本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
はかなく散った夢 ダイアナ パーマー
2016年11月03日 (木) 18:42 | 編集

はかなく散った夢 (ハーレクイン・プレゼンツ スペシャル)
2016/6/17
ダイアナ パーマー (著), 霜月 桂 (翻訳)

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はかなく散った夢

ダイアナ パーマー

クラリスは17歳のとき幼なじみの年上の男性ロークにキスされてから、ずっと彼との結婚を夢見続けていた。だが、そばに行くたび、なぜかロークは不快感をあらわにする。けがらわしいものでも見るような目。私は嫌われているんだわ!クラリスはロークのことをあきらめようとしたが、欠席できない大事なパーティで顔を合わせたとき、奇跡が起こった。彼がこれまでの冷たい態度のわけを説明し、愛を告白してくれたのだ。クラリスは歓喜のなかでロークと熱い一夜を過ごし、彼の子を宿す。数カ月後、結婚の約束まで交わした愛の記憶をすべて失った彼に、“二度とぼくに近づくな!”と言い放たれるとも知らずに。(PS-84)
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copyright 2015
Untamed

数々の事件を解決に導いたアフリカから来た謎の男スタントン・ロークがいよいよ主人公として登場です。
愛される日は遠く」で、主人公たちを差し置いてドラマチックな鬼ロマを後半で披露したカップルです。
マチャド政権奪還のために一役かうことになったヒロインなのだが、やたらと嫌われ不憫だっただけに、かなり気になっておりました。
ご注意:この物語は単品で読んでもあまり面白くありません。少なくても愛に裏切られてものキャッシュ・グリヤあたりから惰性で読んでいる往年のファンが久しぶりに鬼展開で面白かったねと喜ぶ本です。
キャッシュの娘ってまだ3歳だったの〜?二人目おめでと〜〜!と喜ぶ的な…

あらすじ
クラリスは難民キャンプに現れたロークを前に涙が出そうになって唇を噛んだ。彼女が傷ついたとき、危険な目にあっているとき、怯えているとき、彼は必ず来てくれる。海を越え、地の果てまでも来てくれる。
だけど、それでもわたしを求めてはくれないのだ。
それでも、いつも最後は同じだ。

「何も変わってないのね?」

「変わるわけがない。念のために言っておくが、たとえこの世の男の半分がきみを求めて焦がれ死にしようが、ぼくはその中には入らない」

クラリス・キャリントン(タット)が17歳のときにロークは彼女にキスをした。だが、その場を見た彼女の母親は、彼の人生を打ち砕くようなことを告げた。
その晩からロークはタットに冷たくなった。タットは彼に嫌われたと思ったのだが、そう思わせることこそがロークの目的だったのだ。タットは彼にとって、自分のものには絶対できない女性なのだ。


冒頭の経緯。だが、ロークは今まで養い親で後見人であるK・Cに今までの疑問をぶつけたことで、全てを知ることに。K・Cが実の親であり、タットとの血のつながりがなかったことでタットとの距離を縮めることに成功する。
二人は睦みあい、結婚の約束を交わした。
だが、戦地に赴いたロークは、全てを忘れタットを嫌っていたという状態だけに戻ってしまい…

傷ついたことに対してヒロインが素直に許してしまうあたり、もう少しすったもんだしてほしいとか思わなくもないが、不可抗力で記憶喪失になったんだしね…と寛容な気持ちで見守ってあげましょう。
ティッピーのフライパンの話など、昔の話を知らないと面白くもないのでダイアナパーマーの初心者にはハードルが高いと思われます。
色々と苦難の多いヒロインですが、さらりと描かれてしまって、昔のようなえぐい雰囲気はないです。とはいえ、ひさし振りの鬼展開で、まあまあ楽しかった。



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無垢な恋心 ダイアナ パーマー
2016年08月24日 (水) 13:23 | 編集

