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楽園の誘惑 恋する男たち 2 ミシェル リード
2015年08月25日 (火) 23:18 | 編集

楽園の誘惑【ハーレクイン文庫版】 楽園の誘惑―恋する男たち〈2〉 (ハーレクイン・ロマンス)
[Kindle版]楽園の誘惑【ハーレクイン文庫版】
2003/10
ミシェル リード (著),


楽園の誘惑 
恋する男たち 2

ミシェル リード

カリブ海に浮かぶ島で建築家のイーサンは休暇を満喫していた。しばらく前にシーク・ハッサンの妻リオーナとのあらぬ仲を噂され、トラブルに巻きこまれた経緯がある。だから当分、女性は避けるつもりだった。だが気になるのは、やはり島で休暇中の魅力的なイヴのこと。ギリシアの大富豪の孫娘で、いつも若い男たちに囲まれている。男を挑発し、誘惑し、破滅させてしまう官能的な娘だ。彼女の祖父の家で何度か会ったことはあるものの、イーサンはイヴのうぬぼれを嫌い、イヴはそんな彼を避けてきた。ある晩、イーサンが自分の部屋で寝ていると、隣接するイヴのビーチハウスから悲鳴が聞こえた。急いて駆けつけた彼が見たのは、半裸で震えるイヴの姿だった。(R1911)
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copyright 2002
Ethan's Temptress Bride

ミニシリーズ”恋する男たち”の2巻目です。
1巻で当て馬役にあまんじていたイーサンのロマンスです。
ラストのシーンで1巻の裏事情的な部分も含むので、読んでおくことをオススメ。
敬愛してきたリオーナをシークハッサンが再び取り戻したことで、折られたプライドを癒やすために、南の島でバカンス中でございます。
男に奔放で気ままに見えるお嬢様23歳のイブとなりゆきから婚約することになってしまった二人の掛け合いが、情熱的で楽しいロマ。

あらすじ
彼女の名前はイブ。男性を誘惑し、破滅させるイブ。
数少ない幸運な女性。お父さん子、というよりおじいさん子で、途方も無い財産の唯一の相続人。
大胆に、恥ずかしげもなく挑発するように踊る姿に、彼の体が反応した。

イブは、あのぞっとするような夜、アテネの祖父の家で彼が寝ている部屋に入っていったとき、何も身につけていない姿を見てしまったのだ。
思い出すだけで、神経の末端まで熱くなる。庭でエイダン・ギャロウェイといるところをイーサンに見られ、説明しなければと勝手に腹を立て部屋に入っていったが、彼はシャワーを浴びたあとだったのだ。
屈辱感に、今でも顔が赤くなる。”ミスター・ギャロウェイが婚約者のもとへ帰っていったら、僕で穴埋めしようと思ったわけか”イーサンの辛辣な言葉を思い出し、イブはたじろいだ。
彼の批判がましいグレーの目に一瞥されるだけで、ひどくうしろめたい気分にさせられる。
だからイブはイーサンが嫌いなのだ。


冒頭の経緯。イーサンが借りた別荘とイブの住むゲストハウスは隣接している。憎まれ口を叩きあったその夜、イブは仲間とのパーティーを楽しめず、挙句、酩酊し送ってくれたラウールに襲われそうになった。
祖父に知られることを恐れたイブは、イーサンを口止めする。そして、眠るまで側にいてほしいという彼女の頼みをイーサンは断れなかった。
彼は一緒に寝てしまい、気がつけば翌朝となっており、目の前には彼女の祖父が…

祖父からは情事の翌朝にしか見えない構図。祖父は結婚を考えているものと思うという祖父の言葉にのっかり、来週アテネで婚約発表するハメに。
お互い別に愛している人がいると思い込む二人は、祖父を諦めさせるために、茶番を演じることに。
しかし、祖父はイーサンの仕事を潰し、彼に圧力をかけてきた…

男との間は奔放だと思い込んでいたが、無垢で天真爛漫なイブ。そんな彼女を、求めてしまう自分を自嘲するイーサンなのであります。
両方の視点が入るので、どちらかに感情移入はしにくい点あり。
取り巻きの男達に賞賛されるお嬢様の彼女は、欲しいものを手に入れることが当たり前。
イーサンを挑発し、怒らせることで、いままでにないぞくぞくする興奮に身を震わせる小悪魔な一面の一方で、傷つきやすい面を持つのです。
イーサンの視点に肩入れすると、かなり自己中心的で我儘に見える。だがその点、彼女が成長するロマなのだということで、見守ってあげるべし。
楽しかった。

---恋する男たち-----
1.シークの祈りリオーナ&シーク・ハッサン
2.楽園の誘惑イーサン&イヴ
3.罠に落ちた二人メラニー&ラフィク
4.愛しあう理由

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