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冬の恋物語 ベティ ニールズ
2015年09月15日 (火) 13:08 | 編集

冬の恋物語 (ハーレクイン・イマージュ)
2004/11
ベティ ニールズ (著),

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冬の恋物語 

ベティ ニールズ

ああ、今日もくたくただわ…。病院で住み込みの雑役係をしているクローディアは、苛酷な労働のため、ベッドに倒れ込む日々を送っていた。世話になっていた大おじが亡くなり、その家を相続した遠縁の男性に追い出されてしまったからだ。しばらくして、大おじの診察に訪れていた医師トマスが、彼女のもとを訪ねてくるようになる。何度か二人で食事したあと、彼は唐突にクローディアに結婚を申し込んだ。「結婚すればきみは自由を、ぼくはよき友人を手に入れられる」(I1713)
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copyright 1998
Winter Love Story

ベティ晩年の作品。
赤毛で気の強いクローディアが気に入ったイギリス人医師のトマスとの友人結婚ものです。
ロンドンを拠点にして働く忙しい医師の彼が求めたのは、都合のいい妻だったにもかかわらず、こんなはずじゃなかったとキスだけじゃすまなくなりそうな、内心のつぶやきが美味しい。
そんな彼の心中をしらず、結婚を決めた真意が気になり、ぐるぐると思い悩む乙女心がキュンです。

あらすじ
大おじウィリアムの屋敷の図書室を掃除するクローディアに、大おじをたずねてきた男性が声をかけた。上品な紳士の典型のような男性でクローディアを不安にさせる要素がまったくない。正面ドアベルへの道順を説明し、男性に軽く会釈し、くるりと本棚に向きなおった。
「あの人のこと、あまり好きじゃないわ」クローディアは静かな独り言を言ったが、正直なところ、男性のことをもっと知りたいと思った。

主治医と来るはずだったトマス・テート・バレンは大おじを診察し、心臓のバイパス手術が必要だと厳粛な口調で伝えた。
クローディアは質問し、「あなたが間違っている可能性もあるはずです」と失礼な態度をとってしまったことを後悔し、謝ろうとした。

「その必要はありませんよ、ミス・ラムジー。赤毛の女性に不愉快なニュースを伝えるときは、それなりの覚悟が必要ですからね」

「今度は、あなたが失礼だわ」


冒頭の経緯。大おじが亡くなり、屋敷は尊大な従兄の手に渡った。母と娘は放り出され、屋敷の使用人もそれぞれに困っている。ところが、大おじの主治医ウィリスが、そんな母や仕様人の世話を引受け、母と結婚することとなった。
クローディアは、病院の総合アシスタントという職につき、住み込みで働くことに。
しかし、人手不足で仕事はきつい。そんな彼女の前に、再びトマス医師が現れ、一緒に過ごそうと誘った。

「まあ!次には何が待っているんでしょう?」

「そう。ぼくはまさにそれが知りたいんだ」

後半は、友人として結婚。引っ掻き回されながら、喧嘩して、仲直りで、めでたしの定番パターン。
適度な距離で楽しい話し相手となるはずだった結婚が、お互いに片思いで、微妙な距離に。
教授ってば、ピンクのネグリジェで明け方に出迎えられて、やっと恋を自覚しております。
クリスマスから新年へのお話。プレゼントを渡したり、一緒にコテージを修復し計画を立てたりと、淡い二人の恋心がいい感じに痒い。
彼女への自制心からキスをさけ、よそよそしい態度になり、オナーの横ヤリで慇懃無礼で冷たい態度に傷つく彼女の図です。

多分、他の人はそんなに楽しくないと思う。でも、ベティ好きには楽しいの。


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