無垢な恋心 (ハーレクイン・プレゼンツ スペシャル)
2015/6/12
ダイアナ パーマー (著),

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無垢な恋心 

ダイアナ パーマー

ある金曜日の朝、警察署長の秘書を務めているカーリーは、雨に降られてびしょ濡れのまま職場に到着した。ドアをあけると目の前にいたのは―カーソン!署長をよく訪ねてくる、漆黒の髪と大きな黒い目を持つ男性に、こんなひどい姿を見られてしまうなんて…。プレイボーイという噂の彼に何かとばかにされて傷つきながらも、うぶなカーリーはいつの間にか淡い恋心を抱いていたのだ。だが、顔を赤らめる彼女の気持ちを土足で踏みにじるかのように、カーソンは侮蔑的な言葉を言い放った。「きみみたいな女には、まったく魅力を感じないな」北米ロマンス界最重鎮作家が描く最新長編。ヒロインを務めるのは、『蔑まれた想い』のラストシーンで鮮やかな印象を残していたカーリー。彼女はカーソンを一途に想い続けるが、彼には美貌の恋人がいて…。(PS79)
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copyright 2014
Invincible

蔑まれた想い」のスピンオフ。事件の続きとなっていますが、事件そのものはゆるゆるなので、単品でも読めます。(たぶん)
舞台はジェイコブズビル。ヒロインは無垢で信心深い、牧師の娘。キャッシュ・グリアを始め懐かしの歴々が勢ぞろいで、ヒーローに睨みを利かせるあたり、こそばゆいお話。
アレだな、歳とると説教したくなるんだナ。最近わかるようになった。
ヒーローの鬼っぷりはなくなってしまったが、妙な方向に痒くなって、これはこれで楽しかった。

あらすじ
警察署長の秘書を務めているカーリーの生活はかつかつで、一足だけのいい靴を泥だらけにしてしまい、その日は寒くてみじめだった。
雨に濡れてみすぼらしいねずみのようなありさまだった。
署のドアをあけると、そこには彼女にとって最低の悪夢が立っていた。
カーソン。
署長の来客は父とガロン・グリヤだった。メソジスト派の牧師である父をもつカーリーだが、最近父の様子がおかしい。
カーソンはカーリーの横で立ち止まり、彼女をきつい目で見下ろした。
彼女はにらみかえした。「そんな目でにらむのはやめて。さもないと署長に頼んで、手榴弾を持っていないかボディチェックしてもらうわよ」

「きみがその手でボディチェックしろよ」

カーリーは真っ赤になった。
カーソンはその顔に目を凝らした。無垢な女性は見ればわかる。世間では貴重な存在なのだ。「きみはうぶなんだな」

「わたしの父は牧師なのよ」

「ほんとうに?」


冒頭の経緯。父は何らかの形で関わっているが、そのことに関しては口が重かった。つい最近、父に話した電話の件が思い出される。男の声で、次はお前の番だと父親に伝えるよう告げたあの電話だ。あれも何か関係があるのだろうか?

カーリーは小さな町に生まれた牧師の娘であることをほこりに思っている。祖母の代での不品行を母が背負い、母は妊娠を理由に父と結婚することになった。父はそれまでは数多くの秘密があり、自由を好む男だった。カーソンのような…。
だからこそ、母が亡くなった時に改心した父は、カーリーを守ろうと、カーソンに釘を刺し、キャッシュ・グリヤも釘をさしまくり…w

カーリーに対して、強い欲望を持つ彼は、小さな村社会と、古い貞操観念が理解できず、もんもんとしております。とはいえ、これだけ釘を刺されると、さすがに彼も方向を変えることを考えるのです。
カーソン・アレン・ファーウォーカーも良い男でした。
(えぇ〜、そこで突っ走ってクソ野郎になって欲しかったのにぃ〜と往年のファンなら思うところだ。)
事件の方はゆるゆるです。カーソンに近づいた女のことや、次の議員を狙った悪役の最後などを期待してはいけません。
ヒロインのゲーマーに拍車がかかっておりますが、可愛い子でした。

ダイアナ・パーマー 読了一覧

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彼女が大人になるまで ダイアナ パーマー
2016年05月29日 (日) 14:37 | 編集


