本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
かぐや姫三世 松田志乃ぶ
2016年08月04日 (木) 11:38 | 編集

かぐや姫三世 わたしを月まで連れていって! (コバルト文庫)
2016/4/28
松田 志乃ぶ (著)

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かぐや姫三世 

松田志乃ぶ

月の王女、かぐや姫三世。彼女は不老不死の霊薬・蓬莱酒を探し出す任務(?)を言い渡される。蓬莱酒は、彼女の祖母である「初代かぐや姫」が若き日に盗みだし、そのまま人間界に放置されているという。京の都に降り立ったかぐや姫三世だが、彼女を待っていたのは、初代かぐや姫のせいで曾祖父の代に家が没落したことを根に持つ倉持皇子と、恋に恋する少々のんきな帝で…?平安コメデイ。
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月の王女・かぐや姫三世が、母の命令で初代かぐや姫のやんちゃの尻拭いをする羽目になり、あげく、自身も人間界で学んでくるように命じられるというお話。
中編を二作。
前半の”激闘編”はもとは2016年1月号の企画のために書かれたものと後書きにある。
ノリのいい展開がつづくが、作者らしいラブは薄く、月から来たという設定やキャラの名前以外、かぐや姫というストーリー性から離れた、かなり自由な方向のお話。というか、方向性が見えな…
sideA かぐや姫 sideB 倉持皇子 と視点を分けて書いているのも特徴の一つ。分けてるのって、私はあまり好きじゃないのよね。散漫な感じがして

あらすじ
●はじめてのおつかい激闘編
sideA かぐや姫
わたしの名前はかぐや姫だがこの際そんなことはどうでもいい。
わたしは17歳。生まれ育った月世界においてはもう立派な成人である。その誕生日を迎えた先日のことである。わたしは母である王女に呼び出され、月界の<蓬萊酒>(不死の霊薬)が紛失した話を聞かされる。
盗み出した犯人は、あろうことか初代のかぐや姫。
かぐや姫一世といえば、<竹を割ったような性格だがその竹で人をなぐるような乱暴者>とも評された人物のようで、そのため人間界に追放されたというのだ。
一刻も早く<蓬萊酒>を取り戻し、悩み多き母女王のところに安寧を取り戻してさしあげねばならない。

sideA 倉持皇子
おれの名は倉持皇子だが、だからといってべつだん倉を持っているわけではない。曽祖父の時代は富豪であったが、あの女にたぶらかされた祖父は財産を失い汚名をきせられたのだ。そして今また、あの竹林にほうき星が落ち、美貌の女が現れたと報告が!


冒頭の経緯。人間界に降りだったかぐや姫は、朕さん(自分を朕と呼ぶ19歳の帝)と出会い、気に入られてしまう。
大臣の権力が強く、後宮に華やぎのない19歳の多感な帝は、かぐや姫を気に入ってしまうが

●わたしを月まで連れていって!
かぐや姫は、修行のために人間界に残ることになった。ある日、倉持皇子が倉から羽衣を見つけてきて…。

倉持皇子はかぐや姫をなんとかして帝から引き離そうと考えながらも、次第にかぐや姫の世間知らずの生真面目な気性が気にっている様子なのであります。
でも………なんだかすごいタイトルだし、表紙絵は力が入っているし、松田志乃ぶだし!!!と期待が膨らむのは仕方がないのだが、悪くないけどアレ?他にもっと…という感じ。
おそらく、続編で彼女が月に帰るまで恋愛の悲喜こもごもを学ぶのであろうけれど、そのあたりの期待した部分が一巻にはまったくなかったので、このまま続刊がなかったらと考えると不安。

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キスと帝国 漂流王女 ヴァージニア・ナイトの結婚  松田 志乃ぶ
2014年08月30日 (土) 16:37 | 編集
キスと帝国 漂流王女ヴァージニア・ナイトの結婚 (コバルト文庫)
(2014/06/03)
松田 志乃ぶ

キスと帝国 漂流王女ヴァージニア・ナイトの結婚 (コバルト文庫)

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キスと帝国
漂流王女 ヴァージニア・ナイトの結婚  

松田 志乃ぶ

ヴァージニアは第二王女だ。しかし、母親違いの姉に目の敵にされ、王国を追い出された。それ以来、姉のさしむける暗殺者の追跡を逃れながら、数々の国を渡り歩いてきた彼女についた愛称は漂流王女!数年前、ようやく田舎町に落ち着いたが、そこへ突然、青年王カルロス三世がやってくる。目的は、求婚!!お互いの抱える事情を理解し合ったふたりは、友情結婚を謳歌することにしたのだが…!?
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三章仕立てで、問題をクリアし、古来いいつたえの三つのキスを贈るという構成。
二人の掛け合いと、とんちの効いた駆け引きが楽しく、面白かった。
他にもいろいろ書きたいという作者の後書きから、続刊はなさそう。

