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子爵の誘惑 エリザベス・ロールズ
2015年10月19日 (月) 15:20 | 編集


子爵の誘惑 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)
2004/8
エリザベス ロールズ (著),

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子爵の誘惑

エリザベス・ロールズ

デイヴィッド・メルヴィルことヘルフォード子爵は途方に暮れた。メルヴィル家を断絶の危機から救うには、すぐにも結婚し、家名を継がねばならない。だが、最愛の人を兄に奪われて以来、女性に関心を持てずにいる。こうなれば、妻はしかるべき条件を満たす者なら誰でもいい。そう決心して領地に急ぐ道すがら、彼の駆る馬車があやうく女性を轢きそうになった。女性は子爵の不注意を許せないとばかり、鋭く彼をにらみつけた。その瞬間、彼女の美しいはしばみ色の瞳が彼の心をとらえた。もう二度と、女性に惑わされることなどないはずなのに…。(HS189)
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copyright 2001
Mistewss or Marriage?

”誰でもいい”といいながら、しっかり高慢ちきな女性との婚約に近い状態になってからヒロインと出会うので、その後の展開が予想できるでしょう。
ボコボコに墓穴を掘りまくってくれるおばかさんヒーローです。
あんまり二人が幸薄いので心配になるくらい。
ヒロインと出会うまでの過程が長いが、出会ってからは楽しい。
ネズミで大騒ぎしている辺り、ある意味喜劇的。
さくっと楽しめる幸薄ロマです。
ただ、邦訳デビュー作品なのに、関連作品「仕組まれた縁組」のスピンオフなので友人がわらわら(ピーター&ペネロペや妹サラ&ジョージなど)が当たり前のように出てくる辺り、順番が悪くて気になる。

あらすじ
レディ・マリアは憤懣やるかたない表情で、一族の最後の一人となった甥の息子を見つめた。
無類の美男子となったデイヴィット・メルヴィルことヘルホード子爵に大伯母レディ・マリアは帰国早々花嫁をみつけることを命じた。
兄嫁にのぼせていた過去を明らかにし、兄は何もしらなかったことを明白にした。
今は兄も兄嫁となったフェリシティもこの世にはいないが、未熟さを思い知らされるのは我慢できない。だが今は、とにかく結婚しなければならない。ぼくはぼくのやり方でやる。フェリシティが効果的に教えてくれたやり方で。
ピーターとペネロペの仲睦まじい様子や、ジョージとサラの深い愛情のこもった目配せに驚いたが、情熱につまづくつもりはなかった。後日、愛人を持てばいいのだから。
レディ・ルシンダをワルツに誘い、話題の的となった。
デイヴィットは自分に言い聞かせた。さぞ退屈だろう。でも、安全だ。


冒頭の経緯。デイヴィットは、レディ・ルシンダへの求愛の許可をその父親から得ると、ヘルフォード・プレイスに向かった。村に入るところで、彼は子供を馬車で轢きそうになった。身を呈してかばった女性は可憐で魅力的だった。
ソフィーは、新しく領主となったデイヴィットに反抗的な態度だったことを後悔するが、デイヴィットは彼女に興味をもち、亡き姉の息子キッドを育てていることを知ると、重ねた誤解を謝った。
デイヴィットは亡き兄の娘ファニーと、キットを遊ばせることをソフィーに提案し、二人は惹かれ合うようになるが…

婚約同然の女性の登場で荒れる後半です。高慢ちきな女性との結婚を阻止したい周囲の思惑と、愛を捧げまいと頑固一徹なデイヴィットのお馬鹿っぷりに翻弄される、ヒロイン・ソフィーがとても不憫。
高慢ちきっぷりを遺憾なく発揮してくれたレディ・ルシンダの悪役っぷりが私的には面白かったが、ヒーローのお馬鹿っぷりはひど〜〜い!と叫びたくなるので、ご注意。

「話を聞いてくれ!」…ラスト数枚までおまいら無理だろと思った。


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