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二人のティータイム ベティ ニールズ
2015年08月12日 (水) 10:03 | 編集

二人のティータイム ハーレクイン・リクエスト

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二人のティータイム 

ベティ ニールズ

メリー・ジェーンは中学生のころ両親を亡くし、姉のフェリシティと二人、伯父に引き取られて成長した。今、フェリシティは恵まれた美貌を生かし、売れっ子のモデルとして大活躍している。一方平凡な娘メリー・ジェーンは、伯父が遺したコテージで、お菓子を焼き、小さな喫茶店を営み、つつましく生計を立ててきた。彼女はひょんなことから、高名な医師サー・トマスと知り合った。たくましく、しかも深みのある豊かな魅力を持つ大人の男性に恋心を抱き始めていることに、メリー・ジェーンは気がついた。だが、彼を姉のフェリシティに紹介したことから、サー・トマスはすてきな姉にのめり込んでいくようで…。(R1282)
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copyright 1994
Dearest Mary Jane

華やかな世界で活躍し、常に美しく賞賛される姉フェリシティに対し、おとなしい顔立ちで地味な性格のメリー・ジェーン。
小さな喫茶店を営みながら、慎ましく生きるリー・ジェーンを気にかけ、彼女が自分の気持ちに気付くまで見守る彼の優しさが嬉しいロマ。
常に家計の心配、憧れるトマスへの想い、姉への劣等感。内面ではぐるぐるとうずまきながらも、日々を生きる乙女心が切なく、そのうえ、まったくトマスの想いに気づけないあたりがムズムズするのです。
男性視点も多く、ベティ作品の中では理解しやすいダーリンです。
好きです。

あらすじ
5時になった。9月の午後の暖かくかすんだ日差しがかげり、冷気が忍び寄ってくる。
彼女が鍵をかける前にドアが押し開けられ、男が一人入ってきた。大柄でがっしりしているので、小さい店がさらに狭く感じられる。
高飛車な女の連れにお茶を飲ませると、去っていった。
すてきな車  濃紺のロールスロイスだった。

隣家の頼みで店を閉め(もしかしたら来る客を惜しみつつ)、ミス・メイベルを病院に連れて行くと、デスクの向こうの医師はあのときの男性だった。メリー・ジェーンは元気な声で言った。「まあ、こんにちわ。こんなところで会うなんて驚きました」
冷ややかなブルーの目が見返したが、彼女を覚えている気配はない。「こんにちわ」彼はつぶやくように答えた。無関心な丁寧さが感じられて、メリージェーンは赤くなった。
その後は、病院の見舞いや、意地悪な従兄の妻の使などで、サー・トマスを見かけた。

季節も9月から10月の終わり移り、肌寒い夕方、店を閉めようとしているとサー・トマスが入ってきた。
話があると言う彼の言葉をきく前に、姉のフェリシティが入ってきた。
フェリシティはとてもきれいだった。握手をし、しばらく手を離さなかった。それから親しげに陽気なことを言ってフェリシティを笑わせた。
彼が夢中になるのも無理ないわ。
メリー・ジェーンは腹立たしかった。これまで何度もフェリシティが男性の気を引くのを見てきたが、大して気にならなかった。でも今度はなぜか気になる。


冒頭の経緯。モデルをやめ結婚相手を見つけたいというフェリシティは、トマスに目をつけメリー・ジェーンから話を聞き出そうとする。そして、彼が車で店に来ても、フェリシティの話を聞きたいだけかと思い込む。
日が落ちるのも早くなり、客足も遠のく。インフルエンザにかかり、一人苦しむ彼女をみつけたのは、サー・トマスだった。

というわけで、彼の実家で回復まで居候し、姉の訪問に苦い想いをし、苦しい家計のなか追い打ちをかけるように、悪漢が店に来て、店舗崩壊です。
かっこ良く登場しながらも、店を崩壊してくれたトマスに、惚れた。
素敵地味ロマ。

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