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デイジーの小さな願い ベティ・ニールズ
2015年08月09日 (日) 10:04 | 編集

デイジーの小さな願い (ハーレクイン・ロマンス)
2000/6
ベティ ニールズ (著),

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デイジーの小さな願い 

ベティ・ニールズ

デイジーは、控えめで物静かな目立たない娘。海辺の小さな町で、父親の骨董店を手伝っている。初恋に破れ、悲しい気持ちで浜辺を散歩していた彼女は、すてきなオランダ人の医師ユールス・デル・ホイズマに出会った。彼は数回店を訪れ、デイジーはひそかに恋心をいだいた。ある客の買い上げた品をオランダまで運ぶことになった彼女は、夜のアムステルダムで偶然ユールスと再会した。ただし…運河に落ち、助けを求めた彼女の手をユールスがつかんでひっぱり上げるというさえない状況で。その後も重なる偶然に、デイジーは胸の思いを抑えようと必死だった。一方のユールスは、わがままな婚約者の相手をしながらも、デイジーのことばかり考えていたのだが。(R1589)
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copyright 1999
Discovering Daisy

ヒーローは心優しき小児科医、ヒロインは健気に働きながらも彼への恋心を必死にひた隠す恋する骨董品店の娘。
何度も偶然の再会を繰り返す2人は、次第にお互いを意識しはじめるけれど、彼には婚約者がいて…
ベティ定番の年上オランダ人男性。婚約者との三角関係の遠回りなベティ作品らしいじれったい地味ロマです。
晩年の作品なので、彼の独り言のような視点が入るので理解しやすいです。
切ない乙女心をひた隠しにする彼女の行動に、彼女の気持ちが見えず思い悩むダーリンがいい感じのお話となっております。

あらすじ
恋人のデスモンドにパーティーに誘われ、彼の好みのままに赤いドレスを着ていった。似合いもしないドレスを着たデイジーは放置されだが、そんな彼女に話かけてきた男性がいた。
とても背が高く、がっしりした体格。ハンサムで、人を安心させるような笑みを浮かべて彼女に笑いかけている。優しい雑談で緊張はほぐれた。
デスモンドは、ナイトクラブへ行くと言い出し、12時までに帰るデイジーに対し、苛立ちをぶつける。
そんなとき、ついたての反対側から声が聞こえてきた。感じのよかった男性の声だとデイジーにはわかった。「似合わない赤いドレスを着た、ぱっとしない小娘だ。陸にあがった魚みたいで…」

デスモンドとはそれきりになった。彼女を陸にあがった魚にたとえた男性にデイジーがまた出会ったのは、11月の最後の週のことだった。
海辺で散歩するデイシーは、”雨風のなかを歩くのが好きな人に会うなんて嬉しいな”と言われ、冷静でいるのを忘れた。彼はユールス・デル・ホイズマと名のり、友人宅に遊びにきているのだと言う。
一週間ほどして、骨董品店を営む父を手伝うデイジーの店先に、ユールスが現れた…


冒頭の経緯。商品の届けと買い付けにオランダに行ったデイジーは、運河に落ちたところを偶然ユールスに拾われる。
その後も、ひったくりで脳震盪を起こし、彼と再会。その辺りから、ユールスはデイジーが無事にイギリスに帰れるのか不安になり始め、面倒を見始めてしまう。
イギリスに彼女が帰れば、それはそれで引き戻すために、オランダのデイジーの知り合いでもある骨董商に仕事の話の種を蒔き、デイジーがオランダに来るように仕向け迎えに行くほど…
しかし、彼には婚約者が…。遊ぶことに夢中の自分勝手な婚約者は彼の仕事が理解できない。それでも、次第にデイジーの存在を無視できなくなり…

というわけで、ユールスは婚約者の間で、デイジーを忘れようと揺らいでじれったい状態。
それでも、何度もデイジーにキスしてしまう、率直で素直なダーリンよ。でも、お互いに気がつくのが遅いけど…
デイジーが結婚しないと聞いて10歳も若返るって、デイジーが必死に思い切ろうと切ない想いで語っているのに、嬉しそうなダーリンに突っ込みを入れたい。
いつも告白は唐突よね。
ショッピングカートそっちのけでプロポーズなんて、ロマンチックじゃないけど、素敵ね。

ベティ作品を知らない方
アマゾンの評価が★5が2つもついているけれど、素朴で味のある地味ロマだから注意ね。
地中海のハーレロマとはまったく雰囲気が違うから!


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