本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
罠に落ちた二人 恋する男たち 3 ミシェル リード
2015年08月26日 (水) 14:45 | 編集

罠に落ちた二人―恋する男たち〈3〉 (ハーレクイン・ロマンス)
2003/11
ミシェル リード (著),

---楽天---




罠に落ちた二人 
恋する男たち 3

ミシェル リード

ラーマン国際銀行ロンドン・オフィスの最上階で、頭取代理のラフィク・アル・カディムは机に新聞を叩きつけた。長年つきあってきたスペイン人のフラメンコ・ダンサーが、ラフィクを振って別の男と結婚するという記事を読んだのだ。なんということ!こけにされ、恥をかかされてしまった。そこへ秘書が現れ、来客があることを告げられる。入ってきた女性を見てラフィクは愕然とした。メラニー…。八年前に愛しあい、結婚を申しこんだ女性。だが裏切られていた事実を知り、それ以来二度と会うことはなかった。またしても嘘つきの不誠実な女が現れたというわけか。憤るラフィクに、メラニーは静かな口調で切りだした。二人のあいだにできた子供がいる、と。(R1918)
-------------------
copyright 2002
The Arabian Love-Child

ミニシリーズ”恋する男たち”のラスト巻。
1巻に登場のハッサンの弟殿下ラフィクのロマです。
愛人に凹まされて、過去の女性まで思い出し、ご機嫌斜めの弟殿下。
その彼の前に、最初の屈辱となった八年前の女性が現れたのです!
というわけで、女性不審の男性との情熱的なロマを楽しんでください。

あらすじ
八年前、彼は短い言葉だけで彼の世界からメラニーを締め出した。
つらい思い出がよみがえり、胃がひっくりかえりそうになる。わたしをベッドへ誘い、純潔を奪った。そして巧みに仕組まれた光景を見たとたん”出て行け”と背を向け、二度とわたしの顔を見ようとしなかった。
またあんな屈辱をうけたいのだろうか。
彼を前に、八年の歳月が消え去った。
だが、彼がこれほど怒りをあらわにするとは思ってもいなかった。
八年の間に蓄積した怒りが噴き出すのは抑えられなかった。
「出て行け」
またあの時の繰り返しだ。
機会を与えるつもりはないらしい。

「ぼくは策略をめぐらす女性が嫌いだ」

そういうことなのだ。ここへ来る以前にメラニーは失敗していたのだ。なんておわらいぐさ。ロマンチックな顔立ちをした背の高い美しい男性の、砂漠を氷に変えそうな目を見ているうちに、この戦いはあきらめざるおえないのかという気がしてきた。

「あなたは、自分を人間に変えることができる唯一の機会を失ったのよ」


冒頭の経緯。メラニーは彼と別れたあと、年の離れた老人ウィリアム・ポートリースと結婚した。子供がいることで、憤った彼は、メラニーをつまみ出す。
公然と放りだされた屈辱に、呆然とする彼女を隣人ソフィは心配する。
だが、メラニーが忘れてきた書類を見たラフィクは、メラニー宅に押しかけてきた…

なんでも話を聞いてくれた祖父のようなウィリアムを亡くした息子ロバートは、精神的に不安定な状態にあるという。
母親を失うことを恐れ、父親を必要とする息子。そんな息子のために、メラニーはラフィクを訪ねる決意をしたのだが、ラフィクは複雑な思いという構図。
ラフィクがいい感じにダメな男で私としては大変楽しい作品だった。
ウィリアムの古い屋敷に愛着を持つメラニーや、亡くなったウィリアムの自慢をする息子を前に、嫉妬。そんな狭量な彼が、血の繋がらない息子を愛したウィリアムに感謝を感じるようになるまでの葛藤が良いです。
ばか〜〜ん!と転がって楽しかった。

---恋する男たち-----
1.シークの祈りリオーナ&シーク・ハッサン
2.楽園の誘惑イーサン&イヴ
3.罠に落ちた二人メラニー&ラフィク
4.愛しあう理由

ミシェル リード 読了一覧

海外ロマンス 読了一覧


関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク