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エルドラドの罠 イヴォンヌ ウィタル
2015年10月30日 (金) 08:55 | 編集

エルドラドの罠 (ハーレクイン文庫)
2015/9/29
エルドラドの罠 (ハーレクイン・ロマンス)
1988/12
イヴォンヌ ウィタル (著)

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エルドラドの罠 

イヴォンヌ ウィタル

ジーナはエルドラドと呼ばれる美しい館へ通い、彼女の名付け親である老婦人の話し相手をしていた。その老婦人がほどなくして亡くなり、ジーナは葬儀の席で名付け親の息子ジャーヴィスと再会する。5年前、16歳だったジーナがひそかに恋い焦がれた相手は精悍さを増し、今も彼女を動揺させるほど魅力にあふれていた。意外なことに、ジャーヴィスは彼女に目を留め、自信たっぷりに誘いをかけてきた。ジーナの気持ちは舞い上がった。彼の思惑を知らずに…。(R650)
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copyright 1987
Eldorado

ハーレクイン初期からの南アフリカの作家さん
私が読んだ作品の数は少ないが、落ち着いた作品が多いと思っていたが、こちらはかなり情熱的な鬼展開。
名付け親の老夫人の遺言で、ジャーヴィスが相続するためにはジーナとの結婚を一年続けなければならないという条項があるのだが、何も知らずに彼の誘惑に乙女心をときめかせ、結婚してしまうというお話。
南アフリカなので、地名や気候がいまいち想像しにくいがドラマチックで良かった。
流産というキーワドがあるので苦手な方ご注意。

あらすじ
ジーナは名付け親の老夫人を見舞うのを習慣にしていた。夫人は、息子がリリアンとの付き合いが長いことに不安を感じているようだ。エルドラドと呼ばれる館を愛する老夫人だが、夫と別れてからは息子ジャーヴィスとは疎遠の仲だと告白される。
「ジャーヴィスはこのエルドラドを相続するわ、ええ、相続しますとも。それだけはたしかね!」

名付け親が亡くなった。ジャーヴィスに憧れた16歳のことから彼を意識しているが、葬儀で挨拶する父の招待を彼が断ってくれることを祈った。
しかし、ジャーヴィスはジーナの家を訪問すると、木に登った彼女との出会いを語りだした。

「ぼくたちはやっと、おたがいを知り始めたばかりじゃないか」

「わたしは知りたくないわ……」


冒頭の経緯。大人としての再会で、官能的に誘う彼に怯えるジーナは、リリアンとの関係が気になり必死に拒絶するが、彼の手管にあっけなく陥落。
しかし結婚後、彼の目的がエルドラドを相続するための結婚だと知ってしまった…

リリアンの毒でジーナは彼に対し疑心に駆られるので、ヒロイズムの自滅型。
展開は王道だが、ハーレ初期らしいドラマチックさが良いです。
男性視点はないので、ジーナからだけ見える彼の行動から考えを読みとるのも楽しい。

海外ロマンス 読了一覧
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