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婚礼の夜をふたたび ミシェル リード
2015年12月02日 (水) 17:35 | 編集

婚礼の夜をふたたび (ハーレクイン・ロマンス)
2012/3/16
ミシェル リード

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婚礼の夜をふたたび

ミシェル リード

大富豪ロークの妻として幸せに暮らしていたアンジーは、1年前に夫の浮気を知って家を飛び出し、今は独りで暮らしている。ある日、大学生の弟アレックスがやってきて、驚愕の事実を告げた。ロークの口座で決済されるアンジーのカードを無断で使い、インターネットの株取り引きで莫大な額の損失を出したというのだ。それを知ったロークが、アンジーに会いに来いと言ってきた。いちばん顔を合わせたくない相手に弱みを握られてしまった!屈辱をこらえ、お金は少しずつ返すと訴えるアンジーだったが、ロークはからかうような冷笑を浮かべ、妻を抱き寄せてささやいた。「きみを呼んだのは、このためだ」。(R2716)
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copyright 2011
After their vows

弟のために人生を捧げてしまい、夫となったロークをないがしろにし、さらに夫の浮気を知ったアンジーは、夫と別居中の身。
弟と夫との間に挟まれ、夫の浮気に苦む彼女が、ロークの言葉をうけいれざるおへない状況の中で、弟の変化を見守り、夫を信頼するということを学ぶまでが描かれる。
夫の浮気は女の罠で濡れ衣を着せられた夫ロークは誠実でいい男なだけに不憫だし、夫を信頼できずにヒステリックになっているヒロインなので、ちょっと読んでいて疲れるというのが本音。

あらすじ
別居して一年、アンジーは彼が大喜びで食いつくとでも思っているのか、離婚を申し立ててきた。心に傷を負って彼から逃げたイギリス人妻とのこれからについて考えをめぐらすと、豊かなあずげの下の彼の黒い瞳が抜け目なく輝いた。

「ア・エスペランカ・エ・ア・ウルティマ・ケ・モーリ」

ロークのくちから母国語のポルトガル語のことわざがもれた。
「最後に残るのは希望だ」
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アンジーは弟アレックスから恐ろしい事実を聞かされた。アンジーは借金が嫌いだ。両親が自動車事故で命を落としたとき、17歳の彼女と13歳の弟は、それまでの裕福な暮らしがすべて借金でまかなわれていたことを知らされた。
それからは、弟のために懸命に働いてきた。カーラと出会いモデルとなり、三年。そのおかげで弟は裕福な学友たちが楽しんでいることをひとつ残らず楽しめた。
だが、その弟が株の投機に失敗したというのだ。財源はアンジーの別居中の夫ロークのカードだと言う。
アンジーは最愛の弟の正体をはっきりと見せつけられる思いだった。弟のことで言い合いになったとき、ロークがなんと言ったかしら?”きみが甘やかすのをやめないと、アレックスは今にろくでもない人間になるぞ”
手渡されたそっけないほどの短い伝言に見入った。
<八時。アパートメント。遅れないこと>
弟はロークから警察に突き出すと脅されている。名刺の裏の文面は離婚届の返事であり、弟にそれを届けさせ、ちょっとした圧力を加えたのだ。
たいした圧力だ。
<八時。アパートメント。遅れないこと>


冒頭の経緯。結婚生活でモデルの仕事を続けたことに対する不満、弟を優先させることへの不満。その不満から彼がナディアの元へ走ったのだとしても、罪の意識をもつことすらしない彼が許せない。
しかし、弟がもしかすると婚約指輪にも手をつけたのかと恐怖に震え、パニックに陥る彼女を前にしたロークは、アンジーと弟を完全に切り離すことを決意し、彼女の抵抗を封じ弟をブラジルへ、彼女とロークは結婚生活の修復のためポルトガルへと向かう…

ろくでもない弟なのだが、弟なりの挟持を理解するロークの心中を知り、いままでの板挟みから解放されながらも、なんでもっと早く…と思うヒロインなのです。
彼の前から姿を消していた一年。病院でつらい思いをしていたヒロインなのだが、自滅型であるだけに、共感は難しい。
後半から、別居の切っ掛けとなった当時の再現の中で、怯えながらも夫を信頼するべきか悩むという展開なのだが、ぐだぐだに感じなくもない。
ふう。疲れた。

ミシェル リード 読了一覧

海外ロマンス 読了一覧

漫画はヒロインのヒステリックさがあまりなくて、読みやすい。


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