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愛は忘れない ミシェル・リード
2015年08月31日 (月) 21:47 | 編集

愛は忘れない (ハーレクイン・ロマンス)
2002/6
愛は忘れない (ハーレクイン・セレクト)
ミシェル リード (著),

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愛は忘れない 

ミシェル・リード

サマンサは一年前の事故のせいで記憶をなくした。自分の名前や住んでいた場所さえ思い出せず、どうして事故に巻き込まれたのかも覚えていない。事故を境に別の人生を歩み始めている気がする。いまは職を得て、ホテルのフロント係として客の応対に当たる毎日だ。「きみはぼくの妻だ」ある日、不意にそう言われ、口にした男の顔を見たとたんサマンサは気を失った。写真を見せられたが、記憶は戻らない。だが彼がある名前を口にすると全身に震えが走り、抱き寄せられ、キスをされると、はっきりとわかった。この唇、このキス、この体はなじみがある…。同時に、恐ろしい記憶がよみがえった。(R1783)
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copyright 2001
The Unforgettable Husband

34歳。惨めさに打ちのめされる男に一本の電話が。
一年間待ちに待った朗報に、男は行動を開始する。

記憶喪失ものです。
大富豪で過保護すぎる旦那の登場に翻弄されるサマンサと、罪悪感と戦いながら彼女の心を取り戻すために奔走するアンドレとの情熱的なロマンスをお楽しみください。
彼女の痛々しい姿や惨めな境遇を知り罪悪感にかられるたびに、不機嫌になるヒーロー。思わず怒りを露わにしてしまいそのたびにヒロインと喧嘩になっております。
彼女が記憶を失う切っ掛けとは?
ドラマティ〜〜〜〜ック!!

あらすじ
こんな気分にさせる女が憎かった。
むなしさ  という言葉がぴったりだ。
長く惨めだった一年。サマンサは音沙汰もなく、生きているかどうかもわからなかった。
だが、イギリス支社長のネイサン・ペインから、電話が。
サマンサ……例の苦痛が全身を切り裂いた。
「見張っていろ。だが、ほかには何もするんじゃない!」
■□■
デボンの景勝地にあるトレマウント・ホテルは、古びてろくに手入れもしていないが、サマンサが助けを求めたとき命綱を投げてくれた。わたしはここで働くだけでなく、ここに住んでいる。ここはわたしのうちなのだ。
こちらを観察していた客の一人、巨大ホテルグループのヴィスコンテの男ペインが気になった。
ヴィスコンテ、その名前だ。
珍しいわ。いつもはどんな名前を聞いても何も思い出さないのに。
名前も、顔も、日付も……。
サマンサは事故にあってから、自分の身元がわかるのを待ち続けた。つい先週も地元の新聞はサマンサの苦境を掲載したが、誰からも連絡はなかった。
ペインから話を聞いてみようと考えたそのとき、もう一人の男が…
二人の視線がぴたりとあった。この男はどうもきにいらない。彼が近寄るにつれてますます空気が希薄になり、今にも窒息しそうだった。
彼は圧倒的な存在感で立ちはだかり、その瞳で相手に屈服を強いていた。

「サマンサ」彼はくぐもった声でささやいた。「ああ、なんてことだ……」

サマンサは気が遠くなった。

「きみなんか地獄に落ちればいいと思っていた」「なのにきみは今も生きて、ぼくはそのことを夢にも知らずにいたとは」


冒頭の経緯。誰かがあの回転ドアから入ってきて名前を呼んでくれることを切望していたのに、願いがかなったとたんに失神した。6人が死んだ事故に巻き込まれ一人命の助かったサマンサは、数々の後遺症と戦い、この一年は地獄のようだった。理由はどうあれ、彼の言葉に傷つき怯えた。彼はなぜ私が地獄に落ちればいいと思ったのかしら?
わたしは彼にそんなにひどいことをしたのだろうか?

アレックスは、ネイサン・ペインに指示を出すと、サマンサを有無を言わせずに連れだした。結婚していたということも、指輪は置いていったということも思い出せない。
ただ、プレシンガムホテルという名前がとてもきになる…

彼女の気持ちを振り向かせようと四苦八苦するアンドレによって、保護されたサマンサは警戒しながらも、徐々に心を開はじめ、中盤はあまい雰囲気。
表紙裏紹介文にある”恐ろしい記憶がよみがえった”は、かなり後半の展開となります。
アンドレの溺愛っぷりにメロメロになってくれたまえ。
ヒロインの気が強いうえに視点が男性よりが多めですが、どちらからしても切ないお話となっております。健気に頑張る気の強いヒロインと愛情故のヒーローの喧嘩腰の雰囲気はラストまで緊張感の連続。
サクッと楽しめるオススメロマ。

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