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夢の舞踏会へ シルヴィア・アンドルー
2015年11月16日 (月) 11:38 | 編集

夢の舞踏会へ ハーレクイン・ヒストリカル[Kindle版]
夢の舞踏会へ ((通常版))
2009/5/5
シルヴィア・アンドルー (著),

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夢の舞踏会へ 

シルヴィア・アンドルー

双子の妹との“身代わり作戦"で、ジャイルズに仕返しようとロンドンの屋敷に到着したアナベルだったが、彼が息をのむほどの美男子と知って、拍子抜けした。それに、ああ、都会の生活って刺激的!日焼けして野山を歩き回っていた田舎暮らしとはまるで違う。最新流行のドレスで着飾って、すてきな貴族の御曹司たちと優雅にダンス。そして明日は、夢に見た初めての舞踏会。一躍社交会のスターになったアナベルは本来の目的も忘れ、シンデレラ気分を満喫した。だが、すぐに魔法は解けた。妹の亡き夫は、忌まわしい置き土産を遺していたのだ。(HS362)
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copyright 1988
Annabelle

すり替わった恋」のスピンオフ。
入れ替わりを提案し、ロンドンへ旅だったアナベルの恋です。
妹の物語を読んでいないと、入れ替わりの経緯がわかりにくいのでご注意。
物語の大筋としては、前の巻で経緯をもう一度たどるので、物足りないと感じる部分もありだが、尊大な彼がアナベルへの気持ちに気がつくラストは良かった。
さくっと楽しめるロマです。

あらすじ
なぜ大佐はローザに批判的なの?
ジャイルズ・スタントンに怯えるローザのために、身代わりを買って出たが、ジャイルズの美男子に驚き、続いて彼の独断的で冷淡な態度に唖然とした。
帰りが遅かったと、ジャイルズは行軍さながらの行程での遅れを指摘し、容赦のない態度を崩さない。
それでも、アナベルはジャイルズがフランスへ旅立つものと思っていた。
まさか、彼の帰国後の社交を女主人として手伝うことになるなんて…

美しい朝だと散歩に出かけたアナベルを物珍しげに周囲の人々が眺める。
「ロザベル!」騎乗の男性が近づいてきて鋭く手綱を引き、大きな鹿毛馬が跳躍して止まった。ジャイルズが鞍から飛び降りる。
十時半くらいで、うっかり寝過ごしたと考えるアナベルを彼は叱りつけ、なんの説明もなく手荒に扱われ、アナベルは踵に体重をかけて踏ん張った。いまや本気で怒っている。

「また軍隊方式?私は捕虜じゃないのよ」

「バークシャーで何をしていたにせよ、反骨精神だけは身につけたようだ」


冒頭の経緯。高貴な女性は一人で出歩かない。ましてや、午前中なんてありえない。ロンドンでの社交の作法を何もしらないアベルは、老夫人レディ・オードウェイから教えを乞い、老夫人は社交を成功させるとイキイキしはじめる。
評判の悪かったスティーブンもあって、ロザベルが社交を避けてきたこともあり、アナベルは社交界で受け入れられはじめる。そして、ジャイルズは、ローザの不貞の証拠を集めようとするが…

一方でジャイルズも徐々にスティーブンの悪行を理解しはじめる。
彼は義母によって父が惨めな人生を送ったことに腹を立てており、そのことで父と疎遠に。
しかし、義母が偶然口にした名前から、ローザが狙われていることを理解し…

私の好みとしては、事件解決をもっと早く展開して欲しかった。ヒロイン視点への彫込みがいまいちで、気が強いなりの弱さをもっと読みたかったし、喧嘩分かれしたシーン以降の彼が猛反省して改心するまでをもっと書き込んで欲しかった。
後半は、アナベルを守りつつの攻防。アナベルのボコボコっぷりは半端ないのだが、もう少しジャイルズの同情が欲しい!もっと感情移入したい!
とはいえ、ラストの妹想いのアナベルの気持ちを大切にする周囲の人々や彼の反省は好感。

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