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恋と悪魔と黙示録 身代わり聖女と不思議なお茶会 糸森環
2015年08月05日 (水) 19:01 | 編集

恋と悪魔と黙示録 身代わり聖女と不思議なお茶会 (一迅社文庫アイリス)
2015/6/19
糸森 環 (著),

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恋と悪魔と黙示録 
身代わり聖女と不思議なお茶会 

糸森環

神であり悪魔でもある神魔アガルと契約をし、彼の恋人となったレジナ。辺境での事件を解決した直後、連れ去られたレジナが目覚めたのは、魔王マグラシスが支配する閉ざされた世界だった。兄に似た面差しの魔王の優しげな態度に戸惑いを隠せないレジナだったが、魔王の城で再会したアガルに、冷たい眼差しを向けられてしまい―!?一途な魔物と乙女が織りなす悪魔召喚ラブ★急展開の第六弾!
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突然の突風に巻き込まれ、気がつけば兄ラウルと同じ顔の魔王マグラシスを前に大混乱。
しかも、結婚相手だとカラシャという青年を紹介される始末。兄と同じ顔の魔王への反発と兄への思慕で、苦しむレジナだが、獣たちアガルもバレクも記憶喪失で、冷たい態度で…

前の巻まで似たような展開が続いて、そろそろ飽きていただけに、この巻の急展開と緊張感は大変おもしろかった。
助けを呼ぶ相手すら自らの意思で選べなくなる悪魔的な支配の仕方にレジナの切なさがとてもぐっときます。そんな記憶を無くした状態でも、レジナとアガルの絆が中盤は痒くて良いです。
後半も、恐ろしい展開が待っております。ぬぉぉ
バレクを肩に乗せたヴェネト様の華麗ピンナップ付き。

あらすじ
「兄さま」

「ここにいる」

  違う。わたしの兄様は十年前に……。
ユピルスという世界に飛ばされたレジナは、兄そっくりの魔王と対面した。”わたしの『かわいい王女様』”は、新たな千年王国ユピルスで、王カラシャの妻となるのだと、今まで目にした覚えのない眦を滲ませる。
世界の始まりの双子神マグラシス神とラプラウ神によって、悪魔と人は作られた。
レジナはラプラウ神によって作られた”最古の王女”であり、神と魔王の娘にして、悪魔の妻となるべきものだと言うのだ。
なんとかひとりになり、痛む足を庇いながらみんなの身を案じる。
そんな矢先、一番会いたいと思っていた相手に出えた。
しかし、アガルを見つけた喜びは一転、彼の目にはこれっぽっちも優しさや労りがこもっていなかった。
一縷の希望にすがって呼びかけると、彼は振り向き、怪訝そうな表情を見せた。
だがすぐに冷めた眼差しを寄越し、吐き捨てる。

「黙れ、女。ぼくは騒がしいのがなによりも許せない」

希望が脆くくずれていく。重心が下がり、色彩も奪われて世界が灰色に変わったような錯覚に襲われる。こんなに悪意のこもった言葉は聞いたことがない。


冒頭の経緯。アガルとバレクの冷淡な態度に傷つくレジナは、魔王の兄を兄として受け入れまいとしても受け入れはじめてしまう。曖昧な思考で漠然とした状態から必死に立ちなおろうとあがくが、思考がまとまらない。
無為に日々が過ぎはじめたなか、次第にアガルとバレクの態度は軟化し、アガルとの絆が深まり始める。しかし、街に出たある時、人と獣の立ち位置が入れ替わった世界に飛ばされたことを理解し…


後半は、バーハムフォンとの再会と、月と名づけた不思議な情報収集屋の朔使との出逢いと、某人物との再会。
逆しま世界のユピルスとはお別れできたものの、驚愕のラストが待っております。
アガルとレジナの絆がとても嬉しかった。
レジナの因縁も徐々に明らかになってきました。かなり重い因縁を背負っているようですが、
次の展開が楽しみ。

!!卿〜〜〜!!!!!叫!

---備忘録---
始まりの二神
マグラシス神 双子神 魔王 (兄ラウル)
ラプラウ神  双子神 守護神
カラシャ マグラシス神の息子 悪魔
レジナ  ラプラウ神の娘  人(最古の王女)

契約関係
アガル→レジナ 
バレク→ヴェネト
双子神魔→リオ 朔使総裁
カラシャ→イリヤ ピアノの天才
青い鴉(とり)→月
セーラ(ハサミ使いの少女)→ブリジット 女朔使
サム(爬虫類 攻撃の跳ね返し)→ノエル

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一迅社文庫アイリス 読了一覧

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