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侯爵の愛人 アン・ヘリス
2015年11月01日 (日) 16:51 | 編集

侯爵の愛人 (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)2015/10/1
侯爵の愛人 ((通常版))オンデマンド (ペーパーバック) – 2009/1/5
アン・ヘリス (著)

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侯爵の愛人 

アン・ヘリス

エマの父は賭博で負け、地所を奪われたあげく非業の死を遂げた。弟は行方知れずになった。災いの元凶はリザム侯爵…。友人のコンパニオンとしてどうにか暮らせるめどがついたころ、エマの前に現れたリザム侯爵は、呪わしい悪党などではなく、とびきりハンサムで魅力的な人物だった。そんな彼に、愛人にならないかとからかわれ、エマは憤慨した。なんて恥知らずな人なの!ところが、友人がトラブルに見舞われ、エマは職も住まいも失うはめになった。悩んだ末、エマは侯爵と愛人契約を結ぶ決意をする。(HS348)
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copyright 2003
A damnable rogue

二転三転する展開が、最後までワクワクするお話。
ヒロインの心中を察するとかなり切ないが、ヒーローのお馬鹿っぷりが憎めない。
ホットなシーンはないが、評判が全ての社交界での女性の境遇を軸に描かれるシニカルな部分も含めて、ユーモアのあるお話。
後半に入って何度か、えぇ〜〜〜!と、叫びたくなる。
気に入った。

あらすじ
リザム侯爵との賭博で地所を奪われた挙句、父が亡くなった。弟の行方は知れない。残されたエマと母は話し合い、母は友人とイタリアへ旅行に出ること、エマは友人のコンパニオンをすることに決めた。
エマが出発する数日前、突然訪れた元凶のリザム侯爵アレクサンダー・リンストン(アレックス)は、予想と違い母娘を気遣い、エマをロンドンまで送ると言い出した。
思いどおりにするのに慣れている侯爵だが、彼が紳士なのは疑いようもなく、彼を憎んでいると思っていたが、憎むことなどできないと悟った。
ところが、ロンドンでの道中何者かに銃撃され、アレックスは怪我をした。具合の悪い彼を部屋に連れて行くために付き添ったエマは、娼婦と勘違いした男から侮辱されたが、そんなことを気にしている場合ではなかった。
その後回復した彼とは別れ、友人ブリジットの付き添いを始めた。
しかし、ブリジットがバースへ向かい、そこで友人を愛人にしようとしているリンディスファーン伯爵との確執が始まる。
評判の悪いリンディスファーン伯爵とブリジットが愛人になったという噂が一気に広まると、社交界は付き添いのエマにまで白い目を向け始めたのだ。
何度もエマの身を案じ、ブリジットの付き添いを辞めさせようとしたアレックスは、彼女がもともと友人とリンディスファーンとの関係の危険性を知っていたと知るや、激怒した。

「最高値をつけた入札者にみきの魅力を売る気になったら、わたしのことを思い出してくれ。わたしなら白紙委任状をあたえるよ」

「あなたの愛人になる気はないわ」


前半の経緯。短気からつい口走ってしまった彼女を愛人にするこという言葉だが、本来のアレックスは祖母アガサに彼女との結婚を考えていることを打診し、エマを守ろうとする良い男。
でも、リンディスファーン伯爵とブリジットの破局に巻き込まれたエマに、襲いかかる悲劇的な展開が…

前半を駆け足で紹介。前半の展開は、社交界の評判と戦いながら友人を救いたいヒロインと、そんな彼女が気になってしかたないアレックスという構図だが、後半から誤解とすれ違いで二転三転する。
え〜〜〜!この人調子にのってるよ!と、突っ込みを入れながら読むのが楽しいので、後半は秘密。
ドタバタした展開だが、エンタメ感のある楽しいお話だった。

祖母アガサは素敵な人だった。

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