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今日から「姐」と言われても NDY企画 任侠事件簿 響野夏菜
2015年09月24日 (木) 23:02 | 編集

今日から「姐」と言われても NDY企画 任侠事件簿 (集英社オレンジ文庫)
2015/7/17
響野 夏菜 (著),

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今日から「姐」と言われても 
NDY企画 任侠事件簿 

響野夏菜

極道だった実家のせいで、彼氏も仕事も長続きしない緋桜乃は、現在花屋のアルバイト。そこに整った顔に銀縁メガネをかけた男性客が現れた。祖父が義理と人情を守るため、東京下町に立ち上げた会社「NDY(ナンでも屋)企画」への帰還の合図だ。いやいや帰った緋桜乃は、唐突な見合いを強要された上、結婚詐欺の被害者を救済しろと言われて――!? 義理と人情の下町事件簿!
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三話構成の下町事件簿。
ラブはなさそうだし、任侠という辺りで、定番を求めるファン層としてはハードルがあったものの、読み始めると面白かった。
(金融業もいるけど、大丈夫。ウシジマくんってことはないから)
ただ、一般文庫の認識で事件簿という言葉から推理モノを求めると大きくハズレるのでご注意。
ヒロインは26歳だが、精神年齢はかなり低く、鈍感。「姐」になるつもりはなくても、義理と人情から、人の面倒についつい首をつっこんで、着物を身につけると人が変わったように凄みのある「姐」になってしまう辺り、劇画っぽくて楽しい。
ドラマとして、もっと話を作りこんだら楽しいだろう的な。
だが、主人公達の設定やノリは楽しいものの、もう少しぐっとくる何か(推しメン)が欲しかった。巻がもう少し続けばもっと楽しくなると思うのだが…響野さんはなかなか続けて書いてくれない。

あらすじ
「オヤジが桜を探しているんですよ。どうしても、いますぐ桜が見たいって」

初夏の陽気に桜を求め、花屋の店先にやってきた細身の黒いスーツの客は「オヤジの希望を叶えたい」という。口調にそこはかとない脅しを感じたが、緋桜乃は頭を下げた。
「申し訳ございません」
そんな緋桜乃の姿に、店長の寧子さんは「イケメン相手に緊張しちゃった?」と笑いながら聞いてくる。
「いえ、イケメンだからじゃなくて」
冷や汗を掻いた理由を、緋桜乃は呑み込んだ。
あの人が  ヤクザだからです。

「N」なんでわたしが「姐」なんですかP7
父の舎弟でもある三塚が店先に現れたことで、緋桜乃は祖父の元へ。金融業者の堺との見合いをすることになってしまったが、緋桜乃は花屋の客で結婚を語る幸せそうな菅野に憧れている。
ところが、菅野は結婚詐欺にあったようで…

「D」誰が「お稲荷さん」をさらったかP89
昔からの知り合いで、祖父の鍼灸師でもある遠藤さんの虎の子(タンス貯金)を取り返す…

「Y」よこしまな紳士にご用心P171
花屋の店長の寧子さんが、店の金を肩代わりしてくれている男性にしつこく言い寄られ、困っていると相談を受け…


80歳の元気なオヤジに、イケメン黒服の執事っぽい三塚、いかにも舎弟な玲音、情報を集める達人・照代さん、元料亭の花板・雲條。ついつい相談相手として選んでしまう婿候補の堺。そして、姐としての姿を晒したにも関わらず、緋桜乃だと気づきもしない菅野。など、個性派の面々が揃い、設定は面白い。
照代さんのネットワーク、怖すぎだわ。
ヒロインは菅野さん目当てだが、菅野さんじゃ、ヒロインの相手としてキャラ的に残念すぎるよナ。
他の面子のそれぞれの顔がもっと見たいなぁ。
特に三塚。そして堺。何者よ。気になる。

コバルト文庫&オレンジ文庫 読了一覧
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