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桜乙女と黒侯爵 乙女の想いと二人の兄 清家未森
2015年10月19日 (月) 23:28 | 編集

桜乙女と黒侯爵 乙女の想いと二人の兄 (角川ビーンズ文庫)
2015/7/31
清家 未森 (著),

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桜乙女と黒侯爵
乙女の想いと二人の兄 

清家未森

時は大正。名門華族・烏丸家の御曹司である京四郎と「特別な雇用関係」にある有紗は、憧れの人・慧一郎の突然の「発表」に衝撃を隠せずにいた。だが衝撃はそれだけでは終わらない。なんと京四郎に許嫁がいることが発覚!さらにその直後、有紗は京四郎の禁断の密会現場に遭遇してしまい…?「有紗ちゃん。人を好きになるのは悪いことじゃないよ」様々な想いと思惑が入り乱れる、大正乙女浪漫小説、第3巻!
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呪の指輪によって、有紗の下僕となった烏丸京四郎との、主従逆転もの3巻目。今回は、細かな呪設定にこだわらず、大胆な展開。
謎解き物っぽい要素のできがいまいちで、前の二巻まで微妙に入り込めなかったのだが、この巻から主人公の秘密にスポットが当てられ、面白くなってきました。
お互いに意識し始めた二人の関係がいい感じに痒いうえに、記憶をなくした有紗の過去が明らかになりはじめ、京四郎との関係がますます気になる。
幼い有紗(表)、ピンクのドレスが清楚で可憐な有紗(裏)の1ページサイズのカラーピンナップ付き。
座敷童子みたいで可愛い。

あらすじ
「わるいやつがおうちくるの? おうちに?」
心配になってきて訊ねたが、”おにいちゃん”はそれを否定しなかった。
「……大丈夫だ。俺が必ず守るから」
有紗を抱きしめ、”おにいちゃん”は独り言のように言った。
そのために、ここに来たんだから  と。
■□■

六条の曽祖父の誕生会に出席するために、ドレスで行こうかと考える有紗は、京四郎に意見を聞くが返事は曖昧。
京四郎から子供扱いを受けることも気に入らない。

「髪をあげていこうかしら。少しは大人っぽくなるかも。あとはお母さまに口紅を借りて…」

「色気などなくて結構。むしろ出すな」
「余計な虫がついたら面倒だとあの時も言っただろ。払いのける私の身にもなりたまえ」

目をむいて言い返そうとした有紗は、思わず口をつぐんだ。
(それって……どういう意味?)


冒頭の経緯。学園の高嶺の花、北御門菫子さまが婚約したことに騒然とする女学校だが、さらに有紗が頼りにしている兄のような存在の従兄・慧一朗が婚約!
何も知らなかったことにショックを受ける有紗に、追い打ちをかけるように京四郎には過去に許嫁がいたこと。彼がそれを忘れられないことを知ってしまう。
しかもその相手は…

有紗がかなりパニックになっており、可愛すぎる。
そして、彼女のパニックを多いに誤解してくれた、京四郎とのギクシャクした関係は、かなり壺。
そんな二人の間に、前の巻でちらりと登場した、有紗を狙う人物の急接近。
彼は何者なのかは、御一読。

やっぱり、緻密なストーリーは作者の性に合ってない。勢いと、大きな陰謀の渦こそ、作者のキャラがイキイキしていると思うのだがどうだろう?
次回も楽しみ。

清家 未森 読了一覧

角川ビーインズ文庫 読了一覧


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