彼女が大人になるまで (ハーレクイン・ディザイア)
2016/3/11
ダイアナ パーマー

--楽天--




彼女が大人になるまで

ダイアナ パーマー

幼いころに母を亡くした17歳のミシェルは、あと数カ月で高校を卒業するというとき悲劇に襲われた。医師の父親が治療の甲斐なく病死し、意地悪で自分勝手な継母との地獄のような暮らしが始まったのだ。彼女は生きる希望を失い、近づいてくる車の前に衝動的に身を投げ出した。間一髪のところを救ったのは、謎めいた隣人のガブリエル―ミシェルが密かに想いを寄せている男性だった。事情を知ったガブリエルは彼女の後見人となり、自宅へ呼び寄せた。やがてミシェルは募る想いを抑えきれなくなって愛を告白するが、ガブリエルに冷たく突き放される。“君はまだ子供だ”と言われて。(D1700)
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copyright 2014
Texas born

1700号記念作品。冒頭に作者からの心あたたまるメッセージつき。
ワイオミングの風4『打ち砕かれた純愛』関連作。
時系列的に平行している部分があるが、話が噛み合っていない部分もあり、そのあたりの適当な雰囲気はダイアナ パーマー読者なら気にしない方向で。
ダイアナ パーマー作品といえば、複数の作品が鬱陶しいほど絡んでくるのだが、今回はガブリエルの妹サラについてほのめかしている程度で、単品でも楽しめる。
17歳のヒロインミシェルが、ヒーローのガブリエルと出会ってから、社会人となりジャーナリズムで打ちのめされるまでという、かなりのロングスタンスでの展開。ヒーローの登場回数は少なく、作者らしい鬼ロマ展開があるわけではないのだが、切なく遠い関係が久しぶりに良いロマだと感じた。

あらすじ
継母のロバータは、父の葬儀からまだ三週間しか経っていないにもかかわらず、父の遺品を勝手に整理し、男を連れこんていた。もうすく高校を卒業する。奨学金さえもらえれば、家を出ることができる。それまでの辛抱よ…
しかし、ロバータは父の唯一の形見である切手コレクションを売ろうとしていた。間一髪で取引を中止させたミシェルだが、激怒したロバータはミシェルに手をあげる…
いつまでこの苦しみに耐えればいいの?
ミシェルは父を思って泣いた。そして、涙で頬を濡らしながら、ふらふらとした足どりで玄関を出ると、家の前を通る道の真ん中に座り込んだ。
きっと痛いわよね。できれば一瞬で……。
タイヤのきしる音。金属的な衝撃音。でも、痛くないわ。私はもう死んでしまったの?

「説明してもらおうか? 道の真ん中に座って何をしているんだ?」


冒頭の経緯。ガブリエルの車の前に座り込んだことで、ミシェルは彼に話を聞いてもらうことに。彼も生い立ちを語り、二人は年の離れた友人となった。しかし、継母ロバータは麻薬に手を出しており、急死する。
そんな寄る辺のないミシェルのために、ガブリエルは後見人となり、妹サラを呼び寄せ3人で暮らすことを提案し…

その後学業に専念し、ガブリエルへの気持ちを胸に温めながら、年月が流れていきます。
ヒロインは真剣なのだが、行動が幼くてお茶目。でも、後半はジャーナリストとして決定的に洞察力にかけているので、残念ながら手酷い失敗につながるのだ。
打ち砕かれた純愛』を先に読むと、その展開がかなり後半なので、そのあたりの事情をもう少し読みたいし、短い作品にかなりぎゅっと詰め込んでいると感じる。
でも、失敗から学ぶヒロインを暖かく見守る言葉が良いロマだった。



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打ち砕かれた純愛 ワイオミングの風 4 ダイアナ パーマー
2016年05月19日 (木) 23:44 | 編集

打ち砕かれた純愛 (ハーレクイン・プレゼンツ スペシャル)
2015/12/11
ダイアナ パーマー (著)

---楽天---




打ち砕かれた純愛 
ワイオミングの風 4

ダイアナ パーマー

継父にレイプされかけた過去を引きずるサラは、24歳の今もデートすらしない世捨て人のような暮らしを送っている。それでも密かに一途な想いを捧げる男性がいた。兄の親友で裕福な牧場主のウォフォード・パターソン―ウルフだ。ところが、なぜかウルフはサラを敵視し、出くわすたびに心ない言葉を浴びせかけてばかり。そんなある日、サラが馬に乗って草原を全力疾走していると、青ざめたウルフが現れ、彼女を無理やり鞍から引きずり下ろした。無謀な行動を罰するような激しいキスのあとの言葉に、彼女は凍りつく。「やはり君は、うぶなふりをして僕をたぶらかす魔女だったんだ!」(PS82)
---------------------
copyright 2014
Wyoming strong

最近、のっぺりした印象になってしまったダイアナ作品で、久しぶりにヒーローがちょっぴり鬼入ってます。とはいえ、全体的にかなり優しい雰囲気。
そして、他の物語との絡みが作者にしてはかなり少なく、それなりにロマンスとして楽しめる作品になっております。
ところで、微妙なところで衝撃だったのは、処女で妊娠。ちなみにホットなシーンが売りなお話ではない。

あらすじ
サラは24歳になった今も誰ともデートをしていない。継父から性的暴行を受け、裁判沙汰になった挙句、母親からも縁を切られ、住む家を失った。路頭に迷っていた兄妹を救ってくれたのは、国選弁護人とその叔母だった。我が子のように可愛がってくれたうえに、広大な地所を残してくれたのだ。
サラが世捨て人のような生き方をしているのは、そうした経験があるからだ。
だからこそ、ウルフは厄介だ。彼にあの目つきで見つめられると冷静でいられなくなる。
ただ、サラには仮装現実の世界に友達がいる。たとえネットの世界であっても、人と交流するだけマシだろう。現実世界の彼女には社交生活などいっさいないのだから…

冒頭の経緯。サラは継父からの虐待で男性に恐怖を感じることとある理由によって未だに処女だが、兄の親友であるウォフォード・パターソン(ウルフ)の前ではつい喧嘩腰になってしまう。彼に惹かれているが、サラはセラピーを受けるつもりはない。一方で、ウルフも黒髪の女性に裏切られた過去を持ち、サラに容姿を重ね、サラの純粋な面を偽りだと思い込もうとしており…

ウルフは彼女にとってしまった行動で自己嫌悪の嵐です。後半は、元彼女であり彼を裏切ったイーセラが再び彼の命を狙う展開。
奇抜な格好のセラピストが現れ、お互いに過去を話しあって前向きに乗り越えようとしたり、ゲームで意気投合した仲間が実は現実と繋がっていたりと、背中の痒いロマになっています。
他の作品との繋がりとしては、サラと兄ガブリエルの後見人であるミシェルはジャーナリスト志望なのだが、ラストに続編に続くような問題を起こしていたりもします。
D1700号記念『彼女が大人になるまで』で登場。

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蔑まれた想い ワイオミングの風 [3] ダイアナ パーマー
2015年04月06日 (月) 12:45 | 編集
蔑まれた想い (ハーレクイン・プレゼンツ スペシャル)
(2014/12/12)
ダイアナ パーマー

蔑まれた想い (ハーレクイン・プレゼンツ スペシャル)

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蔑まれた想い
ワイオミングの風 [3]

ダイアナ パーマー

猛吹雪の中、メリッサは名士カーク家の邸宅を訪れた。全身ずぶ濡れになりながらもここへ来たのには訳があった。カーク家の三男ドルトンの身に危険が迫っていると感じ、そのことを本人に一刻も早く伝えたかったのだ。私の一家は地元の人々から白い目で見られてきたけれど、ドルトンだけは何かと親切にしてくれた…。幼少期のトラウマのせいで男性を恐れるメリッサだったが、知らず知らずのうちに彼への想いが静かに育っていたのだ。だが、警告を聞くや彼は鬼の形相になり、怯える彼女をなじった。「なぜ、そのことを知っている!誰から聞いたんだ!」(PS78)
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copyright 2013
Wyoming bold

ワイオミングの<ランチョンレアル牧場>の三兄弟の三男のお話です。
紹介文から、久しぶりに鬼ロマを!と期待したのだが、悲しくなるくらいスカスカだった。
”ワイオミングの風”は、ジェイコブズビルの事件から離れてくれるのかと思ったが、結局、誘拐やら麻薬関連の伏線と、小ネタで埋められて、肝心のロマが…
あぁ、ぜんぜん蔑まされなくて、つまんない〜〜。
もっと蔑んで欲しかった。

あらすじ
地元で”変人”と評判のメリッサが雪の中突然現れた。
ドルトンは細身の来訪者を眺めた。かなりの美人だ。ぼくに話があるという。
メリッサは唐突に切り出した。

