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赤い髪の秘密 キャロル・モーティマー
2011年10月03日 (月) 18:36 | 編集
赤い髪の秘密 (ハーレクイン文庫 294)赤い髪の秘密 (ハーレクイン文庫 294)
(2010/04/01)
キャロル・モーティマー

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赤い髪の秘密 

キャロル・モーティマー

どしゃ降りの雨の中、一台の車をよけようとしたはずみに、リア・ジェーンは道端の溝の中に倒れこんでしまった。車を運転していたラーフ・クィンランは彼女を病院に連れていき、診察がすむと、そのまま自分の家に連れ帰った。そして、この家に住み秘書として働かないかと提案した。リア・ジェーンのスーツケースと高価な衣類を見て、金持の愛人から逃げてきた、家も職もない娘と早合点したのだ。妙な誤解をされたのは腹が立つが、職を探しているのは事実だ。でも、この強烈な魅力をたたえたラーフのもとで仕事をするのは、危険すぎないだろうか?

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copyright 1991
Fated attraction

拾いもの。素性を隠しての秘書生活。芽生えた愛とともに、彼女の素性がバレ男のプライドで崩壊する愛といった内容です。リア=ジェーンの機転の効いた会話が可愛らしく楽しかった。
横柄で思い込みの激しいラーフは度壺で好み。
彼女を勝手に愛人のもとから逃げて来た娘だと思い込み、いろいろと、妄想激しくて、楽しすぎだった。兄のジョーダンを元愛人だと思い込み、激しい嫉妬とライバル心を燃やす辺り、転がった~~
ラストで、叔母が握っていたヒミツが以外で、登場人物達の驚きとお惑いとともに、赤い髪とリアの話から予測しながらも、読者も驚きだった。

あらすじ
金持ちの家、自分を雇うなんてとんでもないと、あちこちで就職を断られ、父の遺言で自活できなければ遺産は分配しないと、追いつめられている=ジェーンは自分を助けてくれたラーフのもとで素性を隠し、秘書の仕事することに決めた。
ラーフはリア=ジェーンを愛人のもとから逃げて来た女だと思い込んでいる。
兄ジョーダンを見返すためにも、ラーフの罵りに耐えなければ!

「でも、僕はとけない謎が嫌いなものでね」

彼女の素性を知るラーフの従兄弟ボピー(ロバート)は、兄ジョーダンに問いつめられ、彼女の居所をばらしてしまった!
一方ラーフへの想いは強くなる…
地所を管理する資金もないじり貧なラーフは、土地を生かしレジャーランド化しようと構想を練り、極秘をリア=ジェーンに教えた…
彼の構想のビジネスの才を兄ジョーダンに相談したが…
兄ジョーダンに追いつめられ、ラーフの誤解を解かないまま二人の板挟みになってしまったリア=ジェーン

「彼と暮らしたいのか?」
「それとも、僕と一緒にここに残るか?」

修羅場の駆け引きと、道化を演じてしまったラーフの怒りが盛り上がった。面白かった。

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