本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
イタリア富豪の不幸な妻 アビー・グリーン
2015年11月03日 (火) 15:49 | 編集

イタリア富豪の不幸な妻 (ハーレクイン・ロマンス)
2015/10/1
アビー グリーン (著)

---楽天---




イタリア富豪の不幸な妻 

アビー・グリーン

イタリア富豪との政略結婚を受け入れるか、さもなければ勘当か。父親から選択を迫られ、キーリンは追いつめられていた。傾きかけた家業を救いたい気持ちは誰にも負けないが、だからといって、よく知りもしない相手と愛のない結婚はできない。そこでキーリンは一計を案じた。結婚相手のジャンニのほうから、破談を申し出てもらえばいいわ。こんな女はごめんだ、と。その日から、キーリンはジャンニと会う日には別人になった。派手な化粧と露出の多いドレス。態度もありえないほど下品に。だがジャンニは頑として、結婚の意思を翻そうとしなかった。そして迎えた結婚式当日、キーリンは予想外の事態に見舞われる。(R3099)
-----------------------
copyright 2015
Delucca's marriage contract

彼の嫌いなタイプの女を演じてなんとか破談にもちこもうとするヒロイン。そんな彼女の思惑を見抜く鋭さのあるヒーローとの駆け引きが良いロマです。
父親に認められたい思いからの成長と、ラストの父の裏切りと破局の展開が切なくて、最後まで緊張感のあるロマだった。

あらすじ
家業に忠誠を誓うという願ってもない機会がようやく訪れたというのに、私生活を犠牲にしなくてはならないとは。
ジャンカルロ・デルッカ(ジャンニ)に会うことに決まってから、キーリンは徹底的に下調べをした。
父親はマフィアの抗争で無残に殺されたが、自分はそんな醜聞とは無縁だと証明したがっている。プレイボーイの異名を取って入るが、育ちの良い洗練された女性達で、不埒な噂も暴露話もない。
女性に足を引っ張られたくないのだ。
キーリンはそれを逆手に取るつもりだった。何もかも派手にやろうと心に決めていた。

父親のオフィスで見た彼女の写真とは、実際大違いだった。
だが、彼女は派手なだけだ。子供のころは暴力と恐怖にさらされてきた。彼女はそんな世界とは無縁だ。彼女と結婚さえすれば、喉から手が出るほど欲しかった世間体も好感もぐっと上がる。


冒頭の経緯。ばかげたことをしていると自分でも思う。そして、ジャンニに心乱されて熱くなることは考えないようにした。
しかし、彼は手強く、彼女が芝居をしていることを見抜いてしまう。経営学を学び、父親に認められたかった彼女は、なんとしても彼から結婚を断って欲しかったのだ。しかし、結婚式で彼の母親を利用したことで激怒させてしまう。
しかも、島に置き去りにされ、恐怖に怯えた…

前半は彼女の行動にイライラさせられるが、結婚後、寂しさを恐れる彼女と、そんな彼女を気づかう彼との関係性ができてからの二人は良かった。
父親の裏切りに、打ちのめされる二人は不憫。
キーリン、ラストはカッコ良かった。

アビー・グリーン 読了一覧

海外ロマンス 読了一覧
関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク