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愛は永遠に ウエディング・ストーリー 2015 キャロル・モーティマー
2015年09月01日 (火) 12:51 | 編集

ウエディング・ストーリー2015 愛は永遠に
2015/5/15
キャロル・モーティマー ダイアン・ガストン マーガリート・ケイ エリザベス・ロールズ (著),


愛は永遠に
ウエディング・ストーリー- 2015

夫の喪が明け、公爵未亡人のソフィアは社交界に復帰。自宅で舞踏会を開くが、10年前につきまとわれた、奔放な伯爵で悪名高いダンテが現れ…。「不埒な貴族と籠の小鳥」関連作をはじめ、選りすぐりの短篇を4話収録。
放蕩伯爵と白い真珠 キャロル・モーティマー p5-57
ウェルボーン館の奇跡 ダイアン・ガストン p59-174
シークの愛の奴隷 マーガリート・ケイ p175-235
悩める公爵 エリザベス・ロールズ p237-302
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キャロル・モーティマーのネームバリューに気を引かれるが、最近はホットなシーンばかりでいまいちぱっとしないと感じるが、その辺りは人の好みによりけりかな。
一番おもしろかったのはダイアン・ガストンのハートフルな作品だった。
全体的にホットなシーン多めの短篇集。



放蕩伯爵と白い真珠

キャロル・モーティマー

1年前に亡くなった夫の喪が明け、公爵未亡人のソフィアは社交界に復帰した。自宅で開いた舞踏会に現れたのは、奔放な伯爵として悪名高いダンテ! 10年前、未婚のわたしにつきまとい、あろうことか唇まで奪った男性がなぜここに? 彼女の心はかき乱された。
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copyright 2012
Some Like It Scandalous

悪魔公爵と一輪のすみれ」に続く三部作のひとつ。
物語は、三人の公爵未亡人がお互いに”シーズンが終わるまでに、三人それぞれ少なくとも恋人を一人以上つくること”で話し合う場面から始まるので、他の話を知らなくても単品で楽しめる作品。
というか、ホットなシーンを楽しむための作品であってそれ以上でもそれ以下でもない。
それなりに楽しいが、多大な期待をするとハズレるのでご注意。
---公爵未亡人シリーズ---
1.悪魔公爵と一輪のすみれパンドラ&ルパート・スターリング卿(デビル)
2.不埒な貴族と籠の小鳥 ジュヌヴィエーヴ&ベネディクト卿(ルシファー)
3.『放蕩伯爵と白い真珠』愛は永遠に -ウエディング・ストーリー- 2015
 ソフィア&シャーボーン伯爵(ダンテ)



ウェルボーン館の奇跡

ダイアン・ガストン

子爵のジェラルドは重い気分でウェルボーン館にやってきた。不慮の死を遂げた母親の遺言で、館に住む見知らぬ3人きょうだいの後見人を務めるはめになったのだ。事実を告げて早々に館を立ち去ろうとしたところ、驚くほど美しい長女ジュスティーンが現れ……。
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copyright 2009
Justine and the Noble Viscount

母に捨てられ厳格な父の下で育った子爵のジェラルド・ブレナー(ゲリー)は、唐突に押しつけられた苦い役目に歯噛みしながら、自由人すぎる公爵家の子供たちを前に、事実を告げる役目を果たした。
マニング公爵家の長男から末の娘まで、異母兄弟姉妹6人。
父母の死に感情を露わにし嘆く子供たちを前に、気持ちを隠すことを厳しくしつけられたブレナーは眉をひそめながら、不意によみがえった母への思慕への感情と記憶に声を尖らせずにはいられない。
長男のニコラスを始め、マニング家の子供たちは新たに後見人をすることになったジェラルドを必要とするが、その中で、フランス人の母をもつ庶子の長女ジュスティーンが気になり…

孤独なジュスティーンへの配慮が、とても嬉しく、
横暴で孤独な父の有り様と自分の行動を重ね、反省する姿が良い男でした。
亡くなった公爵は摂政王太子ジョージと交友があり、招待することになるのだが、リージェンシーでは噂こそあれ、あまり登場しない人物のリアルな登場が珍しく、微笑ましかった。



シークの愛の奴隷

マーガリート・ケイ
アラビアで父親の仕事を手伝うフランス人のジュリエット。乗っていた船が嵐で沈み、彼女はラシュアール王国の浜辺に流れ着いた。当地の部族に捕らえられ連行されたのは、光り輝く壮麗な宮殿。彼女は王国のプリンス、カリドへの贈り物にされてしまったのだ!
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copyright 2011
The Sheikh's Impetuous Love-Slave

1816年 各部族への配慮をしなければならないプリンス・カリドは、花嫁問題に頭を悩ませているが、そんな彼のもとに奴隷として捧げられたフランス人女性ジュリエットに、関心を寄せてしまう。
というわけで、誰もいないハーレムに彼女をさらいながらも、手を出しあぐねつつ、遺跡に関して意気投合した二人はいい雰囲気になるという展開。
ラストに「ハーレムの無垢な薔薇」(PHS116)につながるシーク・ラミズが登場しております。




悩める公爵

エリザベス・ロールズ

“国王が決めた花嫁に難色を示す皇太子を説得せよ”法外な命令に、公爵のケスターは自邸の図書室でつぶやいた。「愛に基づかない、便宜上の結婚なんて最悪だ」新妻のリネットにそれを聞かれ、彼は青ざめた。実は自分も必要に迫られ、裕福な家の娘を娶ったから。
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copyright 2011
A Princely Dilemma

こちらでも、摂政王太子ジョージ4世の登場です。キャロライン妃を毛嫌いする王太子の愚かなやりとりや、結婚式の様子などは、興味深いです。
物語は、キャロライン妃の輿入れに難色を示す王太子を説得することになったケスターが、自らの結婚を鑑みて、改善し努力しようとするというお話。
経済的に苦しく、持参金付きの花嫁が欲しかったとはいえ、リネットへの気持ちが無かったわけではなく、優しさのある男。
双方の一族を交えての問題点を見出し、お互いのギクシャクしたやりとりの中で気持ちを探りあう様子が、ムズムズ痒くて楽しい話だった。

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