「あなたに恐ろしい危険が迫っているわ」

ドルトンは目をしばたたいた。「なんだって?」

幻視の力があるというメリッサは、彼が関係者以外話したことのない彼が国境警備時代に銃弾を浴びた事件を語りだした。しかも、彼の記憶に埋もれていたことまでも詳細に…
「なぜ思い出さなかったんだろう?」
そうだ。あそこにはペイズリー柄のシャツを着た男がいた。麻薬取締局のものだと名乗った男。
彼女が蘇らせた記憶。彼女には想像もできない記憶。ドルトンは今、その記憶と戦っていた。彼は唐突に口走った。

「みんなは君を魔女だと言っている」


冒頭の経緯。メリッサの忠告を受け入れざるをえないと感じたドルトンは直ちに屋敷に警報を入れるが、その会社自体怪しく、急遽つてを頼りロークに護衛を依頼する。
事件の詳細をつめるために、ドルトンはジェイコブズビルを訪れ、キャッシュやカーソンらとともに話合うが、
忘れていた記憶の男の人相はどの話を聞いてもつかみどころがない。
そんな矢先、メリッサの家にも盗聴器がとりつけられ、その結果、彼女が恐れていた父が帰ってきて…

ドルトンを追い詰めるために、狙われるメリッサという犯人の行動に翻弄されながら、彼女を守るという展開。
細かな事件がつぎつぎ起きながらも、すぐに片付いてしまう。ドルトンは優しくて、メリッサを大切にしてくれるので、全体的にボンヤリと甘い。

サイ・パークスの部下で、謎の男(女たらし)のカーソンが登場。ヘイズ・カーソンとは違うのでご注意。
キャッシュ・グリアの秘書カーリーと火花を散らしております。
しかも、メリッサを狙った男は死亡するものの、風鈴のような音色を出す金時計を探すマイク・ヘルムという男が、カーリーを狙っており…。で、テキサスシリーズに続くようです。

あぁ〜〜、あのドン底まで追い詰められるプレッシャーロマはどこへ…というのが正直な感想なのだが、たぶん、それでも、今後も読むんだわ…

ダイアナ・パーマー 読了一覧

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愛の守り人 ダイアナ パーマー
2014年07月28日 (月) 18:13 | 編集
愛の守り人 (ハーレクイン・プレゼンツ スペシャル)
(2014/06/13)
ダイアナ パーマー

愛の守り人 (ハーレクイン・プレゼンツ スペシャル)

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愛の守り人 
テキサスの恋シリーズ

ダイアナ パーマー

ミネットは何年も前からヘイズ・カーソンに想いを寄せていた。しかし、彼から返ってくるのは激しい敵意と憎悪だけ。「ぼくの弟が命を失ったのは、おまえのせいだ!」一方的に罵られるたび、ミネットの胸は張り裂けそうになった。そんなある日、ヘイズが何者かに撃たれて静養が必要だと知り、ミネットは家族のいない彼を自分の家へ招くことにした。誠意と真心をこめて接すれば、ヘイズはきっとわたしのことを…。だが、彼女の甘い期待は突然明かされた驚愕の事実で打ち砕かれる。(PS76)
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copyright 2013
Protector

ふたたびジェイコブズビルが麻薬拠点に!?

テキサスの恋シリーズの中でも、古参のヘイズ・カーソン。ミネットとの確執から次のヒーローになるのかと期待したまま、なかなかヒーローにならずにずっと気になっていた伏線の回収です。
後半からは、かなり古参のメンバーがワラワラ登場し、麻薬王がらみのお話のだらだらした展開になるので、テキ恋初読の人にはあまりおすすめできない作品。
ヘイズ・カーソンは作者に愛されキャラです。なので、心を開けない彼の態度を乗り越えたあたりから、二人の展開はひたすらホノボノ痒い展開となり、鬼ロマを期待するとはずれるのでご注意。
作者のメッセージつき。イグアナを二匹飼っていることや、オンラインゲームWoWにハマっていることか書かれています。相変わらず多趣味。

