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シークの罠 サラ モーガン
2015年11月11日 (水) 22:03 | 編集



シークの罠 (ハーレクイン文庫)
シークの罠 (ハーレクイン・イマージュ)
2006/3/5
サラ モーガン

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シークの罠 

サラ モーガン

エミリーは砂漠の王国カズバーンへやってきた。兄が作った借金の返済を延ばしてもらうためだ。借金の相手であるプリンスにあと二カ月待ってほしいと伝えたところ、彼は耳を貸そうとせず、すぐにも全額返すよう迫ってきた。踏み倒すつもりはないのに、なぜこうもわからず屋なの?憤慨したエミリーの目の前にプリンスが立ちはだかり、いきなり彼女の髪どめを取った。流れ落ちる金髪に、荒々しく鋭い眼光が向けられる。「君はお兄さんから、女の魅力で迫ってこいと言われたんだろう」エミリーは自分の耳が信じられなかった。
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copyright 2004
In The Sheikh's Marriage Bed

裏切り物の兄の借金の代わりにエミリーを寄越したと思い込むシーク・ザクール。彼は極度の女性不信で、エミリーの訴えを演技だと思い込み…

鬼展開を予感させる始まりのシーンだが、内面の優しさがとても素敵ダーリン。(サラ作品の傾向でもあるけれど)
ラストに兄が現れる所など、ご都合主義な展開だと感じる部分もありだが、おとぎ話風だと大らかな気持ちでサクッと楽しんで。
サラ作品を、医療ロマをイマージュ、情熱的な物をハーレロマンス、と邦訳で分ける前なので、イマージュだが情熱ロマとなっております。

あらすじ
「本人が来ると思っていたのに、やってきたのは君だった。君を帰して欲しいなら、ピーターが自分で来なければならないというわけだ」

「いやよ!そんなのお断りだわ」

大した演技力だ。エミリーの顔が青ざめ、濃いブルーの瞳が大きく見開かれるのを見て、ザックは心の中で舌を巻いた。
怯えながら途方にくれる彼女が、ふいにとても幼く見えた。もし過去の経験がなければ、彼女を抱きしめて安心させていただろう。
彼女は罪人の妹だ。
しかし欲深く道徳的に堕落した人間が、なぜこれほど美しくなれるのだろう?
視線がからみ合った瞬間、彼はあることに気づいた。
エミリーは、僕が彼女を意識しているのと同じくらい僕を意識している。


冒頭の経緯。逃げなければ。エミリーは宮殿から逃亡した。
彼女が、異国の土地でどうなるのか放置しようとしたザックだったが、結局危ない所を助けることに。
亡き兄の嫁ダニエーレの結婚の企みから逃れるために結婚を考えている彼は、エミリーが手に負えない5歳の甥ジャマール王子を難なくあやしていることから、エミリーと結婚すると言い出し…

後半は、挙句兄のしくじりを知ったうえで、愛ある家庭を求める彼女に結婚をもちかける展開。
情熱的なホットなシーンが後半は多い。
お互いの感情面についての練り込みはこの時期まだ甘いが、愛に目覚める所といい、砂漠での彼の素敵なラストといい、お伽話風で楽しいロマだった。

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