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恋に落ちた夜 キャロル マリネッリ
2015年10月27日 (火) 22:55 | 編集


恋に落ちた夜 (ハーレクイン・セレクト)
2015/10/1
恋に落ちた夜 (ハーレクイン・ロマンス)
2009/6
キャロル マリネッリ (著)

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恋に落ちた夜 

キャロル マリネッリ

ケイトリンは二年間働いてきたホテルを辞めようとしていた。オーナー、ラザロへのかなわぬ思いを断ち切るためだ。二年前、実習生だった彼女はほんの束の間ラザロと言葉を交わし、家まで送ってもらった。それだけの、キスさえなく別れた夜。ケイトリンは彼の隠された優しさを知り、恋に落ちた。今、目の前にいる彼は私のことなど忘れてしまったようだけど。ところがラザロは、二人の出会いの夜を鮮明に覚えていた。過去の記憶をたどるように、頬に残る傷跡に手を触れる。そう、あれは、あのいまわしい事件が起こる直前の週末だった…。ラザロは不意に彼女を引きとめたくなり、秘書のポストを提示した。(R2396)
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copyright 2008
Italian boss,ruthless revenge

長年慕ってきた手の届かないボスの側で働けることへの純粋な喜び。しかし、彼は弟を亡くす原因となった女と従姉妹である彼女を疑いはじめ…
裏に秘められた愛憎が複雑な鬼展開で、読み応えのあるロマだった。
キレのいい秘書とボスの掛け合いは小気味よく、高圧的なボスの要求に懸命に応えようとする健気なケイトリンに好感。
ハーレ好きなら、おすすめ。

あらすじ
ケイトリンは大学の実習で働いていたホテルで、国際的な高級ホテルチェーンのオーナー・ラザロの指導を受けた。
ケイトリンだけに向けられたその笑顔は、いきなり強い日差しの中に踏み出たようにまばゆくて温かく、彼女は目がくらみそうになった。
彼が立ち去ったあと、肺から吐き出す空気がもうなかった。
まさに、彼女の中では時間がとまったのだ。
午後十一時五十分。若くて感じやすい心に、彼の姿が刻み込まれた。

それから二年。ケイトリンは、オーナー・ラザロに呼び出され、義弟で従業員のマルヴェリオに噛み付いたことに対し、直々に問いただされていた。
ケイトリンは辞めるつもりで、マルヴェリオに襲われたことを隠し、ライバル社の面接を受けたことを話したが、その後、彼は秘書を探していると言い出した。
秘書の仕事を受けることに決めたら、ですって?こんな素晴らしい仕事を断りたい人間などいるだろうか?

オフィスから出て行くケイトリンを眺めて、自分が正しい選択をしたのがわかった。彼女は洗練されていて、有能で、僕に言い返すだけの度胸もあり……そのうえ、とても魅力的だ。ラザロは思わずほくそえんだ。彼は仕事と楽しみを結びつけることにやましさを感じる人間ではなかった。
ケイトリン・ベルはまさに楽しみにふさわしい女性だった。
そう、極上の楽しみに。


冒頭の経緯。二年前、ラザロはケイトリンを送った夜、放蕩者の弟ルカを諌める過程で喧嘩をし、挙句ルカを亡くしてから、家族との間にも大きな溝を抱えている。
ルカとラザロを引き裂く原因となった嘘つきな女性ロクサンは、ケイトリンの従姉妹に辺り、そのことをラザロはマルヴェリオから聞かされ、彼はケイトリンに疑心を抱く。
採用時に、温かく迎えてくれた彼は、ケイトリンの化けの皮を剥ぐべく、冷徹な上司となって彼女をこき使うが…

後半は、ラザロの妹の出産と彼のルカへの罪悪感との苦悩の戦いに、ケイトリンなりに寄り添い、修羅場の展開。
予想外の人物の登場も重なって、修羅場につぐ修羅場で、かなりの迫力だった。
仲直りは、ラザロの心の治療も兼ねているので少々長いが、見守ってやってくれ。
ケイトリンはいい女だった。

海外ロマンス 読了一覧





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