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鍵屋甘味処改2 猫と宝箱 梨沙 
2015年08月20日 (木) 22:34 | 編集

鍵屋甘味処改 2 猫と宝箱 (集英社オレンジ文庫)
2015/6/25
梨沙 (著)

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鍵屋甘味処改2 
猫と宝箱 

梨沙 

冬休み、母とケンカをして家出した女子高生こずえは、ひょんなことから鍵師の淀川と知り合い、彼の家で数日間の居候生活を送った。今は母とも仲直りし、週末だけ淀川の仕事を手伝いに行っている。かつての依頼人から謎の荷物が届いたり、こずえを心配する母・夏帆がこっそり様子を見に来たり、必死の形相で女の子が飛び込んできたり―鍵屋は今日も忙しくて…?
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小話仕立ての三話構成。
一巻目が、母との喧嘩での家出の末に、淀川と出逢い、彼の仕事を通して自分らしさをみつけるまでの一貫したストーリーがあったのに対し、二巻目は、三様な話で、かなりまったりした雰囲気になっております。
祖母の鍵屋を受け継いだ淀川。その彼が祖母同様に黒を着る理由が徐々に明らかになるという軸はあるものの、物語に関連性はあまりなく、合間に手軽に読める気安さのあるお話です。
もう少し、何らかの展開を期待していただけに、ちょっと物足りないと感じなくもないが、ほのぼのした仲に緊張感のある小話をお求めなら、悪くないと思う。

あらすじ
●序章 追憶の庭
●第一章 猫と宝箱
 突然淀川が倒れた。まさに鬼の撹乱。しかし、熱にうなされながらも淀川は、「今日、宝箱を開けないと」と鬼火が見えそうな迫力だ。結婚式で使う大切な物を閉じ込めてしまった宝箱を、なんとか開けようとこずえは奮闘するが…
 
●第二章 フォトグラファーの心痛
 母と和解したこずえは、週末だけ淀川を手伝いに行くことに。しかし、通うには遠い場所柄、彼の家に泊まるのだと平然と答えるこずえ。母は気がきではなくなり、娘の跡をつけることに…

●第三章 赤い鍵
 ある日、小学生の少女が猫を閉じ込めた手提げ金庫を持ち込んだ。少女が入れたのかと問い詰めたが、何も答えない。そして、子猫は懸命の処置の甲斐もなく死んでしまった。
こずえは、少女を調べはじめると、隣人の不思議な雰囲気の少年に目をつけ…

●終章 未来の家


祖母を敬愛する淀川のさっそうとした雰囲気が素敵だった。
猫を入れてしまう話は、悲しいね。歪んだ少年の心の鍵を開いたのはこずえだね。嬉しい読後感。
だが、スピンオフ的な、おまけの雰囲気が全体に漂っていたのだが、続刊はあるのか?
相変わらず”懐かない猫”状態の二人の関係のままで終わったが。今後に進展はあるのか…?
ぬぅ

梨沙 読了一覧

コバルト文庫&オレンジ文庫 読了一覧
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