●国王陛下の打算と誤算
アルビオンの王位についた姉メアリィ・アンに命を狙われ、放浪の末に”漂流王女”と呼ばれるようになった第二王女ヴァージニアは、球根を育てながらひっそりと暮らしていた。
そんな彼女のところに、驚くほど背の高い青年が現れる。
あきらかに貴族とわかる、しかもかなりの身分の男の服装に、抵抗しても無駄ですものと弱々しさを装う。
しかし、ひとりできたという彼の四肢を拘束した彼女は、相手の話を聞き、このヴァレンディア王国の道徳王・カルロス三世ならばと信用しようとした矢先、愛犬ドン・ファンが鍵を口に入れてしまい…

求婚する彼に、『球根売りに卸す高価な球根と、安価な球根が混ざってしまい困っている。見分けることができたなら、求婚を受ける』と賭けをもちかける。

「カタブツで退屈な私にはきみのような少々風変わりな娘くらいがちょうどいいのかもしれない。  きみとの結婚ならば退屈せずにすみそうだ。プリンセス・ヴァージニア」

古来からいいつたえられる三つのキス。オスクムス・親愛と友情と敬意のキス。二つ目がバシウム・恋人へのキス。三つ目がサーウィウム・寝台で交わす官能のキス。婚約の証に一つ目のキスを送った彼と、結婚をきめる。

●漂流王女の宮廷生活
 ファンドール王国アルフレッドと王太弟アンリは、数十年後の憂いを消すために、ヴァージニアを消してしまおうと画策し、バレンディアを訪れる。
ヴァージニアとカルロスは結婚したが、喪が明けるまでは『白い結婚』でいることになるが…

『不能王』だの、カルロスの焼きもちなど、楽しい展開。ラストに宝石盗難で、次の章に続く。

●帝国の花嫁
 宝石『王の眼』をどちらが先に取り戻すか、アルフレッド&アンリに皇帝選挙を賭けることに。はたして、『王の眼』の行方は…


堅物王らしい凛々しい青年王カルロス三世のカスカベアキラ様のイラストが萌えです。
彼女を追放した、恐ろしい姉貴は、ライオンの贈りものつきの手紙だけの登場で、ちょっと残念にも感じる。
ラストの甘い朝チュンと、無事かれが皇帝になるエピーローグで終わるので、続刊はないと思う。

関東でも、かんうでも、どこの海でも、二人で好きに漕いで行ってくれ。読んでるこっちが照れる。

松田 志乃ぶ 読了一覧

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悪魔のような花婿 プリンセス・フェスティバル 松田 志乃ぶ
2013年11月02日 (土) 18:31 | 編集
悪魔のような花婿 プリンセス・フェスティバル (悪魔のような花婿シリーズ) (コバルト文庫)悪魔のような花婿 プリンセス・フェスティバル (悪魔のような花婿シリーズ) (コバルト文庫)
(2013/08/01)
松田 志乃ぶ

悪魔のような花婿 プリンセス・フェスティバル (悪魔のような花婿シリーズ) (コバルト文庫)

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悪魔のような花婿(あなた) プリンセス・フェスティバル/松田志乃ぶ

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悪魔のような花婿
プリンセス・フェスティバル

松田 志乃ぶ

悪魔伯爵ウイリアムとジュリエットが無事に初夜を迎えてから早五年―。ふたりは子どもに恵まれ、慌ただしくも幸せな毎日を送っていた。そんなある日、麓の村から相談事が持ち込まれる。なんでも、一人の美少女を巡って、村では一大騒動が起きているというのだ。騒動が収まるまで、彼女を悪魔城に滞在させることにしたのだが…!?「完璧なハッピーエンド」のその先へ!幸せ溢れる短編集。
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『プリンセス・フェスティバル』 ウイリアム&ジュリエット
『たんぽぽと卵』 リオン&エリザベス イーブ 
『わたしの赤い騎士』 ヒュー&サラ

皆様のその後の短編集です
それぞれに甘いお話で大変楽しいエピローグでファン的に大満足でした。

あらすじ
●『プリンセス・フェスティバル』 
3人の子供達に恵まれ、日々にぎやかなバジル伯爵家
ある日、村の采配人から相談事をもちかけられる。村の男達を夢中にさせてしまう美少女のエイプリル。
騒動が収まるまで、城の手伝いをさせ預かることになった。
子供達は小悪魔だと村の噂を聞き、悪魔の手下だと恐れている。でも、働きものの気だてのよい娘のう…
ところが、ウイリアム様は娘に興味をもっているようで…?