悪態は”クラッカーとミルク”が口癖で、二メートルの巨大なイグアナを飼い、街のみんなが絶大な信頼を寄せる保安官ヘイズ・カーソンのこれまでの流れをご紹介。
両親は既に他界し弟ボビーは薬の過剰投与で亡くなった。薬物を弟に流した犯人は何者なのか、ヘイズは虚言を信じ、ミネットが弟ボビーを殺したと責め続けてきた→『口づけの行方
だが、弟ボビー弟ボビーを殺した犯人は別の人物→『凍てついたハート』だとわかったとしても、ミネットを許せない彼。
普段公平なだけに、ミネットに対しての彼の嫌悪感がどこからくるのか不明なままだった…

あらすじ
ヘイズ・カーソン保安官は日曜が嫌いだった。
宗教や教会やスピリチュアルなものとは関係ない。彼が日曜を嫌うのはいつもひとりで過ごさねばならないからだ。
彼に恋人はいない。デートしたことはあるけれど、アイヴィはスチュアート・ヨークと結婚してしまった。
しかも自分にはアンディがいる、とヘイズは胸の中で苦笑いした。女性嫌いのうろこのあるペットのせいで、ぼくはいまも独り身なのだ。
いや、それは少し違う。最大の理由は仕事だ。
エル・ジェフと呼ばれる麻薬王をこの手でつかまえてやる。
ヘイズはやにわに伸びあがり、あくびをすると、床のグラスを取ろうと身をかがめた。次の瞬間、ヘイズは狙撃された…

病院では医師のコルトレーンに状況を聞くが、恐竜のいる彼の家に泊まることを誰もが避けており、解決法として、退院後に彼を世話するとミネットが名乗り出てくれたという。
継父と継母を無くしたミネットは新聞社で働きながら、幼い弟と妹二人を育てている。長身のほっそりした身体に、ウエストまであるきれいにとかされたブロンドの髪。目は黒に近い。彼女の母親は赤毛だった、とヘイズは思い出した。
「ミネットもは虫類が嫌いかな?あいつは草食主義なんだ。肉は食べない」
「しかし、見た目は怖い」コルトレーンは指摘した。
「そう、見た目は怖いんだろうな。ぼくもぼくの恐竜もね」そう言ってから、ヘイズは笑いだした。

「そうだ。ぼくも、ぼくの恐竜もだ」


冒頭の経緯。ミネットの実の父に関しては秘密がある。秘密を守ると亡き父と誓ったことから、ミネットに対して嫌悪感を隠せない。しかし、ミネットが世話する愛らしい子供達には弱かった。
彼を狙撃したのは何者なのか、新たな保安官ザック・トールマンが調べをすすめる。
フェンテス兄弟から麻薬ビジネスを引き継いだペドロ・メンデスと、勢力を二分するエル・ジェフ
サイ・ハーディングの隣に再び麻薬王が拠点を築こうとしていた。
ヘイズを狙撃したものはメンデスのようで…

後半は、ミネットの秘密が公に。狙われる二人を皆様で監視していたにも関わらず、ペドロ・メンデスに誘拐され…ドンパチという展開。
iPhoneから、ネットゲームやら、医療問題に不景気など、もろもろの時事ネタを今回もぶっ込み。もちろん、麻薬戦争に関しても、日本とスケールが違いすぎて突拍子も無く感じるが、決して絵空事とはいえない事情があり、リアルなのだということを念頭に読むと参考になるかモ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/メキシコ麻薬戦争
予算がついて嬉しいと語るリコ法→wiki/RICO法
余談だが、”メキシコ麻薬戦争”で検索したサイトをうっかり見ると、グロイのでご注意。
(ウァ〜ン。せっかくほのぼの痒い二人の話の余韻に浸っていたのに、コワイもの見ちゃった、泣)

----備忘録----
ザック・トールマン 保安官
ヤンシー・ディーン 保安官 フロリダから
ラシター デイン・ラシターの息子 ワイオミングから
カーソン 救出劇に参加
ジョン・ブラックホーク 

ペドロ・メンデス 麻薬王 エル・ラドロン(盗っ人)と呼ばれる(この作品で死亡
チャロ・メンデス (今後の敵ローク潜入捜査中
エル・ジェフ 麻薬王(ミネットの実父 信仰心のあついアメリカでは仕事はしない麻薬王 サイハーデング家隣

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