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プロポーズ日和 ベティ ニールズ
2015年09月01日 (火) 11:13 | 編集

プロポーズ日和 (ハーレクイン・イマージュ)
2007/8
ベティ ニールズ (著)

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プロポーズ日和 

ベティ ニールズ

集中治療室の看護師長を務めるアレクサンドラのもとに、ある日、意識不明の女性患者が運びこまれた。つき添ってきたのはドクター・ファン・ドレッセルハイス。たまたま事故現場に居合わせたのだという。我が物顔で指示を出す態度は傲慢だが、腕は確かなようだ。しかも彼は、意識を取り戻した患者が記憶を喪失しているとわかると引き取って、面倒みると言いだした。アレクサンドラを付き添い看護師として雇いたいとまで!なぜドクターはあの女性患者にこうも執着するのだろう?嫉妬にも似た感情に戸惑いつつ、アレクサンドラは運命に身を投じた。(I1897)
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copyright 1975
Cobweb Morning

75年の初期作品です。記憶喪失のヒロインではなく、記憶喪失の少女の面倒を見るハメになったヒロインという脇役のようなアレクサンドラの立場が不憫なお話だが、やっぱりベティ。男性視点ナシでやきもきさせられつつ、教授の見守るような愛が嬉しいお話。

あらすじ
彼女は美しかった。背は高く、体型はがっしりしている。スタイルがいいので、制服も着映えがした。
シニヨンに結ったてっぺんにはギャザーを寄せたキャップをかぶり、紐を顎の下で結んでいる。そのキャップはロンドンのある有名病院のものだった。前世紀の遺物のような代物だが、彼女にはとてもよく似合っていた。
アレクサンドラ・ドブズは、この病院のICUの指導も終わり、ICUをあとにする前に最終確認を行っていた。今夜のうちに荷造りをして、朝一番にロンドンに帰ろう。
何やら命じる男性の声がする。数秒後、声の主が戸口に現れた。意識不明の娘を抱いた男性は、一瞬足をとめてから、ICUに入ってきて、挨拶もなしに言った。「責任者は誰です?」
いらだちを隠そうともしない男性に、ここは自分の職場ではないが、手を貸した。
患者は、頭蓋底骨折でかなりの重症だ。二時間後に搬送するという彼に頼まれ、アレクサンドラは救急車に乗って患者の容態を看ながらロンドンへ帰ることになった。

冒頭の経緯。古びたモーリス1000に、仕立ては良くても着古した服。ターロ・ファン・ドレッセルハイスは、開業医でも苦しいに違いない。
助けられた女性は、意識を取り戻したものの、記憶をなくしていた。ペニーと彼女を名づけ、アレクサンドラは世話をしたが、19歳ほどの美しい娘は病院でも評判になった。
アレクサンドラは、アンソニーからのプロポーズを断り病院を辞めることになったが、身の振り方は決まっていなかった。結果的には、職探しをする必要がなくなった。ターロから当面行くところもないペニーを伯母のところで預かることになったので、アレクサンドラに面倒を見て欲しいと頼まれたのだ。

というわけで、猫かぶりの患者の面倒を見ることになったアレクサンドラは、可憐な乙女を演出するペニーにイライラしつつ、患者なのだとひたすら辛坊するという展開。
可憐な仮面の裏に隠された素顔はとっても酷い女だったのだが、どんな仕返しをしてくれるのかと思ったが、しょうもな…と突っ込みつつ、楽しかった。
ターロの気持ちは決まっているのに、あくまで遠回りに攻める。鈍いアレクサンドラの返答に対する、p113辺りの伯母の反応が笑えた。
とっても地味な部分。

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