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シンデレラ伯爵家の靴箱館 偽りの乙女は時をかける 仲村つばき
2015年11月13日 (金) 14:40 | 編集

シンデレラ伯爵家の靴箱館 偽りの乙女は時をかける (ビーズログ文庫)
2015/9/14
仲村 つばき (著)

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シンデレラ伯爵家の靴箱館
偽りの乙女は時をかける 

仲村つばき

シンデレラの末裔・アランと新米靴職人のエデルはついに両思いに。まだ不安は残るものの、仕事に恋にエデルは幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、“魔術師の靴”を片方だけ履いた女侯爵が靴店を訪れる!靴の力で彼女の街・シエルナが幽霊街化してしまったという。真実を見極めるべく、幽霊街に向かう2人だったが…そこで、記憶を失ったあの男と再会し!?
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賑やかな港町が一転、幽霊街となったとの情報が。はたして靴の魔力によるものなのか?確かめるべく、二人は現地へ向かうが…

記憶を失ったあの男の登場、母の思い出の地…過去の記憶と未来への選択を考えさせる巻となっております。
二人のラブといえば、晴れて両思い。これぞ乙女ノベルと転がりたくなるくらい、背中の痒い雰囲気。しかし、身分の差を考えると、両親に紹介するにはまだ親密度が足りないようで…。
嬉し恥ずかしでアラン様、突き抜けております。突き抜けすぎ…。

あらすじ
「将来の伴侶としてエデルさんを紹介しても、残念ながらお父様たちはけしていい顔をしないでしょう」
身分差だけではなく、シンデレラの末裔と魔術師の末裔という立場。なぜよりによって彼女を、と思われてもしかたがない。
「けれど、引き離しがたいほど二人が熱烈に愛し合っていると分かれば、一考の余地があるかもしれません」
「というと?」

(兄と妹の会話)P35抜粋。物語の経緯。ブロンドと朝鮮的な黒のドレスの三十代後半の迫力ある女性客がやってきた。彼女は男のようなしゃべり方で、片方だけの靴を見せる。
行方不明の女公爵  ビオレッタ・カラバ
シエルナの港は幽霊街と化しているとの噂を聞いたばかりだが、その地の行方不明の女公爵は、アランに会いたいという。靴の先に黒い靄を少しだけまとっている彼女は、靴を脱ぐと田舎の素朴な女性に戻り「これが本来の姿だ」と衝撃的な発言をするが…

といわけで、シエルナの地へ二人でお出かけです。これからの試練を前に、本来の二人でいる貴重な時間だと、アランとエデルは、ぎこちないながらも”恋人らしく”しようと意識する(もちろん紳士として節度を守って!)…まぁ、言わずと知れた、かみ合ってない状態で痒い展開が待ってます。
町を守ろうとするビオレッタ・カラバこと、ナターシャの心意気が素敵な物語。
記憶喪失のあの男との再会も、心あたたまる展開でした。満足。
しか〜〜し!エデルを守ると豪語していた割に、自分の未熟さを露呈してしまったこと。そして、父親からの容赦のない指摘!
ああ、せっかくラブラブでも今後も障壁が多そうで…それでも奮起するアラン様! そんな彼が宇宙を背景に突き抜けて残念な発言をしたとしても、ちょっと格好いいと思ってしまったのは、私だけではないはずだ!
(あきさんの巻末のラフイラスト、コーヒー吹いた)
ムフムフ。アラン様を応援せずにはいられない。


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