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空と鏡界の守護者 小椋春歌
2015年11月09日 (月) 18:46 | 編集

空と鏡界の守護者 (ビーズログ文庫)
2015/9/14
小椋 春歌 (著),

---楽天---




空と鏡界の守護者 

小椋春歌

術を掛け合わせる“連祷”で倍の力を生み出し、魔物を倒す“精霊術士”。誰とも連祷ができない落ちこぼれのエリルは、ある事件がきっかけで二学年下の『天才』少年リトと、生まれて初めての連祷に成功!だが、初体験の衝撃に気絶してしまう。気づけばエリルは、彼に思いっきりキスをされていた―。「先輩は、俺の憧れなんです」って、なんで優等生の彼が私に…!?
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”今回はイヌ科にしてみました。台詞を全部「わんわんわん!」に変換しても読めるようなヒーローを目指しましたが(割愛)”by作者あとがき

ローティーン向けの読みやすい王道な学園ファンタジーものです。
年下(天才)男子からの熱烈なアピールが背中痒い所以外は、物語的に真新しさはないが、ラストに彼が自分の壁を乗り越える辺りは清々しいお話で良かった。

あらすじ
「笑われたっ!! 今日も笑われました    ッ!!」

嘘か真か、三百年前から山頂に幽隠しているというパンティア国王  通称”精霊王”に向かって絶叫した。
無人の岩場でもやもやをぶちまけてすっきりとしたエリルだが、ひとしきり叫べば、怒りで紛らわせたはずの涙が滲んできた。
“精霊術士”を目指そうにも力が弱く、術を掛け合わせる“連祷”も誰ともできず、いったい自分に何ができるのか分からない。
何があっても連術士になるのだ、と決意してこのパンティアへ来たのに  
そっと目を伏せた、そのとき。

エリルはパンティアで一番注目されている一年生リトが上級生に囲まれている場面に遭遇した。とっさに飛び出したエリルは、学園始まっての”天才少年”とともに、“連祷”することに成功。
世界を真紅に染めて岩場からまっすぐ屹立したそれは、空を穿つ火柱だった。
その場で気を失ったエリルは、気がつけば彼にキスをされていた。

「う、嘘よ、誰か夢だったって言って!」


冒頭の経緯。念願の“連祷”の成功。しかしその代償は大きく、パンティアを三百年護ってきた結界を破ってしまった。
一方、リトはエリルに対し恋したことに(中学男子並の反応で)舞い上がるもの、聖霊祭での旗手を降ろされ、エリルは基礎科終了で退学を宣告されることに。したくもない旗手を降ろされたことに不満はなかったものの、エリルへの周囲の反応がどうなるのか友人に指摘され…

犯人探しという展開の中で、暴走気味の年下男子の反応を楽しむ。
ヒロインが微妙な娘なのは、横へ置いておく。
たしかにヒーローの台詞は、前半は「わんわん!」でも通じるかもw
でも、ラストは青年の主張をちゃんと聞いてあげてくれ。
すっきりと終わるが、続刊があってもいいかも。

個人的には、巡る世界の黙示録 少女戦隊ドリーム5 こっちの作品のほうが好きだな。キワモノだけど、続き欲しかった。

B's LOG文庫 読了一覧



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