本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
闇獅子伯爵の再婚事情 森崎朝香
2015年12月05日 (土) 17:01 | 編集

闇獅子伯爵の再婚事情 (一迅社文庫アイリス)
2015/10/20
森崎 朝香 (著),

---楽天---




闇獅子伯爵の再婚事情 

森崎朝香

「君は私の婚約者だ。だが……私に媚びる必要はない」辺境の老伯爵の再婚相手に選ばれた、貧乏名家の令嬢リリーマリア。家族のため覚悟を決めて嫁ぎ先に向かった彼女を待っていたのは、異形の獅子を従える美貌の青年伯爵だった。悪魔に憑かれ不老だという彼は、形だけの婚姻関係を申し出てきて――!? 悪魔憑きの青年伯爵と、彼に求められた令嬢が織りなす悪魔婚約ラブファンタジー。
------------------------

鳳挙の花嫁 朱明探求」など、講談社X文庫ホワイトハートで活躍している作家さんです。
悪魔憑きの伯爵との政略結婚ものということで、ちょっと期待していたのですが、なんだかいまいちだった。
前半は面白かったのに、中盤から唐突に病んだ女に絡まれて、挙句、前妻への想いをあからさまにさらけ出され、ヒロインの立場は薄くなる一方で、高い所の籠から見物するしかないヒロインと読者の立ち位置が同じという、微妙な展開になんともいえないものがあった。
読み切りとしては中途半端で他の設定が気になるのだが、続刊はあるのかしら?
表紙絵をクラシカルに色調補正した悪魔憑き状態のサルヴァトーレバージョンのカラーピンナップ付き

あらすじ
80歳の老人ゴルトフェルト伯爵と結婚することになった貧乏名家の令嬢リリーマリア。
遠い縁戚関係の伯爵家からの突然の申し出に戸惑いながらも、従者シモーンによって用意されるまま嫁入り支度は整った。
ところが、道中の宿で何者かの声とともに、気づいた時には空中に放り出され、挙句魔物に追われた。
危ない所に現れた男は、リリーを助けてやろうと言うが、対価に体を求めてきた。男は、交渉は決裂したとわかると姿を消し、リリーは再び危険にさらされる。
そんなリリーを助けたのは、金色の獅子の獣に乗った、琥珀色の髪の美しい青年だった。

「私はゴルトフェルト伯爵だ。君の婚約者だよ」


冒頭の経緯。伯爵サルヴァトーレから、リリーは契約結婚をもちかけられる。悪魔との契約によって力を手に入れ初代から生きながらえ、国家につくしてきたという彼は、若い女性の血を必要とし10年ごとに妻を変えてきたと言う。
血と書類での『式』によって婚約したリリーは、サルヴァトーレを理解しようと、お菓子を作りはじめ…
しかし、夢の中の女性に恋するシモーンによって、リリーは危険にさらされることに。

二人の関係が少しずつ進展していくのは楽しかったのに、中盤からシモーンが暴走。そして、サルヴァトーレを偏愛するアイラの登場とバトルの展開。
悪役のアイラの病みかたが、ヒステリックでかなり鬱陶しい。利用されるだけだったシーモンはしょぼくて、ヒロインは後半は脇役のように病んだ女と婚約者の言い合いを眺めるという…前半は面白そうだっただけに…ぬぅぅ。
リリーにつきまとっていたベリアルと呼ばれた若者は何者なのか? まったく明かされないまま。
続刊でその辺りのヒロインの恋愛感情などもふくめて、アイラや、謎の若者、契約はどうなるのか?スッキリするとしたら読みたい。
続刊ないとつらい。

一迅社文庫アイリス 読了一覧




関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク