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花嫁の誓い ベティ ニールズ
2015年09月11日 (金) 12:48 | 編集

花嫁の誓い (ハーレクイン・イマージュ)
2005/8
ベティ ニールズ (著),

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花嫁の誓い 

ベティ ニールズ

冷たく心を閉ざした彼に笑顔を取り戻させてあげたいけれど…。旅行でオランダを訪れていた看護婦のカロラインは、道に迷った末に事故で負傷し、近くの大きな屋敷へ運ばれた。幸い、屋敷の主人はラディンクという医師だった。ところが、使用人たちは手厚く看護してくれたものの、ラディンク自身はカロラインに対してひどくそっけない。やがて回復した彼女は、ラディンクに複雑な感情を抱きつつもイギリスに帰った。その数日後、突然、ラディンクがカロラインの働く病院に現れる。驚くカロラインに、彼は追い討ちをかけるように言った。「僕と結婚してくれないか」。(I1770)
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copyright 1980
Caroline's Waterloo

”彼は帰宅するといつもまっすぐにそこに向かい、孤独な学問の世界に閉じこもる。”

孤児のヒロインは寂しさには慣れているというけれど、孤独に関してはかなり敏感。
ヒーローのラディンクの孤独を早々と察知したヒロインは、心を閉ざす彼に対して、慌てず騒がず、彼の壁を崩しにかかるのだけれど…それでも、遠まわりな二人の関係が、切なく寂しく…。
色っぽさは無縁の放置ブレー的な、落ち着いた雰囲気の良いロマです。
「幸せをさがして」ベッキー&ティーレが友人として登場。

あらすじ
看護師の友人達とのオランダでのサイクリングの旅行中、カロライン(カロ)は転倒してしまった。
カロはとある屋敷に運び込まれたことなど知るよしもなかった。そして、大柄な男性が出てきてハンサムな顔をしかめたことも。
家にいるときまでなぜこんな騒ぎに巻き込まれなければならないのかと、男性は声をあらげていた。
事情を説明しなければ、とカロは思った。しかし、話をしようとした瞬間男性の険しい声にさえぎられた。

「やれやれ僕がやるしかないのか」

そのとき、ぼんやりしていた頭が一瞬はっきりして、カロは思わず口走った。
「針と糸を貸してくれたら、自分でやるわ」

男性の笑い声が聞こえ、カロは再び混迷の淵に落ちていった。


冒頭の経緯。ラディンク・トーエ・ファン・エルケレンスの屋敷に運び込まれたカロは、帰国できず脳震盪と足の怪我が癒えるまで世話になることに。屋敷の者も、病院でも、彼が求めるのは迅速な対応と命令への絶対服従だ。それにもかかわらず、みんなは彼を慕っている…。いったい、なぜだろう?
それまではっきりと彼女を拒絶していた彼が聞いた。「一人で寂しくないかい?」意外な質問に驚いた。
思わず本音をもらしそうになったが、彼が自分の人生をかき乱されたくないと言っていたことを思い出して、言葉をのみ込んだ。「寂しくなんかありません」
カロは傷が癒えはじめると、屋敷の使用人たちと仲良くなり、クリスマスキャロルの練習をはじめた。使用人によれば、彼の前の妻は社交好きで、華やかだったらしいが、彼を捨てて出て行ったらしい。
一人で寂しくないかと彼は尋ねた。でも、本当に寂しさを感じていたのは、彼自身だったのだ。

惨めで孤独な性活が待っているイギリスに帰った彼女だが、しばらくすると、唐突に彼からプロポーズ。男爵夫人となったものの、寂しく孤独な生活に耐えながら、彼の壁が崩れるのを待ち続けつつ、彼に他に女性がいるのではと不安になるというお話。
彼女の回りの使用人達がとても良い人たちで、温かい彼らに見守られる二人が結ばれることを願わずにはいられないロマ。
好きな作品です。

ベティ ニールズ 読了一覧

海外ロマンス 読了一覧

アマゾンのレビューはコミックとごっちゃになっているのだよ。
原作とは雰囲気が違うかな。
どっちにしても、情熱ロマを求める人にはベティの淡々とした雰囲気は、かなり面食らうかも。


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