がしないので、続刊があるのかもしれない。
カラーピンナップつき。

あらすじ
第三王女なのに王位を継ぐことになったエリザベス。
弟が亡くなってから5年、喪服を脱いだことのない母が父王と一緒に他国に嫁いだ姉を訪ねることとなり、エリザベスは隣国の第四王子トーマスの相手を任されることになった。
これがお見合いであることは聞かされているが、彼はどうみても旅の途中の学者のようで、隣の騎士を王子と間違えてしまったほどだ。
エリザベスもただの王女だったころは冒険に出たいと言っていたものだが、実際に王位を継ぐことになった今は、勉強だけで手一杯になっている。
(恋人なんて作っている暇はないのよ。ましてや王位を譲るなんて考えられない)
ふと気づく。第四王子なんて、国にいれば上に三人も兄がいるのだから継承権はまず回ってこない。だったら外国の継承者と結ばれたほうが王位につけるし、お得だ。
(この男性は敵だわ!)
怒りで目の前が真っ赤になる。友好国だから父はよしとしたのかもしれないが、そんな人間に大切な国を渡すわけにはいかない。

(王位は奪わせません!ふさわしくないわっ)
「私は奪わせません!ふさわしくないわっ」


冒頭の経緯。唐突に失言してしまったことに気づいたエリザベスは謝罪。だが、それを彼女の率直な気持ちだとうけとったトーマスは、友人から始めることを提案する。5年前からずっと初恋の天使エリザベスのもとを訪問することを願ってきた彼は、せっかくもらったチャンスだと滞在期間中に少しでも進展させるつもりだと宣言し…。

毒草好きのたくさんの知識を披露しても、ドン引きしないエリザベスをますます気に入った第四王子トーマスは、次の段階に進めようと、思い切って”結婚を前提につき合ってください”と正式に申し込んだが、エリザベスは戸惑うばかりなのであります。

メイド兼護衛のミリアと騎士アーノルドとの関係が妙に浮いていた。他に続編などがあるのだと思うが、初読だと違和感。
それにしても、毒草王子というからには何をしてくれるのかという期待があったのだが、ラストにとってつけたような誘拐事件で知識を披露して上手にほだされて終わるのはなぁ〜。
素直すぎるお話も悪くないんだけどね。
続刊が出たら、面白くなるのかもね。

糸森 環 読了一覧



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お見合いはご遠慮します  2 佐槻奏多
2016年11月01日 (火) 00:12 | 編集

お見合いはご遠慮します: 2 (一迅社文庫アイリス)
2016/4/20
佐槻 奏多 (著), ねぎし きょうこ (イラスト)

---楽天---




お見合いはご遠慮します  2 

佐槻奏多

とある事情から絶対に結婚しないと公言していた、少年王子が大好きすぎる女官サリカ。彼女は、しつこいお見合い相手ロアルドから逃れるため、サリカの命令に絶対服従の騎士ラーシュと共に立ち向かっていたのだが……。ロアルド撃退のために多くの人の前でキスしたせいで、ラーシュを意識しまくってしまって!? さらに、不穏な気配が忍び寄り――。 WEBで人気の女官と下僕騎士のお見合い撃退ラブコメディ、書き下ろし短編つきで第2弾が登場!
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2巻完結です。
冒頭の頃の爆走はかなり落ちつき、この巻でラーシュの裏事情やサリカを狙う黒幕などの登場で、物語に深みが増して面白かった。
ラーシュの生い立ちがかなり暗いのだが、サリカが前向きで明るいので雰囲気を崩すことなく安心して楽しめた。
満足度は高かった。
2巻セットでオススメです。

カラーピンナップ付き。少年王子に悶々としているラーシュが笑える
書き下ろしSS。『素敵な結婚式は秋の昼下がりに』
少年王子のかなり長期的でしたたかな計画も明らかに。気が抜けないね!ラーシュ頑張れ!

あらすじ
「貴方は自分の言葉を聞いてくれる人を失いたくないのなら、あの子の命と秘密を守らなければいけませんよ」
言葉を話すことのできないエルデリックにとって、初めて自分の意思が伝わったのがサリカの祖母だった。エルデリックは、サリカの祖母と約束したのだ。
けれど今、その約束が重くエルデリックの片にのし掛かってきた。
サリカの一族は代々、生き物の精神に干渉できる。その能力をめぐって狙われるであろうサリカを守るには王宮の守りだけでは足りなくなってしまった。
今の彼女に必要なのは、常に彼女に付き従い、敵を薙ぎ払う剣だ。


冒頭の経緯。少年王子エルデリックが大好き女官サリカ。だが、ラーシュとキスしたことを意識してしまって! さらにラーシュが恥ずかしいことを言って追い打ちをかけてくる。
そんなとき、元お見合い相手のロアルドから話があると言われ…

ロアルドからある計画を聞かされたサリカは、ラーシュの危機を知ることになるのであります。
後半やラストの顛末は秘密。
2巻構成で、テンポよく展開するので手に取りやすくサクッと楽しめるコメディーだった。

ところで、ラーシュ二号はいまだに何なのかよくわからないのだが、彼は結婚後もついてくるのだろうか? 気になる。
エルデリックの長期計画は怖いな。無自覚サリカを守るのだ!頑張れラーシュ!
面白かった。

書籍御礼の小話を”小説家になろう”サイトで公開中だそうです。


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お見合いはご遠慮します


ヴィクトリアン・ココア レディースメイドと銀の暗殺者 瑞山 いつき
2016年10月05日 (水) 19:55 | 編集

ヴィクトリアン・ココア レディースメイドと銀の暗殺者 (一迅社文庫アイリス)
2016/7/20
瑞山 いつき (著), 紫 真依 (イラスト)

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ヴィクトリアン・ココア
レディースメイドと銀の暗殺者

瑞山 いつき

有能だけれど、ちょっぴり特殊な使用人が集まるヤードリー男爵の屋敷。ある日、そこで働くココア好きのメイド・フェイスは、危険な任務を命じられた。それは執事を目指すイケメン(ヘタレ)幼なじみライリーとともに、脅迫状が届いたステイシー一族の護衛をすることに! 緊迫の状況下、ついに敵が美貌の暗殺者ノアを送り込み……。って、撃退したのはいいけれど、敵のノアに口説かれたり、迫られるのはおかしくない!? それに、ノアが絡むとライリーが不機嫌になるのはどうして? 恋に鈍感な戦うメイドのラブファンタジー!
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戦闘訓練の施設で育った訳ありメイドさんの推理物的なラブコメです。
ローティーンでも楽しめるような砕けた口調なので、ヴィクトリアンな雰囲気もメイドの地位に関しては詳細な説明ながらもなんちゃって感が強いです。その辺りの舞台設定にこだわりがある方はご注意。
事件解決まで奔走する戦闘能力の高いメイドさんなので、ロマンチックな乙女心を求めると外れます。
ラブが薄いうえに、主人公たちの事柄に関してかなり曖昧なままで、ちょっと物足りなかった。続刊があるなら、面白くなりそうだけれど、どうだろう?

あらすじ
フェイスにとってのココアは、生きる希望であり、幸せの象徴だ。
濃厚な甘さと、優しく包みこむようなカカオの香り、骨身に沁みる温かさ。

『いい子だから飲んでくれよ……ほら、温かいだろう? 甘いだろう?』

半泣きの少年の声が、『生きてほしい』と願ってくれたから  
(生きているよ。幸せだよ……テン)
■□■
社交界や軍事関係で知らぬ者はいないヤードリー男爵家に使えるフェイスは、幼馴染のライリーとともに、男爵に呼び出された。
ヤードリー男爵が私財を投じる「聖ジョンの館」で育てられた子供たちは、各方面で才能を見せつけ、それを証明させていた。この屋敷にいる若い使用人のほとんどは、その「聖ジョンの館」の出身者だ。

「……旦那様に拾っていただいてから12年です。16歳になりました」

「うむ。世界のすべてに怯えていた仔猫が大きくなったものだ」

ステイシー卿の屋敷で、未娘の婚約発表を目的とした宴が催される。人手が足りないので、うちの使用人を貸してくれないかと打診が来たというのだ。だが、本来の『仕事』は、脅迫状から令嬢を守ること…。


冒頭の経緯。令嬢ハリエット・ステイシーの側使えをすることになったフェイスは、政略結婚ながらもロバートとの結婚に夢をみるハリエットに好感を感じる。一方、ライリーは従僕としてロバートや屋敷の動向を探ることに。
そんなとき、ハリエットがロバートから呼び出しの手紙を受け取り…