とまぁ、犬もくわない夫婦喧嘩の顛末が微笑ましくもトホホだ。子供も泣いて大騒ぎだったォ。ウイリアム様はあいかわらずだった。
ヴィヴィアンにべったりのダイアナは可愛いね。もし嫁が来たら大変だナ。

●『たんぽぽと卵』 
謁見を待っていた夫人が産気づき、お産を手伝った娘と知り合ったリオン。
修道院から城に誓願にきた娘は、ジュリエットの姉エリザベスだった。
図書室に興味を示したエリザベスに、リオンは『アステリア問答』の写本のために滞在を伸ばすように勧める…

ほのかに恋心を抱いたジュリエットに似たタンポポ娘が気に入ったリオンの、これまたほのかな恋心未満の出会いでス。
あいかわらず、いい突っ込みをするイーブ。
生まれてくる子供が娘だといいですネ。
楽しそうな企みをするイーブに笑った。

●『わたしの赤い騎士』
妖精の世界で、犬になる水にすっかりハマったサラ。
そんな彼女を見かねて注意するヒュー
ところが、ヒューは犬になったサラにある娘を見極めて欲しいと頼むが、娘はヒューの花嫁候補だと言う…

素直になれないサラ。犬の単純な思考と愛情表現にすっかりはまってしまって、ラストは愛情たっぷりで、ニマニマさせられました。
ヒュー、頑張って口説け!

どの話も楽しい未来を感じさせてくれる終わりかた。
もう少し彼らをみまもりたい余韻あり。

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コバルト文庫 読了一覧
悪魔のような花婿 エメラルド島の花嫁 松田 志乃ぶ
2013年07月09日 (火) 13:02 | 編集
悪魔のような花婿 エメラルド島の花嫁 (悪魔のような花婿シリーズ) (コバルト文庫)
(2013/03/30)
松田 志乃ぶ

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悪魔のような花婿 
エメラルド島の花嫁 

松田 志乃ぶ

「貴重なキルケニアン苔と交換にウイリアムの呪いを解く」という大魔女カスタードとの約束を果たすべく、キルケニア島へと向かったジュリエットたち。島に到着した一行は熱い歓迎を受けるが、老人であるはずのキルケ公爵が、世にも美しい青年の姿で現れた…!おまけに女騎士のサラに一目惚れをした彼は、サラを四番目の妻にしたいと言い出して…!?悪魔伯爵夫妻、念願の初夜は一体どうなる!―。
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ラスト巻です。このあと、短編でいろいろ補足もあるようですが、キルケニアン・モスを手に入れるための駆け引きと、ラストの二人の初夜までの本編がぎっしり詰まった一冊です。
シリーズ全体としては、すっごく面白かったヨ!と、万人に勧められる本でもなかったが、二人のイチャイチャした関係は、御茶請けの合間的な楽しさがあった。

ラストは、文庫が違う!と突っ込みを入れたくなるぎりぎりの、淫らな台詞と手練手管を駆使してくれるウィリアム様に、いったいどこで、学んだんだ!?と、疑問に思いつつ、結局、キルケニアの妖精達の不思議な世界での冒険や楽しさ、美しさよりも、そっちの方に感想が偏ってしまう罠。

あらすじ
大魔女カスタードに、ルケニアン苔と交換に呪いを解くと言われた一行は、キルケ公爵のもとを訪れる。
退屈に倦んだキルケ公爵は、一族の秘伝であるキルケニアン苔を手に入れるために、飲み比べをしてみないかと一行をけしかける。
酔いつぶれたウイリアムや、ヒユーを介抱するジュリエットや、サラ。ところが、サラを一目で気に入ってしまったキルケ公爵は、サラに結婚を申し込む…!?
58歳なのに、未だ若々しい公爵。そして、いままでに、三人の妻が過去に亡くなっている…
催眠術にかかったようなサラの行動に迫る危険…
果たして、キルケ公爵の正体とは?

