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黒猫と伯爵令息 お菓子の家のおかしな事件簿 長尾彩子
2015年11月26日 (木) 12:03 | 編集

黒猫と伯爵令息 お菓子の家のおかしな事件簿 (コバルト文庫)
2015/10/1
長尾 彩子 (著),

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黒猫と伯爵令息
お菓子の家のおかしな事件簿

長尾 彩子

魔王の血を引くというバルバストル伯爵家が治める地、アラザン。闇のような漆黒の髪に、輝く金緑の瞳―“黒猫”のあだ名をもつ少女エリーゼ・ルルーは、人間の食事が必要ないはずの伯爵家の料理人に指名された。実は、伯爵令息のアランが魔力を失い、食事なしでは生きられなくなったというのだ。いつも不機嫌で冷たいアランに戸惑うエリーゼだが、彼の深い悩みを知り、力になりたいと思い…?
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かなり軽いノリの、可愛らしいお話。
少々フランス語のルビや、お菓子の名前が鬱陶しいと感じる部分もありだが、それは持ち味ということで。
『うさぎ姫』以来のラブコメ。絵師も同じ加々見絵里。
鬱々とした雰囲気の多い作者なだけに、『うさぎ姫』以上のはじけっぷりに面食らったが、童話風でローティーンから楽しめるお話だと理解して読めば楽しいと思う。
3話構成。
”作者のふたご萌と<初恋・純愛・甘酸っぱい>主義は健在”というあとがきどおり、ちょっぴり背中痒い。

あらすじ
●お菓子裁判とガレット・デ・ロワ
エリーゼ・ルルーは、双子の姉妹。エリーゼは亡き母から料理のルセット(レシピ)を受け継ぎ、妹テレーゼは薬草オタク。黒猫のサンドリヨンとともに暮らしている。
ある日、伯爵家の馬車が現れ、魔王の血を引くというバルバストル伯爵家のアラン様のために専属料理人に指名されたと、迎えが来た。
魔界からの血を受け継ぐ伯爵家は、原則的に<宵闇の葡萄酒>という特別な飲み物さえあれば、人間と同じ食事をする必要がないのだが、アランが人間よりの体質に変化し、魔力がこつぜんと消え、<宵闇の葡萄酒>をうけつけなくなったのだという。

アランは表情もなくエリーゼを見聞していたが、急にふっと微笑んだ。
下唇を、つう……となぞられた。
耳元を、甘美な吐息がかすめる。

「………確かに僕好みの顔ではある」

「だがそれとこれとは話は別だ。エリーゼ、僕は人間と同じ食事をするつもりはさらさらない」


●氷の魔物と薔薇のクグロフ
田園地帯に霜柱の精霊(ジャック・オ・フロスト)が出たらしい。被害を食い止めるために、エリーゼのお菓子が配られたが、ある日、霜柱の精霊が直接エリーゼに会いに来た。しかも、頭には邪悪な精霊を載せている。
たくさんの仲間が封印されているという邪悪な精霊は、霜柱の精霊の力を使い、エリーゼに復讐しようとしたのだ。
しかし、アランがエリーゼの身代わりに光の玉にあたり…
アラン様の心が氷菓子のようになってしまって!?

●呪の人形と羊のビスキュイ

人形可愛い。p257アラン様楽しそうだ。
二人を中心にした話がもう少し読みたい気もするが、区切りはいいので続刊があるのなら薬草オタクの妹?
祝・脱・でこちゅー。

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