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いつも笑顔で ベティ ニールズ
2015年07月25日 (土) 17:26 | 編集
 <NO IMAGE> いつも笑顔で (ハーレクイン・ロマンス)
1999/1
ベティ ニールズ (著),

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いつも笑顔で 

ベティ ニールズ

看護婦を目指していたフラニーは、病気の伯母と医大生の弟のために夢をあきらめ、家計を支えようと働いている。家事とつまらない仕事に追われる毎日。でも、フラニーは持ち前の笑顔と明るさで頑張っていた。ある日雑用係に応募して行ったお屋敷で、有名な心臓外科医、ヴァン・ダ・ケトゥナーの手伝いをする。彼はちょっと年上だけどとてもすてきな人。けれど医療に専念する彼は、フラニーを置き去りにしたり、名前すらちゃんと覚えてくれない。きっと忙しいのね。その一方で伯母の病気が悪化して入院することになり、フラニーの暮らしはどんどんつらくなっていった…。( R1453)
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copyright 1997
The Fortunes of Francesca

一生懸命頑張るフラニーは本当に良い子。薄幸でも弟や伯母のために尽くす彼女を、応援せずにはいられなくなるのです。
ちょっと鈍いダーリンとの、ほのぼの地味ロマ。

あらすじ
フラニーの両親はすでに亡く、医大生の弟と体の弱った伯母との生活を支えるのはフラニーの役目だ。レディー・トランパーの屋敷での面接で不採用とされてしまったが、腕を切ったメイドを助けたことで、採用されることになった。
マーク・ヴァン・ダ・ケトゥナー教授が、腕を切ったメイドを落ちついた態度で止血し彼に引き渡したフラニーは不採用だったことを知り、代母であるレディー・トランパーに掛け合ったのだ。

万事控えめな態度で、様々な雑用をこなすが、言いたいことは言うフラニーは、レディー・トランパーに睨まれることも多い。
しかし、雇い主との間を仲裁し、助けてくれた教授にそれとなく追い払われたことが気になった。
だからって、なぜ気にするの?この家では自分が卑しい身分だということを思い知らされるから?でもこれも長くは続かないわ。フィンがお医者様になったら、私は彼の姉として人に尊敬されるのよ。フィンが結婚したら、小さなコテージにでも隠居して…なんだかでたらめな計画だが、フラニーは気にしなかった。
暇さえあれば、ありえそうにないようなばかげた計画ばかり立てるのだから。
ある日、街で弁護士への手紙を渡すお使いをすませ、帰宅しようとバスを探していると、路上でフラニーに気がついた教授が車で送ると言い出した。

「いいえ、結構です。あなたは不機嫌そうですもの。きっとお仕事でお疲れなのね」

「ミス・ボウエン、君は誰に対してもそんな友達みたいな態度をとるのかい?」

教授はシティに戻りながら、フラニーのことを考えた。なぜ彼女の顔ばかり浮かんでくるのだろう?きっと僕は彼女に同情しているんだ。当人はありがたがらないだろう。彼女は哀れみなど求めない。あの娘はよくある厄介な人種のひとりだ。踏まれても蹴られてもへこたれない……。


冒頭の経緯。しかし、伯母が再び倒れた。幸い、教授が執刀してくれた。だが、弟を働かせることだけはしたくない。夜の仕事を増やし、老人ホームの夜勤を考えはじめる。
教授は、彼女の経済的苦境を知っていたが、援助はありがたがらないだろうと知恵を使い、病院で伯母がクジに当たったことにし、クリスマスにたくさんの差し入れをした。しかし、教授はあれだけの食べ物を贈っても、彼女のクリスマスが明るくなるとは思えなかった。

口が災いし、レディー・トランパーのもとを首になり、老人ホームで働き始めるものの、夜は薬を盛って眠らせる悲惨な現状のホームと、退院したあとの伯母の世話で心身とも疲労困憊。
そんな時、フラニーの亡くなった母と、伯母のブレイク夫人を恨んでいたはずのウィリアム伯父が、仲直りとともに、2人の面倒を見ると提案し…

悲惨な運命が続くヒロインに、度々登場する教授。彼を忘れようと必死なのに、彼を考えるのは苦しい時の心の拠り所に。
そんな健気に頑張るヒロインを助ける教授が素敵ロマ。
後半は、教授との結婚。教授のフラニーに対する好感は愛に変わるのか?という展開。
だけど、自分の気持ちに気づくのが遅く、ちょと鈍いダーリンなのです。
温かい気持ちになれる良いロマです。

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