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思い出の海辺 ベティ・ニールズ
2015年08月12日 (水) 10:03 | 編集


Kindle思い出の海辺 ハーレクイン・イマージュ
思い出の海辺 (ハーレクイン・イマージュ)
2003/12
ベティ ニールズ

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思い出の海辺

ベティ・ニールズ

一緒に住んでいた兄が結婚するのをきっかけに、看護婦クリスティーナは生活の場をオランダに移そうと決めた。兄の婚約者に邪魔者扱いされて悩んでいたとき、ちょうど仕事を紹介してくれる人がいたのだ。希望に満ちてイギリスからオランダへとやってきたものの、現実はそうそう甘くなかった。院長のドゥアート・タ・ブラントは冷淡で温かみがなく、クリスティーナに対して何かと批判的な態度をとる。「君は美人でもないのに、ずいぶん自分に自信があるんだな」着任するや浴びせられた言葉に、彼女は怒りのあまり青ざめた。( I1654)
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copyright 1986
Not Once but Twice

兄の友人アダムとの出逢いを切っ掛けに、アダムに夢中になるクリスティーナ。兄の結婚で家を出ることになった彼女は、アダムからオランダでの仕事を紹介され、院長であるアダムの兄ドゥアートとの面接をすることに。
だが、ドゥアートは、放蕩者のアダムの思惑を知っていた…

”2001年6月に天国に旅だったベティ・ニールズ。ハーレクイン・ロマンスから、イマージュに移行して未邦訳作品をお届け”ということで、こちらの作品の冒頭には、ペニー・ジョーダンからのメッセージがついております。
ベティの温かい人柄と博識について語るペニー・ジョーダンも今は亡き人。
時の流れと対照的な、いつまでも変わらないロマンスの普遍性を感じずにはいられない。

決して美人ではないクリスティーナ。でも、努力家で生真面目な彼女。
そんな彼女を、ちゃんと見てくれる人は見てくれるのです。
無理をして彼に合わせずとも、自分に合った男性は必ず現れるのですヨ、という雰囲気のベティ作品。
アダムにのぼせた恋から本物の愛を見つけるまでが丁寧に描かれます。
本質をきちんと見極めようとする理性と、感情の不思議について戸惑う乙女心がキュンとくるのです。

あらすじ
開業医の兄とともに暮らしながら、看護師として勤勉かつ男性とは疎遠の生活をしていた。
そんなある日、クリスティーナは兄を訪ねてきた友人アダムと知りあった。
兄が結婚することを切っ掛けに、邪魔者となったクリスティーナは居場所を失うが、アダムの紹介でオランダにある彼の兄の病院で働いてみないかと誘われる。
共同経営者の兄の院長ドゥアート・タ・ブラントと会い、採用されることが決まった。
言葉の通じないオランダのハーグの病院での勤務に不安を感じながらも、アダムのことを考えていた。
金曜にアダムが戻ってくると聞いたが、働きはじめたばかりで休暇をもらうなんて気が進まない。ドクター・タ・ブラントは私の仕事に対する熱意を試しているのかもしれない。
ドクターは皮肉っぽく休暇を取らないとアダムに会えないと指摘するが、クリスティーナは穏やかに応じた。

「心配してくださってありがとうございます。ですが、アダムは私がどこにいるのか知っているんですから、会いたければ会いにくるでしょう」

「すいぶん自分に自身があるんだな。なぜだい?アダムは美人が好きだが、君はそういうわけでもないのに」


前半の経緯。アダムの予定を彼女に知らせ彼女の反応を伺うドゥアート。遠慮のない物言いに怒りを感じながらも、イメージしていた院長とは違う、勤勉で誠実で優しさのあるドクターとしての彼を尊敬しはじめる。
一方で、アダムのドゥアートを貶める言動に、否定を感じながらも、アダムへの好意から強く出られずにいた。
しかし、アダムがパーティーで知り合った美人と一緒の所を目撃し、事実を理解する…
教師ミスター・ベイクから積極的にオランダ語を学ぶ彼女。めきめき上達する中、ミスター・ベイクが肺がんだと知らされ、手術の予後の看病をドゥアートから頼まれ…

後半は、アダムから気持ちが離れ、ドゥアートを好きになった自分に戸惑う展開。
男性視点が多いので、ドクターの気持ちが理解しやすいお話。
アダムへの気持ちを彼女に確かめながらも、彼女への気持ちが見え見えのドクターが良いです。
彼の屋敷前での誤解、思い出の海辺…。恋する乙女ならついつい好きな人への感傷に浸りたいものなのですっ!
気にってます。

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