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放蕩者の甘き復讐 コニー・メイスン
2015年08月19日 (水) 23:08 | 編集

放蕩者の甘き復讐 (扶桑社ロマンス)
2014/11/29
コニー・メイスン (著),

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放蕩者の甘き復讐 

コニー・メイスン

英国の考古学者がエジプトの王墓から発掘した貴重な副葬品と共に行方不明になった。その娘フィービーに外務省の捜査員が尋問するが有力な手がかりは得られない。彼女を疑っている外務省側は放蕩者の貴族ラムジーを使い、フィービーを誘惑して父親と発掘品の在処を突き止める作戦に出る。手練手管に長けた名うての遊び人と高名な考古学者の娘。実はラムジーとフィービーは四年前に人には言えない出会いを果たしていた…。練達のストーリーテラーが贈る波瀾万丈の“放蕩者トリロジー”第二弾!
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copyright 2003
Seduced by A Rogue

放蕩者トリロジーの二巻目ですが、一作目をすっかり忘れていても問題なく楽しめます。
というか、ごく一般的なリージェンシー物をお探しの方にはあまりお勧めしません。
コニーらしさを理解でき、なおかつ、斜め上に気の強いヒロインと、スパイにまったく向いてない馬鹿正直なヒーローとのホットなロマンスを寛容に見守ることができる方にオススメします。
というわけで、コニー作品としては若干おとなしめで物足りなさはあるものの、テンポの良い掛け合いは楽しかった。

あらすじ
「なんだって?もう一度言ってくれ」
ブラクストン伯爵ラムジー・ダンクスフォードは、机を挟んで向かいあって座った男に思わず大声を出した。
引退したはずの外務省からの依頼は、消えたエジプトの秘宝アミュレットの調査だった。
しかも相手はラムジーが唯一愛し、結婚を求めながらも逃げた相手・フィービーだ。
外務省はフィービーの父親・考古学者のトンプソンが売り飛ばす目的で盗んだと考えているが、行方がようとして知れないらしい。そこで、名うての放蕩者であるラムジーが、手がかりを握る娘のフィービーを誘惑し、アミュレットを取り戻すという計画だという。
ラムジーは苦い過去に思いを馳せた。フィービーとは二度と会いたくない。だがこのとき、彼の中の悪魔の声がささやいた。フィービーの破滅こそ、おまえが何より望んできたことではないか、と。
■□■
フィービーは思わぬ再会に驚愕した。ラムジーは父の帰宅をたずねたが、フィービーは答えられなかった。
「目的はなんなの?」彼は愛を証明する前にフィービーが去っていったと言うが、彼にとってビービーは他の女性と同じようなものだったのだ。
父の助手であるデイビッドによって真実を知らされ、父とともにエジプトへ旅立って4年。ラムジーはデイビッドとの仲を疑うが、デイビッドは父の助手であり、良き友人であり、相談相手でしかない。
父の安否を気遣う、その夜、フィービーの屋敷に何者かが侵入し、彼女を傷つけた。
アミュレットを求め、父の命と引き換えだと言う犯人の再度の通告に恐怖しながらも、人の人生に再び踏み込んできた放蕩者の彼を信じることはできない。

みんな過去のこと。いまやらなければならないのは、父を見つけ出し、あのアミュレットを正当な持ち主に返還することだ。ラムジーに惑わされてはいけない。

「きみはすばらしい。情熱的だ。愛しあったあの夜のことは、今も忘れていない」

触れられた肌が焼けた。あの夜のことを忘れていないのは彼だけではない。初めて知った女の悦びは、いくら彼をわすれようとしても、忘れられなかった。彼はなぜまた現れて、思い出してはならない記憶を呼び覚まそうとするのだろう?


冒頭の経緯。父が行方不明のなか手助けしてくれる助手のデイビッドは、誰にも話さすことを許さず、秘密にするべきだと彼女を諭すが…
アミュレットと父の行方は…?

フィービーを誘惑するうちに、再び彼女への愛に目覚めたラムジーは、彼女の命を心配しながら、彼女の嘘と愛、そしてエジプトとの国交断絶との狭間で、懸命に奮闘します。
フィービーは、そんな彼を信じられす、アミュレットを正当な持ち主に返すことだと当初は考えつつも、父命のためにアミュレットの場所をラムジーに語らず、窮地に立つ展開。
ヒロインは、天然なうえに暴走ぎみなので、こっちをイライラハラハラさせてくれます。
彼は秘宝を取戻すという秘密を抱えたまま、彼女を誘惑するので、裏切りやスパイらしい展開を期待しますが、期待するとハズレます。
どんな男も馬鹿正直になってしまうので、本音を言えばコニー作品のヒーローはスパイ向いてな…
話に深みはありませんが、さくさく読めるので、気分転換には悪くないです。

でも、ごめん、ダーリン、三回くらい死んでッ!

---放蕩者トリロジー----
放蕩者の一途な恋  オリヴィア&バサースト侯爵ガブリエル
放蕩者の甘き復讐 フィービー&ブラクストン伯爵ラムジー
放蕩者の最後の恋 ブリス&ルーカス

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