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仕組まれた縁組 エリザベス ロールズ
2015年10月22日 (木) 23:44 | 編集

仕組まれた縁組 (ハーレクイン文庫)
仕組まれた縁組 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)
2006/2
エリザベス ロールズ (著),


仕組まれた縁組 

エリザベス ロールズ

うるわしい春の宵、オールマックス舞踏会場はいつものようにきらびやかな上流階級の人々でにぎわっていた。宴もたけなわというとき、会場の入り口がざわめき、一人の紳士が現れた。第七代ダーレストン伯爵―社交界が注目する今年いちばんの花婿候補だ。上背があり、このうえなく優雅でハンサム、そのうえ男やもめとくれば、レディたちが放っておくはずがない。彼はたちまち踊りの輪の中に吸い込まれた。(HS-242)
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copyright 2000
The Unexpected Bride

子爵の誘惑」はこの巻のスピンオフなので、時系列的にはこちらの作品が先だが、ストーリー上の関連はないのでそれぞれ単品で楽しめる。
だが、ひと言の説明ですむ程度の愛人との経緯など、削りたい部分を読まされ、導入でちょっとうんざりした。なにしろ、4章までヒロインの出番がないのだ。
それでも、物語が始まるとそれなりに面白いのだが、ヒーローの心のゆらぎに翻弄される盲目のヒロインが不憫で、ヒーローにうんざりして…
感想は人によりけりですわ。そのヒーローのヘタレっぷりが楽しいところでもあるし!

あらすじ (4章まで割愛)
拝啓
共通の知人から、きみがぼくへの借金を払えない状況にあると聞きました。きみの妹さん、つまりミス・フォリットとたまたまお会いする機会がありましたが、そのとき、彼女の人柄、性格が好ましいと感じたのです。彼女と結婚できたなら、借金の全額を帳消しにするつもりです。

腹違いの兄ジェフリーの卑怯な手口は人々の知るところとなり、賭けの勝利者であるピーター・フロビシャー(ダーレストン伯爵)は払えもしない賭けの代金の代わりにジェフリーの妹と結婚することを要求した。
その手紙を受け取った双子のペネロペと、フィービーは窮地に陥る。
社交界にデビューしていたのはフィービーのみであり最初にピーターと踊ったのは姉。ペネロペは目が見えないため外出するときは大きな犬を連れ、その後にピーターと出会った時は、フィービーだと思わせたままにしていたのだ。
フィービーには結婚を約束したリチャードがおり、ペネロペは結婚まで挨拶に来ないピーターに何も話せないまま、半ばだます形で結婚することになってしまった。

双子だということを話したとたんに、癇癪を爆発させた彼に恐怖した。
乱暴に唇を重ねる彼に不意を突かれたペネロペはもがくが逃れられない。
激しく吠えながら跳びかかり、ペネロペを守ろうとする犬のジェラートを制止できず、手探りで首輪を探してようやく犬を引き離した。そしてすすり泣きながら床の上に座り込み、ジェラートのふさふさした毛に顔を埋めた。

取り乱した花嫁は馬車の床の上で泣き、その犬は、ダーレストンが女主人に近づこうとすればすぐに飛びかかる体制を示している。

「その…ペネロペ…冷静さを失い、きみを怯えさせたのはすまなかった…許して欲しい」


中盤までの経緯。女性不信なために人を愛するまいと距離を置こうとする彼の行動理由から、ペネロペに対し、優しい態度と冷淡な態度を繰り返され、ペネロペは自分を守るために壁を作り始める。
後半は、ピーターの財産を狙いペネロペを欲しがる彼の従兄弟ジャックによって狙われる展開。
友人ジョージは夫婦仲を心配し心を砕くが、ピーターは友人に嫉妬してみたり…
ピーター…狭量。ヒロインが不憫。
鬼ロマは好きな方だが、中途半端な部分が気になった。
すぐに反省しては同じことを繰り返すヒーローを寛大な気持ちで見守ることができたら、楽しいと思うお話。

海外ロマンス 読了一覧



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