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シンデレラ伯爵家の靴箱館 小さき乙女は神を知る 仲村つばき
2015年11月12日 (木) 18:06 | 編集

シンデレラ伯爵家の靴箱館 小さき乙女は神を知る (ビーズログ文庫)
2015/5/15
仲村 つばき (著),

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シンデレラ伯爵家の靴箱館 
小さき乙女は神を知る

仲村つばき

シンデレラの末裔・ディセント伯爵家のアランに求婚された新米靴職人のエデル。だが、自らの出生、そして父の存在からその申し出を断ってしまう!失意のアランは熱にうなされるも、とある啓示(?)を受け―?一方のエデルはレイと決着をつけるため、彼が出入りするクラウデッド家の仮装パーティーに潜入することに。そこで“魔術師の靴”による事件に巻き込まれ!?ドキドキを我慢する方法は?靴と恋の物語、第4弾!!
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最近のビーズロブ文庫の中でイチオシのシリーズとなった靴箱館。
あきさんのクールで素敵すぎるアラン様と、作品中の妹に振り回されながら恋のマニュアル本片手に残念男子を演じる彼とのギャップに萌で転がりつつ、乙女ノベルらしいヒロインの頑張りや前向きさが嬉しい物語。
次から次へと結婚したい男No1の伯爵家のアランに舞い込む高レベルな女性達に対し、ヒロインは一職人でしかなく、父親は悪人という業を背負うという薄幸っぷり。
そんなエデルに、一途に純情な男心で恋をするアランが、ついに!
3巻での衝撃的な彼のプロポーズに対するエデルの答えは!!?
(個人的な話でなんだが、3巻がどこか本の山の向こうへ旅に出てしまって未記録…ぬぉぉ!)
抱腹絶倒の冒頭のやりとりは、ネタバレしてはもったいないので、是非読んでくれたまえッ!!!

あらすじ
「俺は……まだ諦めなくてもいいのか……?」
「ええ、もちろんです」
「俺は、エデルを諦めたくない」
「諦めるべきではありません」
「もしあの夢が天啓だというのなら、俺はまだきっとやれるはずだ」
「お兄さまの恋のレッスンは始まったばかりですわよ」
「俺にはまだ」
「伸びしろがあります」


P39より抜粋。物語の経緯。ランタン・ディに向けて仮装用の靴を作るのに忙しい。そんなある日、薔薇の世話をする少女リリー・ローズが、「仕事を辞められる靴が欲しい」と、ガラスドーム店を訪れた。
大人は自分で運命を変えられるが子供は選べない。そう語る少女は靴を作ることなく帰っていった。
「薔薇伯爵と薔薇伯爵夫人には近づかないで  
少女が残した言葉は、どういう意味だったのだろう。
エデルとアランは、父親レイを探るべくクラウデッド家のパーティーに潜入するが…

冒頭の緊張感のあるシーンに対する答え、その後のルディアのフォローがまた素晴らしい。”伸びしろ”ってなんだよと突っ込みつつ、兄妹の仲の良さに腹がよじれた。
もちろん、冒頭の笑える部分だけではなく、ストーリーも良かった。
二人が学ぶことは信頼。お互いを危険から遠ざけるのではなく、共に立ち向かうこと。
そして、ちゃんと格好いい所を見せてくれるアランの魅力も、真摯に靴を持つ少女に語りかけるエデルの姿もぐっときました。
晴れて両思い。ラストは背中が痒くて悶絶。
これから5巻読みます。(遭難中の3巻は発見次第…)

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