後半は、サラを取り戻すために、不思議な森で冒険でございます。そして、モスを手に入れ、めでたしめでたしの大円団
(粗筋がぞんざい? でも、キルケ公との対決は、本当はどうてもいいとか思ってない?)
そして、皆様おまちかねの初夜でございますッ!
恥ずかしい台詞を並べ立てる彼に、赤面。隠喩でどこまで妄想たくましくできるか?
うぶなコバルト乙女達が、汚れた絵図らを妄想しないか、わたくしは心配。そんな絵図らを妄想する私が、おかしいと?(…余計なお世話ダナ)
というわけで、痒いところに手が届くのは、この後の短編で。
楽しみにしております。

ただ今後、松田 志乃ぶ様がこのまま、エロ文庫の道に進まないか心配。一般書籍でも売れる話が書けるであろう力量が…
作者の方向性に注目。

松田 志乃ぶ 読了一覧

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悪魔のような花婿 3 (りぼんマスコットコミックス)
(2013/05/15)
加々見 絵里

悪魔のような花婿 3 (りぼんマスコットコミックス)

13年上半期ダイエット健康部門1位記念送料無料セール直販だからこそ可能な酵素飲料(酵素ドリンク...3,990 円
悪魔のような花婿 薔薇の祭典  松田 志乃ぶ
2013年04月24日 (水) 14:21 | 編集
悪魔のような花婿 薔薇の祭典 (悪魔のような花婿シリーズ) (コバルト文庫)
(2012/12/28)
松田 志乃ぶ

悪魔のような花婿 薔薇の祭典 (悪魔のような花婿シリーズ) (コバルト文庫)

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悪魔のような花婿
薔薇の祭典  

松田 志乃ぶ

王妃エヴァンジェリンの操る魔法蜂の群れに襲われたジュリエット。その危機を救ったのは、魔法使いイヴニング・フェイスだった。彼は、王妃の肉体を乗っ取ったオールド・ローズの魂を封印しようとするが、反撃を受け、致命的なダメージを負ってしまう…!一方、弟王子のアランと対決していたリオンもまた、薬を盛られ、絶体絶命のピンチに陥っていた…!シリーズ史上最高のクライマックス。
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臨時税を賭けた五番勝負が始まりました。悪霊塔で本性を表した王妃エヴァンジェリン。ピンチに立つジュリエットとイヴニング・フェイス。王妃は、オールド・ローズに乗っ取られていた、このピンチをどう乗り切るのか?
バラバラになった面々は?
シリーズの山場の巻です。
一途な男イヴニング・フェイス。彼の側面に迫ります。
前巻の布石が、微妙だったので、前の巻と一気読みすればよかったと、若干後悔しつつ、振り返ればストーリーとしては大変面白かった。(久しぶりに!!)
でも、誰が主人公やら、リオンとイヴニング・フェイスの話がメインで、それはそれで、ジュリエットはすっかりギャグ要員になっていると、若干悲しい。

あらすじ
本性を表したオールド・ローズを前に、イヴニング・フェイスはジュリエットを蜂の姿に変え、逃げるように促す。
10分の間に逃げるにしても、迷ってしまったジュリエット。
フランシス蜂に追いかけられ悪霊塔の厨房へ迷いこんだ…

鹿狩追い勝負中、ウィリアムは拘束されたが、ベンジャミンに助けられる。ウィリアムは事実を話すことにした。
寄生まだら蜂に追いかけられている彼はベンジャミの前で、刺される覚悟を決める…

イヴニング・フェイスはオールド・ローズの魂を探り、動きを封じ込めることに成功するかに見えたが…
イヴニング・フェイスが何事にもおいて優先するのは、王子リオンだった…


後半は、熾烈を極める魔女との攻防。ジュリエットやウィリアム、リオンも駆けつけるが…

ごちゃごちゃした状態がどう纏まるのか、面白かったでス。
前半のフランシス蜂はものすごくどうでもいい話だナ。思わず笑っちゃった自分は、罠にハマった気分だ。
レディードーラに想いをよせるキーンと、その娘の話に巻き込まれるヴィヴィアンの話は、軽く流して終わってしまった。やはりヴィヴィアンを狙うのはスピンクスだけでいい。今回も強烈な人だだったワ。
次巻で完結のようで、嬉し恥ずかしのアレか…。

松田 志乃ぶ 読了一覧

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(2013/3/30)
悪魔のような花婿 魔法使いの恋人  松田 志乃ぶ
2012年12月31日 (月) 22:08 | 編集
悪魔のような花婿 魔法使いの恋人 (悪魔のような花婿シリーズ) (コバルト文庫)
(2012/09/29)
松田 志乃ぶ