フェイスが令嬢を守るために代わりに向かうと、謎の男ノアと戦うことに。かつての幼い頃の恩人テンを彷彿とさせながらも、飄々とフェイスを口説きにかかる彼の言動に、フェイスはヤキモキ&ムッキ〜!というドタバタ展開。
脅迫事件の真相はすっきりまとまります。
天然鈍感で戦闘能力の高いフェイスをめぐっての、幼馴染ライリーVS謎すぎる暗殺者ノアという構図なのだが、いろいろと謎なままで終わるので、今後どうなるのか、気になる。

エージェントコードとは多少舞台設定でつながりがあるようですが、物語上絡みはありません。単品でそれぞれ楽しめます。

瑞山 いつき 読了一覧

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緋連国鬼記 お守りしたくありません。主さま!  伊月十和
2016年08月01日 (月) 14:53 | 編集

緋連国鬼記 お守りしたくありません。主さま! (一迅社文庫アイリス)
2016/5/20
伊月 十和 (著),

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緋連国鬼記
お守りしたくありません。主さま!  

伊月十和

「皇帝候補の黎影様をお守りせよ!」護衛任務を請け負う一族の娘・琉瑠は、最難関校を首席で合格した黎影皇子をお守りすることに。しかも、自分の出自を知らない庶民育ちの彼に、護衛だと気付かれてはいけないという条件つきで。そこで琉瑠は、彼の同級生となって、こっそり見守ることにしたけれど―不真面目で女好きで皇帝に相応しいとは思えない黎影に、彼が大好き過ぎて追いかけまわしている残念娘だと誤解されてしまって!?
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任務をしているだけなのに、好きだからそんなに見ているのだと思われてしまうという残念娘のラブコメ。
すごく面白いとは言わないが、さくっと楽しめるお話だった。

あらすじ
「あんな奴が皇帝候補だなんて許せません!私、やっぱりあんな奴の護衛なんてできません!」

兄とともに、最難関の桜周寄宿学校の試験を受けたが、落ちたいと願っていた。しかし、兄の策略によって合格してしまい、代々皇帝の護衛任務を請け負ってきた柳一族としての義務を長老から命じられ、入学することになってしまった。
皇帝候補の黎影皇子は、民の暮らしを学ぶために里子に出され、己の出自を知らないという。だから、彼に気付かれないように護衛しなければならないのだが、彼は毎日たくさんの女の子をはべらせており…。
柳一族は、いつ命を落としてもおかしくないために、常に遺書を持ち歩く。命を懸けるのだから、せめてこの人のためならば命を落としても惜しくないと思える人を守りたいというのが人情だが、そうもいかない。

「あんな奴を守るのに命を落としてたまるものですか!なんとしてでも守ってみせるわ!」


冒頭の経緯。琉瑠は、これまで皇帝候補だった鳳輝が戻ってくると信じていたのだ。だが、皇帝候補として黎影皇子を守ることになり、気に入らない任務ながらも、学園の中では彼から目をはなさずにいた。
しかし、琉瑠と親しくなった美澪はそんな琉瑠の行動を、彼が好きなのだと勘違い。黎影も視線に気がつきはじめ、桃饅頭ちゃんと呼ぶようになり…。
そんなとき、街で悪徳高利貸しに困っている店の店主の前に、正義の”月狐仮面”と名乗る人物(黎影だってバレバレ!)が現れ!?
(やだっ! 超絶カッコ悪いっ!)

自分がド庶民だと思い込む黎影は女好きでだらしのない生活ながらも彼なりに正義感というものを持っていることが判明。次第に琉瑠の中で否定的だった彼の存在が、皇帝候補でも悪くないかなという程度に変化していくことに。
後半は、何者かに狙われたり、彼が自分の身分を知る展開。護衛という目的だった琉瑠に対して、黎影はいじけてみたりするのである(突然距離を置かれてキュンなところね)。
ドジっ子ヒロインですが、ここぞという時に何やらすごい鬼を使えるようで、底の知れない子です。あれは某キャラクターを思い出し、笑えた。赤い目玉がいっぱいあれば 

彼女が守りたかった、亡くなった王太子・鳳輝について、どういった人物なのかつかみどころがなく、その辺り黎影との比較はされても、黎影自身の考えが見えないだけに、今後なのかしらと気になる。
というか、鳳輝様とやらが戻ってきて引っ掻き回してくれないかしら。
続刊があるのかしら?

出たわよ。


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