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再会のエーゲ海 アン・ハンプソン
2015年11月14日 (土) 14:55 | 編集

再会のエーゲ海 (ハーレクイン文庫)
再会のエーゲ海 (ハーレクイン・ロマンス)
1979/9
アン・ハンプソン

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再会のエーゲ海 

アン・ハンプソン

キプロス島ルトラスの病院に勤務する看護婦シャニイにはひとつ秘密があった。恋人である空軍将校ブライアンのプロポーズを待つあるシャニイは婦長から呼ばれ明日ロンドンから着任するという新任脳外科医の名を聞いてぼう然となった。五年前、とつぜんシャニイの前にあらわれて彼女の人生を大きく狂わせたあのアンドレアス・マヌー!「今度こそ思い知らせてやるわ  」シャニイは心に誓った。(R5)
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copyright 1979(Tokyo)
Waves of Fire

Rナンバーが5です。初期のままの邦訳なので、訳が古風です。
若くして選択の余地なくギリシア人の妻となってしまったヒロインは、恐怖から彼のもとを逃げ出し5年、大人になった彼女の苦い再会のロマンスです。
彼の視点は無いが、ヒロインへの惚れ込みは素晴らしく、ギリシア人らしい所有欲と、絶対に離婚しないと誓う(推測:ギリシア正教らしいお国柄か惚れっぷりかはともかく)根性が良いです。
しかし、ヒロインがかなり頑なで、ハッピーエンドといえど苦い結末を迎えます。
流産というキーワドが入るのでご注意。

あらすじ
「君を愛している  愛しているんだ!ねえ、僕と結婚してくれないか?」
言い逃れをして何になろう?
彼の視線を避け、はるか遠くの暗い水平線に目を向け、それだけをじっと見つめた。
「私はもう結婚しているの」

シャニイは、18歳で結婚して5年。看護師となりイギリスから遥か遠く、キプロス島ルトラスの病院に勤務している。シャニイの突然の告白に呆然とするブライアンに、アンドレアス・マヌーとの経緯を話した。
アンドレアスは、9月のよく晴れた日、突然シャニイの前に現れた。
酒を飲んでいた父は医療ミスを犯したことを詰るアンドレアスは、父を告発すると言い出した。シャニイは父の告発をなんとか思いとどまってもらうことに必死だった。
そして、アンドレアスは秘密と引き換えに、彼女との結婚を迫ったのだ。
「お嬢さんをくだされば僕はしゃべらない」

結婚式の午後父は亡くなり、シャニイはアンドレアスのもとを逃げ出した。  あれから5年。
新任としてやってくる脳外科医の彼の下で手術室看護師として働くことになったシャニイは、ブライアンと結婚するために、アンドレアスに離婚を切り出だした。
洗練された仮面が剥がれ、徐々に野蛮人のような顔に変貌していくのが見えた。

「結婚だって!ほかの男と結婚したいだって!君は僕の妻だ!永久に僕の妻だ!ずっと前にそう言ったろう、警告もした。それを忘れたらひどい目にあう、と!二度と忘れるんじゃないぞ!」


冒頭の経緯。アンドレアスから一緒に暮らすことを提案されるが、シャニイは彼への恐怖心が抜けない。
そのうえ、ブライアンに離婚の可能性について話してしまったため、ブアイアンは希望を持ってしまい…

どろどろ沼化。後半は、アンドレアスから島へのバカンスに誘われ、徐々に彼に心を開き、気持ちも大人になり始めたものの、夫への気持ちに気がついた時は遅く、アンドレアスを狙うリディアが彼にべったり張り付き、彼もまんざらじゃなさそう…という。ますます沼。
ラストまで鬼展開が繰り広げられるが、アンドレアスの立場を考えると、苦すぎるラストの展開に、私としてはしょんぼり。

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