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悪魔のような花婿 
魔法使いの恋人  

松田 志乃ぶ

王妃エヴァンジェリンが提案する、西州の臨時税を賭けたゲーム―。対戦相手のジュリエットに対して、王妃が申し込んだのは、なんと“鬼ごっこ”!他の四組の勝負が終わるまでの間、ジュリエットが天守のどこかに隠れ、王妃に捕まらなければ勝ちだというのだ。追い詰められたジュリエットは偶然、隠し扉を見つける。そこで見たあるものとは…!?大人気!新婚ラブ・ファンタジー第7弾。
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どうも、私の求めているもと、かけ離れてきた冒頭の微妙な魔女達のやりとりから どん引きしつつ、これで、絵がもう少しかわいげがあったら、キャァと、言えるのだが、……
文が大人ロマンス顔負けな部分ありなのだから、絵が可愛い方がよかったなぁとか、今更だが…。
西州の臨時税を賭けたゲームが始まるまでの緊張感の前奏といった展開で、巻の三分の二でおしまい。残り三分の一が、雑誌での短編『レディ・スキャンダルの結婚』。ウィリアム達の母ドーラと、先代バジルとの修道院での出会いと恋の物語。可愛らしいお話で、キュンだった。
というか、この話がなかったら、かなりつまんナ 
いよいよゲームの全貌が明らかになり、緊張感のあるスタート
ジュリエットは逃げ切ることができるのか?
『薔薇の祭典』と一気に読むのをおすすめ。

あらすじ
大魔女スピンクスは、ヴィヴィアンに馬乗りになっていた。清らかな真珠を手に入れると鼻息のあらい魔女の前に現れたのは、大魔女カスタード。魔女姉様とスピンクスはカスタードを呼ぶが、ヴィヴィアンを本当に手に入れたいスピンクスはカスタードにあるお願いをする…
そして、カスタードは、ウィリアムと嫁のジュリエットの呪いが消えたことから、かつて封印したオールド・ローズの復活を知った…

「エヴァンジェリン王妃は復活したオールド・ローズにすでに肉体を乗っとられているぞ」

西州の臨時税を賭けたゲームが始まろうとしている。
リオンは、ほのかな恋心をジュリエットに打ち明ける。そんな彼にいけませんわと、頬をそめるジュリエット。油断も隙もないと王太子をからかう魔法使いイーヴ。呪いの生成に時間のかかる<パッチ・ビー>をどこで育成しているのか、調べる彼らは聖堂を疑う。聖堂の背後にそびえる塔「レッド・キープ」。調べるにはなんの準備もしていない。警戒するようにというリオン。
いよいよ国王の誕生を祝する記念祭の当日…
ゲームを決めるのはコインの勝者。
リオンとアランは、チェス
ヒューとサラは、フランシスとレディ・エリノアとブリッジ勝負を
ヴィヴィアンは、キーンと射的勝負を
ウィリアムと海軍卿ベンジャミンは、鹿狩追い勝負を。
ジュリエットとエヴァンジェリン王妃は、悪霊塔で鬼ごっこ…
悪霊塔と呼ばれる「レッド・キープ」に何が隠されているのか?
イブニング・フェイスの語られた過去…

推理や、勝負に持ち込むストーリーが好きな松田志乃ぶさんらしい展開になってきましたが、いろいろな布石の回収は次巻へ。海軍卿ベンジャミンのウィリアムを引き離そうとする動きは、当初味方もありえると思われただけに、予想外の動き。彼は何を考えているのか…?ヴィヴィアンに語るキーンの恋心と異様なまでの執着の行き着く先は?ブリッジ勝負で負けたら脱衣で、キワドい展開になりつつあるこちらも、目が離せない。
ウィリアムに呪いをかけた大魔女カスタード。彼女は味方になるのか、敵になるのか、気まぐれな魔女達の動きがきになりつつ、そちらも次巻へ
ンァァ、生殺し。

熊いじめ」に「ブリッジ勝負」日本人にはなじみのない言葉だが、ブリッジは海外ロマンスではよく出てくる。
「熊いじめ」は、中世のヒストリカルロマンスで。参考までにwikiにリンク

まったく無関係で話が逸れるが、はじめて「熊いじめ」の単語を見たのはこの本だった。『夢見た騎士』いろいろと衝撃的なヒロインだった。

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----戦い後半戦と山場の8巻----
悪魔のような花婿 薔薇の祭典 (悪魔のような花婿シリーズ)
(2012/12/28)
松田 志乃ぶ

悪魔のような花婿 薔薇の祭典 (悪魔のような花婿シリーズ)
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