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オーガスタに花を ベティ ニールズ
2015年09月22日 (火) 17:50 | 編集

オーガスタに花を (ハーレクイン・イマージュ)
2012/3/30
ベティ ニールズ (著)

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オーガスタに花を 

ベティ ニールズ

ロンドンの病院に勤める看護師のオーガスタは23歳。最近、コンスタンティンという気になる男性に出会った。入院患者の見舞い客で、金髪に青い瞳がとてもハンサムだ。彼はオーガスタの赤銅色の髪を見て、「にんじんみたいな髪は好きじゃない」と言いながら、見たこともないほどたくさんのチューリップをくれた。そして別れ際にはキスまでしたのに、それきり姿を見せなくなった。連れ添いの美しい女性が彼の恋人だと思っていたオーガスタは、彼の気持ちを計りかね、もう忘れてしまいたいと思ったのだが…。まさか数日後、大おばを訪ねたオランダで彼と再会しようとは。
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copyright 1971
Tulips for Augusta

運命のようにオーガスタに惚れてしまった教授はせっせと”オーガスタのためにチューリップを”贈って猛烈アタックという、かなり甘い雰囲気のお話。(もちろんそこはステレオタイプの古風な清楚さ)
でも、そこは自分に自信のない平凡な容姿のヒロイン。
彼を信じることがなかなかできず、受け入れても、自分の中で湧き上がる疑心と戦うことになるという展開。
辛坊強く彼女の気持ちをつかむまで待ち続ける、優しい年上の教授との、かなりじれったい地味ロマ。
初期作品。男性視点なし。

あらすじ
オーガスタは、特別病棟の看護師だが、レディ・ベルウェイという少し気難しい老夫人を見舞いにくる二人連れが気になった。一人は黒髪の若い女性で、顔立ちも服装もすばらしい。
もう一人は男性で、背が高く金髪でブルーの瞳のハンサムな男性だった。
鼻は威厳を感じさせ、唇はくっきりして形がいい。
病室を出たオーガスタの腕を彼はそっとつかんだ。逃げ出そうとしていたと指摘する男性の言葉にオーガスタの顔がほんのりピンク色に染まった。
まさかこんなこととは思わなかった。すると彼女の心を読み取ったのか、男性が先を続けた。

「君に言い寄るとでも思ったのかい? いやはや、僕はにんじんみたいな髪はすきじゃない」

この無礼な言葉に、ピンク色の顔は真っ赤になった。
それからというもの、男性の名前も、連れの美しい女性との関係も誰にも聞けずにいた。
忙しい毎日の業務のなか、振り向くと彼が微笑んていた。オーガスタはわきあがる興奮を無視した。
男性は腕には、みたこともないほどたくさんのチューリップの花を抱えている。オーガスタは彼をにらみつけた。
疲れはて、空腹で、髪もくしゃくしゃだ。

「これを君に  チューリップをミス・オーガスタ・ブラウンに。なぜなら太陽は一日じゅう輝いているのに、彼女は一度も日の光を浴びなかったんじゃないかと思ったから」


冒頭の経緯。彼の名前は知らないまま、レディ・ベルウェイは退院した。
オーガスタは休暇の間、オランダに住む叔母を訪ねるが、叔母が倒れ主治医と呼ぶと、現れたのはあの男性だった。
コンスタンティン・ヴァン・リンデマン。後に、レディ・ベルウェイは彼の名付け親だと知ったけれど、連れの女性スーザンとの関係は今も聞けないままだ…

素敵すぎる教授からの、ほんのり甘い誘いの雰囲気が、痒い。
中盤過ぎると、早く破局してくれないかなぁ〜と、黒い突っ込みを入れたくなるが、第三者の横槍もなく自滅型ヒロインの傷も浅く、まったりベティの中でも、さらにまったりだった。
もちろん、ベティ好きだから楽しい。

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