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暴君との素敵な結婚生活 宮野美嘉
2015年07月30日 (木) 12:52 | 編集

暴君との素敵な結婚生活 (ルルル文庫)
2015/4/24
宮野 美嘉 (著),

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暴君との素敵な結婚生活 

宮野美嘉

父親の命令でルナリアが嫁ぐことになった相手は、冷酷な暴君と恐れられる伯爵ヴォイド。天文学が大好きなルナリアは研究が続けられなくなることを悲しむが、ヴォイドは意外にも妻の学問を許すという。夢を応援してくれた!と感激するルナリアはヴォイドを「優しい旦那様」と呼び、主人に怯える館の使用人たちを驚かせるが、ヴォイドもまた自分を怖がらず笑顔をみせるルナリアに困惑して…!?とびきり甘い新婚ラブロマンス!
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カミツキ系のバイオレンスなヒロインでのデビューでの作者でしたが、最近、読み切りのルルル痒い可愛らしいヒロインを描くように。
高星絵師でさらに可愛さ↑↑
ヒロインのルナリアは、天文学者。見えるものを観察し見えないものをあると信じるのだが、それは事象だけに限らず、夫となったヴォイドの性格にも当てはめ、彼女に見せる夫の優しい側面から内面まで見透かし信じる素直さが、とてもルルル痒くて良いのです。
でも、やっぱり表面的なことだけではわからない裏の部分が他にあるのですよ。
ダ〜〜ク。

あらすじ
ルナリアは、父テオドールからラドフォールへ嫁ぐように命じられた。なかったことにできないの?と母メレディアは真摯に夫へ訴えたが、テオドールは頑として拒んだ。
半年前、ルナリアの母が生まれ育った国へ嫁ぐことに決まったのだが、夫ラドフォール伯爵ヴォイドの噂を聞くと恐怖に怯え何度か脱走を試みたものの失敗したのだ。
ワーゲン伯爵の娘である前に……ラドフォール伯爵の婚約者である前に……貴族である前に…女である前に……人である前に……

「私は天文学者です」

ラドフォール領では天文学は禁止されている。妻に迎えた女がそんな人間だと知ったら……ラドフォール伯爵はきっとルナリアを嫌いになるだろう。ルナリアだって、天文学を拒む人に好意を持つのは難しい。
嫁ぎ先に到着するとヴォイドは留守だった。
おずおずと執事が「旦那さまからは、何でも必要なものを用意するように言いつかっております」と告げられた。
天文学の道具でも用意してくれるという言葉に、ルナリアの先入観がぐにゃりと歪んだ。
ルナリアの意思を最優先にしてくれるなんて……。それはつまり、彼が妻であるルナリアと良好な関係を築こうとしているということだ。
まだ見ぬ妻に対して、誠意を表してくれたのだ。

「……あなたを……好きになってもいいですか?」


冒頭の経緯。暴君と恐れられた祖父ガルヴァンに育てられたヴォイドが、5年ほど前に爵位を継いでから、祖父に瓜二つの暴君と噂されるように。
だが、心の九百九十九の部屋は天文学に捧げながらも、その残りの一つ全てでヴォイドを好きになると宣言したルナリア。
好きなる許可をしたヴォイドは、彼女の笑顔のために、天文学のための施設作りまでする溺愛ぶり。
暴君の変化に領民達は驚きを隠せず、ルナリアを妖精と呼び、かつてのルナリアの母のようだと噂する…だが、ルナリアの母には彼女の知らない過去があるらしい。
しかも、天体観測の施設で学者を集め始めたことで、ヴォイドは怪文をもらうようになり、ルナリアへの疑心が生まれ…

というわけで、後半は荒れ模様の2人の関係とルナリアの初恋、そして、ルナリアの両親の過去が絡んでの展開となっております。
二転三転して大変おもしろいストーリーだったが、少々鬼な展開なので、怖いダーリンは嫌!ドロドロしているのも嫌!というまったり好きな女子にはお勧めしない。

宮野美嘉 読了一覧

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失恋令嬢の意地悪な先生 (ルルル文庫)
2015/07





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