本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
嘆きのウエディングドレス ミシェル リード
2015年12月02日 (水) 18:17 | 編集

嘆きのウエディングドレス (ハーレクイン・ロマンス)
2009/5
ミシェル リード

---楽天---




嘆きのウエディングドレス 

ミシェル リード

親友ビアンカの結婚式に招かれ、エリザベスはミラノへと発った。結婚前のパーティが続いたある夜、ビアンカの婚約者、ルチアーノの魅力に屈し、エリザベスは彼にキスをしてしまう。これはまさに親友に対する裏切りだ。彼女は自分を激しく責めた。だが挙式直前、エリザベスの兄がビアンカと駆け落ちするという、とんでもない事件が持ちあがった。兄は会社の金を横領したうえに花嫁を連れ去ったらしい。「兄さんを刑務所に送りたくないなら、僕と結婚しろ」脅迫めいたルチアーノの求婚に、エリザベスはなす術もなかった。(R2389)
----------------------
copyright R2389
The De Santis marriage

珍しくヒーロー視点ナシの鬼ロマ。ヒロインは、脅迫されながらも、彼に惹かれているヒロイン。親友の婚約者と結婚してしまう罪悪感や、父親の期待を裏切ったことに気落ちする、ブルブル怯え系。
興奮すると灰色から緑の瞳に変わるヒロインを手に入れるためには、手段を選ばない男なのだが、彼の内面が隠され、ラストに色々と暴露状態になる辺り、かなりドラマチック。
狩りをするつもりはないと嘘ぶきながら、狩る気満々な男なのだ
なんなんだ、この男は〜〜!と叫べるロマで楽しかった。

あらすじ
親友の結婚式に先立つパーティーはどれも華やかだったが、エリザベスはちっとも楽しめなかった。
ビアンカは寄宿学校時代の辛い時に一緒にいてくれた親友だ。たとえこの服がビアンカからの借り物で、旅費は彼女の両親が負担してくれているのだとしても、家族の問題から解放されてパーティーに参加できることに感謝していた。
エリザベスは、ビアンカの婚約者ルチアーノが苦手だった。その魅力に圧倒され、震えてしまう。
スカラ座のオペラの後は、食事とダンス。
ルチアーノからダンスに誘われたときは、かなり酔がまわっていた。
彼の目がからかうようにきらめくのを見て、エリザベスは頬を赤らめた。

「私、慣れていないから……」

「こうして男の腕に抱かれることに?」

ルチアーノは素敵だわ。否定しても無駄よ。すべてが完璧だもの。加えて酔もあり、エリザベスはついに目を閉じて感情に見を任せた。
エリザベスはすっかり気を許していた。そのことに気づいたのは、ルチアーノの喉元に唇を押しつけ、その温かい肌を味わったときだった。
我に帰り、当惑し、自分がしたことの重大さを悟る。たちまち顔が真っ赤になった。
私ったら、ビアンカの婚約者にキスをして、舌まで這わせてしまったんだわ!


冒頭の経緯。ところが、翌日ビアンカはエリザベスの兄と逃げ出した。ルチアーノの元へビアンカの手紙を届け、事情を知らせてほしいと友人の母に頼まれた。
ルチアーノの元へ訪れると、彼は逃げ出した花嫁の身代わりをエリザベスに命じた。逃避行の資金として兄が横領をしたと指摘したのだ。結婚すれば、父を借金地獄から救い力を貸すと言う…
「君が僕に返すのは、君の中に宿る僕達の子供だけだ」

世間は大騒ぎとなり、”略奪者”と悪女呼ばわりされることになったエリザベスは、父からは母親と同じようなろくでもない女になったと思われ、惨めな気持ちのまま式を終え、カリブへ。

あらあら、おばかさんね…とヒロインに突っ込みを入れつつ、更に斜め上を行く彼の結婚提案。脅迫まがいの結婚にガクガクブルブルの展開。
彼に気持ちを開きはじめ、ハネムーンらしい中盤。そして、ラストの暴露です。
親友を裏切る罪悪感を抱かせまいとしたのかしら?彼なりの優しい嘘なのだろうけどね…、いろいろと最後の最後で裏目に出てムフムフする。
彼の行動を理解しようとするのが間違っているから。最初からそんな罠をはる彼は全然理解できないわ。でも、これぞ、ロマ〜〜〜ンス!叫
(悪趣味だと言われようとも!)

ミシェル リード 読了一覧

海外ロマンス 読了一覧


関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク